日記
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2010年10月1日(金) タイツあんよばたばた
 べびプリ真璃

(10/1)。
 「都民の日」ですか。……そうか、やはり都民なのか。区内かどうかは不明ですが。……いや普通に区内でしょうね。これで近所に高尾山とかあったら笑う。ぱお。

>つまんない!

 さて、今日も有閑幼女のお出ましだ、と思ってましたら。

>マリーはそもそも
>都民なんかじゃない、
>パリジェンヌなのに。

 ここで噴き出しました。たしかにその通りなんだけど、マリーが都民という事実がなんかツボに入ってもうた。本来ならパリジェンヌどころか、王妃の誕生日を愚民どもの祝日とすべきところですよね。
 しかも幼稚園で遊びたかったのが、「トンネル滑り台」。かわえー(笑)。大人の真似をした言い回しと、この年相応の子供っぽさの差がマリーや観月の魅力なのですが、観月の幼さが長男とのブランコやだっこなど長男相手にしか発揮されない(公式日記上では)のに対して、真璃の場合はこうやって幼稚園に関する叙述のあちこちで幼さが顔を覗かせます。
 そして暇に耐えかねたマリー様の関心は、夕凪と長男の秘密へと。な、なぜそれを知っているのか。

>あら、大丈夫よ――
>2人の間に秘密があるってことは
>夕凪お姉ちゃまが自ら――
>ちゃあんとマリーに教えてくれたんだもの。

 あちゃー(笑)。まぁそりゃそうだよね、自分で言っちゃうのが夕凪だよね……。この展開って以前もあったような気がしますが。さて、どうする長男。そのままプロジェクト要員として巻き込んじゃうのが最も簡単ですが。何といっても夕凪のすることですから、このしっかり者の妹が貴重な戦力になりそうな予感。
2010年10月2日(土) うろおぼえろ
 最近どうも記憶力の減退が著しく、やはりこの年齢になるともう駄目なのか……と諦めておりましたが。ふと今頃になって『ストライクウィッチーズ2』を観始めましたら、誰がどんなキャラかをたちまち覚えてしまいまして、ああ記憶力そのものが衰えているのではなくその使いどころがいっそう範囲を狭めているだけなのだなぁ、と認識を改めました。どのみち仕事の場面では困るわけですけれど。

 ちなみに、初めて観たストウィチがあの第2シリーズ第7話。よりによって(笑)。
2010年10月3日(日) 弔いの木陰
 朝プリキュア。

「私はもう、ひとりではない。
 私はもう、ひとりでは戦っていない。
 コロンが見ているかぎり、私は負けるわけにはいかない!」

 かつて、誰もこの過酷な戦いに巻き込みたくないから、たった一人で悪に立ち向かっていて。そのためにコロンを喪ってしまい、そのことにずっと苦しんでいて。コロンに謝りたい、だけどコロンはもういない。伝えられない言葉を抱えて、ずっと独りで悔やんでいて。
 だけど、そんな自分に、つぼみ達が手を差し伸べた。この未熟な後輩達の努力が、コロンともう一度会える機会を与えてくれた。コロンと会いたい自分のために、ダークプリキュアをしばし阻んでくれた。
 そして、コロンに謝ることができた。コロンは自分を許してくれていた。自責の念を、優しく解きほぐしてくれた。私の気持ちを、ずっと分かってくれていた。
 もう、自分は孤独ではない。自分と心を通じ合う、気持ちを分かち合う者がいるから。だからコロンの言葉に相応しい自分で、コロンが見出してくれたムーンライトであり続けたい。

 何度でも立ちあがる力をくれるのは、パートナーのコロンの声。そして、後輩達はまだまだ未熟だけど、それでもその純粋な想いが奇跡を与えてくれたことに間違いはなく、たとえムーンライトとして復活できたからといってまた一人で戦おうとはしないのです。
 やっと伝えられた自分の想い。伝えてもらえたあなたの想い。それがちゃんと分かち合えたから、たとえ再びの別れであっても、涙まじりに微笑んでみせる。大好きなパートナーに、ありがとう、と今なら言える。

 その様子を見守っていたつぼみ達も、涙のなかでパートナー同士が慰めあって。ポプリはまだ事情が理解できないんだけど、いつきが悲しそうだということは分かるので、何とか慰めてあげようとする。それがいつきには嬉しくて。

 そして、早速バトルパートと日常パートで攻守逆転するゆりさんであった。これ、ネギまと同じ構造ですかね。ゆりの境遇も、父と砂漠の使徒にかかわる非日常パートと、学校などにかかわる日常パートとの間で微妙なバランスを保っていくことになるので、このへんもちょっと似てます。
 しかしまぁ、えりかがいい具合にゆりを攻めてますねー。スリーサイズを看破するその能力、部員も恐怖しております。こうしてゆりの日常ガードはどんどん崩されていくのだとすれば、ももかがどこでからんでくるのか楽しみでなりません。やはり! 来海家でお泊まりを! その前にお待たせファッションショーですね、これも本当に楽しみなのです。

 追記。予告で登場したファッションショー衣装のうち、えりかの服はつぼみのワンピースの左隣に並んでる茶ベルトのですね。それ以外の衣装は、第31話で部員がそれぞれ胸に抱えてました。
2010年10月4日(月) ゆなふぶ
 べびプリ吹雪(10/4)。
 おお……夕凪が吹雪に頼み事ですと……。

>大変珍しいことです。

 うんうん。

>途中でダジャレも
>言わずに――

 うんうん。

>おまけに――
>お礼にと言って、
>お菓子をくれようと
>しました。

 うn……ええええええ!?
 しかも自分の貯蔵分をですかっ。うわー本気だ。「ミニカプリコを3本」というあたりが可愛いのですけど、しかし夕凪の真剣さを示すものとしてこれ以上はありません。そりゃ手も震えます。
 そして報酬を断る吹雪。おお。でも理由が「苦手」だから。うん、アイスだったら「溶ける菓子」でも受け取ったかもしれませんよね。で、夕凪が教えてほしかったことは暗号。マリーや他の姉妹対策ということなのか、あるいはこれもプロジェクトYの仕掛けに必要なものなのか。件の暗号は「アトバシュ」なる方法ですんなり解けてしまいましたが、どうなることやら期待がますます高まっていきます。

 ところで、「これからは夕凪姉と/暗号解読についての話など/できるのかと思うと嬉しいです。」というのは、さすがに吹雪の期待ほどには夕凪が熱中しないであろうと予想するわけですけど。ちょうどこないだ本作品のペアについて希望を述べていたところに、この日記を読めてとっても嬉しいぼくでした。夕凪と吹雪のペアというのは、アニメ版妄想第10話でも描いたように、わりとお気に入りの組み合わせなのです。
2010年10月5日(火) 金色の空気
 べびプリ綿雪(10/5)。
 夏がいつまで続くのかと思ってましたが、あれあれと言う間に秋が加速。明け方は寒いくらいです。その季節の移り行きを伝えてくれるものの一つが、金木犀の香り。うちの近所でもちょうど花が開ききって、「甘くてさわやかな匂い」を毎日ただよわせてくれています。

>学校の帰り道、
>ちょっぴり下を向いて
>ユキが一生懸命に
>歩いていると――

 転ばないよう気をつけて歩く綿雪。あまり外を出歩くことのなかった子なので、前方だけでなく足元も注意する必要があるという。そんな綿雪を優しく誘うような、金木犀の匂い。

>思わず立ち止まって、
>顔を上げると――

 危険に注意して下を向くことは大切。だけど、そればかりでは視野が狭まり、気持ちも後ろ向きになりがち。だから、時にはこうして歩みを止めて、上を見上げるのもいいこと。そう、病気の辛さに内向きだった綿雪が、ずっと高いところにある長男の瞳を見上げることで、未来の夢を抱けたように。

>その上で――
>
>さわやかな青いお空も――
>にこにこ、にこにこ、
>笑っているように見えました(はぁと)

 それは大好きな長男の笑顔と重なって。

 いや、明日は通知表を手に笑顔の妹ばかりではない、はずですけどね……約1名。
2010年10月6日(水) 満点姉
 べびプリ海晴(10/6)。
 小学校の通知表かぁ、最近のは「けっこうおおざっぱ」と言いますがどんなのですかね。「何か分からんがとにかくよし!」みたいな。はららさま。
 「へのつっぱりはいらんです」かも(どうでもいい)。

>「よい」ばっかりの
>通知表をもらってくる子が
>ほとんどなのは――
>わかりきってること
>なんだけれど――

 つまり、全員ではないということもわかりきってることなのでしょうか……。

>それに比べたら、
>大学なんて――
>
>年度末に1回、
>そっけない成績が
>でるだけだし。

 あれ、大学も前後期2回出ませんか。通年なのか。これで大学を特定できないかな。
 そして長女のお遊び今日もまた。「オトナの通知表」ですか……。ぼくはまだ入学さえしていない……。
 ただ、これおふざけで言ってるように見えますけど、案外この海晴姉さん本気かもしれませんね。今までも長女という役割の重圧や、長男に反発されることへの警戒感などをほんのり綴ってきたこの姉ですので、今回もそんな不安をハートマークに隠しているように読んでみてはどうかな、と。
 まぁ点数自体は、100点! でいいわけですが。
2010年10月7日(木) なぞがとけた
 べびプリ観月(10/7)。
 神無月かー。クトゥルフもロルスも出雲に集まってる頃ですかね(それはない)。
 日本中から集まった神様たちが何をしているのか。そういえば考えたことありませんでしたが、なんと。

>縁談じゃ!
>
>縁談(はぁと×3)

 おお、そうでしたか。合コンでしたか(違)。ねるとんかな(古)。ショッキング&ドッキングという番組がありましてね(昔)。
 しかし「お見合いパーティー」ですか、この妹だと相当具体的なイメージを抱けるんでしょうね。それよりも神様不在の隙をうかがうものどもに注意を向けて余念がないのかもしれませんが。と思いきやパーティーに参加したいって、ああキュウビのお相手探しを。

>もちろん――
>このキュウビの婿じゃ!

 ……え?

 2008/12/25の海晴担当回では、挿絵にて観月が雌キツネのぬいぐるみを手にしてるのですが……。
 あ、そういうことか。観月からキュウビの話を聞いていた姉達が、ならばとキツネのぬいぐるみをプレゼントしたはいいものの、性別を思いこみで決めてしまってたのかな。だから、観月も目を丸くしてるし、キュウビも「!」と驚いてるという。
 キュウビ百合説はとりあえず却下。
2010年10月8日(金) びたみんC
 べびプリ虹子(10/8)。
 秋冬の果物、ミカン。ミカンといえば「赤ちゃんミカン」。房をいくつかまとめて食べてしまう年齢になると、こういうのは発見できずに終わるのですが、さすがに虹子は一つずつ丁寧にいだたいてるわけで。

>わ!
>びっくり。
>
>す、すすすすすす――
>
>すっぱ〜〜い!!

 このくだりを読んで、仕草が見えました。うんうん、かわいいかわいい……。
 そしてもう一つ発見しました、ミカンの種。

>おにいちゃんといっしょに
>あした、おミカンうえるんだ
>
>そしたら――おミカン
>たくさん食べれる?

 ミカンは、ええと何年かかるんだろ。「あしたのあしたのあしたのあした」では間に合いそうにないことは確実ですが。こうして植えたミカンの種はやがてメモリアルツリーとなり、長男と虹子の固有の絆を夢の中で育むのであった。懐かしやリピュアBパート千影話。
2010年10月9日(土) ついたより
・来海家で父出張中にゴキが現れたら、三人とも悲鳴あげて逃げ惑うだけなのかな。コフレがんばれ

・ハートキャッチ四人変身は、赤面するブロッサムがサンシャインと手をつないで回る一方で、マリンがムーンライトに振り回されてわーいぐるんぐるんだぁ

・後輩達が開発した技のリストを前にして、頭を抱えるムーンライト
2010年10月10日(日) ファッションショーはまだか
 朝ハートキャッチ。本日のポイントは、ももかが半分仮装で荷物運んでた姿。クラスの出し物に、ごく普通に参加できるほどにまで、溶け込めているということ。才谷の話でも暗示されてたけど、今回もその延長上にありますね。第8話以来の頑張りが実を結んでると想像できます。しかし、その中でもやはりゆりは別格なわけで、最近つれない親友にももかも若干気がかり。

 ともあれ、学園祭も間近で準備に大忙しの一同です。「ハートキャッチ クレープやさん」という張り紙の反対側、「ミス&ミスター明堂院コンテスト」というのは伏線なのかしら。と考えていると、高等部にも「ハートキャッチ明堂祭」の文字が……。すっかりご当地名物と化しているハートキャッチプリキュアです。いっそ銅像もプリキュアにしてはどうか理事長。
 このブームを加速しているのは、もしや君か番ケンジ。依頼されたファッション部の看板に、しれっとプリキュアを描いてしまうのはどうなんだ。まぁでも、この番にしてもかなえにしても、つぼみが彼らから自然に声をかけられ、頼りにされていることがよく分かります。つぼみもまた、今までの頑張りがちゃんと身を結んでいるという。

 しかし番にかなえにあずさにと、持つべきものは有能な友達、そして可愛い妹です。そのえりかは、スケジューリングでは大慌てだけど、衣装にかかわる急展開にはばっちり対応。さすがです。つぼみの几帳面さがえりか達を支える一方で、えりかのこういう思い切りのよさと創造力が、土壇場の部員達を力づけます。この部長・副部長のコンビもじつにいい。
 あと、えりかの偉いところは、級友の喫茶店衣装にアイディアをさっと出してあげることのみならず、そこで描いたエプロンにもフェアリードロップのマークがきっちり入っているという点。まっこと商売人であります。割引につられて入部した三人も、いまやすっかりお得意さんだし。筆箱もフェアリードロップ仕様だったよね。
 そして姉に褒められたときだけ照れるえりか。可愛い妹です。

 いつきは部活かけもちのうえ生徒会長の仕事もあり、この人こそ本当に大わらわです。その疲れた溜息を聞いたポプリが、いらんお手伝いをしてかえっていつきの仕事を増やしてしまいましたが、最初はうわーという感じのいつきも、ポプリの話に態度を改めました。叱らない。意図と結果を切り分けて、まずポプリが自分を助けてくれようとしたその意図を褒めて感謝する。判子遊びがしたかっただけなら、ちゃんと叱ったことでしょう。
 なお、ポプリが印を押しまくった書類はあのあとどうしたかというと、赤セロファンをかぶせてコピーをとって復元しました。しかし1枚目の請求書、よく読むと「東栄県兄目市」……とうえい・アニメですか(笑)。

 最後に、学園祭をめちゃくちゃにしかけたデザトリアンを(クモジャキー合体後も)あっさり片付けるムーンライト強すぎ。その冷厳な強さと表裏一体のものとして輝くのが、ゆりの生真面目さと優しさ、そして受け体質。中学校の教室でひとりファッションショー衣装に着替え、あまつさえ飾りもすべてつけてみるあたり、たまらんまでの完璧主義です。最後の場面でつぼみ達が「おー!」と拳をあげたとき、ゆりも一瞬「ぉ……」って言いかけてるように感じるのですが、これから少しずつはっちゃけていくのでしょうか。楽しみです。

 あと、番くんがちゃんとかなえとあずさをかばえるように一緒に動いてるのが立派。どれくらい立派かというと、サッカーデザトリアンのとき仲間の女子二人を懸命にかばってた少年くらい。
2010年10月11日(月) ついたより
・綾波系の原型はR2D2

・「げ!これあたしのじゃない!?」叫んだえりかが、その手帳の偶然開いたページに見たものは、日々のえりかのいいところを綴ったつぼみの丁寧な文字だった。やるっしゅ!

・どれみの同級生はシリーズ全体で50名以上描かれたけど、1年あたりでは約13名。ライジンオーではクラス全員にメイン話があったけど、18人学級。ハートキャッチは現時点でクラス30名のうち10名ちょい。なかなか全員というのは難しいものですね

・来年もハートキャッチが続くとすると、シプレ&コフレは成長して人間の子供に変身できるようになり、前シリーズで敗れたダークプリキュアはおかっぱ超能力幼女に転生して記憶喪失のまま徘徊し、ゆりと親父が保護しようとがんばる
2010年10月12日(火) かいきんしょー(違
 べびプリ青空(/12)。
 秋たけなわ、運動会の季節ですね。幼稚園や小学校の運動会に、青空たち乳幼児さんも海晴姉さんたちに連れられて、応援に出かけてるのでしょう。で、その真似っこをする青空です。
 普段から、虹子やさくらよりも駆けっこ速そうなこの1歳児(!)ですので、庭や廊下をパタパタ走っては、ゴール役の長男に「どっかーん」と抱きついてるんでしょうね。かわいいかわいい。

>そら――
>せかいでいっちばん、
>
>はやいちび!

 この言い回しが、相変わらずですね。ほんとうまいなー。

>そらも――
>もうようちえんに
>いきたいよぅ〜!!

 うん、はやくおおきくなぁれ。
 ……しかし、べびプリ時空を脱出することは果たしていつの日か。
2010年10月13日(水) 地球が逆回り
 べびプリ夕凪(10/13)。
 さあ、騒動の気配です(失礼な言い草)。今度はどんな思いつきで長男を振り回すんでしょうね。というか、そうだそろそろハロウィンの時期ですか。プロジェクトYはどうなったんだろ。

>逆立ちをすると――
>
>世界がぐるっと一回転!

 しかしその前に。夕凪、パンツ見えるよ。
 うん、見ないよ(自衛)。

>青空ちゃんにあーちゃん、
>にじちゃんたちとは――
>
>この高さだと結構目が合うんだナ――
>
>新発見♪

 夕凪もけっこう背が高いからねー。でも、こうして幼い妹達の目線の低さに気づくだけで、かつて自分が幼かった頃を想像することはないというのが、まだ若い証拠ですかね。
 逆立ちして頭の血のめぐりをよくして、何かハロウィンのいいアイディアはないかと考えてるのかな。長男も並んで一緒に知恵を絞りましょう。あんまり逆立ちしてると、脳味噌によくないですけどね。

>うわぁ――ん、
>夕凪もパンツ丸見えだぁ〜〜〜!!!!

 だいじょうぶ、お兄ちゃんも見せるから(氷柱の予感)。
2010年10月14日(木) 地味なすごさ
 べびプリ星花(10/14)。
 こないだは幼稚園の運動会だったのね。で、小学校は……うは、マラソン大会ですか。きつい。持久走はきつい。もっとも、走るだけで参加できますから球技大会よりはまだマシともいえます。運動音痴だったからね……(遠い目)。

>星花も――今日は
>がんばって12周!
>してきました(はぁと)

 え……? 1周200mとして、2.4km……? うわぉ。もっと短いかもしれませんが、たいしたものですよ。それにしても、体操着で走る星花。汗と息。あああ(終了)。

>星花は夕凪ちゃんや
>立夏お姉ちゃんみたいに、
>そんなにモトモトの運動神経が
>イイっていうわけじゃあ
>ないんだけれど――

 え、そうなのか。いえ、星花は(運動音痴ということではなく)努力型だろうな、とは思ってましたが、夕凪は運動神経いいのか。立夏と同じく猫系ですかね。

>たったひとつだけ――
>持久力には自信があるんです!

 うん、夕凪はすぐ飽きるもんね(そういう意味じゃない)。
 星花は、氷柱や小雨、さくらのような、他の姉妹に対して劣等感を抱いているグループに属しています。そこに、ちょうど姉妹の真ん中であるがゆえに甘えにくいということへの不満も重なって。長男にはときどき甘えつつも、自分のような妹でも精一杯できることを、といつも考えてる健気な子。その真面目さ・一生懸命さが、星花の大きな長所なのです。

>もし、星花にマラソンの才能があれば――
>お兄ちゃんがもし奇襲作戦を採るときには
>伝令としてお役に立てるかもしれません!!

 神行太宗で(無理)。足の速さももちろんだけど、ちゃんと兄姉の意図を察して確実に遂行してくれるという信頼感もまた、この子のよさですね。
2010年10月15日(金) じゃばばー
 べびプリあさひ(10/15)。
 おお、ようやくというか、ハロウィン準備の話題が。これまでもずっと暇をみて作業を進めてたんでしょうけどね。プロジェクトYもいよいよ詰めの段階かしら。

>みてみろ!
>ゆうなのつくったおめん!!
>
>かぶってみたら、
>ちょうおばけ――♪

 ほんとこの赤ちゃん、物おじしないね……。乳児にお面はちょっと危険ですが、まぁ兄姉が必ずそばにいるはずですし。
 ところで「かぼちゃおばけ」ということは、オーソドックスなお面を用意しているということであり。今年は奇をてらいすぎないつもりなのか、それとも役割分担して半数のメンバーは今年独自のコスプレに挑む(挑まされる)のか。ヒカルはどうなることやら。
2010年10月16日(土) ついたより
・小学6年生の桐乃が昼寝している耳元で、山本正之の『愛のロリータ』を口ずさむ戦いがいま始まる

・こころの種もあれだけ種類があると「つぼみのにおい」みたいなのも混じってて、シュシュッと気分に乗せてマリンがはっするはっする

・笑点のテーマソングに歌詞をのっけて国歌にすれば、流れるたびに日本国民の気分がハイになって景気回復しないだろか
2010年10月17日(日) ついにこの日を
 ハートキャッチプリキュア、ついに学園祭。すなわちファッションショー。来た。ついに来た!
 と興奮しつつ8時半を待っていると、いきなりるみ! なみなみの声! げゃー。そして立て続けに、これまでのゲストキャラ達が揃って多幸感が、あああ。あああああ。軽く昇天しかけました。
 そこにつぼみとえりかの給仕さん姿。もう。だめ。だ。
 ちょこちょこかけてく二人の後ろ姿に、また。しん。だ。
 もうほんとにね……どこまで視聴者を滅ぼしたいのかとね……。しかし贅沢な不満を記しておきますと、かつてのシリーズ作品であれば、この服装のままで変身シーンに突入してくれたんですよねー。つまり初代なら「デュアルオーロラウエーイブ!」と叫ぶ瞬間のように、変身ポーズの最初はその時々の服装で行ってくれてたわけです。ハートキャッチは変身バンクの出来がやたらいい&尺が長いものの、この様々な服装からの変身という点では少々物足りない感じがしてしまいます。

 番くんママの活躍を微笑ましく見てるうちに、高等部にも「ハートキャッチ明堂祭」の文字があることに気づいたり。すっかりご当地名物と化しているハートキャッチプリキュア。番くんの同人誌も、そういう雰囲気のなかで受け入れられているのかもしれません。コスプレ同級生も二人いましたし、このへんの敷居の低さが優しい。
 番くんといえば、同級生の前では「おふくろ」と、母親に向かっては「お母様」と呼んでいましたが、今はどうなんでしょうね。ぼくとしては、「おふくろ」で統一してないかな、と想像したりしています。

 準備のときは落ち着いていたつぼみが、いざ本番直前となるとあがりっぱなし。逆にえりかは、どんと構えて部長らしい頼もしさ。この二人がお互いを支え合う、いつもの心地よさ。
 そして今回のゲストキャラは、なんと主題歌担当の歌手お二人。うわー! これは嬉しいサプライズ。今年の芸能人話をこれでクリアしたのだとしたら、素晴らしいことです。作品外の要素を排除しつつ、このお二人もまた作品にとってのかけがえない人達、大切な仲間なのだということを、これ以上もなくはっきり示してくれました。ラストシーンなんか、ほんと感動しましたよ。
 で、そこに至る過程を邪魔するコブラージャ。でも今回はグッジョブ。歌えない二人と軽音部の窮地を結果的に救ってくれました。よくやったコブラージャ、役目が終わったら速やかに消え去るように。そういう声が聞こえてくるような、プリキュア四人の戦いぶりでした。ムーンライトとサンシャインのコンビネーションとか面白かったですね。

 というわけで、お待ちかねのファッションショーは、えりかの機転により軽音部の演奏&歌とともに開催です。その内容は、ええ。もう。
 まだためらいのあるつぼみを、えりかが優しく力強く、一緒の舞台へと連れ出して。部員達もそれぞれの「新しい自分」を堂々と披露して。ももかは自分の役目をプロらしくこなして、しかし親友や妹達とのこのイベントを心底楽しんでいて。ゆりといつきは普段の肩の力を抜いて。
 ああ、部員達には別の衣装も用意してあったのかー……。さすがに部長と副部長はそこまで支度する余裕がなかった(舞台責任者である以上、着替える暇もない)んだろうけど、上着を脱いだえりかと、つぼみとが、大成功を確信してハイタッチ。
 全員で舞台に戻り、ボーカルの二人と手をつないで。観客の大声援を受けて、あらためて今までの日々を振り返り、涙ぐむつぼみとえりか。廃部の危機を乗り越えて、二人で支え合って、みんなで力を合わせて、ついにここまできた。
 全員の笑顔。画面のこちらからも、満場の拍手です。

 そして翌日、部員達の写真が飛ぶように売れたという。
2010年10月18日(月) さよなら、ありがと、と
 べびプリ(10/18)。
 さて「死にたい。」とな。また長男が何かやらかしましたか、それとも鉄道ですか。前者だったらもっと直球の罵声が飛んでくるでしょうから、まぁ後者。
 「本当に大好きな人とは――/全然違うって思う」けど、「どうも気になって」いた鉄道車両のことでしょうか。

>大好きな人にほんの少しだけ
>似たところがあって――
>
>ただそれだけの人なのに――
>
>いなくなってみると、こんなに
>辛い気持ちがするなんて。

 辛くて「ちょっと死にたい気持ち」の、麗でありました。それは、いつもながらのこの子の優しさ、感受性の強さ、とは思うのですが。

>いくらなんでもスクラップにするなんて
>想像するだけでも心がちぎれそう。

 この一文に、ふと気づいたのですが。はい。
 麗は、長年の誠実な勤労者・功労者である車両に、きちんとした弔いをしてあげたいのかな。葬送というものは、生者が死者を悼みながらその喪失感を統御し、そのひととの関係を再構成する儀式です。たとえ今まであまり気にならなかった車両であっても、その喪失を知れば、どうしても空洞が心に生まれてしまう。そのぽっかり空いたかなしみを、何らかのかたちでしっかり受け止めるためにも、去りゆく車両にちゃんと向き合って別れを告げたい。
 しかし、そういう機会を得ることのないまま、麗は育ちました。春秋の路線廃止その他についてもそうだけど、喪失の置きどころを奪われたままにあることが、麗の苛立ちやかなしみを、いっそう重く深くしてきたのでしょう。
 だから、

>どうしてか、なんて――
>無神経に聞かないでよ?
>
>なんでかわからないような人は――
>
>わたしの兄なんかじゃないわ!

 この言葉は、言及対象が何かを知っていなければならない、というだけでなく。悼む気持ちを静かに分かち合える相手であってほしい、という意味でもあります。
2010年10月19日(火) 顔の一部です
 べびプリ立夏(10/19)。
 「小雨時代」……なんと甘美な響きか……。しかし言いだしっぺは立夏。すぐ流れ去るブームの予感。
 しかし伊達眼鏡が流行ってるんですか、へー。小雨は眼鏡必須の近眼ですし、あまりファッショナブルな眼鏡を好まないかんじですが。後者についてはそうでもないのかな。
 もちろん流行には真っ先に飛びつく立夏ですけど、今は小遣いが足りず伊達眼鏡ゲットならず。となれば、長男の懐に期待ということなのか。いやその前に、相部屋の小雨から本物眼鏡を借りてきたみたい。
 ……すんごい心配。それ壊したら……。傷でもつけたら……。

>今日はこのまま
>遊びに行って、
>ミンナに見せてジマンしーちゃおっと!

 だめー絶対だめー! ほんと困るのよ眼鏡は。このトラブルはちょっと、もう。
 ……小雨が眼鏡を買い替えるイベントなのかしら。いや、でも絵は変わんないよね。
2010年10月20日(水) 目が、目が
 べびプリ小雨(10/20)。
 ああ、やっぱり……。立夏が小雨の眼鏡を借りっぱなしということですか。

>立夏ちゃんに――
>顔にペンのインクがついてるから
>洗ってきた方が良いよ?
>って言われて、うわぁ、恥ずかしい
>そんなお顔じゃあお兄ちゃんに
>会えないよ〜って思って洗面所に行って――

 うわー。これは叱らないとなー。
 眼鏡が生活必需品な人にとって、真剣に困る状況です。正面から危険な何かがやってきたとしても、まったく対応できません。小雨やぼくの運動神経ではどのみち対応できないとか、そういう問題じゃなくて、逆に自分が気づかずに何かを踏みつけてしまうこともあります。この家では小さな妹達がおり、麗の大切な鉄道模型なども足元にあるわけなので、ほんと切実です。
 一方、立夏はたんにファッションとしての伊達眼鏡を求めてるだけ。なのに、小雨が生きるために必要な眼鏡を持ち去ってしまう、しかも嘘をついてというのは、決してなぁなぁですまされることじゃありません。

>小雨はけっこう
>近視がひどくて、
>メガネがないと
>なんにも――
>
>見えないんです。

 ぼくも相当の近眼ですけど、とりあえず眼鏡なしでも近くにいる家族の区別くらいはつきますので、小雨はもっときつい視力なのかな。なおさら眼鏡が心配でしょう。やはり立夏を叱らねば。

>小雨ったら、メガネがないと
>こんなふうに――たちまち
>何かに抱きついてしまうんです…

 たとえこういう思わぬ余禄があろうとも。
2010年10月21日(木) あいびーむ
 べびプリ吹雪(10/21)。
 犯人は立夏。もーいけませんね。一応、本人も「少々反省」しているようですけど。

>やはりメガネをなくしたのは
>自分の不注意なのだろう――
>だとしたら自分の至らなさを
>棚に上げて立夏姉を疑うなんて、
>なんて自分は性格が悪いのか――

 うわぁ小雨……(涙)。かいぐりかいぐり。
 ええ子すぎてたまりませんね。これが作為的なものであれば、可憐の後継者として(以下略)。麗が小雨の味方になって、代わりに立夏を叱りつけている姿が目に浮かびます。

>たった1歳違いの姉妹で、
>おそらく多くの共通な遺伝子を
>持っているはずなのに、
>ああも発現内容の違う2人――

 ほんと違うよねー、氷柱(ふってみる)。19人いて、お互いそっくりな姉妹がいないというのも、たいしたものかもしれません。妹達が成長したら、姉の誰かに似てくるかもしれませんが。

>小雨姉とはまた種類が違いますが、
>私も目が弱いので――
>やはり我が家には屈折以上の遺伝が
>あるのかもしれません。

 そいえば、吹雪も眼鏡をかけないのかな。この子の場合はサングラス系になっちゃうのか。
2010年10月22日(金) 影との戦い
 べびプリ綿雪(10/22)。
 いやー本格的に寒くなりましたね。今年の秋は足早です。うちの暖房もタイミングよく壊れました(悲鳴)。
 さて、そんな秋の夕暮れ、つるべ落としに暗くなっていく空。

>うすぐらい道からようやく
>見えてきたおうちには、
>オレンジ色の温かそうな
>あかりがいっぱいについていて、
>ほのかにゆうごはんのシチューの香り。

 そうですね、シチューの季節ですよね。いかにも、という風景ですが、

>わあ、やっと着いたって嬉しくなって
>駆け込もうとした、でも、その直前に――
>
>大きな黒い悪魔がばさーっと舞い降りて――

 え。
 ああ、綿雪の想像でしたか……。てっきり、餡子お姉ちゃんか立夏・夕凪が何かしたのかと。さすがに立夏がまたやらかすことはないか。
 あんまり寒くなる時間には、まだ外に出ていられないユキ。秋の夕暮れの情景も、あくまで想像の世界です。氷柱や長男が一緒だとしても、それを実際に見ることは叶いません。だから温かい部屋の中で遊んでいると、「おばけの出てくる/ちょっぴり怖い本」を読んでしまって、不安な想像をかきたてられてしまって。そのイメージは、綿雪の消えない不安といつも重なっているかのようで。

>お兄ちゃん――
>
>こわいの…
>
>今夜は一緒にねむったら、
>いけない――ですか?

 うん、氷柱に許可を得てからね。こうやって素直に甘えてくれる分、ユキは不安を溜めこまずにすむわけですが……もういっちょ兄らしく振る舞ってみますか長男。
 つまり、氷柱や霙姉さんと協力して、ユキにわははははと襲いかかる「大きな黒い悪魔」を、氷柱&長男で撃退するごっこ遊び。不安をはっきりとしたかたちにして、やっつける。これでユキが笑ってくれれば、そして漠然とした不安を今夜だけでも忘れてくれればいいな、と思います。
 霙姉さんには、あとでおやつのお礼を。
2010年10月23日(土) ゆらゆらでも、自立
 徳保さんから、うちのハートキャッチ考察についてご意見いただく。どもですー。

>世の中にはいろいろな人がいていいだろう。なぜ、そういう個性を認めないんだ?

>なので頭を切り替えて現状を丸ごと肯定すれば、悩みは雲散霧消する。

>ある悩みを重視するか軽視するかは、客観的に定まってはいない。ならば、「どちらが自分の幸福に資するか」という観点から、悩みの評価を自由に選択できる方がいい。

 このへん、うんうんと頷きながら。第4話でえりかがまおにしたアドバイス(気持ちを切り替えて新たなパートナーを見つければいい)も、この考えに基づいてました。ただし、まおはその切り替えを受け入れられなかったわけですが……幸福の度合いを功利的に比較考量する余裕がなくなるのも、また人間的というか、よくあることでしょう。そして、悪あがきした方がいいのか、諦めた方がいいのかは、選択するまで(そして選択した後も)分からない。選択した結果に対する満足度をもって、憶測するしかない。そのような限界もふまえたうえで、選択肢は多くてもいいよね、と思います。

>しかし敵幹部は本来、人間の悩みが大きく深いほど利益を得られるという。ならば敵幹部はプリキュア思考を主張すべきだ。

 ここは鋭いご指摘で、犠牲者をもっと煽って追い込む方が、当人の苦悩も大きくなるので効果的かもしれないんですよね。考察でも若干触れたように、敵幹部の不徹底な点です。

>「こころの花」なんか枯らしてしまった方が人生平和に過ごせる人もいるだろう。

 ここについては揚げ足を取るようですが、現状維持に納得できた時点で「こころの花」を枯らせずにすむはずです。現状維持が自分の生き方と一致するわけですから。ただまぁ、諦めを前向きに生きるのは、とりあえずあがいてからでも遅くないんじゃないかな、ということを、子供には伝えておきたいです。徳保さんのご指摘とは逆に、諦めることだけが選択肢になってしまうという危険を、避けられるように。
2010年10月24日(日) ハトキャチ
・「あたしの親友」! 「あたしのブロッサムに」!(違)

・「最後の試練です。各自、目の前に現れた相手に告白しなさい」「え…」「つ、つぼm…!?」「お兄様っ…!」「…ももか…」

・だめだ、あの闇つぼみはあむない

・あ、マリンがこれを!

・「喜び、かなしみ」とあのときも言ってましたねゆりさん

・あの石像くれ、の声が日本を揺るがす

・続くの!?

・5回チェンジしたら影ブロッサムがきたでござる のまっきっ!

 Yes!プリキュア5のときと対照的な展開でしたね。あの五人の場合、それぞれが悪夢を乗り越えるために支え合っていましたが、今回は各人バラバラなままという。
 自らの影(シャドウ)との戦い、といえば『ゲド戦記』を思い出します。背を向けて逃げずに、正面から向き合おうとすること。そして、それもまた自分の大切な一部として受け入れようとすること。マリンが「しょうがない」と言いつつあっさりクリアしていたのに驚きましたが、回想シーンが挿入されていたので、視聴者としてはこれまでの歩みを振り返りつつ納得できました。
 これで悪夢パターンだったら、ムーンライトの前に闇コロンが登場したりしたんだろうなー。きつい。かなりきつい。でも、乗り越えるべき課題は同じ。
2010年10月25日(月) まきまっきー
 べびプリ氷柱(10/25)。
 腹巻きですか。小さい子たちにはこれからの季節の必須アイテムだと思いますが、さて大きい子にはどんなものか。抵抗がなさそうなのは霙姉さんや蛍、猛反発しそうな筆頭が氷柱。で、案の定という展開ですね。いやー寝るときはおなか温めたほうがいいよ? 冷えると翌日たいへんよ?

>腹巻きなんかしたら――
>
>あつくてしかたないし、
>スカートが入らなくなるし、
>蛍ちゃんのすすめる腹巻きは
>ピンクのリボン付きで趣味悪いし、

 ……あれ?
 「趣味悪い」かどうかはさておき、「スカートが」云々ということは、寝るときじゃなくて日中でしたか。あー……あれだ、男子の場合は股引を穿くようなものだ。たとえ体にいいとは分かっていても、学校で同級生に見つかってはたまらない、という懸念には共感できます。ぼくのような年齢になると、もはやオシャレだの何だの言ってられませんが。その前にオシャレという概念と無縁の人生ですが。
 ともかくまぁ、氷柱は蛍のお世話攻撃をすべて突っぱねる意向なわけで、

>……
>
>っくしゅん!

 ……あー(笑)。
 いま、氷柱の背後に蛍の笑顔が見えました。両手で腹巻きぶらさげて。

>ただの――
>
>……
>
>呼吸よ!!

 ほんと言い訳が下手だねこの子は。さぁて、やせ我慢がいつまで続くか。もともと痩せてるからね。とくに一部が(撲殺フラグ)。つか、風邪ひいてしまうと綿雪から隔離だよ、と言えばすむ話でもあります。それでも溜まる憤懣は、長男にぶつけてくださいまし。
2010年10月26日(火) ふかふかタイム
 べびプリさくら(10/26)。
 というわけで、寒い夜に備えてお布団増量キャンペーンです。「おふとんふやそ♪」の歌が可愛いですね。こういう歌は、幼稚園からマリー達が持ち帰ってきたり、テレビ番組から学んだり、自分達でこしらえたりするんでしょうね。
 今日の場合は、蛍が口ずさんでるのかも。干しておいた冬布団を取り込みながら、おふとんふやそ、の歌。それを周りで聞いていたさくらたちが真似をする、と。いい光景です。
 さて、しかしどうしてこんなに寒くなったのか。

>おばけがひゅうひゅう――
>つめたい息をはいてるから
>じゃないのかなって思うの。
>
>わ、るーいおばけ!

 おお、さくららしい回答です。「わ、るーい」もこの家定番の言い回し。

>おばけなんて
>いなくなったらいいのに!
>
>ぜーんぶ、えいえいって
>やっつけたらいいの。

 あ、さくらちょっぴり逞しくなってる?

>おばけ……
>
>こわいよぅ!
>
>うええええええん!!

 あ、だめでした(笑)。まぁでも、おばけが怖くないからとおなか出して寝たり夜更かししたりするよりも、「1番にねんね」するほうが、さくらのためにはなりますよね。ぐっすり眠って、いい夢見てほしいものです。

 そしてハロウィン絵、今年もまた! トップは立夏の蜂娘、というか妖精ですか。ありがとうユキ先生……!
2010年10月27日(水) ひたぶるに
 べびプリ海晴(10/27)。

>あ、なんかちょっと
>年寄りっぽかった?

 いえいえとんでもない(慌てて)。つか、憂いのある横顔から、目が離せないのではないか長男。まさしく「いつもは陽気な/明るい笑顔の人も」、「なにかと――/物思ってしまう、/季節」です。

>ああ――
>
>所詮、人間って――
>
>孤独なのよね――
>
>とか♪

 これを毎日言ってのけると霙姉さんとなり、最後に「♪」をつけずに本気で言ってしまうとヒカルになるわけですが。いや、ヒカルは言い切りではなく疑問形か。海晴姉さんはどこまで本気か分からないのが長女らしさ。

 で、話は急に切り替わって「夜なべ」について。中学生以上ということは、立夏から上の兄姉ですね。ハロウィンの準備もたいへんです。……「プロジェクトY」はどうなったんだろう……。

>氷柱ちゃんに怒られないように
>リボンはていねいに結んでね(はぁと)

 はい、気をつけますが、どのみち氷柱には怒られるような気がします。腹巻き。
 とか書いてたら、吸血姫・綿雪絵が! あああ素晴らしい……これなら氷柱の気も逸れる。
2010年10月28日(木) おかるとはんまー
 べびプリ観月(10/28)。
 うろ。胡乱なのはぼくだけど、今日のお題はうろ。幼児さんなのに、相変わらず難しい話をこの子は……。

>それは何もない様でいて、
>すべてをふくむ――
>巨大な空白。

 この表現からいけば、吹雪の数学的・論理的思考とやがて接点を持つ可能性があるわけですけど。二人の真面目な、すれすれで噛み合う会話もちょっと見てみたいですよね。でも観月が「うろ」から導き出すのは、やはり「異界への入り口」。ぼくも子供の頃、防空壕跡の入口が塞がれている隙間を覗きこんで、その闇の肌触りに肝を冷やした覚えがあります。他にもそういう「うろ」ってどんなのかな、と思っていたら、

>さくらの破けたパンツの穴――

 いや、それはどうだろう……。いやいや、小説版でも麗の水着の穴によって陽太郎は追放という深淵を覗きこみかけていたから、たしかにこれもまた異界への入り口なのかも。日常が崩れていくほんの些細なきっかけは、どこにでも口を開いて待っています。
 で、観月が今日感じたその気配のありかは、

>夕凪姉がさっき脱ぎ捨てた――
>
>ハロウィーン用の帽子。

 やや、それは。……それはたぶん、青空が帽子の先っぽの中に放り込んだカエルか何かではないかと……。

 そして今日の絵は麗の海賊姿! ああもうユキ先生!
2010年10月29日(金) ぶちぶち
 べびプリ(10/29)。

>海晴姉が――
>
>菓子袋を1つもくれない。

 もうこの出だしで脱力しますよね……。定常運転ですけれど。あれか、ハロウィン用のお菓子か。あなた何歳ですか霙姉さん。

>苦手な蝶結びをがんばって、
>あんな興味もない下品な
>オレンジ色のハロウィンの
>飾りのついたお菓子袋作りを――
>
>夜なべまでして協力したのに。

 まさか、お菓子袋がもらえるのを楽しみにして手伝っていたのでしょうか……。

>大人げがない!

 いちいち突っ込むのも野暮ですねこれ。
 しかし、海晴姉さんとの対比は納得しつつ面白いところ。「締まり屋」で「いつもきっちり」「等分」になるようおやつを管理していた海晴姉さん。長女としての役目に忠実に、公平・公正をずっと心がけてたわけです。それに対して霙姉さんは、おやつの残りに手を出そうとするなど、妹として正直に振る舞っています。氷柱と二人でおやつ食い逃げとかもやってたよね。春風たちがしっかり者になる理由が分かってきました(遅い)。
 後半の、あの葡萄は酸っぱい的な言葉もなかなか味わい深く。その甘納豆は納戸から拝借したものでないことを祈ります。

 そして小悪魔吹雪! 寒さに強いこの子ならではの!
2010年10月30日(土) ついたより
・『俺の妹がプリキュアなわけがない』。桐乃と黒猫と沙織がプリキュアに選ばれた世界。なんだかんだで仲が良い三人

・京介って、「桐乃」とかで検索しないのね。読モでは本名だしてないのかもしれないけど。ファンサイト見つけて「うえー、どこがいいのアレ?」とうめく一方、粘着アンチサイト見つけて本気で腹立てる。という姿を想像したものの

・第2話で黒猫の罵倒に言い返そうとしたとき、一瞬ためらう桐乃。初対面の相手にいいのか、という礼儀正しさと不安。でも黒猫が受けて立つ(受け止める)態度をみせたことで、負けじと(安心して)反撃に出る

・二人がそういう行動に出ることができたのも、直前に沙織相手に試してみて、すんなり受け入れられたから。そして、沙織だけではわざとらしすぎるところを、京介のツッコミが緩和している。奇跡的な調和

 べびプリ小雨(10/30)。おお、おおお……。ね、猫娘……かにゃん?(何事)色がまた、ミミちゃんとお揃い……!
2010年10月31日(日) ひかりになれー
・子供時代へ固着しようとするシャドウなのに、姿かたちは今よりちょっぴり大人め。さすがに視聴者の子供達と同じ姿でブロッサムと戦わせられないか

・マリン、保護者意識

・ほんとに影との戦いだなー。背を向けたらあかんー

・ブロッサムの影もなぜかマリンの姿で、「ブロッサムはそのままでいい、ううん、そのままがいいよ。危ないときは、あたしが助けてあげるから!」とブロッサムの両手をとる展開

・最後のとこ、ちとストレートに説明的すぎるかなー

・二段変身へのつながりがなー。なんか引っかかってもた

・あ、引っ掛かりの原因に気づいた。四人が個々人で試練を乗り越えるのはいいとして、その意志の大きな源が仲間達との絆にあるってことを、明示してくれなかったからだ。回想カットがまったく挿入されなかったんだよね今回

・Yes!の五人があの悪夢を乗り越えたとき、お互いがなければどうにもならなかった。それに比べると今回は、仲間のありがたさは台詞で若干語られこそしたものの、映像としては描かれていない。心はあくまで自分のもの、自ら鍛えるもの、という意味ではけっこうシビア

 ブロッサムの内面は、もっと諸々滲み出てくるかと思っていましたが、そうでもなかったですね。
 「一緒にフォルテッシモ」とか色々反応するポイントはありましたが、やはり最も衝撃的だったのはハートキャッチオーケストラの巨大女性像。てっきり楽器演奏ハーモニー的な絵面を想像してたのに、なぜ拳を叩きつけるのか(爆笑)。でもこれって、「おしりパンチ」「全部パンチ」「おでこパンチ」という一連のイロモノ技が、じつはこの伏線だったということでもあるんでしょうか。さらにショック。
 たぶん、ムーンライト・サンシャイン・マリン・ブロッサムという順番で発動するから、3番目のマリンのとこで技が妙な具合に流れたのではないかと思ったり。四人で1コマずつ描く4コマ漫画みたいな感じで。だから四人の順番が逆であれば、……あ、2番目のとこでおかしくなるだけか……。むしろ、マリンに続くサンシャインやムーンライトが何をどうすればいいのか困惑して技が失効してしまいかねないという。となれば、マリンと同じセンスで技の流れを引き継げるブロッサムがトリを担うのが、やっぱり正しいのかもしれません。

 べびプリハッピーハロウィン(10/31)。。夕凪は魔法使い、真璃は悪魔王女?、観月とキュウビは鬼娘、さくらは妖精姫、青空はカボチャお化け(髪飾りもお化け顔、細かい!)。観月がトラジマですので、今年のヒカルはあのビキニを免れることができた模様。……もっと厳しいコスチュームを余儀なくされていたかもしれませんが……。まぁそれはともかく、いやーみんなほんとに可愛いなー。

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