日記
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2003年5月1日(木) 1日遅れ持続中
 昨日のわくわく動物ガンダムですが、本当にその動物を装備したガンダム絵を見てみたいような。いかがですか『Sister Freedom』さん。あと、あの動物はどれも漢字表記できると気づいたので、戦闘シーンをそれで表現してみました。

アスラン「あれは…キラ!?」(遠距離視認)
キラ「アスランか!?」
アスラン「キラ、ニコルの仇!」
狼。狼。狼。
キラ「やめろアスラン、これ以上戦って何になるんだ!」
アスラン「黙れ!」
キラ「…!」
狼。狼狼。狼。
アスラン「速い…ならば!」(急接近)
鹿鹿鹿。鹿蚊蚊蚊鹿鹿蚊。蚊蚊。
啄木鳥啄木鳥。啄木鳥。
鹿啄木鳥鹿鹿啄木鳥蚊蚊蚊啄木鳥啄木鳥。狼。鹿啄木鳥鹿鹿蚊蚊。狼。狼。
眼旗魚。
鹿鹿。眼旗魚。蚊蚊。啄木鳥啄木鳥啄木鳥。眼旗魚。狼。蚊。
アスラン「もらった!」
キラ「まだだ!」
蜥蜴。蜥蜴。蜥蜴蜥蜴啄木鳥鹿鹿。蜥蜴。眼旗魚。蜥蜴蜥蜴。
(友軍来援)
アスラン「…ちぃっ、邪魔だ!」
キラ「…!」
剛!
鯨!
(ちゅどーん)

 できの悪い筒井康隆風味。なお、フォルティスは「強い!」では仕方ないので「剛!」にしてみました。ジャイアン的。
2003年5月2日(金) 追いつき追い越され
 えろまんがのキャラと『大悪司』な世界でカオスエンジェルスするような夢を見ました。かなり駄目です。

 『Wake Up !!』関連で。

 DTさんから、昇絵をいただきました、毎度ありがとうございますー。「つり目」っぽさが兄妹の証とのこと、いかにも穏やかで優しそうな兄さんです。航・燦緒と並ぶと、いい兄トリオになりそう。山田は永遠の三枚目ということで。

 Zoroさんが連載中のシスプリSS、今回更新された第3話に、玲香が出演しております。きゃ。うちの読者の皆さんに育まれたキャラなので、こうやって登場させていただけるのはとても嬉しいですね。ありがとうございますー。
2003年5月3日(土) 考察新規掲載なり
 えー、久々の自力更新です。しかも考察。
 「アニメ『シスター・プリンセス Re Pure』考察1 〜ストーリーズパートの意義を中心に〜」です。前にこの日記でも書いたことを、もっといじりまわしてみました。最近のシスプリファンサイトの大盛況に、ちょっと焦りが生じていましたが、うちはまあ相変わらずこういうノリですね。
 内容的には、リピュアという作品の役割を考えることから、あの作品を再評価する手がかりを得ようというものです。なぜAパートはポケスト準拠ではなかったのか、なぜBパート咲耶はあのようにアレンジされたのか、などについても関連して述べてます。…確認したら図表が未完成のままでした、あうー。早いうちに直します(今やらないあたりも相変わらず)。
2003年5月4日(日) 非国民も休日
 『映像技術部』さん(5/3分)、『Sister Freedom』さん(5/3分)、『■ちぇき。■』さん(5/3分)、『カトゆー家断絶』さん(5/4分)、『RE-404 Not Found in 金剛妹界』さん(5/4分)、『zhuravlik.net』さん(5/4分)、考察へのリンクありがとうございました。

 『■ちぇき。■』さんより、リピュアBパートについて。
「Aパート(集団)の中の、
 一意に絞り込まれた事象と解釈すれば、
 決してAパートやアニプリを無視した、
 原作準拠の話などではないかと。」

 なるほど、そこでもキャラコレとポケストの関係のようにリンクするわけですね。

 今開催中の脳内オフの模様も書かねばにゃ。

 追記。

 宇宙往還機ですと。ニュース紹介元の『zhuravlik.net』さん(5/3分)は、「パイロットは勿論、藤堂舞子で」とのコメント。機体名は「やまと」ですね。おじいちゃんのおふね。

 遅れましたが脳内オフレポ、まずは出発前日(2日)の夜の様子から。

らむだ「なあ、カメラどこに入れたっけ」
瑞 佳「さっき自分のバッグに入れてたよ」
らむだ「あ、そか」
雛 子「おやつ、入りきらないよー」
瑞 佳「少し置いていきなさいよ」
雛 子「えー、だったら今食べて減らすー」
瑞 佳「だめ、もう歯磨きしたんだから」
雛 子「もう1回すればいいもん」
瑞 佳「だめだよ。ほら膨れてないで、飴の袋だけこっちに入れてあげるから」
未 来「みらいもたべるー」
瑞 佳「明日ね。」
雛 子「未来ちゃん、電車の中でいっしょに食べようねっ」
未 来「半分こ?」
可 憐「お兄ちゃん、何か探し物ですか?」
らむだ「ええと、お土産の靴下を」
瑞 佳「お土産は向こうで買うものだよっ」
らむだ「だって、初めて会う人もいるのに」
瑞 佳「あー、また荷物広げてー。その本も持っていくの?」
らむだ「できれば」
瑞 佳「『サバイバルテキスト』って、そんなのいらないよっ」
らむだ「いや、万一に備えて」
可 憐「大丈夫よお兄ちゃん、大勢で行くんだから」
らむだ「その『大勢』が問題だったりするんだけど」
未 来「みらいも、ごほんもってく」
雛 子「絵本なら、ヒナのリュックに1冊入ってるよ。ほら、見てみる?」
未 来「わぁ、おねえちゃんありがとー。」
瑞 佳「もう荷物ほどかないの。あとはここにお弁当入れるから、何もしまっちゃだめよ」
らむだ「ところで瑞佳さんや、これは何かね」
瑞 佳「登山杖だよ。前に買ったじゃない」
らむだ「いや山登りするか分からんし、これこそ荷物では」
瑞 佳「でも、熊とか出たら困るから」
らむだ「こんなヤワな冷器で戦えるか。その前に、熊ぐらいならあの人達が倒せるし」
瑞 佳「れいきって?」
雛 子「ねえ、虫取り網もってってもいい?」
可 憐「明日早いから、そろそろ寝たほうがいいと思うんだケド…」
瑞 佳「あ、ほんとだ。ほら未来、ねむねむするならお布団に行こうねー」

 娘を抱きかかえ立ち上がろうとする瑞佳の体をしっかり支えるのが私の務め。申し遅れたが、私はあんよ。正確に言えば、長森瑞佳の左のあんよ。瑞佳本人から見れば、左足のくるぶしから先の部分が私である。
2003年5月5日(月) 小さな緋鯉はようじょ
 『Romantic connection』さん5/4分お先にー)、『かーずSP』さん(5/4分)、『CCSF』さん5/4分)、『仮藻録』さん(5/4分)、
Zoroさん5/4分)、『バーチャルネット妹の友人・さやか15歳』さん(ニュース内)、考察へのリンクありがとうございます。

 前作考察のときにリンクして下さった方々から、今回もご期待いただけてるようで嬉しいです。ただ、アニプリ考察と同じように各話をみていくことはしないと思いますので…。リピュアだから力が入らないというわけではなく、前作分の補論のようにテーマを決めて全話一括というくくり方がやりやすいのではないか、と。より正確に申しますと、あまり先行きを考えてないというか。

・妹達の成長と兄
・花穂:年少者のありかた
・咲耶:年長者のありかた

 ここまでが書けるかどうか。考察対象として一番注目されるあの監督設定については、正直解釈できる自信がありませんね…。リピュアストーリーズのオフィシャルブックを見ても、時計台に関わる描写はダイジェストから一切排除されているのが、恐ろしく象徴的です。その上GBAソフトも持ってませんし、ああう。
 などと、のっけからずいぶんな腰の引きよう。でもまあ、できる範囲でやってみましょう。

 『Sister Freedom』さん(5/4分)から感想いただく。この考察は『シスプリメ』や『赤の7号』さん「シスプリの今後に関する楽観論」(4/21分)に触発されてようやくまとまったものでもあります。これ、明記するように修正しますね。

 追記。脳内オフレポ。

 3日の早朝に家を出て、なんとか新幹線の席を確保できたはいいものの、駅の階段でわが主の瑞佳は珍しく迂闊にも足を挫いてしまい、車中でも痛みが落ち着かぬ。足とはすなわちこの私、瑞佳の左のあんよ。じつに幸先悪い出だしとなったのは、主を支えるべきあんよとして忸怩たるものがあるのだが、瑞佳がそれほど慌てていたのも、朝のトイレが長すぎた亭主のせい。大丈夫か、と気遣う前に、おのれの罪を自覚しろと声を大にして言いたい。結局持ってきた登山杖が助けとなったのが、不幸中の幸いではあった。温泉に入るんだから、治すのにちょうどいいかもね、そう気丈に微笑む主の傍らでは、娘御と妹君がはや寝息をたてている。あれほど楽しみにしていた車中のおやつも、ほとんど手付かずのまま。ローカル線に乗り換えたところで美森一家と合流、新幹線に1本遅れたことを詫びながら、今度は余裕で並びの座席を確保。美森家の亞里亞ちゃんと一緒になって、ようやくこちらの二人も元気になり、窓の外を指差しては声を上げ、おやつを頬張ってはさんざめき。静かにしなさい、と瑞佳が叱りつけることしばしばだが、たまの旅行とてやむを得ないことではなかろうか。そもそも乗り物に酔わないだけでも結構なことだ、主の子供時分はすいぶん苦労した。一方、向かいの亭主はたかだかビール1缶で半分寝ており、亭主の妹はそれを横から写真に収めている。瑞佳も子供達もクスクス笑いつつ、目的地への到着をのんびり待つ。
 荷物を抱えて降りたときには、駅前を清める爽やかな風も痛みを吹き払ってくれたのか、幸い私あんよの具合も捻挫というほど酷くもなくおさまってきていた。ここで合流したほかの者達とともに、今回の宿「かれん」に向かう。亭主の妹と偶然同じ名前のこの宿の軒先には、しかしなんとその可憐嬢の巨大な像が聳え立っていた。地面から見上げるその威容にもだが、よく似てるねえ、とは言いつつさほども驚いていないらしい周りの連中の根性にも驚いた。まあ空母1隻撃沈に比べれば、さしたることもないのかもしれぬが。(後で聞いた話だが、この像は、日本全土をとある有害電波から守るためのものだそうだ。騒がしい世間の知らぬところで、平和はこうして保たれているらしい。)
 さて地元住人のあまの氏という豪快な方が、千鶴夫人と近辺を案内してくれることになった。化け石とかいう岩の前でしばし談笑、亭主が「獣の槍」がどうだの言い出し、その漫画を読んでいた主の妹と一緒に、虫取り網で早速妖怪退治ごっこを始めてしまう。だがこの地に漂う濃密な妖気は、果たしてそのような戯言を許すのだろうか。ただこの足筋も凍らんばかりの妖気の出所は、本当に化け石なのか、それともここに集うた面々なのか。
 そう不安を覚えて身をすくませた途端、やはり恐ろしいことが起きたようだ。「ようだ」というのは、私はあまりの恐怖と凄まじい闘気に感覚を失い、ひたすら主を支えることのみに必死だったからである。しかし生じたことの一切は、観光向けのアトラクションであるかのごとく楽しまれてしまったらしい。わが主もその例に漏れず、こうして瑞佳も次第に尋常ならざる世界に順応していくのだろうかと、別の不安を覚えざるを得ない。
 そんなこんなでようやく宿に戻り、瑞佳はご婦人方と一緒にさっそく湯殿へ。主のあんよたる私も当然これに同道するわけだが、そこでの詳細を語るには、文字を打つわが指がいいかげんくたびれ果ててしまった。

 というわけで、全然進みません。
 などと更新している間に、こないだお願いしたわくわく動物ガンダム絵を本当に(5/5分)描いていただけました。うわー(爆笑)。なお、頭部にちゃんとキツツキもいます。キノコ咲耶の時といい今回といい、いやー素晴らしい。ありがとうございましたー。
2003年5月6日(火) 暑いー
 『俺ニュース』さん(200305-051326分)、『俗物魂』さん(ニュース内)、考察へのリンクありがとうございます。今月末に閉鎖される『俺ニュース』にリンクいただけるのは、これが最後かもしれません。今までお世話になりました。

 猿元氏の日記より、妹と合法的に結婚できる可能性について。そうだったのか、そんな手が…。これで世界がぐんと広がりました。

 そして『赤の7号』さん(5/5分)は、本当に大変なことに。

 利休さん経由で、神奈さまからのご質問。ええと「ひんにゅう」と申しますのは女性の胸の慎ましやかなさまのことでございまして、日本の女性美の究極にございます。その気品ある姿から元々は「品乳」と綴られましたが、さらに謙遜の意を込めて、いまは「貧乳」という字があてられております。はい。具体的な大きさと申しますと、そうですね試しにこの手で(斬首)

 というわけで、『しすぷりんく』に登録していただきました。ああ、ついにシスプリサイトであることを認めたのですねこのサイトは(今更)。ちなみに登録時のカテゴリは、[テキスト:アニメ感想][その他企画][マイシスター:可憐]の3つ。さらに勝手に[アイスピック]というキーワードを追加、おかげで検索結果は独占状態です。
 そしてZoroさんが、うちのバナーを作って下さいました。うわー(喜)ありがとうございますー。じつは自分で作ろうと試みてさんざ失敗を重ねていたので、非常に助かりました。早速使わせていただいてます。

 開設当初はいたってシンプル(殺風景)だったトップには、こうして『萌え文集』『ニーソックス連盟』『しすぷりんく』そしてうちのバナーが並ぶことになりました。これが自分の帰属集団。つまり「萌え」「くつした」「妹」の旗のもとに集うわけですね、「いざくつした」とか言いながら。幸いにもこれらの旗印は互いに排除しないので安心ですが、もし万一「萌え」と「妹」が相対することになったとしたら…まず脳内家族にその影響が出るのでしょうね。
2003年5月7日(水) 蒸すー
 『萌え萌えアニメ日記』さん(5/6分)、考察へのリンクありがとうございます。各領域ごとの妹像比較というのは、本当にどなたか書いて下さいませんかね。

 ヨルダンで新聞記者が大問題を引き起こした1件ですが、お詫びに駆けつけた社長が降り立ったのは「クイーンアリア空港」。王妃はきっとわがままじゃありません(爆←この文字自体が不穏当)。

 『しすぷりんく』経由で早速うちを訪れていただいてるみたいで、どもです。うちが先日登録して、通し番号が318。[アニメ感想]でぼくの前に登録された『赤の7号』さんが234番、登録日はおそらく2/24。すると、この2ヶ月半ほどの間にも、80を越えるシスプリサイトが登録されていることになります。1サイト/日以上のペースですか、まだまだシスプリの勢いは止まらないのですね。ただ、アニメ関係はリピュア終了後めっさわびしい状況なんですかね。キャラクターズDVDが発売されるまでは仕方ないか。それまでの間、うちはリピュアAパート考察で微力ながら盛り上げていきましょう。
 そんなわけで、ただいま花穂メインの3話をまとめてチェックしています。テレビが廃品寸前の代物なので、画面の縦横比が修正できず、異様に縦長の顔の妹達。以前はこれに萎えてしばらく視聴を諦めていたのですが、台詞チェックのために無理矢理観ているうちに、慣れてしまいました。これはこれで。むしろ絵のアラが目立たなくなっていいかもしれない(待て)。そのこともあってか、本放送時の内容への違和感もだいぶ和らぎました。リピューリタンとしては望ましい傾向です。

 「お兄ちゃんへ100の質問」がテンゼンさん『Zodia-Q』に一時的に移転されました(デンセンさん5/6分より)ので、リンク修正。
2003年5月8日(木) 遅れー
 『Re-404NF in 金剛妹界』さん『MM』さん、サイトへのリンクありがとうございました。
 『Floating Mind』さん、考察へのリンクありがとうございました。

 中国語なフォーラムで、うちの考察がリンクされていたらしいのですが、そこの文章がもちろん読めない。Web翻訳の力を借りてみる。

<またシスプリ考察が…> Alexさん[03/05/04(Sun)04:56]
「今度はREPURE版だ…私、前のをまた見ていない…(汗)」

<Re: またシスプリ考察が「…> tthereさん[03/05/04(Sun) 21:49]
「前のをまた見ていない +1 
 長談義を読み始めて頭が痛くなってしまう…
 でも、こんなに長いものをよく何度も書けるものだとあちらの管理人には感心する…
 私は…はい…
 それにただお金のM社をだましてつぶすに落ちただけだと知っていられることを愛する…
 今度のFDはそんなにすぐにニュースを放ってくる…
 本当にますますM社が何を思っているかを知らないのだった…」

 後半のがよく分からないのですが。M社ってのはメディアワークスだとして、FDは何でしょうね。ともあれ、メディアワークスによる搾取を批判しているのかな。
 ぼくは本とDVDのほとんどと、CDの若干を購入していますが、グッズと雑誌は買いません。雑誌も読まずに何がシスプリファンか、という気もしますが、それなりにメディアワークスに貢いでいることは確かでしょう。そして自分の一連の考察が、アニメについて読者に現状を受け入れさせるという作用を持っていることも、おそらく疑いを得ないところです。前作は世間の評価があまりに低かった(あるいはそもそも評価の範囲外だった)ので、まずこれをひっくり返したいという衝動で考察を書き上げましたが、これはつまるところ体制擁護。今回のリピュア考察などは、メディアミックスという商売の展開を、シスター・プリンセス界の自律的発展という言い方で置き換えてしまっているわけですから、いわば非常にヘーゲル的(全然違います)。でもねえ、だからといって搾取に協力しているかといえば、あまりに労力に見合わないわけで。しかもマルクスが言うように「妄想力が妄想手段を規定する」とすれば、現状は既にファンが妄想手段を手にしている革命段階なわけで、もうじき搾取はなくなり、みんなが好きなだけシスプリに萌えていられる素晴らしい社会が到来します。

 そして、転べ!ジャイアント・カホ
2003年5月9日(金) いろいろ遅れー
 晴れた空に飛行機雲が一筋流れていきます。夏はすぐそこに。
 シスプリ2は、7月25日に終業式、26日から本編開始、となるわけですが。この2日間は、観鈴ちんがもういい塩梅の頃合い(何という表現か)なのでした。が、がお。
 ロボットものや特撮ものについては、全部の作品をひとまとめにした年表を作るというお遊びがよく見られますが、えろげなどについて、例えば1年間に生起する事件を一覧できるようなカレンダーはないものか。夏はどの日にラーメンライスを喰らい、妹達と海に行き、田中美沙をおんぶし、初音ちゃんと花火で遊び、冬はどの日に妹達とクリスマスを祝い、えいえんの世界に行き、春はいつ頃あかりが髪型を変え、などなど。ネタが非常に偏ってますけど。

 利休さんからお電話。

利 休「どうも、利休ですー。」
らむだ「あ、どもー。」
利 休「美森さんにあれ返しましたかー?」
らむだ「あ、あうー。」

 約束をお忘れでないのはさすがでした。美森氏曰く、一番厳しい取り立て人に依頼したとのことでしたが、その判断は正しい。しかも美森氏にあれを返さないと、利休さんに貸したぼくの本も戻ってこないという自業自得な罠が。しかし、ぼくもそれに屈するような並みの滞納者ではないのでした。
 …ごめんなさい。

らむだ「でも利休さんが本気なら、
    『うん、「ごめんなさい」は1度でいいから。
     謝ったんなら、次は何をしたらいいのか分かってるんでしょ?
     なら、それをちゃんとやって。』
    とか厳しく突っ込むんだろうなぁ。」
美 森「あー、言いそうだ(笑)」
らむだ「もう泣くしか。泣いても許してもらえないけど。」
美 森「当然だ。最強だから頼んだんだし。」
らむだ「どうしたらいいんだ、ミッチィーッ。」
美 森「いいから返せ。」

 ちなみにその美森氏は、こないだの脳内オフで左手に怪我。茜さんに、あの面々は危険な連中だと認識されたらしく、ネット禁止令が出された模様です。
2003年5月10日(土) あんがあんが
 ああ、もう色々あってめっさ疲れた…(自業自得)。そんなとき『トペニワッカ』さんの「筆ペン花穂」に励まされたり。ああ和みます。

 『あっと無計画』のMヲカさんが、アニプリ100質問にご回答下さいましたので、問題ページにリンク追加。90番の答えなんて素敵ですよ。ありがとうございましたー。

 『潮見工房』さん、「TVとDVDの違い」リピュア編第6話更新。
 
 昨日の偽マルクス主義な妹萌者革命論(大げさ)について、『MM』さんからコメントいただく。はい、ストライクです。オフィシャルがシスプリから手を引いたとき、まさにファンによるシスプリが、商売を抜きにしたシスプリが、始まる。いわば純粋シスプリがファンの手によって現れる。というのは、ぼくもあのオチを書きながら考えていたことでした。それは、『鞠絵様がみてる』さん『Re-404NF in 金剛妹界』さん『Sister Freedom』さんによる『シスター・プリンセス・メーカー』(シスプリメ)を直ちに連想させるものです。オフィシャルの停止の後に、シスプリは自らの速度を獲得するのです。
 そして、それは裏返せば、オフィシャルの惰性をファンが愛ゆえに断ち切ることも辞さない、ということです。例えば公野氏や天広氏がもしくたびれてしまったら、いまのシスプリは惰性に陥ります。そのときに未練がましくすがりつかずに、心からの感謝を込めて、彼らに別れを告げられるかどうか。覚悟完了!いま「覚悟官僚」と変換してすごい嫌な気持ちになりました。「シスター・プリンセスの終了にかかわる覚悟について(依頼)」とか、「覚悟命令書 様式8」とかあるんでしょうか。
 ところで天広絵でなくても受け入れられる素地は、既にリピュアBパートでファンの中にしっかり形作られています。このへんがまだまだしぶとい理由なのだなぁ、としみじみ思うこの頃。
2003年5月11日(日) オフィシャル、作品、ファン
 昨日の続き。
 「ファンによるシスプリ」と書きましたが、オフィシャル並み(質、量に権威づけを含めて)の生産が可能でないかぎり、ファンだけでしすぷるのは難しいと正直思います。でも、最近のファンサイトの勢いはその不安を杞憂に感じさせてくれることが多いですし、あるいはせめて覚悟を忘れずにいれば、ファンが惰性に陥ることだけは避けられますね。シスター・プリンセスに相応しいファンであるための矜持を持ち続けること。受容する側からの再解釈によって、既存の作品に絶えず新たな側面を付け加えていくこと。もちろんここには、作品そのものへの敬意があるわけで。

 例えばアニメ版前作の場合、きっちりした方法論で作品全体を解釈することができるだろうし、そういうのを読んでみたいと思ってます。既にその試みは部分的になされてもいますが、ぼくが求めるのは、非常に冷静な分析・解釈の隙間から、この作品への愛がだだ漏れているような、そういう考察です。『現代アニメ考』「回収されるエヴァ −批評のあり方を巡って−」は、前作考察補論2を書くときに参考にしていた文章ですが、そこで指摘されているように、作品を外部に従属させる解釈は、それだけでは非常に味気ないものです。何かの学問を分析手法に利用したとして、その手法によって簡単に切り刻まれてしまうような作品は作品とは呼べないし、また考察者がそんな作品ばかりしか扱えないということです。むしろ本物の作品に真正面から向き合えば、分析手法で切り開きながらも、その手法自体が刃こぼれをおこし、その衝撃が、拠って立つ学問にも跳ね返ってくるはず。そして、そこまで真剣に向き合うことができるのは、作品への愛情をもった人間だけでしょう。

 自分の前作考察は、分析というには方法論が欠けており、かつ量が多すぎ。結局得られたことといえば、あの作品もシスプリの一部であると確認できたこと、そしてあの作品が真面目に好きだとさらに堂々と言えるようになったこと。(でも「アニプリはどうにも嫌いだ」という評価に対して、個人の感性にかかわる部分はともかく、「話が破綻している」「キャラの表現がおかしい」「この描写が意味不明」などといった具体的な批判のほとんどに、考察の引用をもって言い返せるというのは、非常に気持ちのいいことではあります。)もしあの作品が本当に解釈に足る作品であるならば、誰か切れ味鋭い(そして適度に短い)考察を書いて下さいませんでしょうか。
2003年5月12日(月) ばぶー
 『赤の7号』さん(5/12分)から、「赤ちゃんてどこからくるの?」という雛子にどう答えるか問題。
 うちの雛子ちゃんは、姉の瑞佳のおなかが膨らみはじめ、その大きなおなかに耳をくっつけて、やがて生まれる未来の心音を聞いたとき、神秘にふれた喜びを、体全体であらわしました。もちろん、おなかの中に赤ちゃんがいると分かっても、どうしてそこにいるのかは理解できません。でも、そのことの素晴らしさを受け止めた後は、雛子ちゃんはお姉さんになるための努力に忙しくて、悠長に考えてるどころではありませんでした。
 未来の名前を決めるときにも、「みずか」「かれん」「ひなこ」とみんな3文字だから、同じがいいよって、ね。

 猿元さんからコメント。正直申せば、ぼくも可憐の一枚絵を見て速攻で萌えた人間であり、かつは「こんなキャラ萌えな反応をするようでは自分もおしまいだ」と必死にそれを否定していました。そこにアニメ版前作が始まり、その物語に寄りかかることで安心して「可憐萌え」と言えるようになった、という。さらに黒さを求めたあたり、完全には安心できてはいなかったわけですが、ともかく「キャラ萌え」と「物語消費」の両面が、自分の中に存在しているように思います。

 「シスプリメ」は受信者・送信者を設定。これも見事な覚悟です。そして、『鞠絵様がみてる』さんに、ハイジ妹さん『double bells*』さん(日記5/12分)に、楓ちゃん。各所で早速すたんばってる模様です。アルプスに忍者に、なるほどー。他にも考えてみましょう。
・スケ番
・アイドル
・マッシヴ
・蛮族
・ジャンキー
 駄目だー。「魚屋さんの看板娘」や下町風、関西風などは真面目にありそうです。うちは玲香がオリジナルですが、自分でイラストを描けないのが辛いところ。
2003年5月13日(火) とんでらまんちゃどん
 セルバンテス『ペルシーレス』(上下巻、ちくま文庫)を読む。いつ買ったのかも覚えてない古本でしたが、開いてみたらなんと、兄妹を名乗る美男美女の冒険(巡礼)物語でした。血縁度下降シーンとか勝手にチェックしてみたり。近代小説の元祖は、兄妹ものの先駆者でもありました。千影も前世にこの作品を読んでいたかもしれません。

 作品・領域ごとの妹の相違についても検討したいところですが、兄の相違こそまず確認すべきですかね。自分にはその能力はないので、どなたかぜひ。リピュア考察その2は、まだ取りかかったばかり。週末までに何とかなるかしら。

 やることリスト:
・リピュア考察
・マジカルヒナの補足と脳内視聴感想
・シュヴェスター設定
・脳内オフレポ追記
・借り物の返却
・ゲーム設定
・部屋の片づけ
・電話代滞納分支払い
・家賃滞納分支払い
・仕事
 並べ方と優先順位の関係は、気にしたら負けです。
2003年5月14日(水) どしどし
 『鞠絵様がみてる』さん(5/13分)より。「動き」が必要ということには同意します。「シスプリは〜だった」などと過去の遺物にしないように、常に活力を。
 下町風の妹は、お祭のときに、浴衣を着るだけでなく、ハッピ姿にふんどしを締めてくれそうなところがいいですよね。御神輿担いでワッショイワッショイ。そして突然尿意をもよおして、ふんどしが外れず大ぴんち。
 関西風の妹は、既に脳内では「あいこちゃん」のまんまなのですが、京都風のおっとり(&したたか)なのもよさげ。兄以外の者にはぶぶ漬け。でも和風は春歌と重複しますか。
 マッシヴな妹は、「オレの飲み物とったんだから、代わりにお前のを飲ませろ!」と兄を押し倒すタカさんの勢いで。こういうのって、『飲精同盟』向きではないかしら(ニカッ)。

 ついにメカンダーロボですか(5/13分)。つか、これまで何が登場してきたのか知らないのですが、しかしメカンダーロボといえばメカンダーフレーム。放射能だだ漏れだけどいいのかな。この調子でいくと、次回作ではギンガイザーやレインボーロボかしら。あるいはガイアーとか。マーズが叫べばいつでもゲームオーバー。イデオンも登場しているゲームに、今更地球滅亡も何もないですが。
2003年5月15日(木) 煙る空
 Zoroさん春歌絵きました!赤いっ。そしてぼくの鼻の下も赤いっ(血縁エンド)。

 リピュア考察、花穂シリーズ。手をつけたものの何とも当たり前のことしか出てきません。一方、「第2話でなぜ種袋は枝の上にあったのか」とか「登場しない妹達はどんな行動をとっていたか」とかは未解決のまま。うーん。
 ひとまず、先人達の感想をいくつか繙く。
 『12人いる!』さん「しすぷり日記」内2002年10/8-11/11分
 『潮見工房』さんアニメ「シスタープリンセス」雑記内RePure編各話感想
 『赤の7号』さん「Sister Princess」内感想
 『男爵ディーノ』さん「アニメ・マンガ・特撮」内「シスタープリンセスRepure」
 『ゆかねカムパニー』さん「シスター・プリンセス Re Pure感想」
 『杉の木工房』さん「シスタープリンセス RePure ストーリーズ 感想・雑記のぺーじ」
 しのぶさんレビューインデックス内Sister Princess
 代表的なものだけでもまだまだあるのですが、読むと満足して、さらに書けなくなる罠。
2003年5月16日(金) 春歌誕生日
 巫女みこマーズ巫女マーズ、六神合体巫女みこマーズ。
 「姉三六角」の映像については異議ありとのことです。京都の地名なのですね、知らなかった。

 トラッキー復活書名本部
 関連:こちらの「中の人など……」フラッシュ。ぼくは阪神ファンでも何でもないですが、ちょっと泣けました。

 旧約聖書での近親相姦話。ああ、ぼくもダビデの息子に生まれたかったです(違)。トマス・アクィナスの『神学大全』では、近親相姦は相性がよすぎて快楽に溺れるため禁止、という話だったような。「試したことあるのか」と突っ込まれたのかどうか定かではありません。オッカムの剃刀で阿部定事件(意味不明)。本当に切られちゃったのは、アベラール先生でしたか。

 アニプリ第21話で鞠絵が雛子に読み聞かせていた「ロージ」の物語ですが、これは元となる作品があるのかどうか。『ピノキオ』などか。『ロージのおさんぽ』という絵本は存在するみたいですが。あるいは「ロージ」という名前は、『人造人間キカイダー』の主人公「ジロー」のもじりでしょうか。「でも、メカ鈴凛はそれで幸せだったのでしょうか」うわ考えたくない。
2003年5月17日(土) あうー
 いろいろごめんなさい。

 『Sister Freedomさん、春歌誕生記念SS&絵。ネタはご自由にお使いくださいませー。どういう絵になるのか興味津々です。
 『double bells*』さんも春歌お祝い。
 いや、SSも書けずイラストも描けない自分はどうすればいいのか、などと思っていたら、『桐箪笥』さん(5/16分)を読んで卒倒しました。さすがというか、いやはや。これぞテキストの破壊力。

 「姉三六角」について、さらに詳しい説明を曽我さんからいただきました、ありがとうございます。こういう歌が存在できる場所って羨ましいですね。そしてやはり眠っているのですか、京都の街にあれが。

 これで日記をアップしようとしたら、見事に自分の文章がないことに気づく。ええと、別件のテキストを打ちながら、リピュアの第2巻を繰り返し観てました。あの世界にだいぶ馴染んできましたので、今アニプリを見直したら違和感を感じてしまうかもしれません。あと、郵便受けから年賀状などを取り出しました。
2003年5月18日(日) もうちょい
 リピュア考察その2を何とか半分まで書き進める。ずいぶん遅れてますが、やっと目処が立ったというか。じっくり観れば色々考えつくものだなぁ。
1.リピュアの意義(完成)
2.年少者(第2−4話、作成中)
3.年長者(第10−12話)
4.成長の諸相(第6−9話)
5.時計台と舞台世界(第1、5、13話)
 予定としてはこんな具合ですかね。昨年の経験からいって、夏までに書き上げないとズルズル伸びてしまうので要注意です。いや昨年のペースだと、7月までに全部書き上がる寸法ではありますが。でも6月25日にキャラクターズパートDVDが発売されるので、それまでにどれだけストーリーズパートを賛美できるかが勝手に勝負。

 長谷川裕一や永野のりこの単行本を購入。二人とも相変わらずの漫画で、安心しました。
2003年5月19日(月) 取り急ぎ
 長谷川裕一の漫画『エクスパーZENON』復刊への協力を求めるメールが届きました。復刊ドットコムでの投票場所はこちらです、ファンの方はぜひ。しかし、検索で見つけたサイトにメールを送っているそうですが、よくうちが引っかかったなぁ。
 ちなみに、ぼくが長谷川裕一の漫画を知った作品は、よりによって『童羅』でした。『ムーメイドP』とか『サン・ド・ホリー西へ!』とか古本屋で見つけたっけ。
2003年5月20日(火) 天変地異
 『Sister Freedom』さん(5/20分)に巫女みこマーズがっ。どもです、ちんまいくて可愛いですね。マーグお兄ちゃんとハァハァとか。ぼくのガイアも合体させてとか(滅)。

 『潮見工房』さん、「TV版とDVD版の違い−リピュア編−」更新。

 久々に買い物に行く。食料の前に雑貨屋に立ち寄り、電話回線接続コードを入手。これで壊れかけた奴をガムテープで無理矢理貼り付けなくてももよくなりました。
 その後、家賃も払いに行く。
 春ですね。
2003年5月21日(水) 今月中に間に合った
 というわけで、ようやっと書き上がりましたリピュア考察2。花穂ヒロインの第2−4話を対象にいつものノリで騙っております。こないだの最初の考察は枠組み作りにとどまっていたため、今回ようやく中身に即して論じることができました。そろそろリピュアを快く受け入れられるようになってきたのかな。
 次は咲耶シリーズに取りかかる予定ですが、DVD第4巻はまだ出てないし、そいえば第3巻はまだ買ってないという体たらく。その前にマジカルヒナやシュヴェスターなどに手を入れましょう。
2003年5月22日(木) 一休み
 Zoroさん(5/21分)、『Sister Freedom』さん(5/21分)、『Romantic connection』さん5/21分)、『カトゆー家断絶』さん(5/22分)、『zhuravlik.net』さん(5/22分)、『かーずSP』さん(5/22分)、『■ちぇき。■』さん(5/22分)、『UNI』さん(5/22分)考察ご紹介いただきありがとうございます。

 Zoroさん日記(5/21分)に、花穂とワるきゅーレの台詞の関連性についてご指摘がありました。むむ、そういう背景が。

 リピュア考察も自分なりに勢いがついてきましたね。シスプリ度が上昇したということなのか、それとも昨年同様、この季節になると発症する病気なのか。たぶん両方です。今後の予定では、咲耶シリーズ第10−12話分を第6−9話分の前に置いているのは、この方が筋は通りそうだから。花穂が示す年少者としての妹、咲耶がしめす年長者としての妹、そしてその間にある各人の成長の諸相。そんな感じです。13話の構成もこれで理屈が立つというもの。

 昨日「第4巻はまだ」などとたわけた事を書いてましたが、もう発売されてましたね。駄目だシスプリ愛が足りない!というわけで急遽第3巻とあわせて購入することに。

 勝手話。

らむだ「昨年来のShunさんの状況って、ほんと『めぞん一刻』的な結末の無限先送りというか。」
美 森「まあ人気あるんでよかろう。」
らむだ「いや、それがいかんのでは。人気があるからそのまま続いてしまうんだ。
    ファンならばむしろ最終回を期待せねば。」
美 森「書いとけ。」
らむだ「あるいはいっそ打ち切りとか。」
美 森「うわ(笑)」
らむだ「『戦いはこれからだ!(第一部完)』とか。」
美 森「『未完』とか。」

 外野は気楽です。
 その美森氏、ハードディスクが駄目になり相当の被害をうけたそうですが、

美 森「何が入っていたか完全に把握してない。分かっても完全回復は無理だろうけど。」
らむだ「そりゃ困ったねぇ…。」
美 森「でも、あの茜絵だけは再DLして確保できたので問題ないかな。」
らむだ「なにー。」

 そんな塩梅。
2003年5月23日(金) 二休み
 『Re-404NF in 金剛妹界』さん5/23分)、『Floating Mind』さん(Free zone内)、考察ご紹介いただきありがとうございます。

 美森氏から、「水上航」という少女漫画家がいることを知らされる。『なかよし』で活躍しているらしく、検索かけたらこんな情報が。名前は「みずかみわたる」なのですね、ご本人のサイトはこちら
2003年5月24日(土) 戦うお兄ちゃん
 『SHADOW ZERO』さん(5/23分)、考察へのリンクありがとうございます。

 リピュアDVD第3巻と第4巻が届いたので、あうあう言いながら延々と観てました。いやー、名作だ(洗脳終了)。画像はそこそこ修正されてましたね。山田もしゃべってたし(『潮見工房』ここ参照)。前作の修正では志田ただし氏が八面六臂の大活躍でしたが、今作では、新田氏本人でなければ、おそらく大河原晴男氏による修正箇所が多いのではないでしょうか。
 話の内容も、まとめて観たことで繋がりがだいぶ明らかになってきました。アニメ版シスプリとしての根本的な要素は前作と通底しているし、コメディならざるテンポにさえ慣れてしまえば、素直にいい作品と評価できます。
 そういうわけで、ただいま咲耶シリーズの考察中。

 さて、リピュアと一緒に購入した『バンド・オブ・ブラザーズ』第1巻が非常に面白い。第二次世界大戦の米軍第101空挺師団の一中隊を描いたテレビドラマシリーズなのですが、『コマンドマガジン』や『歴史群像』で取り上げられていただけのことはあります。
 戦争と妹萌えでバランスをとる精神。
2003年5月25日(日) 製作者側のこと
 リピュア考察その2について。

美 森「だいたい読んではみたが。」
らむだ「どうだった?」
美 森「前作考察のときはまだ『もしかすると製作側もそのつもりで…?』
    という可能性をわずかながらも感じられたが、
    リピュアのは『絶対スタッフはそんなこと考えてねぇー』って気がする。」
らむだ「えー(笑)」

 木村の時代並みの否定っぷり。それでもリピュア考察完結の暁には、「やっぱリピュアAパートもいい作品だよねー」という声が増えるといいのですが、道は険しそうです。
 ただし、ここで傍証を行っておくと。監督のことばかりが取りざたされるリピュアAパートですけど、脚本家は前作アニプリの人達とほとんど重なっています(あみやまさはる、滝晃一、佐藤勝一、彩乃小路の各氏)。違いというと、アニプリから堀井明子氏を除いて下田屋つばめ氏を加えるとリピュアAパートのメンバーになるという微差。しかも下田屋氏の脚本担当は第9話の鈴凛・四葉話だけです。
 また例えば、花穂メインであるリピュア第2話の脚本は滝晃一氏。この人は、アニプリでも花穂メインの第16話脚本を担当しています。衛メインのリピュア第6話は、アニプリ衛メイン第9−10話と同じく佐藤勝一氏。咲耶メインのリピュア第11話は、アニプリ結婚式ごっこ第7話と同じく滝晃一氏。
 こうしてみると、少なくとも脚本のレベルでは、アニプリと同程度には妹達を描けているはずなのです。そして、アニプリでの妹描写や物語内容が、相応の水準に達していたことは、既に一連の考察で明らかにしています。だから、リピュアAパートもそんなに悪いはずがない。そう考えたうえで、まずアニプリと何が違うのかを把握すれば、両作品の優劣にやたらこだわることなく、リピュアAパートで描きたかった妹達の姿をそのまま素直に認識することができるに違いない。そういうことです。
2003年5月26日(月) すたんばっておけ
 『double bells*』さん日記、24日の可憐にのけぞりました。恐っ。

 Zoroさんのトップ変更。その前のうふーんな絵も何でしたが、今回の鈴凛もこれまた。SS第4話もいよいよでしょうか。

 シスプリメの準備が各所で活発みたいでわくわく。オフィシャル終了が本格始動の瞬間だとすれば、それをわくわく待っていてはいけないのですが、でもどっちに転んでも楽しそうという不謹慎な状態。セカンドシスターズが結成されれば、その12人で新ウニメ26話を捏造するという密かな楽しみもございます。どこまでもパロディに生きるぼく。
2003年5月27日(火) スーパーカートリオ
 トップ千影絵に大笑い。パチョレック、斎藤、新浦、屋敷、古葉監督、ああ懐かしい…。

 おにゃのこ座り(5/26分)。アニプリ第16話、花穂メインの運動会話で、お弁当の車座の中で、亞里亞だけがこの座り方をしてますね。

 新ウニメ捏造、一応真面目に考えてます。オフィシャルにおいてアニプリ(ウニメ)が果たした役割を、シスプリメにも適用してみる試みとして、いつもの調子で26話構成を作ります。ただし、クリエイターや企画室の方々がこれを実行されていた場合には、別のかたちでパロディなどします。いずれにせよ企画室への参加、ですかね。

 なお、『Romantic connenction』さんが配慮して下さってますが(どもです)、既に鏡子ちゃんの兄が「にいさん」ですのでー。
 ついでに、うちの『Wake Up !!』のヒロインである玲香について。シスプリメの新妹メンバーと、オフィシャルの旧妹メンバーをきっちり分けて扱うのであれば、玲香への配慮は不要と思います。なぜなら、玲香はプロミストアイランドの住人として設定され、特定の名前の兄もいますから、彼女を含めるとややこしいことになるのです。それでも色々やりようがあるとは思いますし、キャラとしてはすぐ動けますけど。とくに現状では、高年齢の妹が不足しているみたいですから、ちょうどいいかも。
 何はともあれ、まずはオフィシャルの動向を待ちます。自分のコンテンツもいじらないといけないし。

 兄呼称を考えてみる。現在オフィシャル使用が「お兄ちゃん、お兄ちゃま、あにぃ、お兄様、おにいたま、兄上様、あに兄、にいさま、アニキ、兄くん、兄君さま、兄チャマ、兄や」。ウニメで「あんちゃん」。シスプリメで「おにぃ、にいさん、にぃくん、あにさま、にぃに」。
 「兄」をどう読むかで分類整理してみる。

1.あに系
(1)あに:あにぃ、あにさま
(2)兄:兄上様、兄くん、兄君さま、兄チャマ
(3)アニ:アニキ
(3)混合:あに兄

2.にい(にぃ)系
(1)にい(にぃ):おにいたま、にいさま、おにぃ、にいさん、にぃくん、にぃに
(2)兄:お兄ちゃん、お兄ちゃま、お兄様、兄や

3.その他
(1)あん:あんちゃん

 チャートが作れそうですね。これ以外で何があるか考えてみると、例えば、
 兄やん(あにやん)、あにたま、兄ぷん(あにぷん)、兄ぽん(あにぽん)、兄殿(あにどの・にぃどの)、兄っぺ(あにっぺ・にぃっぺ)、兄っちゃ(あにっちゃ)、御兄(おんあに・みあに)、御兄様(おんあにさま・みあにさま)、兄者(あにじゃ)、兄さ(あにさ)、あにのすけ、あにすけ、にい(にぃ)、にいちゃ(にぃちゃ)、にっさ(にっちゃ)、おにいちゃ、にいちゃん、にいたん(にぃたん)、おにいたん、あんさん、あんたん、あんちゃ、あんちゃま、ぶらざー、ロル(縦に並べると「兄」)。

 触手萌えについて。触手というのは機能的な利点もさることながら、それが性器を原型にしつつも人間ならざるきわめてグロテスクな形態をとることで、これに絡まれる美少女との落差をつけているんだと思います。醜悪な触手に美少女が怯えるほどに、美少女の無垢な神聖さがひきたち、そしてそれを汚すことへの興奮が増大する。グロテスクの対極は崇高さでしたか。『妖獣戦記』とか『メタモルファンタジー』とか思い出しつつ。
2003年5月28日(水) おにゃのこ座り
 自分もできることに気づいた(嫌)。

 機械音痴(5/27)、ああー。あるいは、使えるんだけど中途半端とか。メールも漢字変換はできても、小さいかな・カナの入力方法を知らないとか(半端すぎ)。「兄くんは知つているかい…。」

 (5/27分)、お気遣いいただきすみません。全然おっけーです、というか失礼しました。この二人が同じクラスだと、それぞれの兄の愚痴を言い合ったりして。

玲香「お互い、兄さんには苦労するわね。」

 勝手にウニメ・ウェイク空間に引きずり込んでしまいました、これまた失礼。

 シスプリメ。現在参加されている妹達の身長・年齢・おおよその特徴を確認しました。特徴についてはこちらで勝手にまとめてますので、違っていたらご指摘下さい。

楓ちゃん(忍者・内気系):8歳、?cm
いずみちゃん(車椅子・甘えんぼ系):10-11歳(小5)、144cm
美虎音ちゃん(動物好き・快活系):?歳、145cm
美鳥ちゃん(ハイジ・素朴なぜなに系):?歳、146cm
鏡子ちゃん(双子・生真面目系):?歳、161cm

 一応の参考として、平成14年度学校保健統計調査速報。ただし、既に議論があるように、このデータとオフィシャルの妹達の身長・年齢は噛み合いません。

 以下、ぼくは「数が揃ったときに話が展開しやすい」という発想で考えてみます。もちろんこれはポケストやアニメ的な展開を前提にした場合のことで、キャラコレ的一妹主義を否定するものではありません。むしろそちらが先にあって、次に集団としての物語がでてくるわけですし。

 さて、仮に楓ちゃんが120cm台だとすると、鏡子ちゃんが161cmとかなり背が高いので、新妹は身長の幅が広くとれそうです(鏡子ちゃん以上の身長ももちろんあり得ますが)。しかし現状では、130cm台と150cm台が皆無ですね。今後の新妹の何人かはこのあたりを埋めていくことになるのかな。ただし、あえて特定の身長層でまとめるとかもありです。ちんまいのばっかりとか。わー。
 ちなみにオフィシャル妹では130cm台が12人中2人(雛子、亞里亞)、140cm台が5人(白雪、花穂、可憐、鞠絵、四葉)150cm台が5人(衛、鈴凛、春歌、千影、咲耶)います。眞深はアニプリ第20話の並び順(鈴凛と春歌の間)から、152-156cmと分かります。玲香は同級生の咲耶よりも低め、155cmくらいですかね。

 特徴については、既に

美鳥「いずみちゃんが立った!」

 というハイジそのままの物語が可能な状況で、鞠絵よりも先に完治しそうです。それはともかく、今後の参加妹には、例えば、のびのび快活な者達をまとめたり率先したりできる、あるいは逆に引っ張りまわされてしまう年長者がほしいかも。鏡子ちゃんと一見対立するような個性派・ガサツ(だが実は…)な妹なんかどうでしょう。下町風でも可。で、よく言い争いするんだけど、自分にないお互いの長所を内心では認め合っているみたいな。一匹狼もいいですね。
 あるいは、「あらあら」という台詞が似合いそうな、おっとりお姉さん的妹、というのはいかが。兄に頼りたいのに、自分の方が兄の世話を焼いてしまうものだから、他人から姉のように見られてしまって複雑な心境、という。12人をやんわりまとめるには適役です。
 あと、顔を合わせるたびに「競争だ!」と何でも競う2人とか。これは、互いの固有性を侵害しないオフィシャル妹達とは異なる関係を可能にします。
 さらに、すぐ拗ねるわがままっ子。「ばーか!」とか憎まれ口叩いたり。でも内心では「自分は全然可愛くない」というコンプレックスで泣きそうになっているという。
 ちっちゃいのにすごいおしゃまな子とかも。「はん、おにいたんはおこさまでしゅね。」でもものすごい内弁慶。

 あんまり思いつくままに書いていると邪魔になりそうですが、ネタとして使えるようなら使ってやって下さいませ。

 身長を調べてたら出てきた便座の高さ
2003年5月29日(木) 体育座り
 『潮見工房』さん「シスプリアニメ雑記」にて、「シスプリアニメのお気に入り」アンケート中です。

 本誌連載の今後について様々に囁かれる中、シスプリメはますます加速しつつあるようです。
 桜仔ちゃん(内気・小鳥さん系)。しかしその卒業制作は。
 秋那ちゃん(お気楽・洋楽系)。
 湊ちゃん(お嬢様・絵画系)。
 愛乃(まやの)ちゃん(魔法少女・丁寧系)。
 『Sister Freedom』さん掲示板に、まなやちゃん(姉貴・叱咤激励系)と菊ヱちゃん(背高[170cm]主婦・関節技系)。
 新妹達が続々誕生。すごい。身長・年齢も間隙が埋まってきています。そうなると次は、キャラコレ的にそれぞれの兄妹関係を描く段階ですか(気が早い&第三者)。それにしても、『よつばねぎ』さんの「よつばねぎあるかぎり、シスプリは不滅だ。」という宣言には気合いを入れられます。

 で、ふと思いついた新妹案。
 身長30cm、妖精の妹。兄にしか見えない。

らむだ「こういうのはさすがに駄目かなぁ。」
美 森「まあ好きにしろ。その兄って普段のお前のまんまだし。」

 もしかして酷いこと言ってる?
2003年5月30日(金) 戻り
 日曜まで、仕事で出張。速いぞ速いぞ新幹線。懸案事項は何とかなったのでひとまず安心ですが、これからが何とかならない段階なのでした。如才のなさって、本当に自分に縁のない言葉だなぁ、と実感。
 ちなみに、出かける前に観ていたリピュアDVDをそのままにして忘れていたため、帰宅後テレビをつけたら「まぼろし」がお出迎えしてくれました。
2003年5月31日(土) うつろい
 ぼくはコンビニが嫌いです。

 ぼくの実家は小売業を営んでいます。父が開いて40年ばかりになりますが、このたびついに店をたたむことになりました。唯一の息子のぼくが別の職業に就いているあたり、既に店の将来は閉ざされていたわけですが、それでも父親は体のもつ限りまだまだ頑張るつもりでいました。
 でも、客が来なければしょうがないわけです。以前は量販店にやられていましたが、ここ10年ほどの大敵は、ごく近所に開店したコンビニでした。歩いて1分の場所にあるその店で、うちよりも安く売られてしまってもう致命的。仕事が好きな人間がそれを奪われるというのは、ぼくの場合だと、自分の文章を書かせてもらえなくなるということでしょうか。存在否定です。
 経済や流通の変化とか、消費者の行動がどうとか、それは色々あるでしょうし、そもそも自分だってコンビニを利用させてもらっています。でも、ぼくは実家の店で主に扱っていた商品だけは、コンビニで絶対に買わずにきました。これからもずっとそうでしょう。つまらない意地ですが、そういうことだけはこだわり続ける自信があります。
 そういうわけで、コンビニが嫌いです。でも、働いている人間については別問題です。仕事に誇りをもって働いている方々の姿勢そのものは、職種に関わらず尊敬します。いま「触手」って変換しました。

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