日記
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2002年8月1日(木) 久々あぷ
 第11・12話分考察やっと書きました。もう2日に入ってますが。
 それから、ちょっと前に序論も書き上げました。こちらは参照させていただいたサイト管理人の皆様には厚く御礼申し上げます&すみません。
 旅行話については予定より若干遅れましたが、花穂のを先に書いたので総計としては一応順調。続いて第1・2話を、そろそろ書いてしまった方がいいのかも。第13話のも早く書いてしまいたいんですが、このへんセットでいけるかしら。
2002年8月2日(金) また皮算用
 寝ても覚めてもシスプリ。起き抜けには必ず1話見てから仕事にいく日々を送っています。継続は力なり、ってこの努力を仕事に回せれば(無理)。さて現時点では、ほぼ予想通りの進行状況ではありますが、執筆計画を若干修正。

    序論:考察の視点(完成、最後に修正予定)
話数−1-2:死と再生(8月)
    3:初期の危機(完成)
    4:雛子、原則適用(完成)
    5:メール、接触篇(完成)
    6:演劇、脇役達(完成)
    7:咲耶、「いま」の意味(完成)
    8:鞠絵、相互性の完成(完成)
    9-10:衛、意志と自己認識(完成)
    11-12:夏休み、居場所(完成)
    13:変化の確認(8月)
    14:可憐、行為と存在(8月)
    15:亞里亞、想いの世界(8月)
    16:花穂、理想と現実(完成)
    17:春歌、男と女(9月)
    18:千影、義務と欲望(9月)
    19:白雪、自分らしさ(9月)
    20:クリスマス、兄妹関係の完結(9月)
    21:鈴凛、兄妹の距離(9月)
    22:四葉、変わらないもの(10月)
    23-26:発動篇、結論(10月)
    補論:眼鏡とデジカメ、ガルバンとガソバル、各人の成長と今後(10月)

 掲示板で「山田の扱いが全体に比して酷くないか」というご意見をいただきました。実際その通りなのですが、これは山田という人物が後半になってから(つまり目立たなくなってから)本当に面白くなるという視点ゆえです。おそらく第19話と第20話あたりで山田が一花咲かせるはず。あと、航と燦緒と山田って、最終回の後、いいトリオになると思いませんか。気弱そうで意外と芯のある航、ニヒルな二枚目風だが実は熱血漢の燦緒、そしてムードメーカーで三枚目の山田。航がもっと逞しくなったら、三人でゲッターロボに乗れそうです。鈴凛が発明するシスターロボ。若い命が真っ赤に燃えて、シスタープリンセス空高く。
2002年8月3日(土) わたた
 ちょっと詰まっておりました。アクセス解析も止まってるので、こちらで発見した分。リンクありがとうございます。
 『かーずSP』さん『カトゆー家断絶』さん『バーチャルネットサーファー(激しく死語)・蒼 霹靂』さん『俺ニュース』さん『仮藻録』さん

 『桐箪笥』さんお兄ちゃん頑張って。何か、最終回後のウェルカムハウスでのケンカもある日常をそのままVNIで表現されているような気分で読ませていただいてます。不謹慎ながら。

 『CCSF』さん、見出しは、はい。遊んでます。

 これは「サバラ」ですね。「グワシ」は、中指と、小指の先っぽだけを曲げるはず。

 美汐さんだ。佐祐理さんも。

 『本気で薦めるシスプリ論』を読む。明日分に感想など。

 で、第13話分考察書き上がってます。
2002年8月4日(日) 盛り上がれアニメ版
 『本気で薦めるシスプリ論』について。この男爵ディーノさん『さわやか万太郎』文を読んで、ぼくはあまりの懐かしさに叫びだしておりましたが、それはさておき。
 アニメ版シスプリを「基本的に何も起きない」「癒し系」ととらえる視点は、実は、作品内在的に解釈しようとする時の一つのスタンダードではないか、と思います。つまり、ほのぼのした日常を繰り返し描く「家族愛」もの、としてその心地よい温かさを楽しむという立場。
 この立場は、しのぶさんも「過去も未来もなくただ今だけが永遠に続くと無自覚に信じていられる状態をこそ楽園と言う」という的確な規定によって支持されています。だからこそ、その自覚、そこからの逸脱となってしまう最終話がどうにも落ち着きの悪いものになってしまうわけですが、これについては早瀬さんがご指摘のように、すぐ戻る日常、という予感もありますし、あるいはぼくが想定している「日常を守る戦い」という筋も考えられます。プロミストアイランドは最終話の後、じきにレジャー施設として開園してしまうかもしれません。そのとき、あの場所には、そのかけがえのない意味を踏みにじりかねない観光客がドヤドヤ押し寄せるわけです。荒らされていく島の日常。しかし、それをもはや手をこまねいて見ているだけの航ではありません。彼なら、妹達と共に、大切なものを守り抜いてみせるでしょう。どんなに傷ついても、力を合わせて、互いに癒し合って。
 力強いファンタジーですよ、この作品。このあたりは最終話分考察で、さらに詳述するつもりです。
2002年8月5日(月) 届いた
 『萌え文集2』がやっと届きました。わーい。
 帰宅後封筒を確認し、荷物だけ部屋に置いて文集片手に近くの大衆食堂へ。周りで働くおじさん達が賑やかにしている中、野菜炒めとラーメン喰らってビール飲みながら読む『萌え文集』。ぎゅるぎゅると世界の向こうへ入り込んでいきました。表紙は汚さないようにカバーしときましたが、店員さんがラーメン持ってきたとき観鈴ちんの絵のページ開いてて、思わず涙目のまま、にはは。

 その文集オフ、MK2さんも参加されるとのことで、えらい楽しみです。

 『潮見工房』さんアニメ版シスプリTV版とDVD版との違いがついに完結。ぼくも貴重な基礎資料としてありがたく参照させていただいてますが、本当にお疲れ様でした。そしてトップ絵の眞深に、はうー。
2002年8月6日(火) 実はもう7日だけど
 第1・2話分考察書きあがりました。おやすみなさい。
2002年8月7日(水) そしてもう8日だけど
 いや、もう遅れまくり。
 昨日の第1・2話分考察ですが、読み返すといかにも冗長なので、最後にリライト予定。書いているときのしんどさがそのまま文章に出ているみたいで、これはいけません。今後の展開が言えないままに我慢して書いてる感じ。最終話分を先に書けちゃえばいいんだろうけど、そうはいかない。
 ペースそのものは順調ですけどね。8月はあと可憐、亞里亞の話を書ければ終わりですが、春歌の話まで進められればなあ。10月には最終シリーズと補論という修羅場が待っていますので、これを軽減するには今のうち少しでも先に進んでおかないと。ただ、掲示板でも言われましたが、あまり急ぎすぎて中身が駄目になっては本末転倒。

 その掲示板で最近話題となりました、千影の位置づけについて。彼女は原作でも特権的な人気を誇りながら、アニメ版ではその特異さが裏目に出てしまったようなキャラですが、彼女の話(第18話)をどのように解釈できるかで、この考察の評価は定まるような気がします。それは千影だからということではなく、彼女超常能力をもあの世界の中にきちんと位置づけられてこそ、考察が首尾一貫したものとして認められるだろう、ということです。また、同じ事が亞里亞の話にも言えます。彼女達の話は全体からすると「例外」として片づけたくなってしまいますが、それでは全員を同じ妹として平等に扱うことにはならないし、世界も二重基準で解釈されてしまう。それを避けるためにぼくがとった手段は、千影を他の妹達の常識的水準に引き下ろすのではなく、逆に、千影の能力を必要不可欠なものとしていっそう強固に世界観と結びつけてしまう、というものでした。第5話などでの考察は、やはり荒唐無稽と呼ばれても仕方のないものだったかもしれませんが、しかし第15・18話や最終話を全体との矛盾なく理解するためには、必要なプロセスだったとお考えいただければ、と思います。
 大風呂敷を広げておいて、これでこけたら目も当てられませんけど。
2002年8月8日(木) あーあ
 初代らむだ氏が帰還してしまいました、あうー。これで可憐さんは再び私のもとを離れてしまうのでした。お盆休みの間だけ、とか言ってはいましたが…。その出迎えの光景についてはこちらをご覧下さい。
2002年8月9日(金) 新シリーズとか
 『12人いる!』さんから、新アニメ版シスプリの話題。2クールだとして、連続物語13話+各妹ヒロイン12話+まとめ1話。第1シリーズとどう噛み合うのかちょっと分かりませんが、前回のだってシャッフルすればこれと似たような組み合わせだし、あまり心配してません。眞深や山田達が「なかったこと」にされたら、やや衝撃ですけど。どのみち考察は第1シリーズに専念するつもりです、こっちが終わらないと中途半端なので。

 いよいよ搬入ということで、よろしくお願いします。

 馬鹿話。

里 村「というわけで、萌えキャラを見れば大体その人自身が映し出されているわけだ。」
あんよ「文集執筆者はそうだねえ。キャラの親近性で萌え方も似てくるし。」
里 村「例えば?」
あんよ「例えば、茜−佐祐理−美凪というライン。」
里 村「ああ(笑)」
あんよ「みんな、切り込み方が鋭すぎ。」
里 村「そうか。」
あんよ「しかし、私はどんなキャラの映しなのかしら。可憐かな長森かな。」
里 村「雛子。
あんよ「…え?」
里 村「お前、可憐か?何のひねりもないくせに。」
あんよ「いやまあ…時々黒いとこ出るけど、確かに違う。」
里 村「長森か?」
あんよ「いや、そんなに人間できてない。」
里 村「よって雛子。」
あんよ「あうー、何でー。」
里 村「だってそれしかないだろ。」
あんよ「か、かつて『癒し系』とさえ言われたこの私が。」
里 村「それって、衝動的に言いたい放題してたらたまたまそうなっただけ。」
あんよ「がーん」
里 村「第4話と同じ。」
あんよ「そ、そうだったのか…雛子か…。」
里 村「よほど堪えたみたいだな(笑)」
あんよ「ヒナ電話代払うとマズシイマズシイ病になっちゃうよ。」
里 村「(笑)書いとけ。」

 汝自身を知れ。

里 村「早くデスクトップアクセサリ買え。」
あんよ「まあ、電話代我慢すれば楽々買えるんだが。」
里 村「誰が我慢するんだ(笑)」
2002年8月10日(土) お出かけ
 『萌え文集2』は、明日発売でーす。などと大昔の『週刊新潮』的宣伝してみたり。

 いよいよコミケですね。いや、もう始まってるんですが、私が行くのは明日だけ。上海亭さん『12人いる!』とかEVIさん『潮見工房』とか、シスプリ関連を何箇所かまわらせていただくつもりです。お昼ぐらいになってしまいそうですが、というかコミケ行くなんて10年ぶりなんですが。

 そういうわけで、考察はしばらく更新できません。これから東京に出て、ついでに帰省&出張(涙)して、という具合なので。下旬にまた怒涛の更新ができるといいのですけれど。

 その考察ですが、第2話でのじいや瞬間移動のくだりは、ケージさんからメールでご指摘いただいたことに基づいて書かれています。あの場面は自分で気づきませんでした、ありがとうございますー。それから、これは全体についていえることですが、私の考察で説明されている問題点や解釈視点は、上述の先行サイトにおいて述べられていることをもとにしていることが多いです。ので、似たような解釈が出てきてたら、それは私が先行サイトのそれに準拠しているのだと考えていただければと思います。このへん、本当はきちんと引用していくべきなんですが、あまりにも数が多くなるので手抜きしてしまってます。ごめんなさい。このことが分かるように、例えば序論を修正すべきかも。

 では、しばらく留守にします。
2002年8月11日(日) こみけ
 ああ、久しぶりの日記です。(本日は21日)
 帰省したり出張したりでこの有様ですが、Web禁断症状がでて困りました。
 この11日はコミケ。12年ぶりくらいのコミケ。体力からいってもはや並ぶことは不可能と見切った私は、朝方にどんより出かけて、昼前のわずか30分だけ西会場を回って速攻退散しました。こんな電撃的というか転進的行動で何が得られたかといえば、『Milkberry』さんのとこへ挨拶して『萌え文集2』を購入、『12人いる!』さんと『汐見工房』さんに文集を土産に伺い同人誌購入、そしてせっつさんの美汐さん本と、四薔薇会さんの眞深本、そして問題の『Kanori』をそれぞれ入手と、当初の目的を無事達成できました。
 萌え文集オフには私は参加できなかったのですが、初代は「楽しかった」と言ってました。あうー。
2002年8月12日(月) 補記
 昨日のコミケで各所に挨拶に伺ったとき、差入れのペットボトルにちっちゃいくつした(ピンクのルーズソックス)を履かせるという嫌な所行にでたのですが、どうも皆様失礼しました。フリルのがよかったかも(そういう問題じゃない)。
 ところが、初代らむだ氏はオフ会によだれかけを持参したそうで、何かもう。可憐さんはそういうお兄ちゃんがいいんでしょうか。論点が違いますか。
2002年8月13日(火) へんたいゆうかいま
 実家で姪と甥に会う。めちゃちっちゃいわけですが、姪は私の顔を見ると固まって泣き始めるという。こっちも泣きたいです。あるいは幼児ならではの直感の正しさを賞賛すべきでしょうか。お土産のぬいぐるみもあまり大事にされておりません。
 可憐さんとも会ってないし、シスプリ第1話前半的不幸の連続。この後「お兄ちゃん」という声が聞こえてくればいいのですけれど。
2002年8月14日(水) ぐだぐだ
 お盆をお盆らしく過ごせるのは幸せなのでしょう、きっと。でも日を追うごとに居場所がだんだんなくなっていきます。妹夫婦の態度に色々と引っかかることがあり、最初はそれに怒る母をなだめていたのだけれど、気がつけばこっちが余計腹立たしくなってたりして。義弟が妹の尻に完全に敷かれているのは結構としても、それは子育てに疲れている妻の機嫌を回復させるためにこそ敷かれるべきなのであり、増長させた結果さらに苛立たしくさせるためであってはならないのです。で、そんな両親の姿に上の子はさらに不安定になってるし、こっちが遊び相手になれればまだしも、怖がって近寄りもしないし。たいしてできることはないので、母の愚痴ばかり聞いていました。話はきまって「あんたもそろそろ結婚考えなさいよ」ですが、こんな様子を見せられれば結婚したくなくなりますよ。でも、面倒な日常さえも一緒に過ごしたいほどであればこそ結婚したくなるのでしょうか。私はそういう相手を見つけていないし、世間体で結婚する気はないし、今のままの自分では、結婚しても一人っきりな気がします。
2002年8月15日(木) 敗戦記念日
 この前の日から出張だったり。時間が少しでもあればシスプリ考察を書こうと思ったものの、やはりそんなに甘くはありませんでした。
2002年8月16日(金) くわー
 昨日の仕事の残り(若手のフォロー)を片づけるために自由時間ロスト。何遍言っても「そうですね」と答えつつ全然分かってないというのはどうでしょうか、若い人。いっぺんでかい場所で叩かれた方が本人のためなのかもしれませんが、そうはできないし。こっちも自分の仕事が進んでいなくてこれはこれでぴんち。でも、非常事態も続くと日常になってしまいます(駄目)。
2002年8月17日(土) 出張終了
 いなかった間のIRCログから繋がって、あまのさんのマンガ歴を読ませていただいたら、「銀曜日のおとぎばなし」「バオー来訪者」「うしおととら」「すくらっぷ・ブック」「レース鳩アラシ」「根性戦隊ガッツマン」「ちいさなのんちゃん」「外道校長・東堂源三郎」等々と、何か吸い込まれていくような気分に。70年代後半から80年代初頭の少年チャンピオン黄金時代を生きた方の、古今作品のツボを見事に押さえた紹介はそれ自体が感動ものです。

 これって不在中の日記じゃないですね。まあいいか。
 今度のアニメ版シスプリ、航や眞深達はどうも登場しないという噂。ああ。でも、原作に忠実にということであれば、それはそれで結構なことです。
2002年8月18日(日) アカイアカイアカイアサヒ
 15日に放映されたニュースステーションの南京大虐殺特集に関する、例のサイトはこちらに移転した模様。あの特集を私はたまたま出張先から観ていましたが、いかにもな雰囲気で(内容はともかく)楽しめました。私個人は、あそこで「虐殺」があったのかどうか判断する根拠を持ち合わせません。こういう粗雑な報道にあまりに触れすぎる結果、ますます判断留保の傾向にあります。ただ、あの戦争のさなかではそういう行為が行われやすかっただろうと想像しますし、それは何も南京に限ったことではないと考えます。そして、「虐殺」があったかどうかに関わらず、死んだ人間はそこにいたはずですし、あの戦争そのものがきわめていい加減な判断によってなし崩しになされていたということは何ら変わるものではありません。あの戦争を行ってしまったこと、その惨禍を広めてしまったことに、日本人として私は深く反省しつつ、同じような非人道的な誤りを他国に犯させないためにも、日本はさしあたり東アジアの隣接諸国に対して徹底した批判を行うべきだと主張します。あんまり言って分からないようなら、殴ってでも民主的にさせるべきです。平和のためなら戦争も辞さない覚悟で、今後の我が国は国際和平に向けて主導的な役割を担うべきでしょう。文化大革命も光州事件ももとを正せばきっと我が国のせいですから、これらをも問いただすのが我が国の義務です。

 とか言いながら、「偉大なる同志お兄ちゃん」だの「吉田ファミリーマスゲーム」だのと考えてる私。ほら、アニメ版の島の生徒達って、航や山田以外は男女問わずみんな吉田じゃないですか。彼らは巨大な一族かクローンか、それとも人民か、という話。つまり、南の国でエリートコースに挫折した若者が北に拉致されて、そこで大勢の同志妹達に囲まれて洗脳され工作員になるというのが隠された主題というわけです。
 政治的に正しいシスプリ。
2002年8月19日(月) しすぷりに帰る
 猿元氏による四葉アンテナ。しかしこのリストは…。

 里村氏のとこで、シスプリDVD第5巻から最終巻まで観倒す。感動の結末に、氏も思わず涙を一滴というのは嘘ですが、「亞里亞、兄やのここが好き」とか「今日はお兄ちゃんにいっぱい、いっぱいしてもらったのに」とかで悶絶してくれたみたいです。しかし、まさか怒られるとは思わなかった。

里 村「流し素麺の回はどれだ。」
あんよ「え、第9話か。前観たはずだから持ってこなかった。」
里 村「なんだと、亞里亞と千影が素麺すくえないシーンが観たかったのに。」
あんよ「そんなこと今言われても。」
里 村「何やってんだ、この馬鹿者が。」

 何もそこまで。
 ところで、アニメ版のオフィシャルブックですが、衛の紹介ページの絵に鈴凛のが混じってます。潜水艇のハッチから逆さになって中央ブロックの航に呼びかけているシーン(第12話)のやつ。私も不安になったので確認しましたが、あれは間違いなく鈴凛です。作品を見返さなくても、水着の形で衛じゃないと分かりそうなものなのに、しっかりしてください制作者。
2002年8月20日(火) りんりんきどー
里 村「アニメ版スタッフがやりたかったのは、あれだな。」
あんよ「どれ?」
里 村「第25話。妹達の泣き顔を観たかったんだろう。」
あんよ「なにー」

 これは難問デス、迷宮入りの可能性が。いや、確かにあの泣き顔は破壊的でしたが、そういうわけではあるまい。ちなみに里村氏と私の間では、鈴凛の株が急上昇中。

あんよ「あの声がたまらん。」
里 村「第23話でくるくる目を回しているところがいい。」
あんよ「また深そうな場面を…。」
里 村「みんなのために働きながら酷い目にあうってのがポイントだろう。」
あんよ「そういう報われなさでは千影に次ぐかな。」

 とにかく鈴凛という子は、センスが古い。「バナナはおやつにはいらない」とか、潜水艇に貼った注意書きとか、プロトメカの造形とか、60年代の雰囲気なんだかパルプマガジンのノリなんだか分からないが古色蒼然としていて、それがまたいい。古いというより、野暮ったいというのが正しいのかな。明るく前向きなメカニックと古典的なマッドサイエンティストの合いの子みたいな彼女は、007に怪しい装備を与えるドクターQっぽくて、当然のことながら四葉とは仲良しなのデス兄チャマ。こういう鈴凛の味というのは、アニメ版でよりはっきりと作り出されたものだと思いますが、これにはあの声が多大な貢献をなしていますね。ああ、彼女と衛と花穂の歌というのは、どうしてこうも心地よいのでしょうか。
2002年8月21日(水) 初心忘れるべからず
 そういえば先日、ようやく『あずまんが大王』のアニメを観られたんですが、なんとっ。せいらあふくのみるちーゆかちゃんがっ。木村の奥さんも出てたし、ちよパパは銃弾を跳ね返してたし、何だか幸運でした。でも木村は出過ぎ。オープニングから「あー動いてる動いてる」と大喜びでしたが、エンディングでともの笑顔を横で見守るよみの微笑みが何より最高です。そうだそれが君の本心なのだ。そしてCMでのちよちゃんは反則。と、東京のひとはえっつもあんだたええもん観てっとがや。

 久々に自分の書きかけの考察を読み返す。第14話は可憐メインなので、気合い入れて書いてたはずですが…。
 何だこれは。
 あんまり酷いので書き直しです。以前厳しい批判をいくつか受けたことがありますが、なるほどちょっとこのままでは。書いている人間の「こうすれば読んでくれるかな」という嫌な思惑が出まくりで、しかもそれゆえつまらないという最悪な内容。これでは可憐さんに顔向けできません。こっちを向いてくれるかどうかも怪しいけれど。あの作品、後半はほぼ妹中心で推移しますから、これまでのように航の成長を軸において書いていくと、どうしても書き方が散漫になってしまうという罠。第16話考察ではそのへん何とかできたつもりですが、注意しないと。
 その前に電話代払わないと。
2002年8月22日(木) またもや
 というわけで、しばらく電話が繋がらなかったわけです。もう年中行事というか、二十四節句というか。今年に入って早くも5回目なのかな。記録更新まであと少しです。社会人失格の度合いもぐんぐん上昇中。
 今回分かったこと。コンビニで支払うより、郵便局で支払った方が、回線復旧に時間がかかる。具体的には、前者は早ければその日のうちに戻りますが、後者では翌日遅くになります。サンプルが私一人なので絶対とは言えませんが。もしや請求書に見落としがあったのではと焦りましたよ。焦る問題を違えていますけれど。
2002年8月23日(金) 頑張ってるよ
 シスプリ考察に余念なし。第14話分がもうじき書き上がります。しばらく間が開いたため、何気にやる気が損なわれていたみたいでしたが、繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し観直していたら、すっかり元の木阿弥に戻っていました。これ言葉遣いとして間違っているような正しいような。

 鈴凛の字がえらいこと間違っていたので修正。ああもうこんなんじゃアニキになれない。
 お兄ちゃんにはなれるかな(無反省)。
2002年8月24日(土) 通報しますた
 お見合いしてきました。

 第一印象がよかったのか、照れながらも家族のこととかちょっと尋ねられたりして。私も初対面から非常に好感を持ちました。2人っきりでもっと色々話したかったのですけれど、時間が許さなくて無理でした。しかし、出会い頭の浴衣姿に長い黒髪というのは、なかなか破壊力がありましたね。もっと破壊力があったのは、その後着替え中のセミヌードを拝んでしまったことでしたが。白いぱんちゅ1枚で、これまた見事なつるぺたないすばでぃ。

 いや、5歳児の親戚に初めて会ってきただけです。幼稚園で花火大会があったとかで、小学低学年の姉と2人で浴衣姿。萌え。そしてお着替えを見せたがり。さらに目の前でケンカしてぱんちゅまるみえとか、一体この私を誰だと思っているのか君達は。土産に持参した絵本が気に入ってもらえたらしく、姉妹と母親揃って結構喜んでくれて大成功の巻。父親の目を盗んで仲良くなるの図。犯罪の香りがしますか、そうですか。でもさすがに雛子や亞里亞と同い年の幼女にハァハァということは、ありますが、手を出すことはありません。

 おにいたまにはなれるかな(隔離せよ)。
2002年8月25日(日) からんでみたり
 どうも失礼しました。えー、これはShunさんが2日前に書かれた次の文章をめぐるものです。

「しかしながら、たとえば出発点はそういうオタク狙いの企画ものであったシスプリが、あんよさんにはかけがえのないものとして受け取られたりする以上、それらをただ「うぜえ」と切り捨てるようなことは出来ない。それが励みになる人がいる、というのはいいことだ。と思う。」

 これに私は「違います(真顔)」とIRCで応えていたわけですが、これはもちろんシスプリ者として必然的な反応であり、つまるところお約束です。私自身、あれはそういう企画であったことに疑いを入れないし。ただ、こう反応した私が引っかかっていたのは、以下のような点です。

(1)確かに「オタク狙いの企画もの」であったシスプリも、公野櫻子氏による原作では生きたキャラクターがしっかり描かれており、またアニメ版では(私が考察で示そうとしているように)独自の物語を構築しようとしているなど、真面目な作品として既に成立している。

(2)Shunさんがシスプリそのものをどう思っているのかが分からないような、第三者的書き方をされている。

 (1)は、「個人の主観や趣味というだけではないお」と言いたいわけです。どれみやコメットさんに共通する真面目な作品らしさを、シスプリも持っている、というのが私の主張です。ももちゃんやメテオさんに萌えなくても両作品を真面目に鑑賞できるように、妹達に萌えなくてもシスプリは鑑賞できます。ただし、必ずそうせよ、ということではなく。

(2)は、要するに「あんよはそうかもしれないが、自分にはどうもうざい」なり何なり、Shunさんご自身の感想を明確にしていただきたかった、ということです。いや、こう書かれたからにはやはり「うざい」のでしょうけれど、その上で「いいことだ」なんて位置づけられるのは、ちょっと抵抗がありました。もちろんその言葉の意味がそんな一面的なものではなく、アニメ作品が一人の人間を生かす力を持ちうるという理解を示すものだ、とは分かっているつもりですが。例えば、こう書かれたらどうでしょう。

「しかしながら、たとえば出発点はそういう大きいお友達狙いのキャラであったメテオさんが、Shunさんにはかけがえのないものとして受け取られたりする以上、彼女をただ「うぜえ」と切り捨てるようなことは出来ない。その存在が励みになる人がいる、というのはいいことだ。と思う。」

 何か自分で書いてて、メテオさんの姿も、Shunさんの想いも、標本にしてしまっている感がします。こういう態度を私はとりがちかも、と反省したり。最後は自分に返ってくるのもいつものこと。
 ただ、キャラ達がいのちを得ようとしているのに、あるいは自分がそういう作品を求めているのに、製作者があざとさだけでごまかそうとしている、ということでしたら、私も憤りを覚えますし、そういうものは観るのを止めます。

 追記。
 区切り前に何とか間に合いました、シスプリ考察第14話分アップしました。内容は、もう少しキリスト教に即して解釈できないかと反省が残りますが。さて次は亞里亞の話、今週中に書き上げなければ。

 それから、大分前のことで失礼してしまいましたが、栗本規司さんが、美麗な可憐絵を描いてくださいました。こちらです。言うなれば、明るい闇。なお右手の先はアイスピックとのことです、さすがだ。こんな素晴らしい可憐を見つめていると、今回の考察で可憐の黒さが薄められてしまうのが非常に残念です(誤)。本当にありがとうございましたー。
2002年8月26日(月) 今日もまたしすぷり
 昨日は非常に偉そうでした。第19話を観て、わんこピザを食べ続ける航の胸中を思いながら、反省しました。

 青田どころか、まだ生えても(以下略)。いえ、確認したわけではありませんが。

 シスプリ考察、過去分の微修正を行う。変換ミス直し程度のものだけです。しかし、通して読んでみると、やはり続き物としてはくどい重複が多くて辛いものが。最後に大手術ですねこりゃ。あと、眞深が「兄ちゃん」と呼び始めたのは第何話かなど、基本的な問題点がいくつか出てきたり。第6話だとしたら、また書き加えることが増えます。次は亞里亞の第15話ですが、千影の第18話と一緒に書くのが実は一番楽なのかも。

 ところで、アニメ版のBGM集を聴いていると、何だか泣けてくるのは私だけでしょうか。「月光」なんて、名場面の数々が思い出されてもうたまらんです。第4話で雛子が航の指を握るシーンとか。

 雛子を主役にして、ぷりちーさみー的魔法少女ものってできませんかね。

雛 子:夢見る幼児さん。「マジカル・ヒナ」に変身して戦う。
 航 :雛子の兄。気弱だが頼りになる妹思いの少年。やがて魔界の命運を担うことに。
亞里亞:雛子の仲良しさん。「リリカル・アリア」に変身するが戦わない。実は魔界の王女。
花 穂:2人に振り回される近所のお姉さん。中盤から「ファンシー・カホ」に変身し2人を応援する。
鈴 凛:街で有名な発明家。雛子の正体を知り協力してくれる。
 衛 :学校の先輩。女子に人気がある。
白 雪:行きつけのケーキ屋さんの看板娘。妄想たくましい。
鞠 絵:近所のお姉さん。怪物によく遭遇し卒倒する。
咲 耶:近所のお姉さん。怪物によく捕まり服を破られる。
四 葉:駆け出しのジャーナリスト。雛子の正体を暴こうと画策し、のちに味方になる。
千 影:魔界の女王。前世で出会った航の恋人。
眞 深:魔界のスパイ。実は弱みを握られて嫌々服従している。
山 田:近所のお調子者。時々敵に利用される。
可 憐:雛子の優しい従姉妹。実は雛子達と千影達を共倒れにしようとしている。

 遅くなりましたが、DEARNAさん、『萌え文集2』お買いあげ(証拠映像)くださりありがとうございましたー(礼)。

 追記。
 みつみ美里氏が絵の分からん奴扱いされた事件で、正直私はこの事件そのものはどうでもいいのですが、その関連でこちらの日記を読んで思い当たることが少々。私も3、4年前に、天野喜孝氏のイラスト展を地元で見に行ったのですが、到着したそこは、何やら怪しげな黒服の方々が大勢詰めかけて異様な雰囲気でした。いや、別にそのスジの人達ということではなく、絵を売買する普通の職業の人達だったのですが、そこへ普段着で入り込んだ私が浮いたこと浮いたこと。周囲から奇異な目で見られるわ、絵よりも値段札の方に力を感じるわで、どうにも不快になったのを覚えています。あれらの絵の綺麗な色模様だけは鮮やかに覚えているけれど、あのとき、天野氏という絵師さんは、遠い存在になったんだなぁ。げんなりして出口付近まで逃げ出すと、そこで天野絵グッズの販売をやってて、タロットを買ったはずですがどこへしまい込んだやら。そこの店番のおばちゃんだけが、あそこで普通の雰囲気の人でした。
 ユラニアの三姉妹の絵とかあったら、思わず買っちゃったかも。

 で、この絵商売屋、シスプリ絵も扱ってるのね。やれやれ。絵心も金もない私は、市販本の表紙で満足しときます。
2002年8月27日(火) 夏が終わっちゃう
 最近、マンションに投資せよという電話が相次ぎ迷惑しています。商売はけっこうですが、電話が不通になってるときに「こいつは駄目ぽ」と分かってもらえないものでしょうか。そんな連中にも強者がいるようで、こちら(8/13分)。女性ガンダマーとは恐るべし。

 プロ野球選手の肖像権問題で選手会が訴訟に踏み切ったそうですが、コナミが独占しているという状態をどう変えられますか。コナミってスポーツクラブを全国に展開してますから、そういう場所に球団側の人間がいかに関わっているのかも知りたいところです。あるいはコナミもいっそ『ドカベン』vs『アストロ球団』vs千葉パイレーツ他という、それこそ夢のペナントレースをゲーム化してくれないかしら。一部「裸がユニフォーム」なので要モザイク。

 里村氏とシスプリ話。

里 村「兄が誰か一人を選ぶという時に、島の従業員になってでもそばに留まるのって誰だろ?」
あんよ「うあ、それは厳しい質問だ。
    咲耶はたぶん最後の攻撃に全てを賭けて、それに破れたら傷心の旅に出ちゃうでしょ。」
里 村「その点で分かりやすい。で可憐はきっと、万一の可能性を捨てないで島に留まるだろう。」
あんよ「それもその通り。鈴凛なんかは割り切りよく留学に行っちゃいそうだなあ。
    その前に、鈴凛と四葉あたりでヤケ酒飲んで『兄チャマがなんだー!』と大騒ぎ。
    で、最後は抱き合って大泣きしてそのまま眠る。とか。」
里 村「ありそうだ(笑)。あと、『誰か一人を選べ』と兄が言われた時に、
    身を引くことで兄を引きつける、という作戦をとる妹もいるだろう。」
あんよ「当然可憐。
    『お兄ちゃん、可憐達のことは気にしなくていいから、好きな人を選んでね。
     他の子達のことは、可憐に任せて下さいね、お兄ちゃん…。』とか。」
里 村「凶悪。」
あんよ「もちろん。あと、花穂の場合、
    『花穂、お兄ちゃまのお嫁さんも、お兄ちゃまと同じくらい一生懸命応援できるからね。
     あ、でも、お兄ちゃまはこれからはお嫁さんに応援してもらえるから、
     花穂の応援は、お兄ちゃまには、もういらないんだよねぇ…えへへ…。』とか。」
里 村「うわ(笑)。」

 そして今日も考察微修正。スプリングシューズの実例や、激辛香辛料を舐めてみて卒倒したことなど、各所を書き直しました。でかい修正はないので、更新記録には残しません。
2002年8月28日(水) 感謝感激
 トップのカウンタが10000越えました。皆様、どうもありがとうございます(礼)。気がつけば、完全にアニメ版シスプリサイトとして認められている現状に、喜んでいいのか楽しんでいいのか(同じだ)。このまま最終話まで突っ走る所存ですので、生暖かく見守っていただければ幸いです。

 その記念の頃合いに可憐話の考察を載せられたのは本当によかった。『カトゆー家断絶』さん(8/26分)、『Floating Mind』さん『バーチャルネットサーファー(激しく死語)・蒼 霹靂』さん(8/26分)、第14話分考察へのリンクありがとうございます。アクセス解析が壊れているので把握がしんどい状態。でも、しばらく更新の間が空いたため、リンクはほとんど沈静化した感じです。きっとみんな、Re Pureの方が気になるんだ。私も気になってますけれど。

 昨日リンクした迷惑電話を、せいるさんが発展させておられました。こ、これはさらに強者な。そうか、電話の第一声で「こんにちは、お兄ちゃんっ」という手がありますね。双子のちっちゃな姉妹が「お兄ちゃん、借金しよ!」とすりすり。どうする、はじるす(ご利用は計画的に)。「はじめてのえろげ、はじめてのおるすばんー。」とか、あの発売当時歌っていたっけなぁ。

 冷戦崩壊でみたいです。

 一昨日の雛子変身もの、なんと春歌がいないという大失態。考えてたのに、あうー。お詫びします。
春 歌:学校の先生。変質者や山田や怪物から児童を守り、しばしば倒す。
 「これが、これが教育愛なのですね…ポッ」とか激しく熱血したり。

 ところで、アニメ版での妹達の相互関係ですが、どの妹同士が仲がよいかを検討するという問題が以前からずっと頭の中にありました。で、その手がかりとして有用なのが、第12話のコテージ内での寝位置です。航を真ん中に、妹達がぐるりと取り囲んでいるわけですが、ここで誰と誰が寄り添っているかで幾分の見当がつきます。なお、この組み合わせは、最終話の寝転がり場面でもほぼ踏襲されています。

鞠絵/春歌・花穂/衛・白雪・可憐/鈴凛・四葉・眞深/雛子・(航・)亞里亞・咲耶

 だいたいこんな組み合わせですが、鞠絵は病弱ゆえ一人寝床をしつらえられているので、妹関係からも孤立しているというわけではありません。第4話以来春歌とはよく一緒にいましたし、第21話では雛子に本を読んであげたりもしています。花穂と春歌は、第12話で一緒に砂浜に「SOS」と草を植えていましたが、花が好きということや、花穂をつい保護したくなる春歌の庇護本能から、こういう組み合わせになるのでしょう。衛はわりと一人でグースカ寝ています。誰と特に、というのではなく屈託がありません。白雪と可憐は手をつないで寝ています(最終話も同様)。第7話で料理の本を一緒に仲良く見ていましたが、少女趣味同志気が合うのかも。鈴凛と四葉は、第2話でも同時に登場しましたが、その後も第13話、第17話、第21話、第26話など、よく一緒に行動していました。第13話で眞深のことを心配していたのも四葉でしたし、第9・10話で鈴凛にツッコミを入れていたのが眞深だったなど、この3人はいいノリでやっていけてたみたいです。雛子と亞里亞は仲良しさんで、航がいないときには咲耶と可憐が親代わりに、航がいる場合は咲耶が頼れる母親代わり、ということでしょうか。千影は第12話では寝床にいません。
 もちろんこういう組み合わせは状況で変わるわけで、最終話で航が帰還する夢を見た四葉が、白雪や衛、亞里亞、雛子達(つまり航の遠出を聞かされていなかった者達)を連れてエスカレータで頑張る姿などは、彼女の意地と思いやりを感じさせて胸をつきます。
2002年8月29日(木) お魚になった私
 そのお兄ちゃんですが、「一生懸命撮影した」という行為への充足感は残るのかと。例えば、病気で入院しているおじいちゃんや、仕事で一緒に来られなかったお父さんに、後で見せてあげられるように頑張って撮影していると勝手に想像。これはこれで。しかし、いざ上映会となると、当然下の弟くんが「あそこでこんなことがあったのに、お兄ちゃんが撮ってくれないから」と文句を言い始めて本日の兄弟ケンカ開始。とか。

四 葉「キャッホー、おっきなお魚がいっぱいなのデス!」
鈴 凛「カメラのスタンバイオッケー、四葉ちゃん撮影よろしくネ。」
四 葉「了解しまシタ、兄チャマのためにも頑張るデス!…ええと、どこから撮ればいいのか目移りしちゃいマス…。」
雛 子「四葉ちゃん、こっちこっち!きれいなお魚さんが、みんなでワーって泳いでるよ。」
四 葉「ハイハイ、いま行くデスよ!」
亞里亞「亞里亞、ヒラヒラが好きー。」
 衛 「ねえねえ、午後からイルカのショーがあるんだってさ!見に行こうよ!」
雛 子「わーい、イルカさんー!」
亞里亞「ピョンピョンー。」

 幸せ。

 新シリーズは全13話ということで、毎回の前半が連続もの、後半が各妹視点のキャラコレ的内容とか。たしかに、せらふぃむと同じ「売らんかな」な作品になりそうです。10月から放映開始ということは、最初のシリーズの考察はまだ書き終わってない頃だなぁ。
 その考察のことで里村氏から色々助言をいただく。こちらの能力には限界があるのですが、何とかしたいなあ。あと、妹ヒロインものは「その妹の問題・不満−−航の問題と対応行動−−両者の問題の部分的解消」という流れを毎回繰り返しているだけなので、このへんを面白くいじるには何か気の利いた枠組みが必要ですね。

 そして昨日の今日でせいるさんの妹勧誘電話。すごい、すごすぎる…。ちなみに私は、第一声で「あの、お兄ちゃん…もしよかったら、マンション買ってもらえると、嬉しいんですケド…。」とか言われたあたりで撃沈するかも。巡戦フッドなみの装甲の薄さ。
2002年8月30日(金) 月末近し
 お父さんもいたのデスか。それは、その父親が悪い。いえ、お父さんの真似をして撮影に没頭、とかまた色々ありますけれど、だいたい子供が悪い原因の大半はお父さんです。そもそも、兄の次が妹でない時点でアウト。そうか?

 クリスマスの雪の場面、ぐるりと並ぶ順番は誕生日と関係あったっけ。あの場面を勝手に「シスプリステージ」と呼んでいますが、14人もいるから放つ魔法も凄まじく、連邦軍の半分を瞬時に消滅させる勢い。イデオンに彼女達を乗せてたら、ガンドロワに勝てたかもしれません。…いや、ハルカ・アジバとかいるから駄目か。カレン・アジバと骨肉の争いを。アリア・ルウが「くすん…」と泣くと、イデのゲージが輝く、と。むしろ業深めで滅亡が早まりそう。こういうサンライズものでシスプリというのは、まあバイファムが一番しっくりきそうなんですが、スコット以外全員妹ではクレアド星に行き着けそうにありません。

 追記。
 第15話分考察書き上げました。亞里亞の話なのー。
2002年8月31日(土) でかるちゃー
 ちょっと更新遅れておりました。

 何をしていたかというと、あまのさんの日記を読んで大笑いしたり。すごい、絵も文章もすごい。
 あと、「ぷちこでも大きすぎる」というのには笑いながらなるほど、と思うことも。つまり年齢ではなく、サイズがでかすぎということで、例えばシュガーとかメモルとかミクロイドSとかポーとかが好きな人から見れば、確かにぷちこは中途半端にでかいはず。私はといえばサイズでも年齢でもちっちゃいのはおっけーな弱点のない人間なのですが(存在自体が弱点とも言う)、昔、チャム・ファウのサイズが1フィート(約30cm)と聞いて、そんなに大きいのかー、と頭の横にいる姿を想像して驚いたことがありました。もちろん、その小ささが気に入らないとすれば、ゼントラーディのマイクローン変換装置を逆に使って巨大化すれば、相対的に満足のいく関係になれるのですが。

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