日記
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2010年9月1日(水) べびプリ日記半年分概括2
 べびプリ日記、昨年11/17以降の半年分まとめ。続きです。

 立夏。健康的な色気と食気。人間の基本的欲求にしごく忠実。あんまり意地汚くないことは5/24に判明したものの、まぁ野生。

 小雨。今回も小学校卒業はスルー。少しずつ前進する意志も変わらず、バレンタインデーも前回より勇気だせた。

 。この3年目の上昇株。インフルエンザでおでここっつんとか、もうほうだい3/11がテキトー日記だったのに海晴姉さんが罰担当を課さなかったのは、もうそんなことしなくても長男と十分な関係ができてるから。

 星花。お手伝いに下の子の面倒見にと、ほんといい子。バレンタインデーでは、恋愛とはやや異なる絆を求める姿。4/22では身長を気にしたり。いいのよ、ちっちゃいままで。

 夕凪。ぷち台風のまま。1/25では先生に半分だけ同情。夏休みの宿題については先生に全面的に同情。長男がインフルエンザ中の12/11、「お兄ちゃんにしばらく会えない/夕凪たちもすっごいかわいそうだよね?」という表現がいかにも。

 吹雪。いつもながら長男との血縁関係について厳しい。しかし、この妹には今夏の暑さこそ厳しかったようで、7/26に早くもダウン。むしろ、よくもった。
2010年9月2日(木) べびプリ日記半年分概括3
 べびプリ日記、昨年11/17以降の半年分まとめ。ラストです。

 綿雪。氷柱との仲も変わらず、この夏とくに心配された体調も変わらず。よかったよかった。インフルエンザにも罹らなかったものの、氷柱と長男の仲は敏感に察知。さすがはこの妹。

 眞璃炬燵などわりと庶民的な好みもアピールしつつ、気位の高さは相変わらず。小説版ではオチ担当の面もあるので、そのへんが面白いバランス。

 観月。和服もいいけど洋服姿もやはり可愛い。年不相応の老成ぶりと、甘えとのギャップがいつもの持ち味。

 さくら。泣き虫さんのまま。はやく小学生になれれば、豆まきの鬼と遭わずにすむものを。しかしインフルエンザ隔離中の長男に、会いたいと泣かず見舞いの折り紙を折るあたり、なかなか立派。

 虹子。こちらはインフルエンザ時に、長男に会いたいと泣くのも無理ない。可愛さ相変わらずな一方で、隠れトラブルメーカーな面もバレンタインデーに再び披露。

 青空。虫むしきゅう。ひぃ(悲鳴)。あと地味な大事件として、鼻水をかめるようになったのかしら。すごい。小さいおじさんの力か。

 あさひ。0歳児にチョコ飯はどうなんだとか、そういうことを感じさせない大物ぶり健在。だいたい舐めたり食べたり排泄したり。ループ世界の安全弁。

 というわけで、ざっくりまとめてみましたが。公式日記2年目の主役だった氷柱がそのままの勢いを続けるものの、ヒカルが持ち前の瞬発力を発揮して氷柱を脅かし、その背後で麗がこっそり追走してる、という雰囲気です。
 そういった変化は、しかし他の姉妹が安定しているからこそ目立つわけであり。今後は麗もさらなる接近を行わないでしょうから、しばらくはこのような不安定も含めた安定状態が続くことでしょう。
 ぼくとしては、公式日記のループ構造そのものに文句はないのですけれど、やはりその日常にもさざ波を求めたいわけでして……強力な第三者の登場が待たれるところでしょうか。日記では、小説版のように立夏が変化することもないみたいだし。
2010年9月3日(金) はときゃち考察
 なぜか勢いで、ハートキャッチプリキュア考察を新規掲載しました。「『ハートキャッチプリキュア』デザトリアンの苦悩・敵幹部による否定的評価・プリキュアによる反論の一覧」です。タイトル長すぎ……。略タイトルは「堪忍袋が切れるまで」でお願いします。
2010年9月4日(土) まとめ資料だけを提示するさいの注意点
 昨日公開したハートキャッチ考察、お読みいただきありがとうございます。
 ついったー経由で、はてブもたくさんいただいたのですが、その勢いがすごかった……。この2つが連動してるんだとしみじみしましたが、ついでに考えたことのメモを若干。

 じつは今回の考察は、当初からこの形式にまとめるつもりではありませんでした。ついったーで本作品の問題点を指摘するいずみのさんの呟きを読んで、実際どうなんだろ?と確認しようと思ったのがきっかけ。で、放送分の全話について、デザトリアンの苦悩と敵幹部・プリキュアそれぞれの反応をリスト化し、表にまとめたわけです。ここまでが2日夜の段階で、その表のurlをついったーで呟きました。
 これをいずみのさんがRTしてくださり、そこから急速に広がるRTとブクマ。うわーと叫んでる間に、多くの方々のコメントが並びました。その少なからぬ部分が「キレやすい若者」や「敵幹部が正論すぎる」という内容であることを知ったとき、ぼくは「あ、まずった」と焦りました。

 というのも、ぼくはこのまとめ表を作成しながら、「ブロッサムの堪忍袋の緒はかなりしっかりした基準のもとに切れているのでは」「敵幹部の意見はそれほど正論でもないのでは」と考えていたからです。しかし、ぼくの表をは、それを読んだ方々の意見を、まったく逆の方向へと進ませてしまっている。これはぼくの望むところではありませんでした。
 もちろん、表の内容をどのように解釈するかは一人ひとりの自由ですし、ぼくの見解を強制するつもりはありません。ですが、表に記した台詞などはぼくの恣意によって要約されており、それのみが作品・キャラに対する揶揄として機能してしまうのは、ぼくにとっては不本意なことですし、読者にとっても不利益なことです。価値中立的なデータとして他者の解釈材料を提供するのであれば、すべての台詞を要約せず作品内容どおりに記すべきだったからです。

 そこで、2日夜から3日にかけて、ぼくは表の前後に文章を追加し、1本の考察に仕立て直しました。読者コメントの多くと異なるぼくの解釈を、明確にしたわけです。すんごい慌てて。
 結果として、同じ材料をもとに考えながら対照的な解釈が可能であるという、ぼくの考察でお馴染みのパターンがまた見られることになりました。この段階から読んでくださる方々に対しては、表とともにその読み方のひとつも提供できますから、ひとまずほっとしたところです。また、これこそ結果オーライですが、書いているうちに今まで気づかなかったことをいくつも発見でき、今後の視聴時の楽しみが増えました。
 というわけで、この件に関するぼくの反省として、

・生のまとめ資料を公開する場合は、要約等を行わず、作品内の表現等をできるだけそのまま引用したものを用いる
・要約等の操作をくわえた場合は、資料ではなく考察として公開する

 の2点を記しておきます。
 あと、やっぱりこういう「好きな作品のために、馬鹿な所業を大真面目に愛をこめて行う」ことは楽しい。「馬鹿だwww」「なるほど」「ひくわー」「それは違う」といった反応も嬉しいし、「ちょっと面白そうだからハートキャッチ観てみるか」という気になっていただけたらすごく幸せ。
2010年9月5日(日) はときゃち
 朝プリキュア。寝過ごしたので録画視聴です……新ライダーは見逃し。うう。

 始業式の朝、わがままポプリを叱るいつき。やでしゅやでしゅー、と駄々をこねるポプリが、いつきに呼びかけられたとき一瞬わくわくした表情で止まるんですよね。今日遊んでもらえる、と予想してるわけですが、しかしいつきは甘くなかったのであった。まぁポプリも生まれたて妖精なので、多少の駄々こねは仕方のないところ。妖精の家出といえば無印どれみのドドですよ。
 で、ポプリは公園で愚痴をこぼしてるうちに、同じく家出した幼稚園児のはるかに見つかってしまう、と。夏休みにどこにも連れていってもらえなかった、とのことですが、すると幼稚園初日でもありそうなこの日は、友達の思い出話だの、「夏休みの楽しかったことをお絵描きしましょう」だので、ちょっと辛い気持ちになるんだろなー。服装がスモックですので、登園直前で家を出たのね。なお、はるかの声を聞いたとき、ぼくはなみなみの人かと思いました。皆口さんなのか。

 同じ不満を分かち合う者同士、ということで二人で家出。居場所は公園、二人のおうち。家出というのは、「本当の家」を探すこと。はるかがつまずいて転ぶと、飛んでるポプリも楽しそうに地面に転ぶ。一緒だから楽しい。一緒だから寂しくない。
 でも、そんなことばかりでもなくて。「本当に一緒にいてほしい人」は、それぞれ別にいる。お互いの寂しさを慰め合っても、肝心の心が満たされない。そこに雨が降り注ぐ。ぱちゃぱちゃ足音を聞けば、「お母さんだ!」とはるかが声をあげる。でも、そこに現れたのは、ゆり。
 ゆりも本当に優しい子ですけどね。傘のないももかを家まで送ってあげるし、公園で二人を見つければ、雨の中でも腰をかがめて話をきいてあげる。まずポプリの方から、次にはるかにもやんわり諭す。

「あなたたちがいなくなると、すごく悲しむ人たちがいる」

 ゆりの心の声。行方不明の父の姿、その帰りを信じて待つ母の姿。その言葉はタテマエのものじゃないから、はるかもポプリも誘われるままに帰路につく。
 だけどまだ迷いはあって、自分を懸命に探してくれている母を見ても、はるかは怒られないかと気遅れる。シプレ達に迎えられたポプリは、自分の方はいつきが来てくれないと寂しがる。そんな二人の迷いを具現するかのように、はるかの母は目の前でデザトリアンにされてしまい、ポプリの精一杯の力は敵の拳を防ぎきれない。
 圧倒的な暴力にさらされたとき、そばにいてほしい人の名を叫べば、応えてくれる声と抱きしめてくれる腕。怒られるかと身をすくめたけど、雨に濡れそぼるいつきはポプリを優しく抱きながら、自分の思いやりの足りなさを詫びるばかりで。今日ずっとポプリを探し続けていてくれたこの人に「大嫌い」なんて言ってしまったことが、ポプリにはもう悲しくてしかたがない。本当に一緒にいたい二人で、みんなの心を守る。
 そんなポプリといつきの姿を見つめながら、はるかは母を想う。そしてゆりは、パートナーの妖精を失った我が身を振り返ったためか、厳しい表情でいつきを叱る。同じ過ちを繰り返させないために。デザトリアンにされた母へ手を伸ばし呼びかけるはるかに、ゆりは力強く語りかける。

「プリキュアが、必ず助けてくれるわ」

 それは、助けられなかった自分へと返す刀で斬りつけながら、新米の三人を前へと進ませる言葉。
 のうのうと現れたコブラージャが、子供なんて、本当に大切ならそばに置いとけ、と嘲笑するとき、反論するのはポプリ。はるかと気持ちを通じ合い、本当に一緒にいたい人と離れる寂しさを、そしてその人が本当に自分のことを大切にしてくれていることを知ったポプリが叫ぶ。その言葉を、はるかと母の絆へと変換するのはサンシャイン。

 そいえば今日の電柱デザトリアン、シルエットがレッドバロンに似てる。ずいぶん強かったのは、子を想う母の力ということで。
2010年9月6日(月) 久々の公式日記感想
 べびプリ観月(9/6)。
 相変わらず難しい言葉を知ってます……「豊葦原瑞穂の国」。でも「オーラ」も使う。和風というより、月刊ムー。キリストは津軽に眠る。
 まぁ、今日も暑いけど長男にぺったりはりつくのは気持ちいい、ということで楽しそう。幼児の皮膚温て高いんですよね。おんぶ・だっこしてるとこちらは暑くてたまりませんが、当人はむしろ涼しいのかしら。
 そうはいってもやはり蒸れることにはかわりなく、「あせも退治のパタパタ」の出番です。子供の頃、ちんちん真っ白にしては怒られたものです。そして、長い髪を両手で持ち上げて背中をこちらに向けて座る観月の姿を直観。微妙に背中まるめてる。かわいい。キュウビもパタパタしてあげたほうがいいんですかね。
2010年9月7日(火) はときゃち考察2本目
 「『ハートキャッチプリキュア』 ここらが正論の限界よ 〜クモジャキーによる否定的評価に対する具体的批判〜」を公開しました。まさかの第2弾。

 なんかねー、「クモジャキーは正論・ブロッサムはキレすぎ」みたいな意見が多くて、たまらず反発してるんですよ。しかも、その傾向に拍車をかけたのが最初のコンテンツかもしれず。ちゃんと考察部分を読んでもらえば逆のことを言っていると分かるはずだけど、その考察部分を追加するのが後手に回ったのはぼくの責任。
 自分の尻拭いは自分ですべきだよね。なので、クモジャキーの台詞にいっそうつっこんだ検討を、これまでの登場話の大半について行いました。漢とおたくの真っ向勝負じゃき。

 『独り言以外の何か』さん(9/6)、『カトゆー家断絶』さん(9/6)、『朝目新聞』さん(9/6)、1本目考察のニュース紹介ありがとうございます。

 べびプリ氷柱(9/7)。
 立夏とのカラミなので、オチはだいたい想像つくわけですが。真面目に考えている氷柱が、

>もう、下僕も――

といきなり目の前にいない長男のことを心配してまして、たまらんですね。あれか、いつもこうやってあらゆる話題を長男に引きつけて考えてまうのか。まぁ今回も綿雪の健康を当然気遣っていたはずですが、長男向けの日記に書くにあたってそこは省略してるんでしょう。
 で、オチはやはり期待通り。氷柱の劣等感刺激しまくり。立夏もまったく悪意がないので、怒りの持っていき場に待ち構えろ長男。
2010年9月8日(水) かわかわ
 べびプリ青空(9/8)。

>おそら――
>ぞうさんいろ。

 ……ピンク? ピンクなの? それとも普通の暗灰色でしょうか。
 久々の降雨ということで、窓の内側から外を眺めているのかな、と思ったのですが、

>のぞ、かわいてたの!

 この言い間違いが可愛らしいのはいいとして、

>そらも――
>のんでみる。

 まだおんもにいたのか(笑)。青空ならそりゃそうですか。
 このあと、両手のお椀に雨水をためたまま玄関から駆けあがり、廊下もリビングもびちゃびちゃにしてしまう姿が目に浮かびます。ありゃー。
2010年9月9日(木) しゅっしゅっ
 べびプリ星花(9/9)。
 歯磨きの話題、以前も幼児さん担当回で書かれてましたね。今日は小学校での歯科検診。星花も夕凪も「虫歯ゼロ」、これはたいしたものです。歯磨きの習慣もだけど、磨いた後で食べたり飲んだりしていないということも大切。こっちも年長者によるしつけが行き届いています。星花もその話を綴ってくれておりまして、姉の春風、そして……おお。霙姉。

>霙お姉ちゃんがね、
>あの低い優しい声で
>大事な大事な星花ちゃんの歯、
>ピカピカになれ〜って、
>歯みがきマホウをかけてくれるの。

 これねー。いい光景ですね。そして、幼児期から夕凪はマホウが好きだったので霙がそれにあわせてくれたのか、それとも(おそらく中学生の)霙がお茶目を発揮して夕凪に影響を与えたのか。もし後者の可能性があるとすると、とても面白いです。そんなことを考えつつ、星花のおひざで歯磨きしてもらう幸せ。
2010年9月10日(金) ストウィチ見せたい
 べびプリ氷柱(9/10)。
 久々の暴走……。この3日間ずっと悩んでたのか。この引きずり方が、いかにも氷柱らしいのではありますが。
 ともかく、前半部の内容は理解できるところです。立夏の言葉にあれこれ悩んだけれど、「一応」氷柱も成長期なわけだし。「基本的な遺伝情報」はあまり当てにならないと思いますけど……ぐらまーな姉達に混じって霙姉さんもいることだし……まぁそこはおいといて。

>だから。
>
>この週末は行ってみようと思うの。
>
>正確な測定をしに。

 うん、後半部がまったくつながってない(笑)。「だから」の意味に注意する。
 「自分では感じないくらいだけど」なんて自爆してしまうほど、テンパっているのはよく分かります。そして、こういう状態の氷柱はそりゃ長男を巻き込むに決まってる。大人用下着売り場に、ついてこい、と。……。

>だって――
>
>恥ずかしいじゃない!
>大人用のブラジャー売り場に、
>中学生が1人で計りに行くなんて!!!

 「だって」の意味に注意する(笑)。や、姉達に知られるのは嫌だとしてもですね。長男に知られるのはいいんですか氷柱さん。その場になってから気づいて噴火しそうな予感がします。長男も大変だよね……。要するにデートなので、そのあとどこで機嫌をとるか考えておくように。あと、タイミング悪く氷柱の級友に出くわすかもしれないので、そちらも覚悟しておくこと。
2010年9月11日(土) 話題を頂戴して(下品)
 てんちょのブログエントリネタ一覧から、「なぜ世のなかには、陰茎におんなのこがおしっこかけてくれる絵が少ないのか」を選びだし、これについて考えてみます。
 言われてみれば、ぼくの手元にあるえろまんが等にもそういう絵はあまり載ってません。局部に限定せず、男の全身に浴びせるとかてきとーに散布してるとかであればまだしもですが。これはどうしてなのか。

 ぼくの単純な考えですが、絵の構図として難しい、というか手間暇に見合わない、のではないかしら。
 まず、おんなのこが相手の局部におしっこを命中させるためには、両者がそれなりに接近している必要があるでしょう。しかし、あまり近づきすぎるとカラミの構図と区別がつかなくなり、「かけている」箇所が両者の体にはさまって見えにくくなってしまいます。そこが見えるように描く角度を調整すると、相手の顔あたりから下腹部を眺める視点で、というパターンが有力でしょう。ところがこの視線では、両者が正対している場合には、おしっこの放物線を横・斜めに描くことができなくなり、その魅力を減退させてしまいます。かといって、両者の位置関係を斜め・垂直などにずらすとなると、正対するよりも距離が遠めに感じられてしまいますので、接近させすぎてカラミめいてしまうという先述の問題が生じがち。
 しかも、この行為を描くさいのポイントは、両者の局部とその距離のみならず、両者の表情にもあるはずです。そこに表れる羞恥・解放・被虐・検温などの様々な感情が、局部と放物線を中心とする1つのコマのなかに巧みに配置されねばなりません。そのうえ、放物線はおしっこの序盤・中盤・終盤で変化しますし、それにあわせて感情・表情が移ろうのみならずちゃんと命中させるための体重移動もなされるわけですので、それらを時間軸に沿って描き切るとなると、途方もない画力と手間が必要になる、と思うのです。
 なのに、そこまで労力を注いでおいて得られるものはごくわずかなマニアの称賛のみというのは、プロとしてどうにも採算の合わないことではないでしょうか。もちろん、うろ覚えながらかつての風船クラブや智沢渚優などがこの厳しい戦いに挑んだ先駆者として挙げられるかもしれませんし、近い将来に岡田コウや犬星が勝利の礎を築いてくれるのではないかという予感も抱いております。
2010年9月12日(日) はときゃち
 朝プリキュア。前回を受けて、ゆりが再び立ち上がるための一歩。

 ファッションショーへの士気向上のため自分を棚上げにして夏休みの宿題の喩え話をし、すぐさま「と・も・か・くぅ」とごまかすペコちゃんえりか。視聴者がツッコむ隙を与えない。そして、部員達の衣装は登場したけど、部長のはどんなのだか分かりませんでしたね。ゆくゆく視聴者を本気で倒すつもりなのか。
 ショーへの参加協力を、もも姉とゆりに頼みにいく三人。姉妹仲良しね。でも、ゆりは「新しい自分」というテーマに痛みを覚えてしまう。「かつての自分」を引きずり続けているから。敗北した自分、大切なものを失ってしまった自分。このままではいけないと分かってはいるから、薫子に相談するわけだけど、この大先達に慰められ励まされても、やはりファッションショーで乗り越えられる痛みではないと感じてしまう。それは、過去に背を向けるようなものだから。
 だけど、同じく辛さ悔しさに背を向けかけた才谷デザトリアンに、ブロッサムがそれでも諦めず挑み続けるつよさを訴えかけるとき、ゆりの傷もまたその言葉に触れてもらえた。ブロッサムは何度もダークプリキュアに敗れながら、それでも諦めず立ちあがってきた。だから、これはただの正論ではなく、彼女が我が身で示し続けてきた言葉。
 ここでサソリーナが用いた新たな手段が、またあざといですねー。犠牲者の苦悩を直接増幅させてこころの花を枯らし、いっそうのパワーを無理矢理引き出すという。ハガレンの「賢者の石」みたいなもので、砂漠の使徒が(幹部のも含めて)心を道具としてのみ利用していることがよりはっきりしました。
 そして、プリキュアの新コンビネーション技が! いきなり炸裂! 日輪の輝きを身にまとい、いま必殺のサンアタック(違)。三人技ですね、となるとムーンライト復活の後は四人技も編み出されるのでしょうか。パワーアップ敵がいきなり倒されて驚きましたが。
 つぼみの再度の誘いに、ゆりもようやく心を開いて、自分から変わるチャンスを求めていく。でもそれは、過去を忘れるということではなく、その痛みとともに前へ進むということ。
 なお、今回犠牲者だった才谷ですが。ゆり、ももか、つぼみ、えりか、いつきと揃って楽しそうなところに話しかけられるその堂々たる勇気、感服いたしました。漢ぜよ。
 それから、ももかも第8話以来、少しずつではあっても同級生と普通に親しくなれてきてるのかな。順位表掲示の場面でも、才谷達の方に笑いかけてるし。本当によかったと思いました。

 『カトゆー家断絶』さん(9/12)、『独り言以外の何か』さん9/11)、ハートキャッチ考察2を紹介いただきありがとうございます。
2010年9月13日(月) ぶぶぶ
 べびプリあさひ(9/13)。
 あーたんあばばー。この土日の出来事といえば、氷柱と長男のぶぶぶ大作戦につきるわけですが。さてどうなった。……あさひさん登場ということは、話は少々こじれつつ先送りということなんでしょうけど、さてさて。

>かぶってみたらめちゃにあう♪
>おにいちゃん、ねこちゃんきたぞ――(はぁと)

 あちゃー(笑)。これ、長男が怒鳴られるパターンですよね……まぁ何が起ころうと怒鳴られる役回りですが。しょうがないにゃ。
 しかし気になるのは、「つららがなんかかくしてた」という言葉。一応スポーツブラは普段つけてたんでしょうから、今回は普通の・大人用のを無事購入できたけど恥ずかしいのでしまいこんだ、ということなのか。それとも、店員のアドバイスによらずあえてサイズ大きめのを購入したはいいけれど、やはり着用したらどうなるかは分かっているので泣く泣くないないした、ということなのか。あるいは……長男と一緒に購入した思い出のブラということで、大事なときのためにしまっておこうと考えたのか。何が大事なときかはともかくも。
 いずれにしても、あさひさんのご尽力によって氷柱の思惑はだいなしと相成りました。わー(拍手)。あと真面目な話、ブラ紐が乳児の首に巻きつくと危ないので気をつけてください。

 明日、この話題を誰が引き継ぐのか楽しみです。あるいはもう一度、間をおくのかしら。
2010年9月14日(火) ぶぶぶぶ
 べびプリ真璃

(9/14)。
 ばれた……うん、ばれました(笑)。氷柱の大人ブラ。
 もうあさひさんにはかなわない。ブラかぶったままリビングにおでましして、姉妹全員に氷

柱の秘密を暴露したのでしょう。隠すとバレるフラグをきちんとクリア。
 そして小説版第5巻で大活躍のマリー様が氷柱をフォロー。さすが王女様。幼稚園児に肩を

持ってもらう中学生というのも、それはそれでせつないものかもしれませんが。でも普段の服装が「とーっても/よく似合っている」と言われれば、やはり嬉しいものなんでしょか。長男も言え。言うんだ。
 しかし、それはそうとして。

>ねぇ、フェルゼン――
>どうしたら、胸が早く
>大きくなるの?

 これねー、氷柱も同じこと知りたいわけですよねー。今回購入した大人ブラは、本当に必要かつ適切なものだったのか、それとも無理に背伸びして買ってしまっただけなのか。むしろ立夏こそぴったりサイズだったりして、氷柱がよけいに落ち込んだりしてないか。心配です。明日は氷柱かしら……いやその前に麗か年長者が挟まるかも。
 そして観月は大人ブラでおやまごはん遊びをするのだった。
2010年9月15日(水) ぶぶぶぶぶ
 べびプリ立夏(9/15)。
 いやーこじれましたね。隠していたブラを皆の前でおもちゃにされては、氷柱だいばくはつもやむをえません。今回、立夏もやつあたりを食らったみたいですが、そもそも立夏が氷柱の苛立ちと不安の発端でしたし、まー何と言うか。

>なぁーんて、やってるのが
>今、バレたら――
>
>氷柱ちゃんにコロサレル
>ってことくらい、
>リカもわかってるヨ――

 そう、分かってる。分かってはいるが、分かるわけにはいかん。『無謀キャプテン』懐かしい。立夏の性格も変えようはないし、氷柱の性格もそう。そして胸の大きさも小ささも。しょうがないんだけど、このままギスギスしてるのもお互い辛いやね。
 さあ、ここで長男の出番です。問題は、氷柱が女性としての魅力に(普段はそんなこと気にしないかのような態度をとりながら)自信がないということなので、特別な男性から「そのままの氷柱が好き」と言ってもらえればそれで半分解決しそう。ゆけゆけ長男。そしてヒカルが天然介入してすべて台無しになれ(ひどい)。
2010年9月16日(木) 憶測
 べびプリ(9/16)。
 おう、氷柱の一件がまだ話題に……。幕引きでは本人がまた担当するんですかね。
 いつもの調子で諸行無常を語る霙姉さんですが、いつもの調子で食べ物の話に流れるんだろうなー、という絶対的な安心感がありますね。小説版第5巻では、なかなか格好いい姿を見せてくれてましたけど。いざという場面でほんと頼りになる姉の一人です。今日もまぁ、そうですね。はい。

>だから当然――
>
>氷柱のバストサイズに
>変化が起こることなど――
>
>当たり前のことだ。

 ええ、そうなんですけどね。はい。
 この言葉が、いつか氷柱も成長するよ(今はしてないけど)という意味なのか、それとも実際に変化が起きたという意味なのか。どうなんでしょう。「もっと体の方も」という言葉についても、同じく解釈に悩みます。

 んー、こないだもいくつか予想したけど。実際に変化が起きた、と考えることにしましょう。いま決めました。氷柱の胸は成長した。そしてサイズに合うブラを店員に勧められて購入した。つまり、それは記念のブラなのです。氷柱が(立夏ほどではないにせよ)女の子として成長しているという確かな証を、長男との買い物=デートで、二人だけの秘密として獲得したのです。だから、他の姉妹には見せたくなかった。恥ずかしいとかそういう気持ちだけじゃなくて、長男以外の誰かと分かち合いたくなかった。
 そういうふうに想像しつつ、栗をむきむきします。
2010年9月17日(金) ふぁいとっ
 べびプリさくら(9/17)。
 あ、氷柱じゃなかった。来週まで引っ張るのかしら。
 秋といえば、運動会。運動会といえば、さくら頑張れ。毎年恒例ですね。
 さくらは本当に花穂的な子で、自分の至らなさやミスで泣いたとき、長男を思い出して涙をぬぐいます。今回も、かけっこの練習で転んだものの、なんとか立ちあがって最後まで走ることができたみたいで、えらいえらい。ぼくは、嫌な仕事から、目をそらし続けておりますが……。
 この内容は日記に綴られる前に、長男が帰宅したとき(他の姉妹と同様に)さくらが寄ってきて、幼稚園での話を聞いてもらってるんでしょうね。しかし、そのときには気がつかなかったこともやはりあるわけで。

>おうちにかえってきたら――
>
>おしりが――
>
>まっさお!

 ええと、転んだときのあざ? それとも蒙古斑? 今頃そっちを発見することもないですか。いたいのいたいの、とんでけー。としたいところですが、おしり問題は麗がまだ過敏な反応をするかもしれず。まあいいか。とりあえずパタパタで白くしちゃう手もあり。
2010年9月18日(土) つないでつないで
 先日、と言うにはだいぶ前になりますが、ついったーでお話した方の呟きの中に、ネギま同人誌と拙稿についての言及を拝見しまして。
 考えてみれば、ネギま同人誌への参加は5年前。おっさんのぼくにとっては5年前もごく最近ですが、10代の5年間はそりゃ相当な年月ですよね。このお若い方にとって、ぼくはネット上に先に存在し、何らかの共感できる意見を先んじて記していた、という。ぼくにも先達と思える方々が何人もいますが、そういう立場に自分が置かれるということが、なんとも奇妙な感じでした。
 考察とは自分に喜びを与えてくれた作品への恩返し、というのがぼくの主張ですけれど。例えばぼくの考察や感想を通じて、若い方々がその作品をもっと好きになれるきっかけを贈ることができていたのなら。そして、そういう方々がまた次の参入者達に何かを伝えていけるのであれば。作品や先人からの流れをつないでいくことに関われるということ、それは本当にありがたいこと、幸せなことだと感じます。
 まぁ、実生活でもそうやって役目を果たすべきなのですが。あうー。
2010年9月19日(日) はときゃち
 朝プリキュア。後半戦に向けてのテコ入れ回です。

 この作品て、ややこしいつくりとなっておりまして。「つぼみ―えりか」というプリキュア伝統の凸凹コンビを中心としつつ、そこに「―いつき」が追加。しかしその前に、「つぼみ達―ゆり」という直接の先輩後輩関係があり、さらに「つぼみ―薫子」という孫と祖母のプリキュア関係、そして「ゆり―薫子」というもう一つの先輩後輩関係があり。それらをトータルすると、とりあえず「つぼみ達―ゆり―薫子」という単線に整理できるのですが、じつは「ムーンライト―ダーク」という敵味方のラインもここに重なるので相当に複雑なのです。
 このややこい重層的関係を、どうやって分かりやすく描いていくのかが、本作品のキモだとぼくは考えておりまして。前回で「つぼみ達―ゆり」を前面に出したうえで、今回は薫子とつぼみ・ゆりの関係がうまく表現されてました。

 第2話でも孫への心配を口に出していましたが、それ以降はできるだけつぼみ達を見守り支える姿勢を貫いていた薫子。でも、つぼみ達がハートキャッチミラージュの試練を志すとき、祖母としての不安が表に出てしまう。そんな彼女も、孫娘とその仲間達の真摯な言葉を、自らへの諌めのように感じとります。年長者の配慮に真っ向から挑む後進の意欲。それが無謀さ・蛮勇と紙一重でありながら、年長者の壁を越える力にもなりうることを、かつて山ごもりなぞしていた薫子には分からないわけがない。自分の老いを再認識する寂しさもあり、また、ここでつぼみ達に助け船を出したゆりを見て、彼女が立ち直るきっかけをつかんだ、と察した嬉しさもあり。
 そのゆりは、ムーンライトとしてハートキャッチパレスの門をくぐろうとした寸前に、あのダークとの対決し敗北したという。そうだったのかー。ゆりさんも一緒に、と言われて受け入れるあたりに、ゆりが過去の傷に勇気をもって向き合い、「新しい自分」を求めていくつよさが見てとれます。
 そして現役三人と謎のイケメンさんの戦いが。おおー。コンビネーション。心の絆が、戦闘方法にちゃんと表現される説得力。イケメンしゃべった! コッペ様になった! つぼみまた失恋(笑)! 今回はえりかも、つぼみを突き放すような慰め方をしませんでしたね。「あたしに言えることは、試練を越えられてよかったよ!」みたいな。
 最後の場面で、三人と妖精達に迫られたゆりがやや気圧されてて何とも(笑)。押されると弱いのかゆりさん。いけいけもも姉(違)。来週はいよいよムーンライト復活、ついに! この日が! シャボンスプレーフリージング! どんな独自技もってるんですかね、月だから幻惑系とか。

 あと、歴代プリキュアの石像が最終回に生身に戻り、初代OPのもっとバリバリ絵みたいに画面を埋め尽くす勢いでプリキュア軍団猛反撃、という想像をして悶死。
2010年9月20日(月) うんばっばー
 頼む……べびプリ公式で、年少者の出番を……。
 や、小説版でも各人に注目が集まる場面はあるわけですけど。もう少し、年少者メインの展開がですね。年長者と陽太郎のやりとりが中心なので、どうしても年少者はサブ扱いなのでして。単独メインとまでは申しませんので、ペアやトリオなどのかたちで何とかならないでしょうか……。
 2年前にこしらえたアニメ版べびプリでは、公式で十分に描かれなさそうなペアをあえて想像してみたんですよねー。つまり星花&夕凪という組み合わせを外して、夕凪&吹雪とか、ヒカル&星花とか、真璃&青空とか、春風&立夏とか。もちろん氷柱&綿雪や小雨&麗など、公式にまんま従ったペアもいますが。19人もいるんだから、組み合わせの妙というものがもっと表現されてしかるべきだと思うのですよ。だって、もったいないじゃないの。

 他にどんな組み合わせが面白そうですかねー。
 蛍&真璃というのは、公式日記でも背景に描かれてるペアなんですけど、これ一度ちゃんと見てみたい。しっかり者の蛍と、妹ぶりを発揮するマリーの対比。
 海晴&小雨も、わりあい公式準拠ですがとても雰囲気がよさげ。小説版のお弁当つくってる場面を見てみたかったです。
 霙&麗も同じく公式ペアだけど、あまりちゃんと描かれてませんね。第三者がクッションにならないと大変なので、長男がんばれ。
 氷柱&吹雪という、お勉強できるペアはどうだろ。これは公式でもない組み合わせでしょう(吹雪が日記でツッコミを入れていることはありましたが)。知性と賢慮の違いがよく分かる展開に。
 星花&さくら、これは公式日記の食事場面でお馴染みですね。泣いているさくらをあやす星花のお姉ちゃんぶり、そしてそこに労わりにきた長男に対する妹ぶりへの変わりようを見てみたい。
 あと、あさひ無双。
2010年9月21日(火) 相互言及の典型
 べびプリ春風(9/21)。
 季節の変わり目、食卓の変わり目。公式日記の風物です。あとはヒカルの乙女語りがあれば。
 栗のシロップ漬けとか、おいしそうですねー。きゅんきゅん。……なぜだろう、山田の声が聞こえる……。心の栄養が足りない……。
 さて、タイトルの時点ですでに二人風呂というオチが予想できたわけですが、今日ぼくが注目したのは春風さん平常運転のことではなく、海晴姉さんについての箇所です。

>意外と――
>臆病なところもあるんだから(はぁと)

 天気予報のお姉さんとして、責任重大な毎日を送っているこの長女。以前、夕凪のお願いを聞きいれたのか「明日は晴れ〜!」と踊ったりしてましたが、あのとき「電話殺到」だったことがどのように影響しているのやら。たしか、どこかでその後も妙なアクションしてたという記述があったように思うのですが。あれ、どこだったっけ。
 ともあれ、仕事に不真面目なわけではまったくなくて、むしろ幼少期の逸話にあったとおり、天気予報を通じてみんなに幸せな気持ちを与えたい、というのが海晴姉さんの真意。「抗議の電話」は本人としてもテレビ局としても怖いにきまってますが、それに加えて、予報が外れたことで苦情を言いたくなるほど不幸な目にあった人達を生んでしまう、ということが辛いわけです。優しいよね。
 で、日頃のファンキーさに隠したこの「臆病」さ・繊細さが、長女の魅力を一面化させない拠りどころ。麗同人誌の拙稿でも、長女の「思わぬ焦り」を08/8/8から読み取りましたが、小説版第5巻でも内心のヒヤヒヤがうかがい知れて、こちらはニヨニヨしてました。
2010年9月22日(水) 急に秋
 べびプリ小雨(9/22)。
 秋の訪れも今年はずいぶん遅めでしたが、やっとそんな気配がしてきましたね。ここでイメージカラーがわりと秋色の小雨が担当です。ふんわり落ち着きます。
 さて、いわゆる観察者タイプのこの妹ですが、今日もちゃんと(?)立夏と麗の名を挙げております。各人にとってどんな秋なのか。ぼくは毎年この時期から気が滅入ってゆく頃合いなのですが、今年はすでに十分滅入ってるので安心です(何が)。で、麗は「鉄道の秋」。……君は年中無休でそれだよね……。そして立夏は「カレーの秋」。うん……君も同じく、四季にかかわらずそんな感じで。

 でもまぁ、立夏のおかげで夕食の献立が決まるというのも、お馴染みのパターンなのかもしれません。「カレーパーティー」といえば、小説版第2巻(p.161)でも登場してたのが「カレーバイキング」。たぶん同じものなんだと思いますが、後者はたしかに夏のメニューでした。そいえば、激辛豆カレーはけっきょく誰が食べたんだろう。霙姉さんはなんとなく確定として。
 今日、小雨がお手伝いしたのは、

>お兄ちゃんと一緒に――
>にんじんやジャガイモの皮
>などをむいたりするのは――
>とっても楽しみです!

とのことなので、小説版の「カレーバイキング」では作らなかった普通の豚肉入りカレーなのかな。麗はこの普通のが好きだそうだから、今回はこれもメニューに加えたのでしょうか。

 それにしても公式日記の長男は、今日の皮むきといい、こないだの栗といい、台所で手伝う姿がよく出てきます。小説版でも、もう少しそういう場面を入れていただければなー。というのがぼくの感想。こんだけの大所帯なのですから、長男が来るまで姉妹で分担できていたとはいえ、やはり長男に任される仕事は多いと思うのです。
2010年9月23日(木) 可憐おめでとう
 べびプリ小説版第5巻、読みました。以下ネタバレ。

 陽太郎が家族に迎えられてから、まだ半年なんですねー。というか、いわゆるトゥルー時空の掟にしたがえば、1年以上の時間経過は許されません。本紙連載や公式日記なら毎年ループもありですけど、変化を巻き戻せない小説では時の流れはずっとシビアなものなのです。あさひがしゃべりだす日には決して届くことがない、それが物語の限界点。

 さて、前巻ラストの引きを受けて、麗のおしりぐりぐり騒動の結末から始まります。陽太郎自身も後悔してますが、ほんと「本能すぎる」(笑)。
 いや笑い事ではなく、海晴姉さんも「さすがに少し眉間にしわを寄せる」ほど、これはよろしくない事件でした。最初に決めた約束を陽太郎が破ったのだとしたら、海晴としては彼を擁護するどころか長女の責任において追い出さなければならないのです。そこは情が移るだの何だのはおいて、きっちり務めを果たすべきところ。さきほどは麗がママに電話しようと言い出したとき止めましたけど、今度はそうはいきません。
 その場はとりあえず収めたものの、買い物の最中も海晴は陽太郎の態度をチェックしていたはずです。まさかとは思いますが、もし下心や軽率な気持ちが本当にあるのなら……。しかし、春風・蛍のツインアタックには耐えきれなかったようですし、麗にもちゃんと頭を下げて謝り、しかも受け入れられて普通に二人で会話している様子。主役達が何してるの、と叱りに割り込んだものの、この時点ですでに海晴は安心できていたのでしょう。おまけに麗が自分の水着選びを陽太郎に委ね、彼が見繕ってきたセーラーカラーの水着を文句一つ言わずレジに運ぶとあっては。海晴としても、こりゃ心配しすぎたかな、というところでしょうか。
 まぁ男風呂に霙ともども突入したのは、念のための確認作業と言えなくもないですが……。いや、あれはただのお遊びですね。ほんと油断ならん。

 陽太郎としては、麗のおしりはともかくも、春風の胸とか蛍の胸とか唇とかいろいろたまらーんの連続。しかし綿雪の胸にもどきどきか君。素質あるね(嫌な笑顔で肩を叩きながら)。
 つか、むしろ不思議なんですが、今まで幼児さん達とお風呂に入ったことなかったの? 姉達が入浴担当だとしても、例えば幼児さん達と遊んで仲良く泥だらけになったときなど、そのまま一緒にシャワーを浴びたりしないものですかね。
 この小説版を読んでいてぼくがときどき抱く違和感は、そういった日常の穴によるものです。遊びに夢中でおしっこを我慢しすぎてもらしてしまった青空や虹子・さくらの下着をとりかえてあげるとか、湯上がりの格好でそこいらを駆け回るのに出くわすとか。小さい子と一緒に暮らしていれば、自分の経験からしてもごく普通の日常だと思うのですね。もちろんこの家の年長者達は凄まじくしっかりしてるので、陽太郎にほとんど世話を焼かせないのかもしれません。でもね、何か引っかかるんですよね。
 似たような違和感は、陽太郎が浜辺で引っ張りだこにならない、ということにも抱きます。初めての家族旅行でしょ? 綿雪も期待してましたけど、これ絶対に姉妹がきゃあきゃあと陽太郎を奪い合う展開になるはずじゃないですか。さんざあっちこっち振り回されたあげく、ヒカルのそばで一息ついて、あれそういえばヒカルは……という流れかと予想してたので、おや、と思いました。
 もっともこのあたりは、まさしくシスプリとべびプリの相違点でもあるわけで。ぼく自身が両作品を対比して指摘したように、シスプリはたとえアニメ版でも兄−妹の一対一関係の束が基本でしたが、べびプリでは長男登場以前の姉妹関係が濃密なので、長男がいなくともいつもどおりの仲良し面子で十分楽しめるのです。だから、ぼくの違和感というのはちょっと的外れなものでもありまして。海神航のイメージが強すぎるんですかね。だって航なら、砂遊びも貝殻集めもボート準備もオイル塗りもかき氷運びもウニ踏みも全部やるじゃないですか。
 ともかく、綿雪が夜には元気になってて安心しました(まとめたつもり)。

 今回の引きは、蛍とヒカル。ヒカルはいよいよ自分の立ち位置が揺らぎきってしまってます。蛍は、役割としては年長者なのに、陽太郎の秘密共有に関しては年中・年少者扱いだったという意味で、やはりその立ち位置の不安定さが露呈した決定的場面。さぁどうするどうなるなる血縁度。次巻を首長くして待ちます。
2010年9月24日(金) 親子でハートキャッチ
 娘さんと一緒にハートキャッチを視聴されているお母さんの方が、ぼくの考察に関連してついったーにポストされてました。実際の子供達があの作品をどのように視聴しているのか知りたかったので、ほんと参考になりました。ありがとうございます。

 お話によると、例えばこないだの話の最後、ゆりがつぼみに「私のこころの花が再び咲くのなら」と言い残して立ち去る場面。あそこはお子さんも、つぼみの笑顔を観て「これは引き受けたんだな」とだいたい見当ものの、言葉の意味をはっきり理解することはできない。ので、一緒に観ている母親に訊ねて確認する、と。視聴中、そうやってちょくちょく親子のやりとりがあるのだそうです。ぼくが思うに、理想的な30分です。
 これもご指摘のあったことですが、休日に仕事のある親御さんはお子さんとテレビを観ることも難しいわけで、皆がこんなふうにすべし、というわけではありません。ただ、ハートキャッチという作品については、親子で一緒に観ることがプラスに働く、とぼくは考えます。その理由は以下のとおり。

 まず、キッズアニメ作品を3つに区分してみます。
(1)子供が一人で観て、そのテーマと全内容を理解でき、その表現を受け入れられる作品
(2)子供が一人で観て、テーマについては理解できるが、一部の内容・表現に対する理解・受容が難しい作品
(3)子供が一人で観て、テーマについて誤解し、大部分の内容・表現を理解・受容しがたい作品
 このうち(3)についてはここでは考えません(キッズアニメの範疇から外してもよさげです)。(1)に属するのは、例えばNHK教育の幼児向け番組内で放送されているような作品。アンパンマンなどもここでしょう。ハートキャッチはというと、ぼくの考えでは(2)に属します。
 まず登場人物が用いる語彙からして、(「合点承知の助」などの言い回しを除いても)幼児のそれを越えてます。また、台詞ではなく仕草や表情によるボディランゲージも作中で多用されてますが、これも幼児には読みとりづらいはず。そして、敵幹部の表情や影の使い方などかなり怖い描写がることも、後述するように大事なポイントです。このような作品を、大人が子供と一緒に視聴する理由は、さしあたり2つ挙げられます。

1.幼児が一見するだけでは分からない描写を、大人が説明できるので
 中心となるメッセージ(「人の心を弄んではいけない」「そのことに憤っていい」「仲間は大切」など)はかなり分かりやすく表現されてますが、それらに結びつく様々なニュアンスは幼児には掴みにくいかもしれないし、気が付くけどうまく言葉にできないかもしれない。そこをサポートするのが、親の役割だということです。
 また、肝心のメッセージを子供が誤解している場合(お二方のケースではありませんが、例えば犠牲者の苦悩を「ざまみろ」と嘲笑する場合)、すぐ大人が修正できます。直接叱るというより、大人が「かわいそうね」と呟くだけで、ずいぶん違うはず。それは、大人の同情心や正義感が子供のモデルとなるということでもあります。

2.悪の描写や恐怖感を与える描写のさい、幼児を大人が保護できるので
 これ、前の仕事のときに実際よくあったことですが。子供と一緒にテレビ観てると、怖い映像が流れるとき、そばにいるぼくに抱きつくんですよね。ぼくも「よしよし」って感じでだっこしてやったり、ぎゅってしてやったりする。そうすると、信頼できる大人が守ってくれていると思えるから、子供は多少怖いものにも対抗できるんです。そして、保護者である大人への信頼感もちょっぴり強まるという。
 ハートキャッチの敵組織は悪の存在ですし、映像表現にも多少怖い場面があります。プリキュアがピンチのときもハラハラします。そんなとき、胸をしめつけられたり途方に暮れたりした子供を守ってやり、先の展開を見続ける勇気を支えてやるのは、そばにいる大人の役割だと思うのです。

 そんなわけで、ハートキャッチはキッズアニメとしてはやや難しい表現と悪の描写があるので、親子で観るといろいろフォロー可能だし、より楽しく意味あるものになるんじゃないかな、と考えた次第です。
 うん、だから敵幹部の台詞を「正論」だと言い切ることに、大人の役割を果たしていないようなためらいを覚えるんだなぼくは。

 ついでながら。「砂漠の使徒が現れなかったら、犠牲者の苦悩は解決しなかった」という意見も見受けられますが、これについてもぼくは否定します。解決までの時間が短くなった、ということは言えますが、解決の必要条件だったとは到底思えません。
 例えばななみの苦悩の場合、たとえデザトリアンにされずとも、ななみとるみと父親の間で、時間をかけながら解決できたでしょう。あの父親は、ななみに家事を任せていることを詫びていましたよね。だから、長女の辛さ寂しさにもやがて気づけたと思うのです。そして、家族三人でアルバムを見ながら、二人の母親の思い出を語ってやることも、できたでしょう。そうしてるみはこころの穴をいくぶん埋めてもらえたでしょうし、ななみも笑顔の理由を思い出せたでしょう。
 他の人達にしても同じです。もっと紆余曲折があり、もっと涙を流すかもしれないけれど、でも自分達で助け合って何とかする力を、みんな持っている。ただ、たまたま砂漠の使徒がそのプロセスを無理矢理加速したのであり、しかもその加速がちゃんと解決の方角に向かえたのはプリキュア達のおかげであって、砂漠の使徒は正反対の方角に向けようとしてるわけです。
 このことを無視して敵幹部を積極評価するというのは、いかがなものでしょうか。悪いことするたび人気がでちゃうことを狙いとしていたアクダマンを思いおこさせる状況です。悪の手でさらに深い苦悩に落とされた人には、プリキュアの力が必要でしょう。しかし、デザトリアンにされていない人にとっては、プリキュアの力よりもまず、本人の立ち上がる意志と身近な人達の支えが必要。そしてそれがあれば、多くの場合、プリキュアはいなくてもいいのです。『マップス』最終戦でゲンが言ってのけたように、英雄がいなくとも皆が戦い勝てるのです。

 べびプリ虹子(9/24)。
 急に涼しく……いや、寒くなりましたねー。あれだけ続いた残暑が嘘のようです。ところで、ぼくの下宿では昨年の冬直前に風呂が壊れてしばらく水垢離してましたが、今年はこの時期にエアコンが壊れて冷房しか使えなくなりました。「れいぼうしか」を「麗帽子か」と変換するのねこれ。
 さて、冬将軍の影も彼方にちらつき始めましたが。あまりの気温低下に、おちびさん達も体調を崩した模様です。まずは虹子が鼻風邪っぽい。しかし、くしゃみがそんなに続くというのは別の病気ではないのか心配。だいじょうぶかー。
 そしてくしゃみの後は、おはなちーん。春先に青空もちーんしてましたが、二人ともお洟をかむことがおりこうさんだとすでに教えられています。ちなみに自慢じゃないですが、ぼくは小6あたりまで洟をかめませんでした(本当に自慢にならない)。それに比べたら、ここん家の子はみんないい子だ! そんなん言うまでもないですか。
 しかし、

>にじこのおはなも――
>おにいちゃんの
>おようふくに――
>
>ぎゅうううぅ!

 いや、それは駄目だろう。位置としては、太股のあたりに鼻水がびろーんという感じでしょうか。これ青空も喜んで真似しそう。だけど、ひとの服に洟をこすりつけることも行儀が悪いというだけじゃなく、あさひや他の姉妹にここから風邪をうつす可能性があるから、ちゃんとティッシュでかむべきなのです。はい、ちーん。
2010年9月26日(日) はときゃち
 朝プリキュア。いよいよ四人目、ムーンライトが。

 ようやく明かされるムーライトの悲劇。そうか、植物学者の父親が行方不明となった後プリキュアとなり、そして相棒のコロンを失った、と。父親が「フランスで消息を絶った」てのは、映画への伏線でしょうかね。しかし、なんて辛い過去なのか。今まで学校も休まずに日々を生きてきた、そのつよさもまた凄まじいものです。母親をこれ以上心配させたくないからでもあるでしょうけど、その積み重ねがゆりのこころをいっそう締め付けていくという。
 そんな話を聞いてすぐに立ちあがるえりか。ほんと、このゆりに駆けよりざま抱きつくえりかが、愛しい。まずハグ。それから言葉。「あたしの胸で泣いてください!」ってまるきり状況は逆なんだけど、その転倒も感情的には正しい。そんなえりか達の真剣さを前にして、「あなたたち、本当におせっかいね」と微笑むゆり。それは、三人を突っぱねてしまわない程度に受け入れつつあるということでもあり。しかし、母に「かなわないわ」と微笑んだときのように諦念を含んでもおり。ともあれ、今はゆりが微笑んだというだけで、素直に喜んでおきます。
 そして翌朝、教室で顔を見合わせて笑うつぼみ&えりかが眩しすぎます。クラスの男子はとんでもないものを見逃しました。番くんは咄嗟にスケッチでしたでしょうか。二人もいつきも、ゆりのためのデザインを考えてきていて、すぐ行動に出られるまっすぐさ。ゆりもまた、三人が見せてくれたスケッチを、ためらいながらもちゃんと胸元に抱えてます。
 ダークに向かって不敵に笑うマリンが、またじつに素晴らしい。これこれ、この子はこの顔です。

 自分の傲慢さが、コロンを犠牲にしてしまう原因だったと嘆くゆり。コロンがいなくなったからこそずっと言えなかった、罪を詫びる言葉。その行き場のない言葉と後悔と自責の念が、ゆりのこころの花をずっと枯らし続けてきました。でも、コロンはゆりの罪じゃないと言ってくれる。ゆりが本当にプリキュアとしての責任感を抱いてきたからこそ、誰にも同じ辛さを味あわせたくないと思うからこそ、ただひとりで戦い続けてきた。その気高さは、ずっとそばにいたコロンだから分かること。ここでの二人のやりとりは、敵幹部の罵倒とプリキュアによる反論のシークエンスと同じですね。自分を責める正論と、それをひっくり返してくれるあなたの言葉。そんなコロンの言葉を聞くゆりの顔が、年相応の子供に戻っています。

「勇気、愛、友情、優しさ、かなしみ、よろこび」

 そう、かなしみもまた人間のこころ。自分のかけがえのない気持ち。そのかなしみを忘れることなく、前に向かって進む。キュアムーンライト、ついに復活です。

 まさか今後、ゆりの笑顔の変身シーンが登場するとか。四人同時変身バンクが流れるとか。期待ぐんぐんです。
2010年9月27日(月) 秋雨じゃ
 べびプリ(9/27)。
 レインコートは「かわいい」と認めるけど、雨が嫌い。まー電車通学だしね。朝はとくに蒸れるよね。

>これじゃあ、
>お気に入りの古い
>プラレールのゴムが
>変形しそう――

 ああ、そっちの方が重大ですか……。なるほど。

>雨の日の鉄道は
>より効率重視になるせいで――
>乗車人数の少ない
>古い車両の出番が
>全く無くなるのよ。

 え、そうなのか。知らなかった。
 麗が機嫌を損ねているのはかわいそうですけれど、こうやって麗が何かにつけて鉄道の知識を長男に少しずつ教えてくれるというのは、日々の幸せなんでしょうね。そんな感じで微笑んでたりすると、長男も麗の眉根をますます険しくしてしまうんでしょうけど。
 幼い頃は、雨の日でも6月あたりなら「あじさい!」と喜んでいたこともあったので、長男とお出かけして雨の日の新たな楽しみを発見してくれたらいいなー。
2010年9月28日(火) おセンチみりみり
 べびプリヒカル(9/28)。
 季節の変わり目といえば、ヒカル乙女心が発動する時期です。さぁ皆様、準備はいいですか。
 その前に秋休みの話題ですか、今の小学校はいいなー。2学期制というのがよく分かりませんけど、あれ? それだと休みの日数そのものは昔より減ってるのかしら。

>そしたら――
>私達が学校でいない時も
>チビ達はのんびり――
>どんぐりいっぱいの秋の公園で
>遊んだり――
>
>できるわけだし。

 こういうとこ、ヒカルらしいですね。他の年長者もみんなこういう気持ちを持ってるんだけど、穏やかに見守る態度がにじんでて、いかにもこの子らしいです。
 で、そういうしみじみした気分が、やはりこう。

>――ぐすっ。

 はい来ましたー。わー。

>別に――私は、
>自分に秋休みがないのが悔しくて――
>
>泣いてる訳じゃあ――
>絶対にない、んだから――

 いや、そういう誤解はしませんて。ここもまたヒカルらしい(笑)。などと笑っている場合ではなく、長男と一緒におたおたするばかりでした。
2010年9月29日(水) ぐらぐら
 べびプリ(9/29)。
 地震だおー(わたわた)。
 9年前、IRCで「地震に驚いてぱんつを手に逃げ惑い、落ち着けという声にようやく腰を下ろしてぱんつをかぶり直す」という一連の書き込みを実際の地震のさいに行っていた、という記憶がいま蘇りました。消したい。
 地震はさほど揺れなくても、テレビのあの速報音がめっさ怖いかもしれませんね。あれで心臓麻痺になりそう。海晴姉さんも職場にいながら、すぐ家に緊急メール送信。さすがです。でもホタどきどき。
 ここで春風さんだと、長男に胸の鼓動を聞いてほしい(はぁと)という展開になるところですが、さすがに蛍ならそんなことにはなりませんよね。

>ぎゅうって(はぁと×2)
>
>くっついちゃっても
>いいでしょうか?

 あ、あれ? いやいや、「もし今度本当に地震が起こったときは」ですから大丈夫。しかも、たぶんそのときも今日と同じように、ちびさん達が蛍にぎゅっとしがみついていることでしょう。そこに長男が割り込む余地はないのであった(問題外)。
2010年9月30日(木) 陰謀
 べびプリ夕凪(9/30)。
 夏休み宿題の騒動も遠い過去の記憶となり、台風少女の夕凪の季節到来です。って年中無休かそれ。

>10月はね――なんとぉ!
>
>魔女の月!!!!
>
>なのだ(はぁと×3)

 あー。ハロウィンかー。毎年恒例の、町ぐるみ行事ですね。またヒカルが虎縞ビキニを着用させられるのか……。それとも今年はさらに大変なことになるのか……。そして氷柱は(ぶぶぶ)。

>だから――夕凪のこの秋の
>スペッシャルマホウ計画!
>
>その準備で――今、夕凪は
>とぉーっても忙しいのです!

 おや、また何か新しい騒動いやさ企画を立案中? 何をするつもりなんでしょうか、この「プロジェクトY」。「Y」……YU-NAのYですかね。あ、小説版なら陽太郎もYだから、ちょうどいいのか。
 最初から長男を一人占めという予定でもなかった様子ですので、ハロウィンをもっと盛り上げるためのSOS団という勢いなのか、それとも別のイベントを準備してるのか。星花に尋ねるのが早そうですけど、まぁまずは夕凪におつきあいしてみますか。氷柱に叱られるときに、長男が頭を差し出せるように。

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