日記
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2005年6月1日(水) 雨が降る
 昨日、雛子ちゃんが学校を早引けした。
 午後の授業中、急にお腹が痛くなって保健室へ。その後、先生が家まで送ってくれたらしい。瑞佳の話では、原因はストレスとのこと。言うまでもなく、塾通いによるものだ。この日も夕方に行くはずだったが、さすがに休ませることにした。
 最初はその進度についていけなかった雛子ちゃんも、最近は帰宅後にぼくと一緒に復習したりしつつ、なんとかなりそうな気配ではあった。しかし、勉強についていけるかどうかが問題ではなかった。あの雰囲気そのものに慣れることができなかったのだ。近辺でもわりあい家庭的な塾という評判だったが、それでも厳しかったようだ。
 布団に潜り込んで泣いている義妹に、何と言ってやればいいのか。塾でするはずの内容を、代わりに教えてやるのは簡単だが、雛子ちゃんが求めているのはそういうことじゃない。

 そんな夜に、亞里亞ちゃんがお見舞いに来てくれた。
 しばらく雛子ちゃんと話をしていたようだが、やがて付き添いの茜さんが帰ろうとうながすと、雛子ちゃんのベッドにすがりついて、いやいやをし始めた。そんな亞里亞ちゃんを見たのは、もう何年ぶりだろうか。
 結局、この夜はうちに泊まることになり、着替えなどを持ってきた美森氏に詫びるも気まずい。もしこれで亞里亞ちゃんが、雛子ちゃんと一緒に公立中学に行くと言い出したら、どうしたものだろうか。
 しかし、二人で風呂に入って、同じ布団に入って、おそらく夜中まで語らって。今朝の二人は同じように泣きはらした目をしていたが、それでも笑顔で朝食をとっていた。

 雛子ちゃんは塾通いをやめた。

 週末、雛子ちゃんと未来は、美森家一同のお出かけにお呼ばれすることとなった。当日のぼくと瑞佳は、中旬に開かれる可憐の挙式のために、先方の家で最後の打ち合わせである。
2005年6月2日(木) 考察も書かねば
 いずみのさんから、「赤松健発言集1」。「大衆娯楽」についての発言まとめ、貴重な基礎資料です。そしてTaichiroさんからは「ネギま!で遊ぶ」97話分更新
 次回、タカミチに追い詰められたネギがどうやって反撃するのか(あるいはしないのか)が楽しみなわけですが、予想をいくつか。

 1.既に1発入れている左胸(「無傷じゃないよー」)に、何とかもう一撃。
   (格闘家としての勝利)
 2.ヘルマン戦のごとき膨大な魔力の暴走を、今回は制御に成功して圧倒。
   (魔法使いとしての勝利)
 3.頑張るも負ける。初めての完敗による成長の契機。
   (対明日菜的勝利)
 4.謎のフード野郎がこっそりちょっかいをだし、タカミチが無力化。
   (欲求不満大爆発的勝利)

 4だと、男同士の勝負に水を差したということになります。そして勝負は持ち越しなれど、ネギとしては敗北感ありあり。一方、卑怯な真似をしてまでネギを勝たせたその意図は何か、という謎が新たに。
 てか、タカミチが明日菜に語ろうとしている内容と、このバトルがどう関係するかがぼくにとっては問題です。

 ONAさんトップから、「まもかほメソッド」、うひゃあ(笑)。これ、えらい応用できそうです。例えば、妹の一人称っぽい内容でも面白いかも。
2005年6月3日(金) 絵のこころ
 せいるさんとIRCで初遭遇。「想像していたよりずっと普通で意外でした」って、どんな想像してたんですか(笑)。書き込みの速度については、正直あまり速くない&電話しながらだった&ぼくが暴走すると放置されてしまうのでいつも抑制気味、ということで。
 せいるさんといえばこちらのコンテンツ一覧でお馴染み、こっとんぱんつの偉い人なので、今度またレクチャー願いたいですね。

らむだ「『幸せの青いぱんつ』というのはどうだ。
    さんざ探し回ったあげく、そのぱんつは妹が履いていた、という。」
美 森「書いとけ。」

 せいるさんいじり主任の天野さんのとこに雛苺絵、ぼくのSSも掲載していただきました。贈り物のダメだし喰らったのは初めてです(笑)。いや、やはり駄目なものは駄目。自分でも分かります。ローゼンは三人称向きの作品なので、このSSもそうするべきだったかもしれません。
 そのへんは、ジュン視点を巴視点にずらすことで、第三者っぽくしようとしたわけですが。ジュン視点のときのイメージはご指摘の通り原作漫画のコマ割りでした。ただ、IRCに書き込んだ最初のイメージでは、ぼく自身がその風景の中にいたかも。以下、整形抜粋。

<あんよ> この雛苺は、だれを見つめているのだろう
<あんよ> やはりジュンかな
<あんよ> この雛苺は、安心している
<あんよ> 見つめる者がそばに座ってから、苺大福をおもむろに口に運ぶ
<あんよ> いっこは、その相手の口にあーん
<あんよ> 「食べよ?」という声が聞こえてくるのは、絵の主旨とあってるのかなあ
<あんよ> 雛苺が苺大福を他人に分けてあげられるのって、えらい成長ですよ。たぶん
<あんよ> 周りを囲む草花に負けないくらい、伸びやかに健やかにまっすぐに
<あんよ> で、声をかけられた方は、草花を踏みつけてしまうのがためらわれて、
<あんよ> 雛苺をだっこして座るのでした
<あんよ> 雛苺のおいしいおいしいって気持ちが体の動きにあらわれて、
     だっっこしてる側のおなかの上でくりくりと
<あんよ> ときどき「んふー」って感じで、こちらの顔を仰向けに見上げたり
<あんよ> で、食べ終わったら、雛苺を肩車してやるのです
<あんよ> すると、背高になった雛苺の目に、花畑がはるかに広がって
<あんよ> 「わぁーっ」って
<あんよ> 雛苺の言葉で、何が見えるのか教えてもらって
<あんよ> この世界を共有するのでした

 以上、妄想としてはたぶん一番濃いかんじ。一番搾り。
 ついでに、そのログの続き(若干整形・修正)。

<あんよ> あと、後頭部がどきどき
<あんよ> (台無し
<天野> ぱちぱち。
<天野> いまの拍手は「共有」までに対しての賞讃であり、
    台無し部分に対しては失笑のみお返しします。
<あんよ> ぉ
<あんよ> 雛苺に失笑されたら、もう絶頂ですね
<天野> 無敵だ。
<文月> 失禁にみえた
<あんよ> そっちか!
<あんよ> そっちも絶頂だ!
<天野> 無敵すぎる。
<あんよ> 文月さんの勝ちだ
<文月> いや、ぼくはあんよさんの気持ちになってログを読んでいただけです
<あんよ> がーん

 看破されてました。

 ところで、幼女絵が苦手だったということについて。雛子でも雛苺でもいいですが、おにいたまにおんぶされたり、ジュンの頭の上に登ったりしているときに、完全に体を任せている姿を描いてみてはいかがでしょうか。自分が頼る者に、何の疑いもなく心身全てでくたーっと頼りきる姿です。あまのさんが描く人物には、すべからく軸があります。それは独立した人格としての芯であり、観る者を惹きつけるものです。しかし、年長者と触れあっている幼女には、それは(たとえあったとしても)現れなくていいものです。あと、腕・脚の骨格はそれなりにかっちりしてますが、お腹はくんにゃりです。
2005年6月4日(土) ためすぎ
 1週間も空けてはバッドですよ。

 バットといえば粉砕バット、現像バット、そして撲殺バット。とさか先輩に持たせてはならない。

えりか「ああっ! あ〜る先輩が死んじゃった!?」
椎 子「死なないって」

   「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪」

 胸を大きく見せるパッドというのはありますが、「貧乳パッド」というものは不可能でしょうか。あ、「さらし」があるか。でもあれって圧迫するわけだから体には悪そう。

 この1週間、先輩の愚痴聞きまくりー。わーい。時間みるみる消尽。そして最後に付け加えられる「時間をうまく使いなさい」というアドバイス。ええ、骨身にしみますとも。
2005年6月5日(日) くったり
 朝番。
 マジレンジャー、ムーンライト伝説。敵のあいつがタキシード仮面。
 響鬼。香須実さんてほんとに胸ないなー(理想的)。みどりさんもそうですが。あと、安達家の母子がいつもいい感じです。作品全体がまったりしすぎな気もしますが。
 プリキュア。ひかりが、だんだんに他人への配慮を行動で示せるようになってきてます。日常でも戦闘でも。自分という存在への疑問は、他者との関わりが深化する中で、他者との絆そのものが解消してくれる。だから来週は、その絆が危機に陥るのです。それをひかりが支える番。

 サイトいじりもままならぬ。ちまちま進めてます。ら、来週末には何とか更新を。
2005年6月6日(月) 日々
 塾に通わなくなった雛子ちゃんは、空いた時間を利用して、くまのぬいぐるみ作りに挑戦中。おそらく亞里亞ちゃんのと交換する予定なのだろう。自分の分身と、親友の分身と。せっかくなので、中にカメラを仕込んでおくのはどうか、とか思ったがそれではセラフィムコールになってしまう。そんなぼくの妄想をつゆ知らず、雛子ちゃんは姉に教わりつつ針を運ぶ。

 汗がにじむといけないだろう、と思って弱い冷房を入れてやったところ、女性陣から「寒い」と総スカン。未来、娘のお前だけは味方だと思っていたのに。と悲しみにくれていると、背中にまとわりついて遊びだす未来。幼児ならではの体温の高さを感じながら、今度は自分のために冷房がほしくなる。再度の申請を却下されたので、ならばとこっそりビール開缶。妻と義妹と娘の「もー、」をツマミに飲む酒の味。

 可憐の挙式まで、あと六日。
2005年6月7日(火) ヴォルテール
 『HOTWIRED JAPAN』中の、白田秀彰氏コラム『RinRin王国』さんより)がとても面白い。ネット上での匿名問題などについての明快な分析、「場」についての問題提起。もっと前に読んでおけばよかった。
 ネット上でぼくも時々「こいつにはもうしゃべらせるな」なんて憤ることがあります。でも、それが言論封殺であるとタテマエで片付ける前に、誰かがぼくのサイトに対してもそう思っているかもしれないわけで。でもぼくがこうやって語り得ているということは、その人が我慢してくれているからであって。例えば、「アニメ版シスプリは屑だ」と今なお主張する人は、ぼくの考察を毛嫌いしていたかもしれません(そもそもこんなサイト知らない可能性が高いですが)。でも、ぼくの考察が存在することは許してくれていた。それならぼくも、自分の気に入らない他者の意見が存在することを受け入れるべきだと思うのです。たとえ議論になったとしても、どちらかが降りるまでは意見のすりあわせが一応可能なんだし。
 ただまあ、感情はすりあわせできませんが。だいたいそこが自分の落とし穴、うーん。あと、誹謗中傷とかは別問題。
2005年6月8日(水) 叫びの交錯
 漫画ネギま。

 明日菜が叫んだ。まき絵はここにはいないけど、あのとき突きつけられた彼女の真摯さが、いまの明日菜にどれだけの力を与えているのだろう。パートナーとして、明日菜は叫ぶ。ネギが抱く想いの強さを知っているから、この生意気で頑固で無理しちゃってる愛しい少年をただ怒鳴り励ます。なんでこいつにこんなに心を乱されなければならないのか、分かっちゃいるけど認められない。その相手はタカミチでなければならないはずだから。

 のどかが叫んだ。明日菜に続いて、明日菜の叫びをきっかけにして。なぜのどかが一番に叫べなかったのか。勇気がないからか。ネギへの心配で頭がいっぱいだったからか。ネギせんせーの手助けがしたい、と告げた彼女の言葉は嘘ではないが、こと戦いにさいしては、明日菜に一歩遅れている。前を向いて歩くことの痛みを、のどかはまだ知らない。明日菜の叫びを聞いて、胸が一瞬痛んだかもしれないけれど。

 ネギが立った。みんなの声援を受けて。しかし、その耳に届き、彼を立ち上がらせたのは、タカミチの言葉だった。父を追い求める意志だけが、ネギを立ち上がらせる。仲間達の支えが力になるけど、ネギはその仲間達のために戦っているのではない。目的を同じうする真のパートナーは、まだいない。

 だから、明日菜は叫ぶ。パートナーたらんとする自分がいまできることは、これしかないから。届かなくても、明日菜は叫ぶ。ネギに自分を引き寄せるために。

 って、来週は取材休載ですか。ぐは。いつかペアトーナメントも見たいにゃあ。
2005年6月9日(木) てぃむてぃむ話(下品)
 この日あたりから、日記が書けない状態に陥りました。やばい。

 ので、IRCから馬鹿話を整形転載。もっと後の日の記録ですが。なお、相手方に了解とってないので、お名前を変えてあります。

<あんよ> にょう
<カピバラ> にょ。
<あんよ> 淫語センサーが反応してやってまいりました
<カピバラ> どこについてますか、そんなの。
<あんよ> 前立腺の少し上あたり
<カピバラ> すんげー感度悪そうですね…位置的に…。
<あんよ> 発声された淫語の振動を敏感にキャッチ
<カピバラ> ケツ穴ぁ、とかかなり振動しますか。
<あんよ> ぼくのセンサーはその方面が死角です
<カピバラ> …俺のセンサーは淫語方面全般に死角のようです……。
<あんよ> 「ロータリー」とかを間違えてキャッチ
<カピバラ> ああ、あれはよく誤作動しますね。
<カピバラ> あんよさん、やりました? 恋する妹は以下略。
<あんよ> いえ、やってません
<あんよ> ショタが出る作品はやりません
<カピバラ> 原理主義者だっ。
<カピバラ> 原理主義者がいるっ。
<あんよ> すじがみたいんだよすじが!<大人毛ない叫び
<カピバラ> むー。ちっちゃければなんでもいい俺よりもストイックですな。
<カピバラ> 毛ないのか。
<あんよ> わりとそのへん原理主義ですね
<あんよ> つか、かわいいショタもの遊んでしまうと、そっちに目覚めそうで恐い
<カピバラ> 怖くないですよ。ぜんぜん。
<カピバラ> ネギまも読みかた変わるかもしれないし。
<あんよ> ネギくん可愛いですよねー(ぉ
<カピバラ> あ、あれ?
<カピバラ> 原理……?
<あんよ> 少年漫画の範囲内で、ショタを愛でるのはアリです
<あんよ> えろげでは不可
<カピバラ> なんとなくその峻別の基準がわかるよーな気がします。
<カピバラ> 気分的に。
<あんよ> おにゃにょこはどっちでも可
<カピバラ> それは問題ない。
<あんよ> たしか次作品では、こういう人間のために「取り外し可能」になってたはず<ショタキャラ
<カピバラ> 取り外してどうする!!
<あんよ> 1.飾る
<カピバラ> 宦官ですかい。
<あんよ> 2.お吸い物の出汁につかう
<あんよ> 3.携帯ストラップ
<あんよ> さあどれ。
<カピバラ> ねっくすとらっぷ。
<カピバラ> 首からぶらぶら。
<あんよ> ああー
<あんよ> クールビズって感じですね(違
<カピバラ> ……いかん。素でおかしい。たまらん。
<カピバラ> でもほんとは「切り離されたちんちんにどういう意味がある!!」と演説したい。
<あんよ> 実はちんちんが本体
<カピバラ> 小松左京じゃないんだから…。
<あんよ> 自分の愚息の上にくっつけて、親亀子亀
<カピバラ> 自分が子亀だったら泣けますね、それ。
<あんよ> あははは
<カピバラ> 「ふたごー」とか。
<あんよ> 直列・並列、思いのまま
<カピバラ> 並ぶのか。
<あんよ> 並列につなぐと、電気が長持ちする
<カピバラ> てゆうかつないでるんだ、この場合。
<カピバラ> いちいちマヌケなイメージを喚起しますね、それ。
<カピバラ> 「電気長持ち、並列ちんちんっ」
<あんよ> ちんちんトランジスタとか発明
<カピバラ> ちんトラ。
<あんよ> ちんちんダイオード
<あんよ> 一方向にしか流れない(普通だ
<カピバラ> あはははは。涙出てきた。
<あんよ> PC分解したら、基盤にいっぱいちんちん並んでたりして
<カピバラ> ああ、熱暴走。
<あんよ> マッチ棒とかで栓をすると、流れなくなる
<カピバラ> そりゃまずいな。暴走近いっすよ。
<あんよ> 熱暴走でくんにゃり
<カピバラ> ファンからなんか出てそーですね、それ。
<カピバラ> てんか→なんか
<あんよ> 今度、そういうちんちんを主人公にSS書いて下さい
<カピバラ> すんごいなー。書けたらたぶんデビューが近い。
<あんよ> 他方、せいるさんにこっとんぱんつが主人公のSS書いておいてもらい、
<あんよ> どこかで二人が出会う
<あんよ> そして純愛
<カピバラ> まいった。純愛なんだ。
<カピバラ> 俺にはこっどんぱんつの純潔をちんちんが犯すイメージしかわきませんでしたよ。
<カピバラ> 触れた瞬間、ぱんつが黒くなるとかそんなの。
<あんよ> すじに捨てられたこっとんぱんつは、ちんちんをくるみこむことに新たな目的を見いだす
<あんよ> ちんちんは、ぱんつにくるまれることで、荒くれた魂を癒される
<カピバラ> 癒されるんだ……。
<カピバラ> 癒されるとは思わなかったなあ。
<あんよ> その両者の幸福を見たすじは反省して「私も仲間に入れてください」
<あんよ> (大団円
<カピバラ> 今日はまた、いつにもまして絶好調っすね。
<あんよ> 1ヶ月分のちんちんを語った気がする
<カピバラ> 月単位で消費量決まってますか。ちんちん。
<あんよ> ときどき滞納して止められてます
<カピバラ> あはははは。スマッシュヒット。
<あんよ> 中旬あたりになると、ちんちん繋がらない
<あんよ> 美森氏から電話かかってきて「お前、またちんちん切れてるぞ」
<カピバラ> その電話も切れてる場合がヤバいっすね。
<カピバラ> そのままつながらない可能性が。
<カピバラ> ちんちん契約解除。
<あんよ> そういう場合は、しばらくしてちんちんが夢枕に立つので
<あんよ> 泣きながら目覚めて、すぐに対処します
<カピバラ> ああ、泣くんだ。
<カピバラ> 「だめじゃないか、勝手に出歩いちゃ」とかじゃなくて。
<あんよ> 夢そのものは覚えてないんだけど、涙をぬぐっているうちに、
<あんよ> 「……ちんちん」とか無意識につぶやいて、ああ。と分かる
<カピバラ> せつないな。
2005年6月10日(金) ボクっこ姉とくんくん弟(下品)
 昨日の続き。下品です。

<カピバラ> すべてが夢オチとかで目覚めてみたら実は自分が女の子だったとか。
<カピバラ> 「だってつかない。つかないんだもん!」
<あんよ> 寝言で「ちんちん」とつぶやく女の子も(いいのか
<カピバラ> 「ちんちんつかなきゃやだよ、ボクっ」とかそんな感じかな。
<あんよ> ボクっ娘!
<カピバラ> 最近頭のなか「ボク」でいっぱいです。なんでってくらい。
<あんよ> 「半分でいいから……ちんちん、ほしいんだ……」
<カピバラ> 半分!
<カピバラ> ああ、そっか。なんでかわかった……。
<カピバラ> くわねさんにもらったスチュワーデスさん。
<カピバラ> きっと家に帰って気が緩むと一人称が「ボク」になるなんて考えてたからだ……。
<あんよ> ボクっこスチュワーデス!
<カピバラ> そう。仕事中はきちんと仕事して、有能で、でも家に帰ると「ボク、今日も失敗しちゃった…」
<あんよ> あぐらとかかいちゃう
<カピバラ> うん。もちろん。
<カピバラ> (なんか「もちろん」とかで通じ合うほど平易な内容ではないような気もするんだけど…
<カピバラ> (でもこの瞬間、あんよさんと俺の頭のなかに同じものが共有されていると信じられる、この無駄な不思議感。
<あんよ> かいま見えるパンテーストッキングが心の無施錠をものがたる
<カピバラ> うわー。一人称「ボク」でもパンスト、みたいな。
<あんよ> パンスト脱ぐとき、ごろんと仰向けに寝ころんで両脚いっぺんに脱ぐ
<カピバラ> 天才ですか、あなたは。
<あんよ> 褒められたー
<カピバラ> たまの休日に作ってくれるヘタな手料理がもう楽しみで。
<あんよ> 楽しみな立場にいるのは、兄ですかね弟ですかね
<カピバラ> 弟がいいっ。断じて弟!!
<あんよ> 「姉貴、パンツ見えてるよ……」とか指摘すると、
<あんよ> 足指でつねられる
<カピバラ> きゃー。
<あんよ> いてて(喜
<カピバラ> てゆうか六点リーダーに弟の邪心を感じますが。
<カピバラ> 指摘してからもしばらく見てる雰囲気がある。
<あんよ> 弟の服を勝手に着用してるところを目撃されて焦る
<カピバラ> うわあ。構築されはじめてる。
<あんよ> 「こっこれは……ほら、服を買ってきてあげよって思って! サイズどんなかなって思って!」
<あんよ> だが着る必要はない
<カピバラ> 萌える。萌える言い訳だ。
<あんよ> 言い訳しながら、慌てて脱ぐ
<あんよ> 弟、止められず
<あんよ> 駆け出ていった姉を見送ったのち、脱ぎ捨てられた服を「やれやれ」と片付けようと手にしたとたん、
<あんよ> 淡い残り香を感じて、思わずそっと顔を寄せて息を吸い込む弟
<カピバラ> ああ、吸うよな。それは吸う。
<あんよ> しばし黙考したあと、しょうがないので、その服に着替える弟
<あんよ> 間接抱きつき
<カピバラ> なんつーか、俺もあんよさんの次の言葉を予測しながら読んでるのですが、
<カピバラ> 常に予想のまさに斜め上。
<あんよ> 本当に服を買ってきた姉がまだ恥ずかしそうなのを見て、弟が何気なく
<あんよ> 「じゃ、お礼にこんど姉貴の服を買ってきてやるよ」
<あんよ> 10分後、姉の服を着せられている弟
<カピバラ> もう大変な世界に。
<あんよ> 姉「意外と体大きいんだー。けっきょく、ちゃんと入ったのって下着だけかぁ」
<カピバラ> 下着は入るのか。
<あんよ> ぱんてー伸びきり
<カピバラ> このへんでこっとんぱんつに着地するのかと思って怯えてました。
<あんよ> あ、その手があったですね
<あんよ> でも、それはいっそ被りたい
<カピバラ> そっちのほうが正しそうです。
<あんよ> むらむらした弟が、つい姉の不在時にタンスの下着を物色していると、
<あんよ> その奥の方から、なぜか男ものの下着が出てくるとか
<カピバラ> あー、見つけちゃったんだ。
<あんよ> よく見たら、前に古くなって捨ててた弟のぱんつだったり
<あんよ> 弟、苦悩したあげく、姉に女性もの下着とわざと間違って男性ものをプレゼント
<あんよ> 後から、「ごめん、こっちが本物。さっきのは捨てといて」と謝る
<あんよ> 姉「え……? あ、うん。分かった」ともごもご
<カピバラ> 緊迫してきた。
<カピバラ> すみません。さっきの服装交換のあたりから、俺の脳内は相互おなにーの方向に曲がりかけました。
<あんよ> 翌朝、間違えてあげた男性もの下着を姉が弟に「これ、まだ新品だし」と返す
<あんよ> 弟、その姉の表情から(昨晩履いてみたな」と憶測しつつ受け取る
<あんよ> 姉が自室に戻った後、残り香を確認
<あんよ> こうして、姉が使った男性用下着で欲情するという屈折した弟の日々が始まったのだった
<カピバラ> すごい。とんでもないところに着地してしまった。
<あんよ> 「ブリーフやトランクスはいてるボク姉」萌え、でしょうか
<あんよ> でも、はいてる姿は弟には見せない。弟はただ妄想するのみ
<カピバラ> タイトル「扉の向こう」とかですか。
<あんよ> 採用
<カピバラ> あとはだれが書くか、だけですね。
<あんよ> この方面のプロに任せましょう
<カピバラ> ああ、プロ。
<あんよ> 夏の午後、薄着でいる姉が無防備にさらす脇腹のあたりに、なぜかトランクスのゴムの跡がうっすらと
<カピバラ> ゴムの跡。着眼点が……っ。
<カピバラ> 白い肌にゴムの跡。
<カピバラ> ぜひ昼寝とかして寝返り打った瞬間に見えてほしい。
<あんよ> 弟、黙って脱衣場に向かい、洗濯機の中に放り込まれた洗い物の奥からトランクスを回収
<あんよ> いつものように残り香を確認
<あんよ> だが、今日はいつもの甘い香りと違う、やや強い匂いが
<あんよ> (続く
<カピバラ> 「いつものように」。淡々とした日常描写のようで、完全な非日常。
<あんよ> 変態の日常
2005年6月11日(土) リコーダー兄妹(下品)
 一昨日から延々と続き。

<カピバラ> 変態の日常っていいですね。
<カピバラ> 毎日、淡々と妹のリコーダーなめてる兄とか。
<あんよ> いいですねー>淡々と
<カピバラ> 「今日の日課」くらいの勢いで。
<カピバラ> 「カレー食べたな」とか。
<あんよ> リコーダーの吹くとこをストローがわりにジュース飲んだり
<カピバラ> ふつうに飲みにくすぎそうで笑える。
<あんよ> 縦笛をチューペットの器にしたり
<カピバラ> それはいい。なぜそこまで工夫しなければならないのか、余人にまったく理解できないあたりが素晴らしい。
<あんよ> 有り余る妄念が無駄な努力として結実
<カピバラ> しかも本人いたってまじめ。
<あんよ> 中身が膨張しても縦笛が壊れないように、ちゃんと計算してたりする
<カピバラ> その馬鹿っぷりには共感できるものがある。
<カピバラ> 「おにいちゃん、わたしのたてぶえ、甘いよ」
<あんよ> 「おやつ食べた後、練習してたからだろ」
<カピバラ> 「でもー、メロンあじとかいちごあじとかいっぱいするよ?」
<あんよ> 「頑張って練習したごほうびなんじゃないの」
<カピバラ> 「そっかー、ごほうびかー。じゃあ、じゃあね、もっといっぱい練習すれば、もっとおいしいあじするかなあ?」
<あんよ> 「そうかもなー。何味がいいかお願いしとけば」
<カピバラ> 「えとね、えとね、わたし……」
<カピバラ> (エロ妄想にいっていいかどうか迷ってるところ
<あんよ> (ぼくも悩んでます
<カピバラ> だってオチが最後まで見えてる…
<あんよ> それはもう…
<カピバラ> 「おにいちゃんのあじがいいなっ」
<カピバラ> ブッ放してしまいました。
<カピバラ> そこから先はもう続けられません。
<あんよ> 「ばーか、どんな味だよ」(内心大爆発
<カピバラ> 続くんだっ。
<あんよ> 「カレーかなんか」
<あんよ> 「俺はインド人かよ」
<あんよ> 「えへへー」
<カピバラ> あんよさんすげえ。巧妙にトラップを回避した。
<あんよ> じらし大作戦
<カピバラ> 寸止めの神だ。
1<あんよ> でも妹は、ほんとは兄に笛がうまいねって褒めてほしいだけなのでした
<カピバラ> 正しいです。
<カピバラ> 正しくないのは、いまの俺の脳内だけで充分です。
<あんよ> 右に同じ
<あんよ> あやうくちんちんに縦笛のような穴をあけてしまうところでした
<カピバラ> ……リコーダーがまずかったのか。
<あんよ> 指で押さえて吹くと、兄が「どー」「そー」と叫ぶ
<カピバラ> ゲーターレード吹き出した。
<あんよ> 「おにいちゃん、音程が違うよ?」
<あんよ> 「アルトリコーダーなんだ」
<カピバラ> 絵がそのまま頭のなかに出てきちまった。
<カピバラ> 兄終わってるよ。
<カピバラ> 終わってる。
<あんよ> どこまでも冷静に終わってます
<カピバラ> アルトリコーダーって……言い訳として最低だろう、それ。あらゆる意味で。
<あんよ> 中学生だと、それで習うから(そういう意味でも終わってる
<カピバラ> うん。そういう意味でもまさに。
<カピバラ> ヤだなー、爆発寸前のアルトリコーダー。
<あんよ> 爆発寸前には、メゾソプラノに変わる
<カピバラ> やられた…先に言われた……。
<あんよ> 勝った(何に
<あんよ> パイプオルガンとか、壮観ですね
<カピバラ> どうしてそういうことさらっと言うかなあ…。
<カピバラ> 俺、トロンボーン止まりでしたよ。
<あんよ> 弦にびぃんと弾かれて、声が響く
<あんよ> 森山塔とか映画『バロン』とかに、そういうネタがあったなあ
<あんよ> トロンボーンというのも、手の動きがなかなか
<カピバラ> それもあるけど、音が。
<カピバラ> 「おーーー」と含みのある野太い声で。
<あんよ> 野太い。
<あんよ> 雄叫びが。
<カピバラ> そ。あくまでリコーダーで完結しようと思ったから書かなかったんですけど。
<あんよ> ときどき、むしろ法螺貝みたいな奴が。
<カピバラ> きたない。きたなすぎる。法螺貝。
<カピバラ> 「どー」とか「そー」とか言えない。
<カピバラ> 「おぅおーーーーぅ」とかそんなのだ。
<あんよ> ひたすら唸る
<カピバラ> もうなにしてんだかわかんない。
<カピバラ> あ、そっか。思いっきり息吹き込まれてるんだ。法螺貝のときは。
<あんよ> おたがいに肺活量が必須
<カピバラ> プライベート法螺貝レッスンとかそんなのですか。

 ここで時間切れ。お相手いただきありがとうございました>某氏。
2005年6月12日(日) 終わり
 本日、妹の可憐が結婚いたしました。

 これも皆様方のお力添えあってのことと、篤く御礼申し上げます。

 幸せな家庭を築くことで、皆様からのご恩に報いたく存じます、と妹が申しておりましたので、この場を借りましてお伝えいたします。
2005年6月13日(月) 翌日
 二日酔いで仕事になりませんでした。
2005年6月14日(火) いんいん
 響鬼もネギま!も、次の問題は「喪失」だ。単純には、引退や死などによる身近な理想像の消失。
2005年6月15日(水) めつめつ
 秋には出産予定ってどういうことだ。
2005年6月16日(木) 島の風
 というわけで、以前ていわいさんからいただいた愛知万博のお写真を掲載させていただきました。日本の企業が設置した展示建築物、その名もなんと「ウエルカムハウス」。わお。それぞれにテキストをくっつけて、航達が訪問したような雰囲気に。遅くなってしまいすみませんでした&ありがとうございましたー。

 溜めてたことを順次消化中。
2005年6月17日(金) 区切り
 というわけで、今度の日曜日は可憐結婚記念パーティです。
 先週は身内でのお祝いでしたが、今回は皆様ご参加下さいますよう。

 つまり、脳内祝賀会です。書いたもん勝ちですので、そのつもりでどうぞ>関係各位。
2005年6月18日(土) ねぎねぎ
 あ、間違ってなくてよかったです。明日菜の声の届かなさってのは、一つの萌えどころだと思います。

 そのいずみのさん達によるネギま!で遊ぶ更新、ならびにネーム分析。えらい面白いです。ぼくはどこまでも物語としての読み方しかできないもので、こういう表現上・構造上のポイント説明はほんとありがたいし啓蒙されます。
2005年6月19日(日) 可憐結婚記念パーティ開催
『萌え文集』執筆者ならびにIRC参加者からなります
全招待客入場!!


夏少女は生きていた!! まゆみさんの目を盗み文章凶器が甦った!!!
萌神!! MK2だァ――――!!!

ONE解釈の王道はすでに我々が完成している!!
オレンジなのに白い人 Whiteだァ――――!!!

締め切り間際で書きまくってやる!!
クールなSSライター 沖田一臣だァッ!!!

素手の殴り合いなら留美の拳がものを言う!!
漢女のご無体 無手勝手 神の側の人間 得尊!!!

真の香里を知らしめたい!! 名雪部顧問 タカヒロだァ!!!

ガンタンクは3倍の愛らしさだが美汐なら全存在オレのものだ!!
狭き門の番人 文月そらだ!!!

実妹対策は完璧だ!! 連作SSライター Wayne!!!!

全Pinkyのベスト・チョイスは私の中にある!!
萌え写真の職人が来たッ 実益も合致 くわね!!!

屁理屈なら絶対に敗けん!!
妄想族の本気見せたる ずしのもりびと 箭沢草太だ!!!

や ら な い か(ウホッ)ならこいつが怖い!!
無駄遣いのインテリジェンス 猿元だ!!!

創作畑から正統派作家が上陸だ!! 萌え漫画家 みみまむむ!!!

ルールの無いのろけがしたいから人妻(既婚者)になったのだ!!
プロののろけを見せてやる!! SGもお手のもの・ゆっこ!!!

メイドのおさげにリボンとはよく言ったもの!!
雇用人の奥義が今 絶対領域でバクハツする!! ご主人様  早瀬貴史だ―――!!!

白いこっとんぱんつこそが痴情最強の代名詞だ!!
まさかこの男がきてくれるとはッッ 爪研ぎ板・せいる!!!

抱き枕なのにマルチが動いた 仕組み一切不明!!!!
中京の映画(ゴジラ)ウォッチャー manieraだ!!!

オレたちは家賃滞納ではない生活インフラで滞納なのだ!!
御存知カラオケスト Phantom of CCS!!!

萌えの本場はしばし絵本にあった!! カーレンを救える奴はいないのか!!
はむらびだ!!!

長ァァァァァいッ労災不要!! 連続50時間!!! 月500時間!!!
裏葉のいいひと 利休だ!!!

芸術は寝床で使えてナンボのモン!!! 超実戦CG!!
萌絵界からKB55の登場だ!!!

メテオはオレのもの 毎日姫様が思いきり殴り思いきり蹴るだけ!!
踏まれて嬉しいしみつきごさい Shun!!!

自分を試しに『萌え文集』へきたッ!!
彩を支えるアルバイター 秋月良介!!!

情報学に更なる磨きをかけ ”しぇらちゃん”shelarcyが帰ってきたァ!!!

過去の自分に未練はないッッ!! 詩人伯爵 入江俊!!!

コオネの上目遣いが今読者を射る!! 萌絵から KATだ!!!

楓の前でならオレはいつでも貧乳派だ!!
燃える闘魂 さくら 本当は巨乳派だ!!!

SEの仕事はどーしたッ 調理場の炎 未だ消えずッ!!
毎朝ゆうひの思いのまま!! Beeだ!!!

特に理由はないッ 茜が可愛いのは当たりまえ!!
娘は亞里亞だ!!! 静かに最強!
美森勇気がきてくれた―――!!!

大学で磨いた実戦カラテ!!
萌絵も描くデンジャラス・コレクター 桜井みなみだ!!!

えろげだったらこの人を外せない!! 超A級原画師 杜若つくねだ!!!

超一流絵師の超一流の文章だ!! メモをとられてオノノキやがれッ
書店のきっこ萌人!! 天野拓美!!!

IRCはこの女が陥穽させた!!
メイドの辺境開拓者!! 美早だ!!!

萌えのパイオニアが帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ 脳内世界ッッ
美凪は券を持っていたッッッ Sunfaceの登場だ――――――――ッ


加えてお出迎えに備え超豪華な親類を4名御用意致しました!
反抗期幼女 長森未来!
伝統派義妹 長森雛子!
だよもん星人! 長森瑞佳!

……ッッ  どーやらもう一名は電話が止まっている様ですが、復旧次第ッ皆様にお詫びに参りますッッ

(続く)
2005年6月20日(月) えとわーる
 あ、Musical Batonが猿元さんから回ってきてた。ええと。

・今パソコンに入ってる音楽ファイルの容量:0MB。えー。いやおそらく。
・最後に買ったCD:アニメ版シスプリ『Prologue of Sister Princess』とか、たぶんそのへん。
 (じつは最近購入した。)
  しかし近頃さっぱり買ってない。注文中・注文予定なのはあるんですけど。
・今聴いている曲:アニメ版シスプリBGM『Angel Jukebox』。もう繰り返し繰り返し。
・よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲
 1.映画『幻魔大戦』BGM「地球を護る者」。主題歌「光の天使達」も好きだけど。
 2.笠原弘子「ひまわり」。ほかにもいっぱい好きな歌があります。
 3.山本正之「少年の夢は生きている」。ほかにもいっぱい好きな歌があります。
 4.『AIR』の、とくに「Farewell song」。あの作品で人生やや変わりました。
 5.アニメ版シスプリ『Angel Jukebox』。文章を書くときのBGMは最近ずっとこれ。

 ホルストの組曲『惑星』を削って笠原弘子を入れるあたりが何とも。

 さて、誰に回そうかと考えてみると、回答遅れたのもあって既に近場は襲撃済みっぽい。
 しかたがないので、もっと身内で。

 可憐
 瑞佳
 雛子ちゃん
 未来
 らむださん

 にお願いします。
2005年6月21日(火) 萌え果つるところ
 萌消島の6月はなお肌寒い。

 ここは択捉島南部、萌消湾の向こう浮かぶ小島。可憐の結婚記念パーティの会場に選ばれたのは、山神家の経営地とも目されていたこの島だった。考察を書いたときには分からなかったことが、今この瞬間にも次々と明らかになっていく。例えば、こんな土地を使って稼ぐことはまず不可能であることとか。
 ともかく風が冷たい。もう7月になるというのに、「ひんやり」を若干越えた刺激が肌から消えない。どうせなら萌えを消さずにこっちを消してほしい。念のために言っておくが、寒いのが辛いわけではない。ただ、

雛子「せっかく水着も持ってきたのにー。」

 そうなのだ。
 このイベント、どうせこの季節に開くなら浜辺一面で「水着だらけの記念パーティ」なんてどうかと期待していたわけだが、そんな下心を満載した案内状を読んだ女性陣は、案の定それぞれご自慢の水着を荷物に入れてご来場遊ばされたのだった。ところがこのお天気のおかげで、せっかく高まったこちらの期待と血圧も、返還運動と同様の降下線を辿った。まさか文字通り「萌えが消える」事態に陥るとは思わなかったが、それよりいま緊急に必要なのは、暴動を起こしそうな一部男性陣への手当だったりする。ある客などは徹夜明けの勢いと憤懣のあまりスケッチブックを振り回して日頃の爪研ぎ板な方を相手に憂さ晴らしを企てつつあるが、その相手方といえば、「水着がなければぱんつで泳げばいいじゃないですか」などと見当違いな助言をしてくれる。お礼とともに営業スマイル。問題は水着の有無ではなくて、気温と水温なのである。
 はてさてどうしたものかと途方に暮れていると、いつの間にか近くにいた美凪さんがにこやかに微笑み、浜辺の方を見るようにうながした。振り返れば、砂浜に立ったアンデルセン神父似の客人が、顔面から眩い光線を発して海水を熱しているではないか。いくらお名前に太陽が刻まれているからといってまさか、と思いよく見たら、その陰になる向こう側に立っていた淑女の額から光線が迸っていることに気付いた。先代の黄薔薇様だ。じきに海面は沸騰し、風もみるみる暖かく変じた。客人が最近リリアンとの関係をさらに深めているとは聞いていたが、こんな畏れおおい方とまでご昵懇とは知らなかった。後で美凪さんから聞いたところ、釧路湖のクッシーを彼氏と見に来たついでに立ち寄った、とのこと。お祭好きな方だけになるほどと納得しつつ最敬礼。

 ゆだった海の中からは、魚やカニがちょうどいい塩梅であちらこちらに浮かび上がる。これを肴にさっそく一杯始める者達もいはするが、もうしばらくすれば海水浴に適度な温さになるに違いない。機を逃さず宣伝に努めれば、さあ水着を取りに戻りましたよ女性陣。
 空気の異変を感じてか、周囲から海鳥が集まりだして海面の魚を狙い出す。名前をエトピリカというらしい。その名前を聞いて、たちまちピーリカピリララと歌いながら水着姿に変身し始める者少なからず。うち男性若干名。
2005年6月22日(水) 未来の声
 ネギま。皆の応援に対するネギのお礼の言葉に、あれ?と思ったが華麗にスルー。問題は、これでタカミチが両面的な「乗り越えられる対象」になったということ。しかし、タカミチはまだ自らの言葉を発していない。全てのしがらみから解き放たれたとき、つまり全てを失ったときに、それは確かに告げられ、届くだろう。それをもすくい取ることができたならば、明日菜はネギを抱きしめられるだろう。
2005年6月23日(木) まーじまじ
 パーティ話は適宜続きます。

 馬鹿話。

らむだ「後楽園遊園地で、君を略取。」
美 森「なんだそれ(笑)」
らむだ「正義の戦隊ヒーローが画面に向かってさわやかに。」
美 森「でも変態誘拐魔なのか。やだな、ロリレンジャーとか。」
らむだ「何のために厳しい訓練をしたのか不明なレンジャー。」

 ピンクは男の子だけ狙います。
2005年6月24日(金) ひとつきおくれ
 もはや忘れ去られているかもしれませんが……。追いつけるよう更新開始。

 というわけで馬鹿話。

らむだ「最近、ネットも右がかってきててちょっと危ないねえ。右というか、差別的な。」
美 森「いわゆる排他主義というやつか。」
らむだ「あ、それそれ。カウンターバランスが必要だよね。ところで、
    『排他主義』の逆は、『はいてない主義』だろうか。」
美 森「なんだそれ(笑)」
らむだ「いや、だから。はいた、の逆は、」
美 森「もういい黙れ。どうせお前のことだから、
    可憐は排他主義、咲耶ははいてない主義とか続けるんだろ。」

 そこまでは考えてませんでした。
2005年6月25日(土) これって南極
 ローゼンメイデン。あのドール達が、このたびなぜ日本に来たのだろう。と問うているうちに、薔薇乙女vs市松人形とか、「まきます」と答えたとたんにカラクリ人形が出現とか、怖い考えになってしまいました。
 でも、いちまちゃんなら大丈夫です。
2005年6月26日(日) あさばん
 プリキュア、たぬき。全作ではシホのためにリナが叱咤する話があったけど、今回は逆にリナをシホが支える話。友情です。しかし狸ですか。美汐さんから祐巳を経て、時代はついにぽんぽこ。
 別離の予感については、女王様がイデだった、という結末でみんな一体化して終わり。というのはどうでしょう。ひかりのキスでも目覚めないほのかを覚醒させたのは、なぎさの靴下だった。
2005年6月27日(月) 土下座右衛門
 このへんになるともはや記憶も定かでありません。ので年表的叙述。

 この頃、D&D第3.5版のルールブックを揃えていく。美森氏さんくす。旧版(赤本)系列の人間なので、AD&D系列のルールもd20システムも初めてです。しかも本が分厚くて、拾い読みするだけで精一杯ですが、いかにもダンジョンに適したルールだなぁとあらためて感慨。このルールで遊ぶ暇があるかどうかはともかく、楽しいです。
2005年6月28日(火) 名前うろおぼえ
 若い人と、昔の「プロ野球助っ人」話で盛り上がる。バナザード&アップショーでいきなり爆笑。バットを振っているとこじゃなくて、投手を殴ってる場面のみ覚えてます。あとはホーナー、キーオ、パチョレック、ポンセ、ディアズ、バークレオ、そしてグリーンウェル(ここでまた爆笑)。ホビージャパンの野球カードゲームって、もう復刻しないんですかね。ダイナマイトナースでもいいです(無関係)。
 なんて書いてたら、うらべすう氏イラストのカードゲームを思い出してちょっとしみじみ。
2005年6月29日(水) 無免許人生
 「あなたなら誰誘う?」という車のCMを観て、「あなたなら誰襲う?」と読み間違え、「うーん、後部座席のようじょ」と答えた人間失格な一幕。
 いえ、「誘う」でも答えは同じです。
2005年6月30日(木) れきしーでーた
 にーかけにーたす(以下略

 ニュースサイト見てると、歴史教科書の話題があれこれと。だいぶ前に書店売りのを立ち読みしたとき、書いてる人間の陶酔っぷりがたまらなくなったあの本ですが、歴史的認識の正しさ云々はさておき。あの教科書の導入に反対する人達も各所にいらっさるわけですけど、ええと。
 学校で、歴史の教科書って使いましたっけ?自分の記憶では、社会の先生が資料集やプリントを使って授業しまくりだったため、「教科書なんて飾りですよ」という状態だったのですが。偉い人にはそれが分からんのでしょうか。あるいは、そんな努力を払ってくれる教師がめっきり減ったのでしょうか。……自分の先生達が良くも悪くも例外だったのかしら。でも、あんなつまらんもの(今回問題となってるのも含め)で教える教師なんて能力的に駄目なんじゃ。

 そういうわけで、ネギ先生にはぜひ教科書を外れた内容をがんがん教えていただきたいものです。英語ネイティブなんだし、ラテン語だって分かるんだし。つか、あの漫画を読んでラテン語やギリシャ語に興味を持つ子供がでてこないかなあ。

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