日記
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2003年1月1日(水) しつじさんがいっぴき
 あけましておめでとうございます。
 実家にいるので姪と久々に会ったりしてたのですが、またもさんざ泣かれてしまいました。あうー。幼児ゆえの鋭さか。でもお年玉だけはしっかりまき上げられました。
 新年の抱負。考察を書き上げる。あと、仕事もする。以上。来年の元旦も同じ事を書いているかもしれませんが。さしあたって補論1は7割完成、何とか早いうちに更新します。
 というわけで、相変わらずの管理人とサイトですが、皆様今年もよろしくお願いいたします。

 なお、昨年30日からこの日まで、美森氏宅にて更新しています。
2003年1月2日(木) リピュアとか
 さて、まだ美森氏の家にいます。
 ようやく、ようやくリピュアの最終回を観ることができました。その感想ですが。
 ええと、うまく終わったような、えらい中途半端なような。
 既にあちこちで批判されているので今更ですけど、なぜ星を探す場面で兄が少しも走らないのかとか、あんなに待たせては料理が冷めるし鞠絵の体にさわるとか、色々苛立つことが多くて「航に代われ」と何度声を上げたことか。でも、それでも、あの妹達には、あの兄が唯一絶対の兄であり、彼がどんなに気にくわなくてもそれだけは認めなくてはいけないわけで、これでぼくもやっと山田な気分になれたということなのかもしれません。
 あと、前の第12話Bパートで咲耶の株が急上昇したため、この第13話はあえてテンションを一気に下げてあの感動を雲散霧消させようとする可憐の策謀を密かに感じ取りましたが、いかがでしょうか。
 この話にかぎっては、どうにも前作第20話の勝ち。比較することに意味はないかもしれませんけど、全く重なるつくりでありながら、質的にはどうにも、というのが正直な感想です。そして、リピュアという作品全体として捉えるならば、これはこれで一つのシスプリ作品であるとまず受け止めたうえで、ぼくの視点の置き所は今後ずっと前作なのだろうな、と思うほかありませんでした。個々の表現や幾つかの話では注目すべきものがありましたし、原作・ゲーム版により準拠しているのは間違いないにしても、ぼくのアニメ版シスプリとは、リピュアではありません。そのうえで、リピュアのよさを、見いだせていけるように、もう少し時間をおいてみようと思います。

 おにいたまを待つ、雛子の後姿が、たまらなく寂しくて、辛かったです。

 追記。新年最初のコンテンツ更新です。『マジカル☆ヒナ』キャラクターに、以前栗本規司さまからいただいていた鈴凛・四葉の全身像と、可憐の半身像を掲載しました。人物紹介のサムネイルから飛べます。また、いただきもの写真を1枚追加しました。どうもありがとうございました。
2003年1月3日(金) がまんの年
 ここから、6日に書いてます。

 昨年に仕事をしっかり蓄えたので、1月は大変なことになりそうです。てへ。それでも考察を書く気は失せません、あるいは、仕事から目を逸らすためにも頑張って書きます。
 『小麦ちゃんマジカルて』を観せていただきました。これ…駄目アニメ…(褒め言葉)。ネタの勢いだけで突っ走っている感がありますけど、テックセッターとバードミサイルが見られただけでよしということで。
2003年1月4日(土) ぼくとしたことが
 急遽仕事が。あうー、頭と肩が痛いです。
2003年1月5日(日) 充実の1日
 どっかんどれみ。あいちゃんのお姫様姿に、どれみの王子様姿。なぜここで魔法を?と思うのはさておき、この二人の姿が、ああ。でも来週は、はずきちゃんまでさよならですか…。どれみは一人でゆくものさ。ぽっぷもどうするのかなぁ。
 ギャラクシーエンジェル。えらい久しぶりに観たのですが、主題歌が堀江美都子だーっと喜んだのもつかの間、お話が魔女っ子(←放送禁止用語)でうわー、挿入歌がこれまたミッチーでうわーうわーっ。メグちゃんやチックルやさくらちゃん。懐かしすぎました。

 午後、秋葉原に久々に行く。とらのあなの同人誌コーナーに到着した途端、酸欠になりあえなく撤退。どうも肉体の衰えが著しいようです。で、神田まで出てコマンドマガジンをまとめ買いしたり、えろげ小説を探したり。シスプリの本は、ゲームストーリーズ2冊とリピュア1冊をちゃんと入手できました。
2003年1月6日(月) もしも
 この日の新幹線の中で、シスプリのゲームストーリーズを読みながら泣いている背広姿の男を見かけたら、それはぼくだったかもしれません。
2003年1月7日(火) しすぷりばかり
 眞深ちゃん、最終話分考察へのリンクありがとうございます。そして、どうかお元気で。

 その眞深ちゃんの日記(1/3分)に、下田屋つばめ監督からメールがきたとの報告っ。ああ、この監督ほんとに眞深が好きだったのね。
 だとすれば、Bパートが完全に原作準拠となる一方で、前半は前作の味を受け継ぎながらも、あそこまで突き抜けた設定にしないで本来のシスプリらしさをも表現しよう、という意図のもと製作されたということになりますか。前作の兄妹と微妙に繋がっているのもそのあたりの兼ね合い。何とか眞深を登城させようとした監督の心意気には黙って頭を垂れるべきかもしれませんが、しかし、だからこそAパートがあれだけ中途半端に終わってしまった、ということから目を逸らすわけにはいきません。
 もし、リピュアの兄妹の世界の一端を支える役回りが眞深に与えられるはずだったのだとしたら、それを見込んでこそ兄はいくらか腑抜けになることもできたわけであり、妹達は心の底から兄だけを信じていられるはずだったわけです。だけど、実際には縁の下の眞深は描かれることなく、それゆえに兄はあのように最終回で不甲斐ない姿をさらしながらも、妹達に一方的に奉られるしかない。眞深の抜けた穴は、誰にも埋められずにぽっかりと空いたまま。「しょうがないねぇ、あんちゃんは。」という一言が聞こえてこない。

 つまり、そのような眞深の姿を想像し、補完することが、視聴者に委ねられた役回りなのですかね。監督の遺志を継いで、リピュアAパートを再構成すること。すなわち、リピュアのRepure。
 みんなの幸せな姿を記すって、黄色い麦藁帽子の少女に約束したんだから、いつまでも文句ばかり言ってちゃいけませんね。

 ゆっこさんから、生活の計画について。「日々の行動が自分の価値観に合致しているとき、心の安らぎが得られる」としても、ぼくが自分の価値観のままに行動すると直ちに社会人不適格になってしまうのはどうすればいいのでしょう。現状でもかなり不適格なので問題ないと言えばそうなんですが。でも、日常生活に対する自分の意識を反省して筋を通していくというのは、思えば航もしようとしていたことでした。見習うべきはシスプリ。
 ところで、ベンジャミン・フランクリンって、冷たいシーツが好きでベッドをいくつも並べてごろごろ転がっていたという人でしたっけ。ふと、萌えキャラシーツの連なる上を、抱き枕かかえてごろごろのたうち回る偉人の姿を想像してしまいました。

 最後にネタバレな話。

 シスプリゲームストーリーズ第1巻なのですが。
 咲耶の話を読んで悶絶したのは当然として、その中に、危うく読み飛ばしそうになった問題表現が。
 おなかいっぱいになったお兄様「と」お風呂に入った、という…。
 その後、寝床に入るまでが「問題」とか言っているのですが、それ以上の問題が既にここにあるような気がっ。ゲーム版ってこういう展開でしたっけ。
2003年1月8日(水) そして考察
 まだ8日になってませんが。
 シスプリ考察補論1をアップしました。眼鏡とデジカメの話です。表については見落としがありそうなので、お気づきの方はご指摘いただけるとありがたいです。

 追記。

 『カトゆー家断絶』さん(1/8分)、補論へのリンクありがとうございました。
 結論があるようなないような書き方になってしまいましたが、鞠絵についての簡潔なまとめにもなってたり。眼鏡っ子についてはこちらを基礎資料として読んでおきました。病弱少女についてはこちらなど。

 『double bells*』さん(どうかお大事に)の冬コミ同人誌『プリンセスファイブ』にごろごろ。よすぎです。主要メンバーはもちろん、バックアップの面々にも萌え転げ。美森氏、買っておいてくれてどうもありがとう。氏には、他にもシスプリ同人誌をいただきましたが、その中に、前作第3話の2つの表について、どうやらぼくの考察よりも先にチェックされたものがありました。これについては後日。

 メーラーが壊れかけてます。あうー。お返事だすとこたくさんあるんですが…。

 昨日は、花穂ちゃんの誕生日でした。花穂ちゃんはうちの近所に住んでいて、登校班では雛子ちゃんや亞里亞ちゃんの引率役です。班員の誕生日には学校のきまりに違反しない程度のプレゼントをするのが慣行で、今回はリーダーさんの番だったというわけ。雛子ちゃんたちが贈ったのはバナナじゃなかったみたいですが。

 そして、昨日の日記に可憐さんから微妙な反応が…(ぶるぶる)。
2003年1月9日(木) げへげへ
 うふー、風邪っぽくてしんどいです。週末にドカンときそうな予感。

 『Floating Mind』さん『404 Not Found みたいなもん』さん(1/8分)、『L.L.L@online』さん(1/8分)、『CCSF』さん(1/8分)、『The Signs Of Zodiac』さん(1/8分)、考察へのリンクありがとうございました。
 『■ちぇき。■』さん(1/8分)から、「今に価値を見いだせないアイテムの象徴がデジカメ」というご指摘など。その後で述べられているように、未来のために犠牲にされる「いま」ではなく、刹那的に消費される「いま」でもないように、未来と「いま」を結びつける試行過程が、あの島での1年だったと思います。

 サンフェイスさん、可憐は渡しません(いきなりそれか)。しかし、ついにこの方まで…。今年も止まらないシスプリ特急。どうか美凪さんのご機嫌を損ねませんように。

 白雪のことをちょっと考える。
 白雪は、泥団子さえ食べてくれたにいさまのために、にいさまが喜んでくれることをしようと思い立って料理を学び始めた。彼女に料理の才能があるかどうかは問題ではなく、にいさまへの想いがなければ、料理を作ることには何の意味もない。というより、白雪はにいさまのためにのみ生きているのであり、その焦点がたまたま料理ということ。このあたりの思い詰めようは、まかり間違えば新井素子『ひとめあなたに…』のチャイニーズスープな話になってしまうのだけど、にいさまが白雪のために慣れない手つきで料理を作ったりすることがあるのなら、それは白雪が料理以外のことにも向き始める一つのきっかけになるかもしれない。
 で、にいさまから何か教わるのもいいのでは、と思うわけです。そのとき、にいさまが教えてくれたからだけではなく、その何かに熱中することができたなら、その白雪の真剣な横顔は、あんまりにもそのまんますぎて、とても愛くるしいのではないかな。身長140cmの頑張りやさんというだけで、それはもう十分すぎるくらいではありますが。
 などととめどもなく考えるのは、今後補論3でそれぞれの妹達を個別に描き出すことになるので、その準備です。

 馬鹿話。

らむだ「父親の職場を見学に行くって話、よくあったじゃない。」
美 森「子供がか。」
らむだ「そ。で、わくわくしている子供の手を引いて町中を歩いていって、
    『さあ、ここがお父さんの仕事場だよ』って告げたその前には、
    木立の中に切り株がひとつ、ってのはどう?」
美 森「うわ(笑)」
らむだ「うぐぅ。このご時世、シャレにならないけど。」
美 森「だったら、『これがお父さんの資産運用だよ』って言う親父の前に、
    二束三文の株が積まれているってのはどうよ。」
らむだ「うひ(笑)」
美 森「どっちにしろシャレにならんが。」
らむだ「ゲマ。」

 最後は嫌なおとしかた。
2003年1月10日(金) はつねつちう
 『かーずSP』さん(1/9分)、考察へのリンクありがとうございます。

 昨年暮れの、O157ゲームをちまちま再プレイ。あのときは〆切直前の勢いもあり、書きたいことをえいやっと書き上げたという満足感があったのですが、今こうして読み直すと、色々と修正したい箇所が。いやー、ぼくの文章、くどいです。ヴィジュアルノベル、とりわけ『ONE』という作品は、音楽やグラフィックなどに多くを委ねて、テキストはぎりぎりに絞り込んでおいてあとはプレイヤーの想像力で補完してもらうという作りになってますが、そのイメージからずいぶんとまたかけ離れた箇所がちらほらと。うーん、この反省を次に活かします。次?

 これ観て大笑い。声の元ネタ、何なんでしょう。

 シスプリ前作考察について、美森氏から質問が。第25話で、どうして咲耶以外の妹達は島から出て兄を連れ戻しにいかなかったのか、と。
 あの考察でも書いたように、島に来る際に妹達は、航に、彼の過去や自分達の過去について意識させることをしてはならない、という掟を予め与えられていた。それは、かつて航と会ったことのない者もいる中で、妹達の平等を守るためでもあった。もしここで妹達が島を離れて航と出会ったとしたら、その時点で、島の外部に存在する妹は、彼女自身のこの外部での過去を、否応なく兄に感じ取らせてしまうかもしれなかった。
 それにもかかわらず咲耶が島を出て行こうと決意したということは、その掟を破ってでも、いやむしろ自分の過去などの一切を総動員してでも、兄を島に連れ戻そうという徹底した意志をもっていたということになる。その結果、兄を連れ戻した後で自分だけが特権的な立場を獲得してしまうことになるとしても、他の妹達の反発などのリスクを全て引き受ける覚悟をして臨んでいた。そのリスクの中には、原則に違反した自分が兄のそばにいられなくなるかもしれない、という最悪の事態も含まれていたのだが、それでも彼女は、兄と自分とを結ぶ運命の赤い糸を信じて、この恐怖に立ち向かったのだ。
 なんてことも言えそうだと伝えたところ、それを補筆すべきではないかとのこと。後日、これも含めて修正しますか。
2003年1月11日(土) 先駆者に敬礼
 『Winter SNOW』さん(1/10分)、考察へのリンクありがとうございます。

 美森氏から荷物が届く。どもです。猿元氏の鍵キャラ占星術本も一緒。よくこれだけ調べたものです。繭は生年が不明なため未調査というのが残念なところですが。先日も長森と可憐のチェックをお願いしてましたので、後日その結果をアップしたいと思います。

 以前記しました、シスプリ前作第3話の2つの表をぼくの考察以前に検討されていた方々の同人誌について。『シスプリ60's』さんの同人誌シリーズ「Sister Princess Chronicle」の第3巻『Don't Trust Over Thirty』(2001年12月30日発行)に不完全版、そして第4巻『駄目駄目な僕』(2002年8月11日)に完全版が掲載されています。後者は、それ以前の同人誌の再編集版ということらしいので、ぼくの第3話分考察よりも先にあれらの表を完成させていたことは間違いなさそうです。こちらの不明をお詫びするとともに、先駆者に敬意を捧げます。なお、この同人誌での検討内容については、第3話分考察に後日追記する予定です。
2003年1月12日(日) 星座の瞬き数え
 2chから。下田屋つばめ氏が別名で脚本・演出を務めているらしき、えろげアニメ『椿色のプリジオーネ』最終巻で、眞深が登場しているとか。ゲームにはないアニメ独自のエピローグとして、この眞深っぽい女性が、次なる任務を受けて、とある島に向かうという場面だそうで。
 眞深さんへのメールで書かれていた、「意外な作品」でまた会える、という言葉の意味は、こういうことだったのかどうなのか。眞深というキャラクターの解釈については人それぞれでいいのですけど、製作スタッフがこのように遊ぶのは果たして褒められたことなのでしょうか。このあたり、大畑監督が自分の持ちキャラであるマッキー像(あの島頂上のオブジェ)を登場させたあたりから、妹達に無関係な「オレ世界」をシスプリ世界に繰り込むことが許されやすくなったのかもしれません。リピュアの背景設定にも、そのへんの気安さがあるのでは。

 猿元氏から、長森・可憐との相性診断結果をいただきました。こちら。どうもありがとうございましたー。しかし、その結果たるや…。多少の相性の悪さどころではない、何ともしがたい有様です。駄目?駄目なの?ぼくの性格についての診断がかなり的確なだけに、これは衝撃的でした。すると、ここまで噛みあわない(正面からぶつかる=相互補完するのでもなく)キャラに「萌える」とは、一体どういうことなのでしょうか。やはり指摘されているように、姿かたちと包容性が全てなのでしょうか。自分の「萌え」を深く省みる必要に迫られております。でも、『萌え文集』原稿でどうにも侭ならなさを感じていたのは、そのあたりに根源があるのかもしれません。
 このままいくと、よもや、脳内離婚の危険性も。

 と、どんどん怖い考えになりつつあった時、猿元氏の日記にあった『相性診断ツアー』で美森氏にチェキしてもらう。その結果、単純に6項目合計600点満点として、長森220点、可憐310点…。もうボロボロ。鍵キャラでは佐祐理さんが最高で360点、妹では鞠絵が最高で380点(次点は衛360点)。なんたる。
 もうだめぽ、と思ったところへ、長森とのバイオリズムの相性は79.5と異常に高いことが判明。これでやっと人心地つきました。可憐ともそこそこ高いうえ、結婚の相性は70点と良好。結婚?まあそれはそれとして、絶望の中に希望の光がきざした瞬間でありました。あ、「きざした」って「萌した」なのか。なるほど、ここに萌えの根源がっ。
 しかし、雛子との相性診断は275点(平均46点)と低調なのに、せくーすの相性だけは80点と突出しているうえコメントに「無理なくそつなく楽しめる」などと大変な文言が。そ、それ犯罪です。大体、どうすれば無理なく楽しめるのか(考えるな)。ちなみに、鍵キャラでこの相性が一番高かったのは繭でした。ああ、やっぱりぼくはこうなのねと納得することしきり。

美 森「ある意味、面目躍如という感じか。」

 むしろ汚名挽回かしら。汚名を挽回してどうする自分。

 というわけで、アニメ版前作と第3話分考察をもとにした妹達の生年月日です。眞深は誕生日が不明、残念。

可 憐:1986年9月23日
花 穂:1992年1月7日
 衛 :1989年10月18日
咲 耶:1986年12月20日
雛 子:1994年8月15日(あるいは1995年)
鞠 絵:1988年4月4日
白 雪:1988年2月11日
鈴 凛:1987年7月9日
千 影:1987年3月6日
春 歌:1987年5月16日
四 葉:1988年6月21日
亞里亞:1993年11月2日
2003年1月13日(月) どれみとか
 昨日の占いの結果について、猿元氏から解説が。またえらい箇所を引用されてしまいました。むむ、そうですか雛子とはそういう関係なのですか。かっこいいおにいたまになるために頑張ろうと思います。

 昨日の『椿色のプリジオーネ』アニメ作品について、たけさまから掲示板で詳細な情報をいただく。どもでした。下田屋氏はその名前で参加しているほか、スタッフ全体がシスプリ前作と相当重なっているとのこと。となるとスタッフぐるみのお遊びの可能性が高いのかな。うーん…。

 昨日のどっかんどれみ。はづきを眠らせ、はづきの屋根に雪降り積む。静かな白い街のそこここで、暖かな想いが結び合う。
 実は、ここのところ続いた仲間との別れ話に、あまり納得してませんでした。それは、みんなの心を受け止めるどれみが、どれだけ頑張って耐えているのかが、未だはっきりと描かれていないと思ったからです。5人の中で一番成長してきたのはどれみであり、それは特に、ぽっぷの姉として、ハナちゃんの母親として、という責任感においてでした。でも、だからって泣かなくなったわけじゃないんですよね。誰の前でなら、どれみは思いのままに泣き喚くことができるんだろう。マジョリカか。母親か。
 それでも、そんなどれみの姿を見なくても彼女の想いは伝わってくるわけで、スタッフもそのことをちゃんと描いてもいるわけで、例えば今回だとMAHO堂でのどれみの後姿が、それを沈黙のうちに物語っています。はづきを抱きとめながら小さく震えています。そして簡単には小竹に転ばないだろうなと思わせるくらいには、彼女のつよさを認めたくなるわけです。
 中学校受験にたまたま合格して進学し、小学校時代の友達をきれいさっぱり忘れたことのあるぼくとしては、はづきとどれみが親友のままでいてくれることを勝手に希います。卒業後、少したってから同窓会に集ったら、ぼくだけ居場所がありませんでした。ああいう気持ちをはづきにはどうか味わせないで下さい。なんて願うまでもなく、彼女達は全然大丈夫にきまっているのですが。いや、でもちょっとはピンチになってもいいかと(最低)。
 演出はあの細田氏、さすがでした。眼鏡っ子の本質をあますところなく描ききってます。ノート一面の「美空中」とかに悲鳴。階段でのよろめきっぷりに、完全に感情移入。貧血になりかけました(実話)。うつむいてこぼす涙が、眼鏡の裏側にポタポタと。はづきの視線と想いを、あんなふうに内側から捉えられるなんて。そして、はづきの気持ちを知りながらの、あいこやおんぷ、ももこの表情が、これまたなんとも。ももこちゃんの家では、引越しの準備が進んでいるみたい。あと、今回ははづきの両親が全く登場しませんでしたね。以前の話を踏まえてみれば、彼らもはづきの決心をずっと待っていたのでしょうか。登場しない者達にさえ物語を感じさせてくれるのがこの作品です。
 でも、雪の日に半そではないよね、とマジョリカ雪だるまに語りかけてみる。

 美森氏と、シスプリ考察の話。メタフィクションとしての解釈について、よく分からんと愚痴をこぼすと、きわめて明快な意見を幾つか返してもらう。

らむだ「ああー、すごいすっきりした。」
美 森「そんなことより気になっていることがあるんだが。」
らむだ「何?」
美 森「『ONE』の制服の後ろについているリボンって、
    引っ張ってほどいたらどうなるのかなー。」
らむだ「なにー(爆笑)」
美 森「ここ2、3日ずっと考えているんだが。」
らむだ「馬鹿だ。負けた(笑)」
2003年1月14日(火) 雑然と
 昨日のリボン問題に関する討議は、やはり飾りにすぎないだろうという結論にひとまず落着しました。澪の青リボンを解くと、生徒全員のリボンがはらり、というのも考えましたが。根拠も意味もなく。

 とらさんの日記より、「自分の行動範囲内に居る人間は全て黒可憐属性」とのこと。素晴らしい。や、でも、黒可憐属性な人と、そうでない人の比率って、世間的にはどうなっているのでしょうね。うちは管理人の性格上、前者の方々が集まりやすい傾向にありますが。

 こないだの占いで、仕事の相性が一番いい妹は、なんと花穂でした。花穂と仕事って…。彼女の応援をうけて仕事に奮起するのか、それとも同じようなペースと失敗率を慰め合うのか。たぶん後者だと思われます。ぼくが作成した書類に花穂がお茶をぶちまけてしまい、「ど、どうしよう!ごめんなさい…。」と泣き出しそうになったところで、よく見ればその書類は間違いばかり。「ほら、もともと駄目な書類なんだから問題ないよ。」「そうなんだ、よかったぁ。」「よかったね。あははは。」そして上司の鋭い声。(完)

 それにしても、本命との相性がどんな占いでもいい結果になりません。どうしたらいいんでしょう、可憐さん

 今のプロミストアイランドでも翼多市でも、妹達は全員揃っていられるわけだけど、鞠絵が病気になる前に、みんなが集うことがもしできたとすれば、どういう光景になるのだろうか。そう思って、鞠絵の年齢を9歳に戻して、アニメ版前作の年齢差を全員に適用してみますと、
 可憐、咲耶、千影:11歳
 白雪、鈴凛、春歌:10歳
 鞠絵、四葉:9歳
 衛:8歳
 花穂:6歳
 亞里亞:4歳
 雛子:2、3歳
ということになりました。うは、たまらん。衛8歳ということは、リピュア第2話でいうと第2段階あたりですか。春歌あたりもまだまだおてんばな年頃ですね。雛子は完全にちびっこまん体操適齢期。ちっちゃくたってげんげんげんき、にこにこまん。甚だしく萌え。ああ、何か久々にこの「萌え」という言葉を正しく使用したような気が。
 あと、前に白雪vs四葉というケンカを見てみたい、というようなことを考えてましたが、このとき周囲の妹達がケンカの当事者のそれぞれに味方するとしたら、どんな具合に分かれるものか。可憐は仲のいい白雪側、鈴凛は四葉側。あとは適当に。
 白雪側:可憐、千影、鞠絵、花穂、雛子
 四葉側:咲耶、鈴凛、春歌、衛、亞里亞
 うーん、やはり想像つかない。単純に真っ二つというケンカなんてあり得ないだろうな、とは思うのですが、1vs1のケンカが妙なかたちで波及して、色んな1vs1が複雑に組み合わさったケンカ状態というのは、あり得そうに思います。しかしこの対戦組み合わせ、四葉側の方が戦力的に上だとは思うのですが、可憐と千影が組んでいるあたりで何事か起きそうな予感。
2003年1月15日(水) 暴走気味
 一日で前作全話。見よ、ここに兄がいる!感想を期待しつつお待ちしますです。

 『double bells*』さんに日記で反応いただく。わーい。そうです『妹戦隊プリンセスファイブ』のファンなのです。ああもう、毎回可憐の悲鳴を聞けるかと思うと(違)。番組内の世界と、番組を作る現実世界とで、二重に妹達がわいわい楽しげです。あと、日記への反応速度はどうぞお気になさらずに。しょうもない文章などは適当にスルーしてやって下さいませ。

 シスプリの非殺伐系パロディとしては、特撮戦隊ものの『プリンセスファイブ』に魔法少女ものの『マジカルヒナ』、それに予定しっぱなしの合体ロボットもの『シュヴェスター』などがありますが、こないだの対談をきっかけに、掲示板ではリピュアの次の本編設定が微妙に進んでいます。GemmaさんやDTさんご提供のネタをそのまままとめると、現時点でこんな感じ。

・主役の少女は、勝ち気で冷徹な委員長タイプの眼鏡っ子。
・冒頭で自分に生き別れの兄がいることを知らされるが、兄妹関係など人生に不要と断ずる彼女は会いに行こうともしない。
・同級生の、美人で頭のいい咲耶が兄などにうつつを抜かしているのが理解できず、ぼんくらで優柔不断(12人の妹全員に優しい咲耶の兄は彼女にはこう見える)な兄をとっちめてやろうという意図で接近する。
・だが、やがて彼の優しさに惹かれていく。
・自分より能力的には劣っている各妹たちが、兄の存在により120%の魅力を出して、何となく敗北感×12。
・自分の心に悩み、妹達とぶつかり、最終的に兄に決定的な敗北を喫した彼女は、いつのまにか募っていた自分の兄への思いに気づかされ、初めて焼いたクッキーを持って、兄に会いにいくのだった。
・兄の呼び方は「兄さん」。
・最終話で認めつつも素直じゃない感じでそっぽを向きつつ、でも袖をつまんでいたり。

 萌え。
 つまり、ラブコメとしてのシスプリパロディですかね。くすぐったさ炸裂。「兄さん…。」「妹よ…。」って照れるぜ照れるぜ。『キックオフ』なんて誰も知りませんか。
 名前をどうするか問題ですが、最後の音が「あ、え、か、き、げ、こ、ば、ほ、み、る、や、ん」は既に13人(眞深含む)によって使われてしまってますので、それを避けるとなると何でしょう。「さ」かな。「みさ」、だと委員長というよりポニテ陸上部のバンビちゃん。対談Ver.のヒロインになります。ありさ、だとくりぃむレモンだし亞里亞と被る。たばさ、だとなーむーになっちゃう。うーん、他の音ではどうか。「あやの」「しずよ」「あい」「ゆい」「さくら」ほええ「あゆむ」「ゆま」「まゆ」みゅーっ「ことり」はうう「みどり」「もみじ」「あかね」嫌です。有名なキャラと被るのも駄目ぽ。「こ」で被っても美智子とかなら、ガルバンのミッチィねたが上手く使えそうですけどね。その場合、兄の名は大和。

 直リンできないので、これ。http://moe.homelinux.net/src/200301/1042464910311.jpg
 リピュア関連宣伝ポスター、でしょうか。みんな寒そうな格好だなぁ、と落ちつく前に、雛子が亞里亞に雪玉をぶつけているのに衝撃を覚えます。前作第16話の玉入れや第22話の羽根突きにさえ耐えられなかった亞里亞が早速「…くすん」となってしまい、雛子がさあ大変、という今後の流れ。「ごめんね、亞里亞ちゃん」と必死に謝る雛子は、雪だるまの中から爆発音と共に登場したじいやさんによってそのまま遠いところに連れて行かれてしまうのでした。ヒナヒナヒーナーヒナー荷馬車はゆーれーるー。四葉と鈴凛が雪だるまを見ているのは、つまり中身があることに気づいているため。
 ところで雛子の後ろにいる春歌は、よもや雪玉をぶつけるよう唆した張本人だったりしませんか。独仏開戦。フーラーンースーアールーザースー。まさか春歌に限って、とは思いたくなりますが、彼女は前作第10話で、眞深をプールに沈めているのですぞ。ちなみに、そのとき一緒に謀ったのは可憐。
 …あっ!この絵で可憐は亞里亞をかばおうとしているように見えるけど、本当は事前に春歌達を唆していたのが彼女だとしたら…。黒幕なのに自分はいいお姉さんのふりという、いつもながらの計画なのでしょうか。
2003年1月16日(木) 頭は初春
 『赤の7号』さん(1/13分)によるリピュアAパートまとめ。さすがという内容です。放映終了してもうすぐ1ヶ月、そろそろあのパート全体の捉え直しが試みられる頃ですが、よそ様のサイトはかくのごとく、またある方からは考察をメールで送っていただいたりして、大変励みになってます。ぼくも頑張らないとっ。
 なんてりきむ前に、まず前作の考察をきちんと終わらせましょう。ガルバンのとこでまたもや肩の力が抜けなくなっております。ぼくはどうすればいいんだ、ミッチィー。「自分で考えなさい!」前にもやったなこれ。

 大畑監督と伊灘監督が本当に別人なのか、という声もあるそうですが、もし同一人物なのだとしたら、うまいこと一杯食わされた格好です。でも、第1話の冒頭であの写真が登場し、第12話の最後に黄色い麦藁帽子の少女が登場しているのだから、少なくとも話の筋は全然変更されていない、と考えるのが適切なのかな。

 サンフェイスさん、四葉好き。にはは。金網を背にはさんで、四葉と美少女怪盗クローバーが語らう姿とか想像してみたり。

 三が日に見た夢。怪物達が住む洞窟をくぐりぬけ、囚われのお姫様が眠る部屋に入ると、そこには長い黒髪の少女が、ベッドに体操服姿で横たわっていた。
 その1週間後あたりに見た夢。可憐らしき少女の膝の裏に顔をうずめ、太股とすねではさんでもらった。
 今朝の夢。鞠絵と春歌と雛子の3人が肌着姿で重なるようにして寝乱れていた。
 新春到来。
2003年1月17日(金) ほけー
 お母さんフィルターとか最近またよく見かけるのですが、電波ニュースの方を久々に使ったら痛快なものになりました。

 先日、利休さんからお電話いただく。カゼがしんどそうでした、どうかお体お大事に…。創作というものについて、今回も色々と教えていただきたり。相手が病人なのに気遣い無し。いつものことですが、ごめんなさい。

 考察、ちょっとずつ進んでます。ガルバンってどんな話だったんだろ、など考えつつ。
 あとで日記追記するかも。
2003年1月18日(土) 2日遅れ
 検索でも黒可憐がむしろ定番。自分のとこも確認してみましたが、「リンミンメイ 18禁」なんてのがあって死ぬほど懐かしかったです。あ、「鈴凛>風呂」というのはうちも引っかかってましたね。あとは…「可憐 アイスピック」とか。うん。「ワトソン」で第25話分考察が行き当たった方には申し訳ないです。

 とか書いているのは月曜日。何が「追記するかも」ですか自分。
 いや、何やら仕事めいたことをしていたりしていなかったり。この週末はセンター試験だったみたいで、IRCのお仲間も頑張ってこられたご様子でしたが、ぼくは通勤途中、ごったがえすほどの受験生を眺めながら、眼鏡っ子だのハイソックスだのを検分しておりました。直前の一時をも無駄にすまいと参考書を見つめるその真摯な瞳に、ぼくも心打たれてつい「ああこの真っ直ぐなまなざしで睨まれて罵られたい」などと、この方には遠く及ばないまでも煮たようなことを妄想しておりました。
 合格祈願(白じらしく)。
2003年1月19日(日) 終わりを迎えて
 龍騎。うん、まあそんなまとめ方で。『オーガス』みたいな投げっぱなしの終わり方にはならなくてよかったです。一視聴者として、全然すっきりはしないのですが。

 どれみ。魔女に、ならない。ハナちゃんが荒れて先々代の女王様と同じ展開に、という嫌な妄想したりしてましたが、あの悲しい物語を知っていればこそ、どれみ達はそれを乗り越えていけるわけで。未来さんの話から、各人の決意をめぐる数話を経て、いまこうして人間世界で生きる道を選んだこと。魔女の世界を捨てたのではなく、来るべき和合のために。
 ところで、魔法で得ようと思っていたものが、魔法を使わずに(間接的に有用だったにせよ)得られたので、もう魔法はお返しします。という流れは、スタジオぴえろの魔女っ子シリーズには意外となかったのかな。

 IRCでのネタ。
「可憐アンテナに登録されている者を1000人の村にたとえると、
38人が電話代滞納で年間7回止められています。
76人は裁判所に呼び出されてたりします。
最近38人がゲーム版シスプリを始め、四葉にはまりました。
38人が可憐のお兄ちゃんになろうとして、うまくいっていません。
38人はこの日、センター試験を受けていました。
115人が既婚者で、既こん者はもっとたくさんいます。
仕事一筋という人は村に1人もいません。
村人はみんながまん強いです
幼女が好きな人はわりといますが、村に幼女は1人もいません。
600人の心のなかにみちるがいます
そのうち100人のみちるはわりとえらい目にあっています。
別の100人はみちるにえらい目にあわされたがっています。
女性は154人はいますが、女性に生まれたかった人も115人はいます。」
 など。そもそもアンテナ登録者は30人もいないわけですが、逆に増えるところがミソ。
2003年1月20日(月) 絆のありか
 ゲーム版の四葉。サンフェイスさんの日記を美森氏に「すごいぞ」と言われて読んで本当に凄いとただ唸る。そして曽我さんの日記も思い出す。

 奪い合うこともなく与え合える奇跡みたいな関係性。それをたぶん持ち得たはずの兄妹は、兄が妹に喜びをあたえる一切に嫉妬し、その心を独占しようとした瞬間に、関係性が本当に奇跡だったことに気づいて兄はその喪失を永遠に悔いる。回復しようにも、どうやってそれがあり得たのかが分からない。でも、独占しようとした自分の心が、そのときから妹に閉ざされてしまっていたことだけは分かる。
 ゲーム版の兄って、そんなふうに誰か一人の妹を独占しようと選ぶのではなくて、ある妹に独り占めされる側なのですかね。そしてその独り占めの仕方は、可憐と四葉では明らかに違う。可憐は自分の居場所を定めて、そこにお兄ちゃんを吸い込んでいこうとするけれど、四葉はそんなちゃんとした足場なんてないから、兄チャマをひたすら追い続けていくしかない。つまり、あらゆる場所が居場所ということにもなるのだけれど。

 考察補論を頑張ろう、と思いきやシュヴェスター設定の方が進んでしまう罠。現実逃避からさらに逃避するという、まさに「ホップステップ玉砕」の心意気です。
2003年1月21日(火) ぱちもん
 ガルバンについて考えているうちに、ふとガンガルやバイソンを検索してみたり。じゅん氏『SPIRIT OF GUNDAM』「STRANGE」や、『ガンガルリンク』『ザ★アニメージ』など凄まじいサイトを発見。大笑いしつつ、いい感じで脱力できました。
2003年1月22日(水) お兄ちゃんのご都合で
 『シスタープリンセスドットインフォ』さんリピュアアンケート結果。集計総括お疲れ様でしたー。
 むむ、なるほどチェキほど。眞深ちゃんの人気はさすがなのデス、などとうなずいてみたり。えー、「せめて眞深だけでも、あんちゃん!」の項目に投票してくださった皆様、ありがとうございました。
 眞深への投票コメントのうち「シリーズ物」とまとめられているのは、全部が前作の台詞からの引用ですね。
 「眞深ちゃん、いつ帰ってくるの?」(雛子):第26話
 「あれアニキ、眞深ちゃんは?」(鈴凛):第13話
 「大丈夫ですか、眞深さん?」(春歌):第11話
 「あ、眞深ちゃん。」(可憐):第3話
 むむむ、ここでも可憐ちゃんだけ黒い台詞なのデス。
 あと、
 「で、眞深って誰?」:…(笑)。

 馬鹿話。

らむだ「今月は電話止められずに済んだみたい。」
美 森「じゃ、来月だな。」
らむだ「そうと決まったわけじゃないぞ。」
美 森「何べんその言葉を聞いたと思ってるんだこのボケ。」
らむだ「あうー。…2ヶ月に1度止められる…これって『お兄ちゃんの日』みたいだな。」
美 森「あー(笑)それ新しいかも。」
らむだ「一体どんな兄なんだか。」
美 森「要するにお前みたいな駄目人間だ。」
らむだ「あうー。」
美 森「そういう日に電話かけると、メッセージで
    『今日はお兄ちゃんの日なので、電話に出られません。』とかな。」
らむだ「可憐の声で(笑)。」
2003年1月23日(木) シスプリ空間
 シスプリ第3作ネタ、「眼鏡の委員長」というのは2chでも既出みたいですね。うちの場合には航を妹達から奪うどころか、ミイラ取りがミイラになるわけですが(たとえが間違ってる予感)。あと「萌える妹3つの条件」なんてのも。このへんは文化圏の違いで色々ありそうです。それにしても東京湾のリピュア化も始まっているみたいだし、じきに世の中がシスプリに追いつきそうです。

 でも、あんまり追いつかれても困りますかね。例えば、とある国の独裁者がシスプリにはまって、近隣諸国から妹達を集めようとするとか。大変なことです。でも、逆に12人の姉妹がシスプリにはまって、どっからか兄を探そうとしているというのなら、何となく許せる気がします。つか、ぜひご一報下さい。
 「お兄ちゃんの日」で電話不通、という寂しい結末の予感。
2003年1月24日(金) 昔から日本のぶるまだった
 リアル妹持ちのご意見。兄や妹って、本当に需要と供給のバランスがうまくないですね。リアル妹萌えってのは、あまりに甘美な地獄だと思いますが。妹萎えも楽しく拝読してます。やっぱりのろけにしか感じられませんけど。

 電話代滞納はこの日記ではもはや日常の領域に到達しかけていますが、年4回のご友人がいらっさるとのこと。今後が大いに期待されます(違)。家賃も頑張ってがまんしてください。
 いえ、どうかお気をつけて。

 シスプリデスクトップアクセサリ2に収録されている設定資料を再確認。ガルバンとか。ところで、妹達の服装も改めて見てみると、咲耶の秋物服とか、使われていないものも案外あるんですね。ちょっともったいない。そして四葉のパジャマ、袖を伸ばすと指先がちょこんとしか出ない絵に萌え転げ。兄チャマと同じサイズなのデスか?しかし、昨年は1話につき10回以上も繰り返して視聴していたもので、どんな設定を見てもどこに出ていたか瞬時に分かります。
 そんな辞書気分で見直していたところ、ある画像にふと違和感が。衛のぶるま姿。あれ?幼小が赤で、中高が紺?紺色ぶるま?そんなの登場していたら当然叫んでいるはずで、体操着姿を第16話で確認したところ、やはりオレンジと赤のスパッツでした。どこかの段階でぶるまをスパッツに変更したのでしょうね。責任者出てこい
 より詳しく見ていくと、ぶるまが消滅した代わりに、「ぶるまに体操着の裾を入れない」衛が、脇で体操着を結わえて脇腹ちらり、という着こなしに変更した模様です。このへんが微妙なバランスだったのでしょうか。
 ちなみに、この第16話運動会のお弁当場面で、衛がやたら前のめりになって「食べるぞーっ」という構えを見せているのと、亞里亞がおしりぺったんな女の子座りをしているのが、何とも微笑ましいです。これ前にも書いたか。ぶるまの話そのものも、発売時にとっくに言われ尽くしているかもしれません。
2003年1月25日(土) ネズミの方だったり
 ガンダムSEED、1週間遅れで例の砂漠戦を観ましたが、軍人なら男女の艦内居住区を厳密に分けないのかとか、「砂漠の虎」ってロンメルなのか山下なのかとか、各所で指摘済みのはずのことを色々突っ込みたくなりました。あの敵軍指揮官については、少なくとも、威力偵察らしき行動であんなに損害を出したら駄目でしょうに。それとも小規模の偵察部隊であれほどの戦力があるのでしょうか、だとしたらえらいことですが。
 話の流れは初代ガンダムのランバ・ラル話と非常に似ているようで、敵のカリスマ性も軍人らしさも主人公達の閉塞感も、全然描けていないところが見事です。総じてゲームバランスが崩壊したRPGみたいな雰囲気。

 で、NHK教育の中学校女子バスケット部&オカルトものドラマを観る。こっちの方が面白いし萌えます。

 『ONE』の声入りヴァージョン、美森氏に長森の声を電話越しに聞かせてもらいましたが、どうにも軽い。これ、みずかの声としてはいいかもしれませんけど、うーん。この声で「ほら、起きなさいよーっ」と言われても、どちらかというと「お兄ちゃん、ほら起きてよぉ」という雰囲気。それはそれで萌え。
2003年1月26日(日) 笑顔でまたね
 どれみ最終回。とうとうこの日がきました。
 教頭先生も顔が紅潮していましたね。いや、そういう細かいところもちゃんと描ききっていましたが、もう何を言えばいいのか。いままでの物語が、全てここに収斂していく感覚。春風父母のステーキ漫才から、信ちゃんのボケに流れたときは、このままSOSトリオの登場を許してしまうのかと気が気ではなかったものの、幸い信ちゃん自らが本道に戻してくれました。そしてかよこちゃん。もう、「来るといいな」と思った瞬間に。最後は小竹。悪友達にああいう気遣いをされて、ようやく、遠まわしであっても、素直な気持ちを伝えられた彼も、どれみの思われ人になるにはまだ修行が足りません。中学生になったどれみが手紙を渡す相手はおそらく小竹ではないはずで(小竹相手にはそんな手紙必要ないから)、相変わらず恋多き世界一幸せな美少女は惚れっぽくて、小竹はいついつまでも振り回されてくれることでしょう。
 ハナちゃんが母親としてのどれみをMAHO堂から引っ張り出し、結局好きな相手のためなら自分のことをほったらかしにしてしまうどれみを、大きく腕を開いて抱きとめる姿は、永遠の一瞬でした。仲間達もまた、この数話でそれぞれがどれみに伝えたかった言葉をちゃんと告げられて、そして、ハナちゃんと一緒に魔女界に帰るマジョリカの目に涙が浮かんでいて、みんなの声にどれみが笑って、最初のシリーズの主題歌が鳴り響く。…ああ、この歌を流してほしかったんです、本当に。
 どれみが最後の最後でこうして我慢し続けてきた自分の想いを爆発させたことにほっとしつつ、みんなの笑顔を最後も見られたことにほっとしつつ、こんな最終回を見せてもらえたことに感謝しつつ、「ありがとう」という言葉をそのままに。
 この満ち足りた気持ちさえあれば、こないだのはづきちゃんの話の終わり5分が上書きされてしまっていることに気づいたところで痛くも何とも(激痛)
 まあそれはともかく。
 魔女はいるんだってことを、語り継いでいきましょう。
2003年1月27日(月) 恒例1日遅れ
 よく見れば、今回のセンター試験に衛向けな問題が出ていたのですか。

 補論2をちまちま進めながら、リピュア考察にもつい手を出してみたり。八面六臂というか四面楚歌というか、少なくとも二正面作戦の愚挙ですね。リピュアの背景設定を解釈する方法なんて、どうにもこうにもです。あちこちで既に書かれてもいますし。

 最近2chのシスプリスレなどを読んでますと、アニメ前作ファンとリピュアファンの対立(と言うとおおげさか)が起きたりして、ちょっと寂しいものが。ゲーム版の発売時にも、またアニメ前作の放映時にも、必ず生じたはずの対立ですが、これってシスプリ全体からすると、発展のための闘争として肯定的にとらえにくいですね。それぞれのファンごとに棲み分けすればまず消極的解決となりますけど、お互いが相手の作品のよさを知ることで、うまくファン意識の全体的拡大をはかれないものか。でも、ぼくの前作考察は、そのような意図もあって前作の独自の価値を見出そうという努力でしたが、これが必ずしも評価の向上につながるわけではないし、かえって「物語であることが最大の問題」と批判される足場を作ってしまったとも言えるわけで、なかなかぴったしいかないねぇ(タマゴン)。
 それでもなお書くわけですが。もう少し、あと一息。
2003年1月28日(火) やや気落ち
 今頃になって、前作第23話の「ベルリン」というコードネームの意味(鈴=ベルだから鈴凛=ベルリン)に気づかされました。まだまだ知らないことばかりです。同話で花穂が燦緒からもらった小瓶も正体不明なままですし、どなたかお教え下さいませ。

 夢の中に、どれみ達がでてきました。というより、ぼくがあの美空第一小学校に現れました。まだ6年生の最中で、彼女達が三々五々談笑するのを眺めながら、ぼくは何かをしゃべっていました。自分の小学校時代のイメージと微妙に重なりながらも、ああ、あの作品が終わってしまったことにぼくはやっぱり堪えていたのか、と起き抜けにしみじみ。
2003年1月29日(水) にほいおこせよ
 数日貼ってある絆創膏の臭いが癖になりそうな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。くんくん。
 金具の先で一度切ったところをまた同じ金具で痛めてしまうという間抜け加減に、とっくに完治しているこの部位を何の保護もなしにさらす勇気が持てません。アキレスも自分の踵にこういう不安を抱えていたんですかね。いや、踵に絆創膏巻いてたら明らかに弱点と分かるでしょうけど。絆創膏ではありませんが、相撲取りはよく痛めた箇所にテーピングをぐるぐる施してます。あれも見ていて気分がよくないとか見栄えの問題よりも体が大事とか意見がありましたが、あれも弱点がここだと教えているようなもの。でも正直にそこを攻めるような力士は人気なくなるのか。だったら、どうせなら全身にテーピングしてミイラのような出で立ちで、どこもかしこも弱点な雰囲気を漂わせれば、相手はまわしすら取れずに困り果てるかもしれません。よく見たらまわしも締めてなかったりして。それ反則。
 可憐の生写真つきの絆創膏、1週間ものだの1ヶ月ものだので幾らぐらいの値段になるかしら。

 こちらの不調で、送ったはずのメールがいくつか届いてない模様。すみません、早々に再送します。
2003年1月30日(木) へろへろ
 自分の尻拭いもできない人間が、他人の尻拭いに邁進します。いけいけごーごーほっぷすてっぷ玉砕。ああ疲れた…。

 お尻といえば白雪(間違った認識)。お尻というか、腰が安産型な妹って誰でしょうね。案外、衛あたりとか。いや鞠絵とか亞里亞とか。鈴凛が一番か。そんなことばかり考えながらの作業でございました。
2003年1月31日(金) 月末しおしお
 たまには壊れてみたい、と思ったのですが、いつもそれなりに壊れていることを思い出して、やれやれです。全盛期のもりしげ先生描くシスプリなど想像してもいまひとつ効果なし。効果?

 疲れを癒すのにようじょ風呂に肩まで浸かって、と考えたところ、既に山上たつひこの『がきデカ』に、そういう人間風呂銭湯ネタがあったなぁと20年前の記憶。そんなものばかり読んでたから、こういう人間になったのかしら。と人のせいにしてみる。品のなさは早くから仕込まれていた自信があります。

 だめだ疲れてる…。こういう時こそ、シスプリなのです。咲耶が「ビタミンOが足りない」と言う気持ちがちょっと分かる。シスプリやどれみやコメットさんは世界中に存在する心の栄養素なのですが、ゆだんしてるとすぐ自分の中から枯渇してしまうので、ときどき補給してあげないといけないのです。でも、ふとした機会に、自分の中でそれらの栄養素を生み出せることもありますよね。
 昨年は栄養過多だったのかも。

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