日記
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2002年7月1日(月) カウンタ落ちついた
 RUNE新作。野々原ファンの皆様お待ちかね。シナリオは、あのファンディスクでぼくが苛々させられた人みたいですが、『リトルモニカ物語』のように「ストーリィはそれとして、らぶえち充実」なら全面肯定。

 うわー懐かしいライジンオー。大好きでした。しかし有料壁紙、なぜその絵が最初に

 で、今日もリンクいただいたサイトに感謝を。

 NIGHTさん『ゆうがいjukebox』6/28分

 お名前が分からなかったのですがこちら(6月分)、つかトップ絵があああー。

 宗子さん・八重洲さん『DCC-JPL Japan』(6/27分)

 望月明夜さん『酔っぱらいお兄ちゃまの日々』(7/1分)

 そして、またもや外国からのリンクが。ここの「妹妹公主」からこちら。可憐と咲耶の食事当番状況などを読んで喜んでいただいている模様。
2002年7月2日(火) 振り返って
 シスプリ度チェック、242シスプリでした、まだまだ精進が足りない。つか、原作の文章が倉橋由美子とか、絵が町田ひらくとかで爆笑。ところで問1などは、実際に可憐がであるぼくはどう答えたらいいのでしょう。って言ってる間に、可憐の掲示板に不届き者(気持ちは分かる)が。ちゃんと可憐を守ってあげないと、初代に怒られてしまいます。

 完全に静寂が戻ったので、6月最後の1週間のアクセス数を確認してみる。

  6/24 711
  6/25 768
  6/26 904
  6/27 7276
  6/28 3117
  6/29 1563
  6/30 1183

 「半減期」という言葉を思い出しました。
 最新日記ページが月間で約8500、1日平均28程度。一方で、シスプリ考察本文ページはたった5日で5800強、1日平均1100ちょっと。この差は一体何だ。いかなる異常事態が発生したのか、あらためて理解できました。トップカウンタも、この間に2倍近くに増えましたし。桁はまだ全部埋まらないみたいですが(当然)。
 現在、あの文章を再修正しつつ、第4話考察も書き進めているのですが、次回は果たしてどうなりますやら。などと、結局あの雰囲気に味しめた模様。このサイトは基本的に日記主体ですが、あの考察やゲーム感想も、日記とはやや異なる無闇な熱意を傾けて書き倒していますので、それが「すごい」「馬鹿すぎる」「アニプリ見たくなった」などと評価されれば、これは心底嬉しいものです。ただし問題点がいくつか指摘されているので、早く直さねばなりませんが。

 ところで、最新日記の1日平均アクセス数は、先月とほぼ変わりません。つまり、台風一過の前後でここを読んでくださっている方々の数はほとんど増えていないという事実。お読みいただきありがとうございます。またいつもの馬鹿話など書き綴っていきますので。
 もっと言えば、あの考察ページ関連以外はほとんど読まれていないということになりますか。さらにさらに、あの考察文さえ、もしかしたら「巡回先でリンク発見→開いてみた→わっ何だこの長たらしい文章は→やめやめ、でも表だけ見ておくか」という必殺コンボで観流した方も少なくないのでは。気持ちはよっく分かります。
2002年7月3日(水) 思い出の文庫
 だいぶ前のニュースですが、とくそんさんのところから(妹唱歌急いで修正します)、社会思想社倒産
 この出版社といえば現代教養文庫。思い出せば、少し知的ぶりたかった小学生高学年のぼくにとっての憧れの文庫でした。ペレリマンの『おもしろい物理学』『続おもしろい物理学』や『エピソード科学史』など、小遣いをやりくりして買った自然科学ものを、寝る前に何度も繰り返し読んだあの頃。天文学の本を読んで、ちょうど『星のローカス』にはまっていたぼくは、天体望遠鏡を欲しがったものでした。もしも理科系の学問をここで徹底的に学ぶ意志を持てたら、ぼくは今そっちの道に進んでいたことでしょう。
 しかし中学生になると、ぼくはむしろ宗教や思想に傾斜していきました。この文庫から選ぶものも、神話や民話が多くなっていきます。星の神話、ケルト民話、とくに『ギリシア神話<付 北欧神話>』。これでおなにできた頃が懐かしい。ピグマリオンの女性像、首飾りのために小人達と寝たフレイヤ、ヴェールンドに汚された王女。大体この頃から性癖が変わっていないことに絶望的な驚きを感じますが、それはさておき。
 いったんはこの文庫から離れて岩波や講談社に心奪われるものの、『火吹き山の魔法使い』に始まるゲームブックはぼくを再びこの文庫に立ち戻らせます。原技術点に+1の喜び。ディ・マジオの呪文。バルサス・ダイア、ポートブラックサンド、トカゲ兵、地下迷宮、目くるめく『タイタン』の世界。『ウォーロック』は買わずにD&Dへと向かったぼくでしたが、本の腹が黒くなるまでゲームブックを繰ったあの日々、そしてガイギャックスの『ロールプレイングゲームの達人』。
 そしてまたも物語、シャルルマーニュ、ドイツ中世英雄シリーズ、ジプシー、カイトリー『妖精の誕生』、シュペルヴィエル、ゴーチェ、タニス・リーまでいたり。
 ぼくという人間の一部を、間違いなく形作ってきたこの文庫が、こうして終わりを迎えることに、何とも言われぬ感慨を覚えます。今更ながら感謝しつつ、入手すべき本を早く買いに行かなければ。

 ちなみに、『フランス中世艶笑譚』、ラフォンテーニュ『ラフォンテーニュの小話(コント)』『愛の神(キューピッド)のいたずら』あたりはえろいです。

 裁判お疲れ様でした、そしておめでとうございます。って言うのはおかしいのかもしれませんが、日記での展開をかなり以前から読ませていただいてたぼくとしては、第三者ながら、勝手にお祝いいたしたく。しかし本物の電波野郎ですね、その社長。でも世の中では決して極端な例外ではないのかもしれず。こわ。

 タロット情報ありがとうございます。アニメ版シスプリ第4話の考察に不可欠なもので。

 追記。メモ。
 アニメ版シスプリは、
  第1-2話:共同体の形式的構築
  第3話:共同体原則再構築
  第4話:対兄原則適用
  第6話:平等原則適用
  第11-13話:兄-妹相互関係性確立
  第23-26話:共同体の自発的再生
 といったあたりを検討すれば、全体の枠組みは明確化できる。ただし、可憐や千影などの重要性を理解するには、それぞれが主役の回を吟味する必要がある。
2002年7月4日(木) 後日記入
 えらい後からここ書いてます。

 『RABITT HUTCH』さん(6/28分)

 すっぽんぽん太さん『ぽん太堂』(7/2分)

 第3話考察へのリンクありがとうございました。

 あと、ついでにこんなとこがリファ漏れ。どうする
2002年7月5日(金) 昨日の日記
 ついに最終締切が過ぎました『萌え文集』第2集。今回じつに130ページを越えるという大変なありさまで、執筆者の皆様お疲れ様でした。ゲラを全部印刷したら、その重さに泡吹きました。原稿間に合わなかった方々、とても残念でしたが、またいつかの機会ということで。
 ゲラ読みながら、皆さんの萌力に圧倒されます。ぼくも今回初めて参加したわけですが、どう書いたものやら悩んだあげく、最後に出来上がったのは萌えなのかフェチなのか判断しかねる(つか後者)代物。精進します。

 各方面から「本気か?」と不安な眼差しを注がれている萌え文集最萌トーナメントですが、作成したぼくも激しく同感です(無責任)。いや、ネタ的に面白かったので、つい夜中に勢いで作ってしまったという罠。ところがダイス片手に対戦表を埋めていったら、入江さんと文月さんが対戦することになったあたりから妙な導きを感じ始めました。そしてついには運命の女神の悪戯を感じさせる組み合わせばかりにになってしまいましたとさ。なにか。さんなんて、1回戦がお誕生日らしいし。本当にダイスだけで決定したので、ぼく自身が一番驚いています。
 でまあ、どこまでもネタなので(最初は自分の日記からリンクはるつもりさえなかった)、これはこれとして終わっていいと思います。もし投票まで勢い続くのであれば、自作自演だろうと何だろうと笑えればいいような。負ければあうー、勝てばみんなにハァハァ弄くられてこれまたあうーという、誰も幸せになれないきわめて平等主義なトーナメント、さてどうなりますやら。

 シスプリ第4話考察、半分ほど完成。土日で書き上げる予定。

 はむらびさんからこのニュース。すごい。しかし一体何者なのでしょう。手がかりとして、「赤い服を着た若い男」というと…。
 赤影。ズバット。
 年がばれます。あるいはバオーかアーカードか。ワッハマンとか。夢は広がる。
 南斗列車砲も実現の運びか。
2002年7月6日(土) あうー
 何かめちゃ重いので手短に。
 シスプリ考察第2弾を上げました。こちら
2002年7月7日(日) アニプリ原理主義宣言
 というわけで、またアニメ版シスプリ文書きました。今度は第4話「くまさんどこ?」。

(1)なぜ雛子は熊のぬいぐるみの夢を見たのか、そしてそれを探しに行ったのか
(2)なぜ花穂はあんなにお間抜けに見える態度をとったのか
(3)なぜじいやは最後に熊のぬいぐるみをプレゼントしてオチをつけてしまったのか

といった第4話で嘲笑されやすい諸問題に、真正面から「そうせざるをえない」ものとして答えています。ぼく自身はあの話、雛子や花穂、そして航の健気さを涙なくして見られないのですが、そういう人はきっと少数でしょうから、この一文がせめてもの灯火にならんことを。

 などと書きつつ、やや意気消沈しかけています。
 某所にて、第3話考察が批判されていました。それはありがたいことなのですが、その主旨が「作品への愛情」に欠ける、というものでした。これは、心底辛かったです。

 まずぼくの立場から弁明すれば、ぼくはシスプリのファンで、とくにアニメ版シスプリの熱心なファンで、しかも可憐の猛烈なファンで、この屈折した愛情は誰にも負けないつもりです(でなけりゃあんなに文章書けません。)そして、アニメ版が原作との対比で低い評価を与えられやすいことに不満を覚えていました。アニメにはアニメのよさがある。B級としてのよさというだけでなく、アニメとして立派に筋道が通っている、という意味でのよさが。しかし、ぼくにはそれを絵などで表現する能力はない。だから、ぼくのできる「考察」という領域で、自分なりの愛情を精一杯表現してみたわけです。
 といっても、最初は「第3話の2つの表をきちんとおこそう」という程度の意識しかありませんでした。Webで探してみてもちょっと見つからなかったので、資料的価値はあるかな、と。そうしたら、四葉が2回登場したり、可憐が当番回数多かったりと、意外な事実が判明してきた、と。そのうちに、これらの表を作成するさいの妹達の姿が思い浮かんできて、あんな文章ができあがったわけです。

 しかし、ぼくはそこで、最初から平和で相互理解の完成した状態を妹達に期待しませんでした。むしろ、表面的にとりつくろいながらも、背後では互いの利己心や嫉妬心などがそれなりに渦巻く状態を想像しました。なぜなら、人間とは誰しもそういう暗部を持ち合わせているものですし、とくにぼくが理想とする可憐はそういう女性ですし、また、そういった闇の部分を持ち合わせてなお、やがて兄とともに本物の相互理解と兄妹愛へと到達する、それこそがこの作品の真の主題ではないかと考えたからです。あのアニメを「航の成長過程を描く作品」として解釈されている方々がおられますが、ぼくはその指摘を全面的に受け入れつつ、さらに、妹達もまた、兄とともに成長していく物語なのではないか、そう思うのです。そしてそれは、互いのエゴを否定するものではなく、むしろエゴをふまえたうえでさらに共感的理解という一段高みに至る、そういうものではないか、と。

 そして、そんな兄妹の人間的成長の姿を描くことができたのは、これまでアニメ版をおいて他にないのです。

 ぼくは自分の脳内家族でも雛子を少しずつ成長させているような人間です。成長しないことが必ずしも悪ではありませんが、少なくともアニメ版は、その成長を明らかに肯定的に捉えています。ならばぼくは、それをきちんと示したい。そうすることで、不細工なイレギュラーとしてフリーク的にのみ許容されているこの作品だけのよさを、ちゃんと分かってもらいたい。そしてそのうえで、この作品を本当に好きになってもらいたい。
 これがぼくの、作品への愛情です。

 ただ、もしも、考察という行為そのものが、結局は対象をダシにした自己満足でしかないのであれば。あるいは、ぼくが考察を書くうちに、自己顕示欲にまみれて作品を嘲笑してしまっているとすれば。それは、全く自分の罪です。これに気づかせていただけたのは本当にありがたかった。
 とくに、ぼくはああいう可憐が大好きなので、これがぼくの愛情表現なのか、それとも貶めているにすぎないのか、判断しかねる箇所が少なくないかもしれません。でも、ぼくは人間的な弱さや暗さをもった可憐を全部ひっくるめて愛しますし、また最終回まで考察を書き終えたときには、可憐も他の妹達も航も眞深も燦緒もじいやも、あの世界の全ての人間が各人と世界とに調和をもたらすはずです。

 「はず」と書かざるを得ないのは、ぼくがまだ最終回を観たことがないためでもあります。さらに白状しますと、17話から23話もまだ観たことがありません。そんな不十分な有様でよくあんな偉そうなことが書けるな、と言われそうですが、そんなぼくが最終話での大団円を心より願えばこそ、それを可能にする彼らの心を信じればこそ、途中の危機も恐れずに認めることができたのです。
 これはB級アニメだからといいながら「どうして航はああ何度も何度も逃げ腰になるのか」と笑うことはたやすいですが、もしや、本当に腰が引けているのは、視聴者であるぼくたちではないでしょうか。
 もし人が、はじめから充足している兄と、彼を愛する妹の姿を求めるのであれば、原作やゲームを手にすればいい。ぼくもそれらの作品を愛しています。でもその一方でぼくは、そんな素晴らしい兄と妹達になるべく皆で懸命に努力する航達の姿を、今しばらく追いかけていきます。

 はい、ぼくは『アニメシスタープリンセス』が大好きなんです。

 この想いを胸に秘めつつ、今回与えていただいた自己反省の視点を忘れずに、今後も考察を続けていく所存です。ありがとうございました。原作やゲームのファンの方々に負けない気持ちで、ぼくはアニメ版のよさを綴っていきます。
 最後にはむしろ意気軒昂。
2002年7月8日(月) どうもです
 取り急ぎこちらで確認できた、第4話考察にリンクいただいた方々。ありがとうございます。

 『夜雲』さん(7/6分)

 『BRAINSTORM』さん7/6分

 『かーずSP』さん(7/6分)

 『カトゆー家断絶』さん7/7分

 『俺的セカンドページ』さん(7/7分)

 『俺ニュース』さん(200207-070206分)

 『銀河シメサバ連邦 -Rebirth-』さん(7/6分)

 『愉快な神父さん』さん7/7分

 『雛鳳』さん(7/7分)

  『すててジャーナル』さん(7/7分)

 『二酸化炭素』さん(7/7分)

 『BOGARD La+』さん7/7分

 『くーるスニクCAFE』さん(7/7分)

 『タイトル募集CHU!』さん(7/7分)

 あとで追記する予定。

 で、翌日追記。さらに確認したサイト。どうもです。

 MIYA.さん?のサイト7/6分

 波打さん『ウェーブがビート』(7/7分)

 『産能大学SG研』さん(7/8分)

 『UPHEAVAL』さん7/8分

 『タドゥーのいろんな日常』さん(7/8分)
2002年7月9日(火) 萌えの道
 さて、色々不義理も多いし。少しずつ通常の日記に戻したい塩梅で。

 oriさん、今までどうもありがとう。またいつか。
 『萌え文集』の原稿で一切を書き尽くした、という言葉に、やはり心撃たれるものがあります。ぼくはそこまで全てを込めていないと思うから。いや、決して不真面目に書いたということではなく、ぼくは誠実に中途半端に萌えているつもりです。それがぼくの渾身の萌え方。キラウェア火山の噴火みたいに、たらたらとろとろ流れていく萌えのマグマ。でも、そんな山から眺めれば、爆発するがごとき大噴火の輝きは、どうにも美しくて、羨ましくて。いつかあんなふうに、とは思っても、無理すれば自分が自分でなくなってしまう。そんなわけで、ぼくは今日もとろとろ萌えてます。
 そんなぼくでも、文集では偉大な山々と肩を並べて萌えられるわけで。幸せですね。

 それから、萌え文集最萌トーナメントについてのお詫び。元々ほんのネタだったものをああして勝手に形にしてしまったあたり、全面的にぼくのミスです。知らずに名前を使われた方々、ご気分を害された方々、申し訳ありませんでした。ただ、このまま終わると歯切れが悪いので、終わり方まで内輪ネタにしてみたり。このへんが往生際の悪さというか。協力下さいました利休さん、初代らむださん、そして美早ちゃん、どもでした。

 話題になっていた2ch有志による海岸クリーン作戦、望月明夜さんが実際に行ってこられた模様。すごい。行かなかった自分には何も語る資格がないので、ただああいうセンスあるイベントを実現できる人達が大好きだとだけ記しておきます。

 で、アニメ版シスプリ。アニプリ原理主義とはきわめて希な存在みたいですが、誇らしいですね。とはいえ、ぼくも一応は原作やゲームについての情報を持っています。例えばキャラクターズブックなどについては、3日間で15冊読み通すとか、各巻のはぁとマーク数調査各巻の兄呼称数調査各巻の行数調査など、基礎的なデータを収集しております。(なお、これらの数値については美森氏による統計処理がなされています。)
 ですから、アニメ版だけしか眼中にないわけではなくて、シスプリワールド全体の中で、アニメ版の独特の価値に注目したい、ということです。それってアニメ版しか知らないより業が深いかしら。まあ、上海亭さんのしすぷりファンダメンタリズム宣言の二番煎じみたいなものです。ぼくもあの明快な主張をまず基礎にしてアニメ版を観ているわけですし。

 ただ、このさい先達の胸を借りて自分の主張を確認すると、「妹との絶妙な距離感」はアニメ版では「同居しながら心が遠い状態からの接近」として置き換えられると考えます。もちろん、原作からみれば明らかに改悪とすべき設定ですが、それを断定する前に、制作者の改変意図を読みとりつつ、一見破綻しているドラマを再解釈してみてもいのでは、と。それは原作の「正統性」をいっそう明確にしつつ、アニメ版の固有のよさを理解するというかたちでなされるはずです。
 そういうわけで、上海亭さんの「原作が初代ガンダムならTVアニメ版シスプリは『機動武闘伝Gガンダム』ないし『MS第08小隊』」という巧みな比喩に内心賛同するものの、いつかこう反論したい気がするのです。
 アニメ版こそがTV版初代ガンダムで、原作は小説版初代ガンダムなのだ、と。
 道は遠く果てしない。

 久々の馬鹿話。

らむだ「で、シスプリ第3話の登校シーンでみんながエレベーターに、」
美 森「エスカレーターだろ?」
らむだ「え?…あ…。」
美 森「…。」
らむだ「…わかってんねんで!」
美 森「(嘲笑)書いとけ。」
2002年7月10日(水) だいやるだいやる
 DEARNAさんから、文庫本の話。ソーサリーシリーズはぼくもえらいはまってました。最後の最後でヘタレな呪文を唱えて瞬殺されたことが思い出深いです。『王たちの冠』表紙絵の空の青さがなぜか心にしみて。しかしフランス書院文庫とは…。ぼくは富士見ロマン文庫でした。
 ところで、驚愕。とりあえずよく見てみたところ、所有単行本を60冊確認できました。それにしてもこの塔は。現代のバベル、しかももう1本できたとか。

 ども。どこまでが、あるいはどこからが「萌え」なのかは、よく分かっていないのですけど。あと、「妹達」から「姉妹」になるその瞬間こそ、最終回なのだと思いたい今日この頃。今のところ、「姉妹ゲンカ」ができないんですよ。「妹同士のケンカ」はいくらかできても。兄に関わりのないところで、ぎゃーぎゃーと引っ掻き合える状態はまだまだ先のようです。2人のケンカ→周りを巻き込んで拡大→複雑に入り交じって大騒ぎ→兄がやってきて「やかましい」→「お兄ちゃんは誰の味方なの」→「誰の味方でもない、いいからやめなさい」→みんなで兄に反抗、なんて流れが理想的。何の理想だか。
 そいえば、こないだの利休さんとの電話。うろ覚えながら文集関連で。

らむだ「さすがに文集用のネタも、これ以上続くと結構切らしますよね。」
利 休「そうですね、感情で書くのか理性的に組み立てて書くのか、それによっても書ける場合とそうでない場合がありますね。」
らむだ「やはり、ある程度は勢いが必要ですし。」
利 休「そうなると二次創作よりも、最初からオリジナルの設定を考えた方が楽なんですよね。」
らむだ「いや…それは…。」

 相手が強すぎました。自由度は確かに高いわけですけど、設定をあのように綿密にできる自信はぼくにはないです。

 電話といえば、昨日しのぶさんともお電話したりして。いきなりえろげやえろまんがやシスプリなどの話題で全速前進。えろまんがにおける繊細な萌え描写の価値について、とらハのおまけシナリオ問題について、などなど。思うに、しのぶさんが重視するのは、存在が揺るぎなく肯定されることであり、ぼくが重視するのは、善意に基づく行為が無条件に実を結ぶことなのかな。あくまで比較としてですが。で、ぼくの方が考えとしてはいっそう甘い。フィヒテ好きですし。
 そしてアニメ版シスプリの話から認識論的問題。二人ともアニメ版はいい作品だという共通理解があるものの、

らむだ「こういうふうに兄を奪い合う可憐達って、ほんと健気ですよねー。」
しのぶ「それって『健気』なんですか?」
らむだ「はい、それはもうたまらないくらいに。」
しのぶ「どうもこうやって話していると、とても同じアニメを見たとは思えなくなってくるんですが。」

 全くでした(ゆんゆん)。さらに四葉について、

らむだ「四葉が兄チャマの部屋の窓を近くの家の屋根から夜見張っているとするでしょ?
    で、冷えてきてしまったらどうするか?」
しのぶ「いったん降りますか。」
らむだ「ところがちょうど兄チャマチェキのタイミングで、降りるに降りられない、と。
    そこで、周りを確認したうえで、こっそり雨樋にする、なんてことを想像してみたわけです。」
しのぶ「それは…。」
らむだ「で、そのときハンカチを口にくわえているんですね。」
しのぶ「…そのハンカチを口にっていうのは、ちょっと萌えましたね。」
らむだ「きましたか?」
しのぶ「ええ、きました。」
らむだ「じゃあ、いつの間にかそうするのが癖になってしまって、しまいには、
    チェキすべき兄チャマの窓に向かって、むしろ『こんな自分をチェキしてほしい』と逆転現象が」
しのぶ「うーん、そこまでいくと、ちょっと興ざめです。」
らむだ「ああ、しまった…。」

 過ぎたるはなお及ばざるが如し。調子に乗りすぎました、ごめんなさい。
2002年7月11日(木) また書きました
 第4話考察にリンクありがたくリンクいただいたサイト。

 『バーチャルネットサーファー(激しく死語)・蒼 霹靂』さん(7/7分)

 『DCC-JPL』さん7/8分

 『Floating Mind』さん(7/8分)
「…こうなったら“DVD版シスプリ angel 01〜02”買うかなぁ(脳内委員会で検討中)」
 ぜひ。ただ、angel 01はやはりちょっときついので…。いや、第5話まで続けて見れば大丈夫かも。だんだん航と妹達が接近していく過程ですから。あと、そのサッカーチームでの可憐の起用法は正解だと思います。

 そして『■ちぇき。■』さん(7/11分)に驚くほど速攻でチェキされた、アニメ版シスプリ第5話考察、昨晩書き上げあぷしました。ほーらみんな、アニメ版シスプリがまともに思えてきた〜(逆効果か)。

 これで序盤戦は終了。次は第6話・第7話でのスタートラインの問題、あるいはさかのぼって第1話・第2話での状況確認の予定です。sispuri.1stとかsispri.2ndとかいうページをお探しの方、もう少しお待ち下さい。ただ、大枠に関する回ばかり扱っていると、書き方がどんどん味気なくなっていきますので、ヒロインもの(第8話の鞠絵とか)を間にはさむべきかも。
 たぶん、このままの勢いが続けば、全話を考察してしまうでしょう。自分にとって苦痛でしかなくなったり、文章に込める萌え心が枯れ始めたりしたら、物好きな別の方に委ねることにしますが、今は当分大丈夫なつもり。このまま日本一、いえ世界一のアニプリ電波考察サイトを目指します!(そんなもの日本一即世界一です。)

 とはいえ、今回の第5話分も、ちょっと前半の文章が乱れているとか、千影の部分が電波ゆんゆんとか、色々と問題がありまして、近々修正するやもしれません。こういう態度はいけない。あと、四葉の嫉妬心が顔を歪ませているという言い方は、確かどこかのサイトで見たことあるような…。どなたかご存知でしたら、掲示板に書き込んでいただければ幸いです。

 猿元氏による『西洋占星術による「シスタープリンセス」キャラクターの性格分析』、ついに完結。これは原作版準拠、しかも年齢設定に異論がありうるという点を差し引いても、間違いなく今後の重要な基礎資料になります。とくに妹達の「親」を考えていく上で、貴重な情報が多々含まれていますし。

 追記。
 可憐に厳しい異論を提起されたこともあり、第5話考察を修正・補論追加しました。さすがはぼくの妹だけのことはありました。
2002年7月12日(金) またつながりにくいー
 毎度ありがとうございます、リンクいただいた方々のサイト。

 『夜雲』さん(7/11分)
 『かーずSP』さん(7/11分)
 『二酸化炭素』さん(7/11分)
 『404 Not Found』さん(7/11分)
 『カトゆー家断絶』さん(7/11分)
 w-slashさん(メモ)

 『■ちぇき。■』さん(7/11分)
 >四葉の髪を下ろさせたヤツは偉いと思う。

 あの髪型の変更については、「作画の簡易化」という解釈もありますが、ぼくは四葉が少し大人っぽくなろうとした女心の表れだと思っています。13歳半の彼女も、咲耶達に色々刺激を受けるところがあったのでは、と。でもやってることはまだ子供っぽかったりして、これこそ女性と少女の端境期の揺らぎ。萌え。

 『田仲屋』さん(日記7/10、7/11分)
 >だんだんアニプリは隠れた名作なんじゃないかと思えてきました。

 よっしゃ…(握り拳)。最初の考察だけだと「へーこんなことも言えるかもねー」と流されそうですが、これが3回も続くと「もしや…?」と立ち止まっていただけるのではないか、と思って頑張ってきました。書き方があまりパターン化してしまうと飽きられてしまうので、これも問題なのですが。

 >今考えると、アニプリで可憐花穂咲耶雛子が他に比べて優遇されていたのは、
 >単純に「毎回毎回人気声優(ということにしておく)を12人もキープ出来ねー」というコトだったのかもしれませんねー。

 ああ、なるほどー。いわゆる「近衛」の4人(あるいは雛子を除く3人)がかつて兄と同居していた、というのはゲームの設定でしたか。アニメではそういう話はないみたいですし、制作側の都合は確かにありそう。ぼくは可憐と雛子が出ていればまず文句はないのですが(爆)。
 あと、馬鹿対決まで読んでいただけてどうもです。

 『桐箪笥』さん(7/11分)
 >でも、千影の役割は無理があると思います。

 やっぱりそうですかね(笑)。作品内の証拠がほとんどないため、完全に電波まみれになってしまいました。でももう後には引けないので、なるべくこのまま突っ走る所存です。

 『組長的記事本』さん(7/8分、繁体字中国語で表示)
 >「妹妹公主」動畫版考察其之二。
 >「兄妹關係的契機」,[口恩],基本上,這是做同人誌的好題材..........(死)

 どういう文意なのだろう…「同人誌のいいネタ」ってことでしょうか。

 で、昨日の可憐の異論に対して、DEARNAさんから「燦緒のことを知っていたのか」というさらに的確な突っこみが。でも、そのあと「可憐ならやりかねない」と納得してしまうあたりがさすがはお兄ちゃんでした。

 うちの掲示板にも嬉しい書き込みをして下さる方々がおられるのですが、そのお一人ナカイパトさんの『パト通』。こ…これは…(滂沱の涙)。可憐が!千影が!あああああああああ(萌え尽きてもいい)
 あと千影のかーちゃんとか。最高です。
 いやー、アニメ版が好きだという方がおられただけでも相当喜んでいるわけですけど、トップの

 >管理人はアニメシスプリ全メディア作品中最高説を主張しています

 というど真ん中のお言葉にしびれました。震えろその魂。

 双剣士さん『支天輪の彼方で』リンク集に追加いただきました、どもです。ところで区分が「Game批評」なのですが、これはアニプリ考察ではなくゲーム感想のことでしょうか。でしたら、ついでに先代らむだ氏の雑感も読んでいただけるといいかもしれません。なんかマイナーな作品ばかりみたいですが。

 可憐説についての美森氏による検証。こう考えると、確かに上手いですねえ。このあたり別に文章を立ててまとめるべきかも。

 とくそんさんから「アニプリ13時間マラソン」のご提案。合い言葉は「君は生き延びることができるか」。
2002年7月13日(土) 考察とかゲームとか
 こんなリファ漏れも見つかる今日この頃。

 第5話考察にリンクいただいたサイトに、今日も感謝。
 『産能大学SG研』さん(7/13分)
 『俺ニュース』さん(200207-121418)

 SUGIMOTO Hideakiさん『BiTmap Publishing』7/12分
 >きちんと全部揃って本になっちゃったりしたら

 同人誌で出しますか…その前に全話分、テンション落とさずに書きあげねば。

 『■ちぇき。■』さん(7/12分)
 >…でもね、6話だけはダメ。
 >忍耐との闘い。

 というわけで、次はその第6話を、何とかしてみます。
 あと猿元氏のシスプリ占星術に続くKanon占星術、ぼくも楽しみです。

 『田仲屋』さん(7/13分)
 >女性の胸の大きさは、背負った時の背中に当たる感触(ここ重要)で
 >「ぺた」「ふに」「むにゅ」「むぎゅ」に分かれると主張してみるテスト。

 >花穂は「年の割に巨乳」という裏設定が有るものの、一応年齢を考慮して「ふに」。

 ぼくはかつてあんよの擬音とか踏まれた時の感覚とかで判別してましたが、そうかこういう基準があったのか。
 ところで、年齢相応ということでしたら、まだ堅さが残る年頃では「つん」というのもありでしょうか。いやこれでは全然違う状態。

 久々の『萌えむぶれむ』。
 「ゾロ目で攻撃無効・即時反撃」というルールは、強い萌団ユニットが弱い萎団戦闘員に耐えられまくって序盤ホールドという、非常にイライラする展開を生みやすいので、「ゾロ目で攻撃はくらうが同時反撃」とルール変更しました。クロスカウンターが入る光景。戦闘員の場合は、最後のご奉公という感じですけど。
 で、昨日のシナリオ3リプレイ。入江・佐祐理(ゲームユニットについては敬称略、以下同じ)を救出すべき萌団は美森氏、政治将校を脱出させたい萎団はぼくが担当しました。

<初期配置>
 萎団から配置。政治将校を脱出させないと勝利はありえないが、捕虜2名もうまく連行退出させたい。建物には1ユニットずつ必ず配置。戦力の集中と足止めが可能な配置にしたつもり。
 萌団は、以前1箇所に集中していた際の反省を踏まえ、右端上下に分割。戦力としては、右上にタフな文月・美汐ペアと、飛行可能なサンフェイス・美凪ペア。右下に近接主戦力のとくそん・七瀬ペアと、狙撃手の美森・茜ペア。後者は隣接されると攻撃できないので、確かにこの右上よりもこの配置がいいのかもしれない。

<第1ターン>
 萌団は美汐が妖狐召喚の後、萌えポイントを全て消費して、文月・美汐ペア、サンフェイス・美凪ペア、美森・茜ペアがそれぞれ「けっこん」。萎団は足止めを適宜ばらまきつつ、政治将校を捕虜ともども左上方向へ。指揮官、スナイパーなどを上方に指向。死守命令は戦闘員Bに。

<第2ターン>
 萌団は戦闘員を排除しつつ右下集団のみ前進。萎団はスナイパーの弾幕を張りつつ、ZOCスクリーンの背後で政治将校逃走中。

<第3ターン>
 萌団は着実に攻撃、前進。萎団はスナイパーで美凪ペアに痛打を浴びせるが、後一歩届かない。しかし既に政治将校は逃走路を確保、これで何とかなったかと思ったのだが。

<第4ターン>
 萌団の美汐ペア、必殺技「空からお菓子」炸裂。政治将校足を止められる。残存戦力が乏しい萎団は、政治将校を1ヘクス這わせつつ、最も恐ろしい茜ペアに指揮官で死守命令。

<第5ターン>
 萌団、またも「空からお菓子」。萌えポイントをきっちり計算している模様。だが、指揮官にとくそん・七瀬も張り付いてくれたので、わずかに希望がわいたのだが、それは仲間を見捨てないという萌団の心意気だったのか。かまわず捕虜を引いて逃げる政治将校だったが…。

<第6ターン>
 美凪ペアの飛行能力をうっかりしていたみたい(爆)。橋は制圧され、佐祐理は解放されといいところなし。こうなればせめて幾分なりかの勝利ポイントを、と政治将校は反転し佐祐理を攻撃。この一方で、七瀬と指揮官の決戦が。まず萌団ターンで、七瀬が「こんなちまちまと殴ってられるかーっ」と凶暴化(攻撃力+2、防御力-1)。一気にカタをつけに出るも、焦る拳は空を切り、逆に指揮官のカウンターが決まる。「…がっ。」その裏の萎団ターンで、指揮官は七瀬にとどめをさすべくその刃を振り下ろすが…

 七瀬「なめないでよ、七瀬なのよあたし。」

 ぎりぎりのところで凶刃をかわし、そのまま拳を貫き上げる。
 指揮官、血の虹を描いて星になる。

<第7ターン>
 残るは政治将校のみ。佐祐理の魔法攻撃。妖狐の入江解放。美汐ペア、美凪ペアの接近攻撃。最悪の状況下で必死に防ぎきった政治将校を待っていたのは、最強の射手茜ペアによる最遠距離狙撃だった。

 茜「…終わりました。」

 萌団、犠牲者も出さず1ターンを余しての完全勝利。「萌えー」の勝鬨が轟いた。

 振り返って、結構いい感じになりました。最後の狙撃は、以前だとゾロ目出れば耐えられたのでそのへんの楽しみはなくなりましたが、動きが俄然よくなったので楽しい。この新ルールでいきましょう。

追記。
 『実姉妹』届きました。これでシスプリとバランスを(とれません)。
2002年7月14日(日) 萌士の休息
 今日のどっかんどれみは、もう最高。強いぞぼくらの魔女れんじゃー。シャンゼリオンやマシンマンじゃなくてよかったよかった。

 『銀河シメサバ連邦』さん(7/12分)
 「速攻で千影タンの部屋に行って抱きしめますが」
 ぼくは教室で可憐を抱きしめます。

 『田仲屋』さん曰く、「つん」は「むしろ推奨」(日記より)。了解しました(笑)。

 『Floating Mind』さん(7/12分)、『ピュアメ』女王様エンドをご所望(誤解)。シスプリ考察にえろげの名前を入れるのはちょっとどうかと思ってましたが、うけたのでおけ。
 なお、第5話考察の小題「可憐の守り」は、「ラインの守り」作戦(いわゆるバルジ大作戦)にかけていたり。「千影の戦い」も『ゲド戦記』のもじりのつもりなんですが、そうなると「千影との戦い」になっちゃうんですよねぇ。

 「アニプリ13時間マラソン」決行かどうかはまだアレですが、一度やってみる必要はありそうですね(何故)。DVDはTV放映時に比べてかなり絵がよくなってますので、連続視聴に十分耐えられるものになってます。問題は精神が耐えられるかですけど。
 そして、IRCでも励まされて調子に乗ったぼくは、このままだと冬コミまでに全話分の考察を書き上げる約束をしてしまいそうです。しかしよく考えれば、今後毎週1話分ずつ書き上げても製本に間に合わない罠。計画を立てよう。
 話数:1-2:序論、仮説提起
    3:初期の危機(完成)
    4:雛子、原則適用(完成)
    5:メール、接触篇(完成)
    6:演劇、脇役達(執筆中)
    7:結婚式、「いま」の意味
    8:鞠絵、今度は自分から
    9-10:衛、弱さの勇気
    11-12:夏休み、戻るべき場所
    13:変化の確認
    14:可憐、行為と存在
    15:亞里亞、想いの世界
    16:花穂、理想と現実
    17:春歌、(未定)
    18:千影、義務と欲望
    19:白雪、(未定)
    20:クリスマス、兄妹関係の完結
    21:鈴凛、兄妹の距離
    22:四葉、変わらないもの
    23-26:発動篇、結論
    補論:視線とカメラ、オリジナルとパチモン、各人の成長

 内容はまだ予定にすぎませんが、それにしてもこの数をどうしたものか。11月に入稿するとして、今月中に夏休み分まで書き終わらないといけないのかしら(爆)。序論はしばらく後に回すとして、それでも5つ…。3日に1つ。無謀。テンションを落とすくらいなら、ゆっくりペースでも満足いくようにします。

 IRCで出たネタ。既出っぽいうえに、それこそギ憐というすごい大技がありますが。

 キシリア「ギレンお兄ちゃん、大好き(はぁと)」
 コンスコン「どじっ子だけど、見捨てないでねお兄ちゃま。」
 トクワン「宇宙を一緒に駆けようよ、あにぃ!」
 ドズル「お兄様、ラブよ。」
 ガルマ「がるまはげんきだ、えいえいおー。」
 マハラジャ・カーン「体が、よくなったら…兄上様、そばにいてもいいですか…?」
 ガデム「にいさまのために、今日もいっぱい補給しますの!」
 フラナガン・ロム「いま、すっごいMA作ってるんだ。だから資金援助よろしくネ、アニキ。」
 ララァ「やあ…。あの白鳥は、一体誰の魂なんだろうね…?」
 ランバ・ラル「兄君さまはワタクシがお守りいたしますわ…ポッ。」
 キャスバル・レム・ダイクン「ザビ家総帥の秘密はこのシャア少佐がチェキしちゃうデス!」
 マ・クベ「まーくーべーはー。」

 色々ツッコミどころがあります。つかそれ以前の問題か。
2002年7月15日(月) あわあわ
 すいません、ちょっと忙しいので後日追記します。
 もう少しで、第6話分考察が書きあがるので。

 追記。
 『美少女怪盗クローバー』さん水野夢絵さん『CCSF』『芋蔓式』さんから、恒常リンクしていただけました。どうもありがとうございましたー。つまり「もっと書け」というご命令だと勝手に解釈しつつ、頑張ります。うちにリンク集がないのも、そろそろ問題かしら。いつも読むところは、萌え文集ページでだいたい間に合わせてしまってたりして。
2002年7月16日(火) 第6話考察あげ
 襲撃許可受領しました。そのときは花穂ちゃん隠しておいた方がいいですよ。

 というわけで、第6話考察書き上げました。自分でもこれはどうかという怒濤の連続攻撃。とはいえ中身の質が落ちれば無意味ですし、3日で書くだけでもやはり厳しいものが。今回のテーマの一つは脇役、つまり山田・眞深・じいやの役割についてです。それぞれのファンの皆様、お待たせいたしました。でも山田ファンっているのかな。ところで、あの山田の赤い服装と自分勝手な態度を見ていると、こないだのワールドカップを何となく思い出してしまうのはボキだけでしょうか。

 ミッチー「知るもんですかっ!!」

 DVDも全巻そろったし、いよいよ本格始動(まだだったのか)。勢いがあるうちに進めないと。次は順番通り第7話、テーマは咲耶、結婚式、「いま」の意味。今週中に書き上げます。言って実行した試しなし。

 美森氏から、第5話で千影が「別れ」と解釈したタロットカード(画像なし)が何だったか教えてもらう。たぶん「太陽」の逆位置とのこと、後日第5話考察に追記します。感謝。
2002年7月17日(水) 拙速
 第6話考察へのリンクありがとうございます。
 『カトゆー家断絶』さん(7/17分)
 『■ちぇき。■ 』さんにはこの第6話が鬼門とのことですが、山田の凄まじさが原因でしょうか。今回一応の意味づけをしてみましたが。あと、「しすたぁエムブレム」

 その第6話考察ですが、早速ミスが見つかったので、慌てて修正しました。アニメ版のムックに、妹達の衣装について「白雪姫」等きちんと記載があったという(爆)。最小限の手直しで済みましたが、やれやれ。他にも各所を書き換えております。

 『Floating Mind』さん7/14分
 >次は「こわれた潜水艇」「約束の島へ」「帰還 アニプリ 最後の考察」って小題とみますた(ぇー

 しまった、先んじられたっ(素)。

 本当にあったヘルシング話

 昨晩、しのぶさんとまた電話でお話。脳内家族について、花穂はあのままの姿でとどまり続けるというしのぶさんと、うちの雛子は日々成長していますというぼくとで、双方の考え方・萌え方の違いがさらに鮮明になりました。非常に面白いです。

 うちの脳内家族では、義妹の雛子はあと3年もすれば年齢的に当然お赤飯。しかもその頃にはぼくはあまり相手にされなくなっていますから、その日の夕ご飯は大変です。豪華な夕食に驚き、「でも何で?」などと瑞佳に尋ねてしまい、すぐ自分で赤飯に気づいて(あ、そういうことか)と内心うなずきつつも、表面的には何も気づいていない態度をとり続けようとするぼく。しかし、やはりわざとらしさはにじみ出てしまうもので、そうでなくとも恥ずかしくてうつむいている雛子ちゃんは、ついにぼくにブチ切れて「もうやだ、食べたくない!」と椅子を蹴って向こうへ行ってしまいます。瑞佳と可憐がなだめにいく一方で、ぼくは仕方なくビールを自分で注いであおり、つまみをモソモソと口に運ぶものの、雛子の消えた先を心配そうに見ていた娘の未来が、理由は分からないながら直感で誰が悪いか見切り、「おとうさん、ヒナおねえちゃんをいじめちゃだめでしょ!ごめんなさいしてくるの!」と幼稚園の先生みたいな口ぶりでぼくを叱るのでした。とりあえず未来にごめんなさい。そんな娘は第一次反抗期。

 なんて話をしましたら、しのぶさんに呆れられました。またやりすぎか。
2002年7月18日(木) 毎日あにぷり
 第6話考察へのリンクに感謝。
 『俺ニュース』さん(200207-170458分)
 『404 Not Found』さん(7/16分)
 ふぇむとさん『The Sign of Zodiac』(7/18分)
 BLUERAYさん『Project-BLUERAY』(7/18分)
 『銀河シメサバ連邦』さん(7/16分)、山田好きですか。
 『■ちぇき。■』さん(7/17分)、お褒めいただきどもです。第7話が「ポジションと関係を確定させた」回だというご指摘は、まさにその通りだと思います。第6話ではその見取り図が示されているわけですが。
 世界さん『廃墟21』(7/17分)、リンク追加までしていただきありがとうございます。こちらの「実況戦記」は、本放映当時の臨場感がまざまざと。ぼくは祭に遅れてきた人間ですが、次の祭までつなぐ役目くらいは果たせましょうか。

 だいたい第7話までで、序盤戦は終了。つまり共同生活の基盤は固まり、あとは安心してパターン化される部分がでてきます。これがまた第11話では、電波の波がどどーんとくるはずなので、それまでしばらくは安穏と書き続けていきます。

 あとで追記予定。
2002年7月19日(金) 現実的な問題
 やはり昨晩は寝落ちで更新できませんでした。

 第6話分考察へのリンクありがとうございます。
 『あにめも』さん(7/17分)
 『バーチャルネットサーファー(激しく死語)・蒼 霹靂』さん(7/18分)
 『バーチャルネットスパイ妹眞深16歳』さん(眞深メモ)。シスプリVNIで初めてうちにリンクして下さったのが眞深さんということに、少なからぬ感慨を覚えます。その一瞬に喜びを。

 誕生日、うちの瑞佳はどのみちもっと年上なので、特に気にしてませんでした。

 今後の計画。予定テーマは随時変更されます。

    序論:考察の視点(適宜)
話数−1-2:死と再生(10月)
    3:初期の危機(完成)
    4:雛子、原則適用(完成)
    5:メール、接触篇(完成)
    6:演劇、脇役達(完成)
    7:咲耶、「いま」の意味(執筆中)
    8:鞠絵、今度は自分から(7月中)
    9-10:衛、弱さの勇気(7月中)
    11-12:夏休み、戻るべき場所(7月中)
    13:変化の確認(8月)
    14:可憐、行為と存在(8月)
    15:亞里亞、想いの世界(8月)
    16:花穂、理想と現実(8月)
    17:春歌、男と女(9月)
    18:千影、義務と欲望(9月)
    19:白雪、自分らしさ(9月)
    20:クリスマス、兄妹関係の完結(9月)
    21:鈴凛、兄妹の距離(10月)
    22:四葉、変わらないもの(10月)
    23-26:発動篇、結論(10月)
    補論:眼鏡とデジカメ、ガルバンとガソバル、各人の成長と今後(11月)

 ところで、最終的に同人誌として発行するという案について。現在のところ、果たして冬コミに間に合うのかという時間的な問題のほか、印刷できる分量なのか、出しても売れるのかという問題を検討中です。(取らぬ狸の何とやらですけど、まあ今の内に考えておこうと。)
 時間的には、上記の計画通りに進んでもギリギリ。ちゃんとした印刷には1ヶ月必要でしょうから。それでも今月の修羅場を乗り切ることが絶対条件です。明日には第7話分考察が上がりそうなので、このままの勢いで書ければそう無理でもないですが。
 量的には、例えば第6話分考察が、文字数にしておおよそ40x40x15=24000(原稿用紙60枚ですか、我ながら驚愕)。これを平均として、1600字/ページで15ページx20+アルファですから、300ページ以上…(吐血)。2400字(46x52)/ページにしても、200ページに届きそうです。そんな馬鹿な。こんなの書き上がったとして印刷できるのでしょうか。
 で、印刷費用を考えてみると、100ページ2分冊とすれば、ある印刷屋さんではB5だと2部x50冊で10万円。A6だと30-50部ずつで7-8万円(ただし文字組が相当きつい)。大半を売り切らないとえらいことになるうえ、2冊1セットのお値段は最低でも1600円から2000円となります。100部刷ればもう少し安くなりますけど、一体どれだけの人がこの値段のテキストオンリー同人誌を購入する気になるでしょうか。
 以前美森氏と「Webに掲載しているものを敢えて印刷製本することの意味は何か」について議論しましたが、ぼく自身は、本にまとめること自体に価値を見出す人間ですから、そのことには別に問題を感じません。本の方には当然Webに出さないおまけ特典をつけるでしょうし(勝手に捏造「幻の第27話」とか)。しかし、本当に捌けるのかどうかが分からないかぎり、ちょっと印刷に踏み切るには躊躇せざるをえません。

 だからといって、これでもう同人誌の見込みはないということではなく。まだ考察もほんの入り口にさしかかった状態ですので、今しばらく様子をご覧になっていただき、途中適当な時期に購入意志の有無をお尋ねして、あらかじめ十分な数の希望が集まれば同人誌にする、という段取りでいきたいと思います。書き終わらない可能性もありますし、こちらの文章が失速して「なんだこれじゃ駄目だ」という場合もありえますし。もちろん資金援助してくれるアニキがいれば大喜びですが、さすがにそういうわけにもいかないでしょう。また、コミケなどのイベントに自分で参加できる見込みが薄いため、委託販売などをお願いするにも厳しい状況です。通販でうまくいけばいいのですが。

 以上、色々問題点を書き連ねてきましたが、当人としては書くことが今全てですので、そちらに専念したいと思います。それで面白く思っていただければ、問題の幾つかは自ずと解決するわけですから。
2002年7月20日(土) わふ
 アニメ版シスタープリンセス第7話分考察あぷしました。
 やっと書き終わった。もう眠いので、寝ます。

 追記。
 夜中の2時に第7話分考察を書き上げ、へたれてました。
 なのに、第8話分考察が書き上がってしまいました。なぜだ。鞠絵がヒロインのお話ですが、完璧に第4話と対称形になってます。とか。
2002年7月21日(日) 戦士の休息
 昨日はえらい疲れました。ぼく頑張ったよ。
 第7・8話分考察へのリンクありがとうございます。
 『俺ニュース』さん(200207-210929)
 『かーずSP』さん(7/21分)
 w-slashさん
 『二酸化炭素』さん
 『バーチャルネットサーファー(激しく死語)・蒼 霹靂』さん(7/21分)、あとシスプリ妹年齢アンケートですか。
 『銀河シメサバ連邦 -Rebirth-』さん(7/21分)、千影ハァハァ。

 『美少女怪盗クローバー』さん(7/21分)
 >やはりアニメシスプリは名作だと再確認してしまいます
 都合のいい箇所だけ引用してみました。

 『■ちぇき。■』さん(7/20分)
 >アニシスの中で、妹達の過去として表面化した背景は、
 >可憐が外国にいた、という点だけだったような?
 >そういう面からしても、航と妹達の双方に、
 >互いに対する過去の知識というものは皆無であり、
 >それが「今」にこだわる理由になっているのやも知れません。
 なるほど。あと、これから皆で作る「いま」の証、というのがあのデジカメの意味なのかな、と。

 『田仲屋』さん(7/21分)
 >第7話、咲耶の口紅とか口紅とか口紅とか、色々デンジャラスな回ではありましたが、
 >「はははははははははははのは!」という四葉のバカ笑いは妙にキャラに合っていて良かったですねぇ。
 「海神航くん、待ぁたぁせぇたぁねぇ!」という台詞が最高です。
 あと、口紅というと昔『魔法のルージュりっぷすてぃっく』とかいうえろOAVがありまして、いわゆる魔法少女ものなんですが、このアニメよりむしろ、ものたりぬが描く漫画の方が(以下略)

 眞深キャラコレ本(7/21)(悲鳴)。うああ欲しい…。

 追記。
 アニメ版シスプリ、ようやく第21話から最終話まで観ました。第3話考察を書いた当初は第15話あたりまでしか観ていなかったのですが、これでついに作品の全貌が明らかに。
 名作です。
 いや、電波じゃなくて。この作品、ちゃんとキャラクターは成長していますし、各人の役割は果たしていますし、物語は完結していますし。本放映時の絵の酷さやアニメ版独自の脇役の濃さ、原作からの設定変更などを除けば、おそらく最近のアニメの中でも出色と言えるでしょう。少なくとも、喧伝されているような雑な内容では決してありません。突っ込み所が多いのは間違いないですが。
 第23話で、兄にやきもちを焼く咲耶に可憐が思わずクスクス笑ってしまい、それにまた咲耶がむっとする。こんな素直な感情のやりとりができるようになるまで、彼女達は信頼関係の中で成長してきたのですね。ぼくの第7話分考察でのこの2人についての展望が、誤りではなかったことを目の当たりにして、感動しました。妹達は薄っぺらなキャラではない。ちゃんと悩み、苦しみ、妬み、そんなお互い同士で認め合って高めあっているんです。
 だから、ぼくの考察視点は間違っていない。それが唯一の視点ではないですが、しかし一つの視点として間違ってはいない。そしてこの視点から、アニメ版のよさを皆さんに伝えることがきっとできる。そう確信できたことを心より嬉しく思います。
 さあ、書くぞ。
2002年7月22日(月) ゆんぐっぽい
 『■ちぇき。■』さん(7/21分)
 >11話〜12話辺りに、まず意味づけする必要がありそうデス。
 第13話のターニングポイントを考える上で、完全にその通りです。ただ、その要素はほとんど第8話までに出尽くしています。

 『CCSF』さん(7/21分)
 >本編を観ていない私が読むと少々ヤバい気もしてきますが(^^;;;
 既に洗脳計画発動中です。

 とくそんさん、ども。「顔が見えない」というのは、時間の女神か何かの顔の話をからめようと思ってそのままです(爆)。あと、マラソンします?ぼくは画面の前に11時間(25分x26)つきっきりで解説しますよ。途中で眠ったらもう一度最初から観直しますよ
 アニメ版シスプリの鬼、ここに誕生。

 猿元さん、情報どもです。そか、200ページまとめて印刷できればいいのか。即売会で感触を確かめるというのは、動きづらい現状ではちょっと無理ですね。50部程度印刷という方向で前向きに検討、してみよかな。どなたか表紙絵を描いて下さいませ。
 その前に考察を進めねば。次は第9-10話、衛のお話。早く書かないと、夏が終わっちゃうからね。

 その前に、第8話の鞠絵話の別解釈について。
 鞠絵は兄を慕っているが、それは病弱な自分への自信のなさ、さらに女性性への不安によって抑圧されている。この抑圧された性に対して、ミカエルはアニムスとして自分の代わりに行動を促進する。このアニムスに引きずられて、鞠絵は兄と関係を持つが、それはアニムスの暴走を原因として病床に伏すことで結果的に自分の女性性の不安をさらにかき立てられることとなる。その性の象徴が「桜色の貝殻」(明らかに女性性器)であり、これを(アニムスのミカエル経由で)兄が自分に手渡してくれる(性的に認めてくれる)ことにより、鞠絵は女性として完全なものとして再生する。
 つまり、この第8話は、死と生の物語であるとともに、少女の性の物語でもあったという解釈。となれば、これは全くもって典型的なお姫様物語なのではないかしら。

 寝ている間に可憐にほっぺたつんつんされるのも悪くないです。
2002年7月23日(火) 次は衛話
 第7・8話分考察へのリンクに感謝です。
 『spam news』さん(7/21分)
 『せかいのまんなか』さん(7/22分)
 『微妙NEWS』さん(7/21分)

 『Seiru's Blue:Stream!』さん7/21分
 >半分ネタで半分本気なんでしょうが。
 そのへんが時々微妙です。完全に本気になっちゃうと、文章に余裕がなくなるというか。

 『恐怖の頭脳改革』さん(7/22分)
 >女の本性が垣間見えるアニプリが、僕は大好きです。
 意外ときっちり表現できてるなと。これを好むかどうかで作品全体への評価が違う気がします。

 『ウェ〜ブがビート』さん(7/21分)補論頑張ります。

 『産能大学SG研』さん(7/22分)
 >暇だなぁ。
 お互い様で(笑)。

 『潮見工房』さんリンクありがとうございます。

 あと、某所のBBSから。
 >…ちゅーかさ、書いてる本人が一番楽しそう(笑)。
 >まぁかたい事抜きでこれを読んでからシスプリっちゅーのに興味を持ったわけですよ。
 こういう感想は嬉しいですね。ほんと、書いてて楽しいです。無理に理屈をつけているという気がなくて、自然に文章が流れ出てくる感じ。あれが自然かと思うとちょっとあれですが。

 猿元氏による吟味。「疾病利益」、なるほどいい言葉。あの第8話の後はほとんど体調不良が描かれてませんから、たぶん心因性の部分は完全に癒されたのだと思います。元来虚弱な体ではあるので、そっちはそのままでしょうけど。占星術の結果は完璧です。

 馬鹿話。

らむだ「いやこの考察、30余年生きてきた総決算みたいなものかな。」
美 森「総決算がシスプリか(笑)。」
らむだ「そう、シスプリ(笑)。」

 これのために生まれてきた。第9・10話分考察執筆中。
2002年7月24日(水) かきまひた
 取り急ぎ第9・10話分考察あぷしました。
 もうだめ、眠い。

 追記。

 『桐箪笥』さん(7/23分)
 >この考察にみられる7話の可憐はステキすぎます。惚れそうです。女としても人としても。
 あげません。いやそうじゃなくて。あと、これすごいですね。

 三井雄貴さん『Silphire's Islands』ブックマーク追加ありがとうございます。

 『Anipre Online』さん
 >眼中にも無かったアニプリをもう一度見直してみたくなってきた。
 というお言葉のきっかけになっている『潮見工房』さんを筆頭に、まだアニメ版を応援し続けているサイトは少なくないわけで、ぼくも微力ながら参加したいと思っています。

 お役に立てたのでしたら嬉しいです。

 さて、今朝上げた第9・10話分考察ですが、まだあちこち甘い箇所があるような。最後はほぼ徹夜で意識朦朧でしたから。あと毎度の事ながら文章が長い。短い文章に内容の要約と解釈と電波をうまく詰め込めるようになりたいものです。

 利休さんと電話でお話。

利 休「芸術系の友人が、あの考察読んだ感想を話してくれたんですが。」
らむだ「あ、いかがでした?」
利 休「『ものをつくる側は、あんなに考えてない』だそうです(笑)。」
らむだ「やっぱり(笑)。」

 つまり、創造する人っていうのはもう一切合切をその創造物に託すわけですから、それを勝手に読みとるのが、創造できない人間の楽しみの一つです。ただ、悪い意味での評論家や批評家にはなりたくない(なりたくても能力的に無理だけど)。対象を切り刻んで位置づけて駄目出しするというのは、要するに作品への愛情がないただの自己顕示でしかないわけで。もちろんこれは批判や批評という言葉の本当の意味を無視した言い方ですが、ぼくとしては、ああいう考察を書いて自分が楽しくなり、もっとシスプリが好きになり、そして読まれた方にもそういう気持ちを抱いていただければ、それが幸せなのです。でも「アニメ版は認めない」と考える方もいるだろうし、「こんな電波はアニメ版を歪曲する」と危険視する方もいるかもしれない。だけどまあ、ぼくはあくまでも一つの解釈として首尾一貫して考察していきたいですし、結論までたどり着けば、航も妹達も燦緒も山田も、みんなそれぞれに幸せになるはずですし。あの世界には本物の悪人はいないもの。
2002年7月25日(木) あちち
 1日遅れで書いてます。
 衛考察へのリンクありがとうございます。
 『カトゆー家断絶』さん(7/25分)衛ハァハァ。

 せいるさんのとこから。「マージマル・ガール」というのは至言ですね。
 >ひとは、境界(青い果実とも言う)に居る人間の危うい魅力にとりつかれるともう駄目ぽ。とか。
 身にしみてよく分かります。可憐の胸問題、あの努力は「健気」だなぁ、と。
 あと「武器」の話を読んで、激しくうなずいてたり。切り込むような萌えをかたちにできる人が、ぼくの親しい方々の中にも少なくないのですけど、そういう文章をいくら真似しようとしても全然無理。自分でも「ああ、表面だけ模倣してる」とすぐ分かる。で、自分にはさほどの深い想いがないのだろうか、と不安になるのですが、萌え日記も詩文もSSも書けないのであれば、これはもう自分の書き方を貫徹するしかないかな、と。ぼくにとって考察という形式は唯一の「武器」であり、しかもきちんとした分析というよりは電波ゆんゆんなのですが、自分のを叩きながらもっと本格的な考察が出てきたならそれも自分の役目を果たせたことになりますし、どのみち自分が楽しいのでまあいいや。ぼく自身が、アニメ版シスプリと「いま」を積み重ねている気分。

 『CCFS』さん(7/24分)
 >順調に洗脳されてます。買いませんが。
 がーん(笑)。

 『■ちぇき。■』さん(7/25分)、眞深はこれからが楽しみです。

 暑いです。体力みるみる急降下、例年通り夏風邪ひきそうです。
 蚊の絶滅希望とのことですが、

浩之「あ、いいんちょ。膝の裏、蚊に食われてる。」
智子「え?うわ、何でこんなとこ食われるねん。」
浩之「そりゃ蚊だって必死だから、こっちが見えるところは攻めないだろ。敵の虚を突いてこそ、」
智子「つまらん理屈はええから、ちょっと掻いてんか。」
浩之「え?俺が?」
智子「気づかんかったときは別に何でもなかったけど、藤田くんに言われたから急に痒うなってきてしもたわ。
   どないしてくれるんや、教えた人が責任とって掻くんがせめてもの礼儀やろ。」
浩之「そっちこそどういう理屈だ?まあいいや(掻き掻き)こうか?」
智子「あー、ええ気持ちや…もそっと強く…」
浩之「こんな感じか?(掻き掻き)」
智子「あ、もちょい上かな…?」
浩之「…」
智子「…ひゃあっ!?こ、こらっ!そんな上と違う!」
浩之「ここ、痒くない?」
智子「そ、それ虫さされと違うわ阿呆っ…!」

 とか考えついたので、蚊も重宝するかも。
2002年7月26日(金) 読み読み
 第9・10話分考察へのリンク感謝します。
 『美少女怪盗クローバー』さん(7/24分)
 『バーチャルネットサーファー(激しく死語)・蒼 霹靂』さん(7/25分)
 『夜雲』さん(7/25分)、花穂の胸についてはまだ検討を要します(どんな)。

 こんなイベントもあるのか。

 MK2さんのとこから、『本好きへの100の質問』

001. 本が好きな理由を教えてください。
  好きなのが自然だと思うので、嫌いな理由が分からない。
002. 記憶に残っているなかで、最も幼い頃に読んだ本は?
  児童向け絵入り科学ものシリーズの、恐竜のやつとロボットのやつ。
003. はじめて自分のお小遣いで買った本を教えてください。また、その本を今でも持っていますか?
  記憶にあるのは、現代教養文庫の『おもしろい物理学』(現存)。それ以前に漫画の単行本があるはず。
004. 購読している雑誌はありますか?
  将棋のと、えろげの。
005. 贔屓にしているWEBマガジンはありますか?
  購読してない。
006. 書籍関連のHPの、どんなところに注目しますか(書評や感想文等々)。
  出版情報。
007. 最近読んだ本のタイトルを教えてください。
  ル・グィン『言の葉の樹』
008. ベストセラーは読む方ですか?
  数年後にまだ売ってたら、手にとってはみる。古典は読む。
009. 御贔屓は、どんなジャンルですか?
  哲学、軍事、宗教、小説、歴史。  
010. あなたは活字中毒ですか?(それはどんな症状としてあらわれていますか)
  はい。荷物の中にいつも文庫を入れている。
011. 月に何冊くらい読みますか?
  平均7、8冊。
012. あなたは本の奥付をちゃんとチェックしますか? するとしたら、その理由は?
  する。習慣として、また出版と時代の連関を確認するうえで。
013. 文庫本の値段として「高い」と感じるのは幾らからですか?
  講談社学術文庫とちくま文庫は1200円から。それ以外は800円から。
014. 本は書店で買いますか、それとも図書館で借りますか。その理由は?
  可能な限り書店で買う。好きな本は手元に残したい。
015. あなたは「たくさん本を買うけど積ん読派」それとも「買った本はみんな目を通す派」のどちらでしょう?
  現状は前者。次第に片づけていくので、長丁場なら後者。
016. 行き場に困ったとき、とりあえず書店に入ってしまう。そんなことはありますか?
  困ろうと困るまいと書店に入る。
017. 馴染みの書店・図書館に、なにかひとこと。
  店員、もう少し仕事の勉強して。  
018. あなたは蔵書をどれくらい持っていますか。
  4000冊くらい。滅多に捨てない。
019. 自分の本棚について、簡単に説明してください(“小説が多く実用書が少ない”等々)。
  混沌。  
020. 本棚は整理整頓されていますか。
  整理しようとした形跡はある。  
021. 既に持っている本を、誤って買ってしまったことはありますか? その本のタイトルは。
  いっぱい。例えば『MONSTER』第16巻、だったか。
022. 気に入った本は、自分の手元に置かないと気が済まない?
  はい。
023. 本に関することで、悩んでいることは?
  整理がつかない。
024. 速読派と熟読派、あなたはどちらに該当しますか。
  速読で繰り返し読む。
025. 本を読んでいて分からない言葉があったとき、意味を調べますか?
  はい。
026. 本を読む場所で、お気に入りなのは?
  電車の中。就寝前の布団の上。
027. あなたは今、めったに読むことのない分厚い本を前にしています。ところでこの本「すごくおもしろい」という、いつもは信頼できる情報を得たはずなのに、最初の部分がやたらにつまらない。そんなときどうしますか?
  しばらく読み続け、それでも駄目なら別の箇所から読んでみる。
  完全に娯楽のために読んでいるなら、即時読むのをやめる。
028. 本を読むときに、同時になにかすることはありますか?(例:お茶を飲む、おやつを食べる、音楽をかける)
  希にてぃむてぃむをいじる。
029. 読みかけの本にはさむ栞は、何を使っていますか?
  その本にはさまっていた物や、本屋でくれたやつ。。
030. ブックフェアのグッズを新たに誕生させることになりました。あなたが「これなら欲しい」と思うグッズを考えてください。
  図書券、柔軟でタフなブックカバー(文庫用)。
031. 無人島1冊だけ本を持っていけるとしたら、何を選びますか。
  世界地図帳かサバイバルブック。  
032. 今、最も欲しい本のタイトルをどうぞ。
  牧伸二『あ〜やんなっちゃった』
033. 生涯の1冊、そんな存在の本はありますか? その本のタイトルは。
  1冊というのは厳しい。例えば『グインサーガ』(1冊じゃない)。
034. 何度も読み返してしまうような本はありますか? その本のタイトルは。
  神話の本など。
035. おきにいりの作家ベスト5と、理由をお願いします。
  新井素子、寂滅感の中のいのちの叫びがひしひしと。
  栗本薫、『グインサーガ』が続く間は生きていけそう。
  佐藤大輔、シミュレーションゲーム時代からの馴染みある韜晦と衒学と照れ隠し。
  G.マクドナルド、あのぎりぎりの繊細さがたまらない。
  シュテファン・ツヴァイク、しょうがないほど人間。
  やはり、5人という縛りはきつい。
036. 好きなシリーズ物はありますか?
  上述の作家のもの。
037. 本を選ぶときのポイントを教えてください。
  著者が誠実かどうか。あとはこちらが気に入るか、役立つと思うかなど。
038. 翻訳小説は、訳者にこだわる方ですか。
  それなりに。ただ、選ぶ余裕は普通ない。
039. 信頼できる書評家は誰ですか?
  ちゃんとその本を読んで書いている人。
040. 絵本は好きですか? 好きな方は、好きな絵本のタイトルを教えてください。
  はい。『月夜のみみずく』
041. 本は内容を先に読む方ですか、それとも、あとがきから読む方ですか?
  小説なら内容。
042. 読みたいのに読めない本はありますか? その理由は。
  入手不可能な本。
043. ノンフィクション作品のおすすめを教えてください。
  赤瀬川源平『外骨という人がいた!』
044. あなたの好きな恋愛小説を教えてください。
  ジョルジュ・サンド『愛の妖精 プチット・ファデット』
045. 泣けてしまった本を教えてください。
  ディケンズ『クリスマス・キャロル』。そこ、笑うな。
046. 読んでいるだけで、アドレナリンが分泌されてくるような本は?
  ながいけん『神聖モテモテ王国』
047. もう2度と読みたくない本は、ありますか?
  ここに書きたくもない。
048. 良くも悪くも「やられた!」と思った本はありますか?
  筒井康隆『虚構船団』
049. 読む前と読後感が違っていた(食わず嫌いだった)本は?
  ハインライン『夏への扉』
050. 子供にプレゼントしたい本のタイトルを教えてください。
  『岩波文庫総目録』
051. お気に入りの出版社と、その理由を教えてください。
  文庫出してるとこ。恩人。
052. それでは苦手な出版社は? その理由を教えてください。
  実業系のとこ。無駄。
053. この本で読書感想文を書いた、という記憶に残っている本はありますか? あれば、そのタイトルは?
  小学校の宿題、『荒野に猫は生きぬいて』
054. 装丁が気に入っている本を教えてください。
  パラフィン紙時代の岩波文庫。あと91年秋復刊の岩波文庫。
055. あなたは漫画が好きですか?
  はい。
056. お気にいりの漫画家ベスト5と、好きな作品について教えてください。
  長谷川祐一『マップス』
  藤田和日郎『うしおととら』
  聖悠紀『超人ロック』
  三浦健太郎『ベルセルク』
  萩原睦美『銀曜日のおとぎばなし』
  これも5人はきつい。萩尾・竹宮・大島・永野すら入れられない。
057. サイン本を持っていますか?(タイトルと作家名は?)
  ない。
058. 持っているのを自慢したい。そんな本はありますか?
  さほど。
059. 東・西・南・北……漢字を選んで、浮かんだ本のタイトルを書いてください(実在する書名に限ります)。
  『東部戦線』『西部戦線異常なし』『南原繁』『北風のうしろの国』
060. 短編小説集を買ったら、全部読みますか? それとも、その中から気に入った作品しか読みませんか?
  全部読む。読まないと気に入れない。
061. 憧れのキャラクターを教えてください。
  超人ロック。なりたかないけど。
062. 印象的な女性キャラクターを教えてください。
  レベッカ(スコット『アイヴァンホー』)
063. 印象的な男性キャラクターを教えてください。
  新城直衛(佐藤大輔『皇国の守護者』)
064. 先生といえば?
  まいっちんぐ
065. 探偵といえば?
  『まぼろしパンティ』
066. ベストカップル、ベストコンビといえば?
  カップルは、ラドウとダード。コンビは、うしおととら。
067. 本に登場する場所で、行ってみたいと思うのは?
  収容所群島。本当に行くだけ。
068. 子供の出てくる作品といえば?
  新井素子『チグリスとユーフラテス』
069. 動物の出てくる作品といえば?
  オーウェル『動物農場』
070. これまで出会った中で、もっとも感情移入できたキャラクターは?
  ハンバート・ハンバート(ナボコフ『ロリータ』)
071. 本の登場人物になれるとしたら、誰(何)になりたいですか?
  シスプリキャラコレ、可憐のお兄ちゃん。
072. 夢中になった作家、現在進行形で夢中な作家の名前を教えてください。
  上述。
073. 1日だけ作家になれるとしたら、誰になりますか。
  マーヴィン・ピーク(故人)。
074. 編集者になるとしたら、どの作家の担当になりたいですか?
  佐藤大輔。仕事させるのに死にそう。
075. 好きな作家に原稿を依頼するとしたら、どんな作品を希望しますか。作家名とジャンルを教えてください。
  栗本薫に、グインが12人の妹と出会う話。12人の内訳は、
  リンダ、スニ、リギア、アムネリス、シルヴィア、オクタヴィア、
  アルミナ、フロリー、ヴァルーサ、ラナ、ザザ、ネリイ、タミヤ。
076.「あの作家に、これだけは言いたい」……ひとことどうぞ!
  佐藤大輔「はよ書け」
077. 紙幣の肖像、私ならこの文豪を選ぶ!
  赤瀬川源平(まだ生きてる)
078. 文章と作家のイメージが違っていた、そんなことはありますか? 
  はて。
079. あなたにとって、詩人といえば。
  マリウス。
080. 家族……この単語から連想した本のタイトルを書いてください(実在する書名に限ります)。
  『家族八景』
081. 本を捨てることに抵抗がありますか?
  はい。
082. これだけは許せない、そういう本の扱い方はありますか?
  傷をつける
083.“活字離れ”について、どう思いますか?
  どうでも
084. 本を読まない人のことを、どう思いますか?
  読むに値する本が少ないのかなぁ
085. とりあえず、本を持っていないと落ち着かない。そんな癖がありますか?
  はい。
086. 世界中で、本の出版が禁止されたら、どうしますか?
  写本するなど、出版以外の方法を講じる。
087. 青空文庫を利用したことがありますか?
  ない
088. 電子図書館についてどう思いますか?
  手がかりとして便利
089. 将来的に、本という存在は無くなると思いますか?
  いいえ
090. 本が無くても生きていけると思いますか?
  いいえ
091. この人の薦める本なら読んでみたい、そう思う有名人を教えてください。
  赤瀬川源平、荒俣宏
092. 映像化してほしい本はありますか?
  『虚構船団』『グインサーガ』『我が輩は蚤である』『ペピの体験』
093. テレビ化・映画化で成功したと思う作品を教えてください。
  ビュルガー『ほらふき男爵の冒険』(映画『バロン』)
094. 本の中に再現したいと思う(実際に再現した)場面はありますか?
  『あずまんが大王』、辛いものを食べてしゃっくり(再現済み)
095. あなたにはどうしても読みたい本があります。その本は既に絶版・品切。さあ、どうしますか?
  古本屋等で探す
096. 本という存在に対して、文句はありますか?
  可愛さ余って憎さ百倍、つかもっと値段下げろ
097. 心に残っている言葉・名台詞は?(原典も明記してください)
  「ほんにまあ、そのとおり」(W.B.イェイツ『神秘の薔薇』)
098. あなたにとって、本とおなじくらい蠱惑的なものは何ですか。
  シスプリ
099. 出版業界にひとことどうぞ。
  馬鹿野郎(一部)
100. つまるところ、あなたにとって本とは。
  連れ合い
2002年7月27日(土) 中飛ばしで
 シスプリ第16話分考察書きあがりました。順番からすると夏休み冒険部分が先なのですが、ちょっと励ましたい方がいたもので、つい。書きあがるのが遅くて間に合わなかったけど、それはそれでよかったです。
 この考察読んで落ち込まれたら、あうち。

 さて、夏休み分の考察にとりかかります。
2002年7月28日(日) もたもた
 1日遅れで書いています。
 毎度、リンクありがとうございます。『俺ニュース』さん(200207-251602)、『仮藻録』さん『プロジェクトX 傍観者たち』さん(7/28分)、『かーずSP』さん(7/26分)、『ぽん太堂』さん(7/26分)、『カトゆー家断絶』さん(7/28分)。

 馬鹿話。

らむだ「仕事もろくに進まないのに、こんな文章ばかり書いてるなんてなぁ。」
美 森「世の中をなめてるよな。」
らむだ「むしろ妹達になめられたい。」
美 森「書いとけ。」

美 森「そういや今日のお昼、アイスクリームだけだった。」
らむだ「栞かね。」

 むしろ舐めたい。とか。
2002年7月29日(月) もた
 また1日遅れ。リンクどうもです。
 『L.L.L@online』さん(7/21分)
 『zhuravlik.net』さん(7/28分)

 リファ漏れか。"Ultra Lemony Yaoi"って、嫌すぎ。こんなシャツ着てたら襲われても文句言えませんね。

 こちらの貧乳話を読んでたら、かの有名なスペランカー話も見つかる。

 言外のメッセージということではありませんが、書きながら「あー、何て言われるかな、『お前は花穂の何たるかを分かっとらん』と怒られないかな」と、反応を絶えず想像していたのは事実です。ほら、この考察の成否を問うには、やはりお兄ちゃまからの指摘が一番重要ですから。そしたら「見透かされているみたい」とのことなので、これはかなり成功したのではないか、と勝手ながら喜んでおります。書いてて花穂が好きになれたし。ただお互いの受け止め方の違いは当然あるわけで、何というか、究極の花穂と至高の花穂、みたいな。海神雄山。
 というわけで感想書いて下さい。ぜひ。
2002年7月30日(火) たも
 『閑話休題』さん7/29分)、ゲームでもアニメでも関心をもっていただけるのは嬉しいです。
 『二酸化炭素』さん、毎度どうも。

 既に閉鎖された某世界史解説サイトについて。閉鎖の理由を知らない上、後ろから石を投げるような真似ですが。戦争というか人間の愚行の連続性という観点から歴史をとらえるのは面白いのですけど、「bestよりbetter」と言いながら、日本が対米戦争にああいうかたちで踏み切ったことが本当にbetterだったのかどうかを問うていないのはどうだったかな、と。「ああするほかなかった」という言い方は、歴史の自律性を想定するにせよしないにせよ、責任逃れでしかないので。

 「妹のような存在」というのは、普通、「理想の女性」と同義と思われますが如何。
 それはともかく、ぼくはこれ以上は煽りません。ぼくの場合、「相談相手に最適だった」ことを「好かれている」と錯覚したことは、深い傷を残しましたから。でも、「好きだ」という自分の気持ちには偽りなく、そしてそれに正直にあれたことは、傷をずいぶん癒してもくれました。だから、Shunさんが本気になったのなら応援しますが、そうでないなら、相手のために突っぱねるのも大人の役目なのかな、と。

 1年って、早いですね。
2002年7月31日(水) 宣伝も
 せいるさんのとこから。「未だ女ならず」ということは、永遠に少女ということでしょうか(違)。あと、

>どのみち自分が楽しいのでまあいいや

というのは諸手をあげて賛同です。でも創作できる方々が羨ましいのも事実。

 で、そういう羨ましい方々も多数参加されている『萌え文集』が、ついに印刷なったとのこと。ぼくは今回初めて書かせていただいたわけですが、緊張しますねこういうのって。執筆者の萌えが誰はばかることなく真っ直ぐに迸るこの文集、皆様どうぞご購入下さいませ。
 なお、ぼくの原稿は以下のような書き出しです。
(光学迷彩)

 私はあんよ。正確に言えば、長森瑞佳の左のあんよ。瑞佳本人から見れば、左のくるぶしから先の部分が私である。

(迷彩終わり)

 ぼく一人だけ変化球。つか暴投。

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