日記
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2004年11月1日(月) そーろー文とか(大人向け)
 サンフェイスさんや利休さんに触発されて、BUMP OF CHICKENの『THE LIVING DEAD』というアルバムを通販で注文してみる。

 どれみないしょ第2話、ももちゃんのアメリカ思い出話。おジャ魔女服とパティシエ服の両方の変身場面を、ももこおんぷの二人分きちんと挿入するという制作者の世話の焼き方。『も〜っと』のおジャ魔女服変身が一番好きでした。そいえば、本編での「美少女美少女びしょうじょ〜」ビデオ撮影話は夏休み前だったっけか。内容はきわめて教育的。魔女モンローの視線の暖かさ。それにしても小3の頃のももこはなんとまあ小さいことよ。見つめるぼくの視線のなま暖かさ。つかイヤな熱さ。

 足かけ4年続いたどれみの場合、やはりどれみ達の頭身は次第に上がっていったのでしょうかね。小3ならば最初のシリーズと同じ頃なわけだから。頭身といえば、バイファムでロディの頭身が途中で上がっていたのを思い出します。設定資料でも、バーツ達と比べて子供っぽくなってきたので、という理由が書いてあったような記憶が。女の子キャラにはそういうケースあったかなあ。未来少年のラナは、だんだんに胸曲線がついてきていたように覚えてますが。変態監督らしく。

 馬鹿話。

らむだ「『踏んだり蹴ったり』って、ある人々にとっては嬉しい状態のことよね。」
美 森「ああー(笑)」

 むしろ「踏まれたり蹴られたり」と言うべきか。

美 森「候文ってのがあるだろ。」
らむだ「あ、昔の手紙なんかで使ってたやつか。」
美 森「早漏文ってのはどうだ。」
らむだ「あー。」

 というわけで、大石内蔵助の手紙を元ネタに試してみる。

「比の間電話御不音に罷過ぎ早漏処御メール拝見いたし早漏、注文の成年漫画御送付の事珍重に存じ奉り早漏。代金引換を以て御礼申し述ぶべく早漏処懐不如意に御座早漏。宅急便の御荷物引き取り不能にて早漏故、今宵仕儀無く拙宅備えの既刊本にて手淫仕り早漏。内山亜紀執筆にて早漏恋する妖精、黴臭夙に漂い早漏えども版型価格昭和の末を刻印し早漏えば旧恩さえ感じ奉り早漏。何かと幼女多く持久申すまじく早漏事御免下さるべく早漏。」

 いったい誰宛の妄言なのか。
2004年11月2日(火) 亞里亞誕生日
 大昔。カイバー峠を越えてインドに侵入した亞里亞人は、この制服地に様々なものを移入しました。その1つがカースト制度です。この厳格な身分制度では、人間は大きく4つの身分に区分されます。

 ありあちゃん:最高支配者。その意思は全て世界に反映される。「妹」とも翻訳される。
 にぃやぁ:最高支配者の意思を実現する。「にいやさま」とも訳される。
 じいや:最高支配者の身辺の世話をする。ときどき身分名称を変えようとする。
 やーまだ:それ以外の人間全部。

 他の妹達は、じいやとほぼ同等なのかな。
2004年11月3日(水) ぱやっぱっぱっぱぱー
 NHK教育番組『アート探検隊 世界で一番キレイなもの』というのをたまたま見てたら奥村夏未ちゃんかわいい。黄金比とかを子供向けに解説するという内容だったのですが、その中でアニプリのBGMを使いまくり。ぱやや〜んな雰囲気に笑いつつ眺めていたら。
 港に着いた子供達が遠くの島を見やる。
 そこにボート到着。
 漁師じいや降り立つ。
 そこに再びアニプリBGM。
 いやもう大笑い。製作スタッフにファンがいるんじゃないかこれ。じいやの正体は貝井春治郎という漁師&画家の方で、きっと画家の格好をしたら航をだませるに違いありません。
2004年11月4日(木) 祝福
 亞里亞お誕生日のリンク集は『BRAINSTORM』さんより。Zoroさんとこのシスター亞里亞や、氷室さんとこの猫耳モード亞里亞とか、ONAさんとこのおうまさん亞里亞とか、各所で素敵亞里亞がいっぱいなのですが。
 Mヲさんのお祝い絵にはやられました。さらにそのGIFアニメなんて思わず泣けます。やばい。この妹達を見つめる視線は、兄のものか、それともじいやさんか。

 「わたくしりつねおしすがくえん」。萌え。用務員に雇って下さい。

 下宿の近くに馴染みの定食屋があったのですが。どうもそこのご夫婦に不幸があったみたいで、こないだは既に店頭に「新店舗入居募集」の貼り紙がありました。もうあそこの御飯を食べられない。人生は御飯との出会いと別れ。
 それにしても、この場所に住み着いてからというもの、近所から消えていった飯処は中華3カレー1和風2。代わりに3軒できたとはいえ、だんだんに補給線が危うくなってきています。
2004年11月5日(金) ないしょ感想とか
 どれみないしょ第3話。つまりは水着話。あいこがカナヅチであるということを、なぜこの5年生になるまで誰も知らなかったのか、という問題。そして、これに先立つ本編の2年間でなぜ水泳の授業が描かれなかった(水着姿が登場しなかった)のか、という問題。これらの素直な疑問に答える背景事情ではありましたが、いやそれでも市民プールとかに代替授業で行くのでは、といくぶん疑問の余地。しかしそんなものを吹き飛ばす5人の水着姿。びば。話の展開は、あいこのまさに竹を割ったような性格で終始しました。あと、はずきの眼鏡を外した横顔とか。それにしてもみんな、胸が全くないですね。それはそれで!

 もう少し真面目な感想。
 カナヅチなのに水泳大会で頑張らねばならん、というのは身から出た錆にしても厳しいもので。ぼくも長らく泳げない人間だったので、そのへんの気持ちはたまらなく分かります。クロールは未だにできない(息継ぎが難関)のですが、高校生になって平泳ぎでやっと25メートル泳げたときの喜びは今でも忘れられません。あのときは、全員参加の遠泳のために絶対に泳げねば、と必死だったし。あいちゃんがどこまでも前向きに猛特訓する姿は、だから心から応援したくなったのでした。
 同じような感覚は、アニプリ第10話の航にも抱いたところであり。彼は犬かきだったけど、それを笑うことはぼくにはできません。どんな泳法でも初めて泳げたときの喜びは言葉にできないもので、夕方になってもまだプールで犬かきしている航は、きっとそれほどに体が止まらなかったのだと思います。その泳ぎ方は衛が思い描いていた(そして練習させていた)それとはずいぶん違っていたとしても、体が動いてしまうという最重要点で兄と妹は一致できた。いつまでも泳いでいる航を見つめて、衛はこの「夏」が終わるという寂しさとともに、幸せを掴んでいました。
 あいちゃんは結局10メートルばかりしか泳げるようにならなかったけど、それでも水に入ることを楽しめるようになったのは、みんなと一緒にいられる世界がぐんと広がったということで。最後に飛び込むときの笑顔も、写真の中のそれも、友人達と一緒のこの場所で、気持ちのあちこちを分かち合っています。

 ところで、あいちゃんが水を怖がるようになった原因が、幼いころ親父に風呂に沈められた経験だった、というのも……じつに共感できてしまう罠。ぼくも幼児期に風呂やプールで溺れかけたのでした。
2004年11月6日(土) どてらまん
 うちの下宿部屋のこたつは、もう3年ばかり前から暖房に用いられていません。スイッチは入るのですが、温度調整ツマミが駄目になっており、あむないのでコンセントを抜いてあるのです。毎年この季節になると、ああやっぱりこたつが欲しいなあ、と思うのですが、生来ものぐさなもので、修理にも出さず買い換えもせず、今年もこのままいくのでしょう。さすがに寒いのでお尻の下に座布団や廃物寸前の毛布を敷き、布団のかかっていないこたつに向かう冬の夜。
 なにやら膝元の風通しが良すぎに見えますが、どっこいそこにはシスプリ関連の本が積み重ねられていて、考察の手直しなどをしながら手を伸ばして資料を探せば、妹達の温もりを指先に感じてほっと安らぐのでした。

 こたつといえば赤外線。でふと思いついたのですが、可視光線をはさんで赤外線と紫外線があるように、同年齢をはさんで年下線と年上線があったりしませんか。例えばぼくの視覚能力では、年上線は感知できません。つか、年上線にあたりすぎると縮んでしまいます。この一方で年下線にあたるとむくむく増殖。
2004年11月7日(日) 野球とか
 プリキュアはお休みでした。おのれ駅伝。
 先週の亮太おつかい話って、無印どれみのぽっぷおつかい話とほとんど同じ展開でしたね。弟(妹)が単身おつかいに出るのを、姉が友人と追跡してこっそりフォローに苦労する。夜、おつかいできたことを自慢する弟(妹)を横目にふてくされる姉は、母(父)の目配せで報われる、と。プリキュアでは、弟も姉にお礼を言ってるあたりがやや違いますけれど。

 パリーグのプレーオフについて。将棋の棋王戦(決勝3戦、うち敗者復活組は2連勝が条件)を参考にして、リーグ2位と3位はそれと同じ方法で。その勝者と1位の戦いは、全5試合のうちリーグ1位チームは2勝で勝ち抜け。というのは駄目でしょうか。

 そいえば一場選手の楽天イーグルス入りが決まったそうで。なんだかんだあっても野球を続けられる模様。このさいついでに、法に触れた選手をこのチームに集めてしまうのはどうか。エースは中山、4番は小久保。ネタ満載のチームが目指すは千葉パイレーツ。成金オーナーが念願かなって設立したものの、破算したのちは農協ギャグチームに変貌という、まるで予言書のような漫画でした。

 ぐぐるの罠。
 「毎日新聞」でぐぐると、「もしかして:読売新聞」。
 「読売新聞」でぐぐると、「もしかして:朝日新聞」。
 「朝日新聞」でぐぐると、「もしかして:」が出ない。
 よって、朝日>読売>毎日。
2004年11月8日(月) つかさちゃん
 びわ湖わんわん王国なくなっちゃう。利休さんたちと遊びに行った場所なのですが、あー。この夏の酷暑にぐったりしていた犬たちが思い出されます。あとちっちゃいこ。犬の氷像を作ってたおじさんたちはどうなってしまうのかなあ。
 次はにゃんにゃん帝国を。

 昔懐かし、NHK『連想ゲーム』の「わんわんにゃんにゃんコーナー」。「わんわん」などの繰り返し言葉を連想して当てるコーナーです。大和田獏さん壇ふみさん、大和田さんから。
  男「マルチ」「ふきふき」「その通りっ」(拍手)
  女「ポテト」「ぴこぴこ」「はい正解」(拍手)
  男「長森」「だよもん、あーっ違う!?」(ぴんこーん)
  女「浩平(笑)」「ばかばか(笑)」「そうです!」(拍手&笑)

 ここで女性チームがリードです、さあ男性チームの巻き返しなるか。

  女「雛子」「クシシシ」(ぴんこーん&笑)
  男「あくび」「え……? ふわーふわー」(ぴんこーん)
  女「えー、夜更け」「……うとうと?」(ぴんこーん)
  男「んーと、貧乳の逆」「えー!? ……あ、ネムネム!」「そう!」(笑)

 いまのヒントはルール違反ですので、得点を半分にします。

  男「あやうく巨乳って答えそうになりましたよ(笑)」

 −しばらくおまちください−
2004年11月9日(火) 双恋とか
 掲示板で質問をいただきましたが、この日記でアニメ『双恋』に何の言及もないのは、ぼくが放送圏外に住んでいるからです。アニプリもリピュアも本放送では見られなかったのですよー(その節は皆様、実況や録画等お世話になりました)。おまけに雑誌連載もほとんど追いかけてないので、企画そのものについて無知なのでした。冷たいといえば冷たい態度かも。
 各所のキャプ画面を拝見するに、とりあえず

(1)画質は個人的に問題なし
(2)双子の区別がつかない
(3)脇役がうざいらしい
(4)メインキャラがみんな吉田に見える

といった印象。ささきむつみ氏の描くキャラに、じつはあまり興味を持てないのです。なんでだろう。あ、雛菊姉妹は別です(駄目)。たぶん、アニメとして動いてるとこを見れば、案外親しめそうでもありますが。主人公の名前が「二見望」というのもシャレが効いてますけど、声優が二又一成氏だったらもっとよかったにゃ。

 確か電撃G'sマガジンの高野編集長は、『双恋』では「古典的ラブコメという王道に戻」ると語っていましたが、原作とアニメとの関係はどのような状態にあるのかな(『フタコイ』というもう一つのアニメ作品も予定されているみたいですけど)。あらすじを見る限りでは、困ったことに、普通に見られそうなお話です。
 いちおう今後の展開予想として、双子のそれぞれへの想いに引き裂かれる主人公が、ある日目覚めたらほんとに引き裂かれて2人になっていた、とっぺんぱらり。というのはいかがでしょう。あるいは、生き別れの双子の弟が登場するとか。その弟は双子塚の下に埋まってるとか。
2004年11月10日(水) だ、だーれー
 昨日の分裂増殖話について。
 「九百人のお兄ちゃん」でしょうか。あと『ブレーメン5』はぼくも好きです、スペオペというジャンルそのものが好きなのかもしれませんけど。
 溶けていく主体というか。ゲーム版のプレイヤーは、まさしくそんな感じで溶けていくのだと思います。富士見ロマン文庫の『白い獣』のラストを思い出したりも(ロボトミーものではありましたが)。
2004年11月11日(木) 2軍は冷戦構造
 馬鹿話。

らむだ「ついにプロ野球も解体ですかねえ。」
美 森「まあ、どうでもいいけどな。」
らむだ「このさい、別の2リーグ制を新設したらどうか。
    その名も、ウ・リーグとサ・リーグ。」
美 森「うわ、右と左か(笑)」
らむだ「サ・リーグには、社民党とか、共産党とか、日教組とか、」
美 森「連合とか、日本赤軍とか、革マルとか、」
らむだ「や、やばすぎなのも混じってますね。」
美 森「ユニフォームはヘルメットとマスク。バットはゲバ棒。」
らむだ「なんか、ベンチ裏で総括されそうだ。」
美 森「ウ・リーグは?」
らむだ「日本船舶振興会とか、読売新聞とか、」
美 森「そのまま『巨人軍』か(笑)あと、東京都。」
らむだ「ああー(笑)」

 日本シリーズで国政を決定します。つか天覧試合が危険。
2004年11月12日(金) ゆめみるぞ
らむだ「こないだ、寝覚める寸前になあ。」
美 森「どうした。」
らむだ「敷き布団をめくったら、小さい虫がわらわらかけずり回ってる、
    という夢を見て嫌になった。」
美 森「それ、正夢。さっそくめくってみろ。」
らむだ「えー。」

 実際に風呂場はそんな具合なので、怖くて布団めくれません。
2004年11月13日(土) ふろあがり
 風邪だけど、明日仕事なので入浴。冷めないうちに乾かそうと思ってパンツの中にドライヤーをつっこんでみたら、ちんちんのさきっちょを焦がしてしまいました。
2004年11月14日(日) 百合とか
 デカレンジャー。「あの二人、恋人みたいですね。」あー、ついに女性カップルが公認に。

 プリキュア。担任教師の結婚式に酔いしれる女の子学級のさまを存分に見よ。これまでに登場した脇役の女子たちもちゃんとそれぞれの役割を果たしていて、どれみたちのクラスをほんのり思い起こしたり。ほのかも見事にいいんちょ。ところで、なぎさたちと一緒に食べなかった時期には、お昼はどうしてたんでしたっけ。女の子の憧れの力で、敵をポルンなしで撃破。ラブラブファイヤーでした。最後に先生が投げたブーケを取ってしまいそうな教頭を、校長が「だめですっ」と制したのは隠れたファインプレー。そのブーケを受けとめた兄は、3人いるうちの咲耶にこれを手渡し、見つめる可憐の笑顔たるや。

 ゆえあって、森嶋プチ氏のリピュア漫画を繰り返し読んでます。これけっこういい作品ではないのか。
2004年11月15日(月) はなじゅるり
 風邪で頭痛&お腹詰まったり弛んだり。ぐわー。ぐるぐる夢の中、延々と曲芸的に自転車を漕いでいく。小中高大のそれぞれの時期の級友(決して親しくない者も)が登場してなぜか海へ。あのまま泳いでいったらそのまままた来世だったかもしれません。
 夢で海を見ることがそもそも珍しくて、よく行く場所は古本屋だの田舎道だの。学生の頃の思い出がそれらにちりばめられていて、でも必ずといっていいほどに他人が出てきませんでした。
 で、お腹が詰まってどうにもならなくなったため、ヤケになって油まみれな御飯を山盛り食べたら、一気に解決。幸い成功したものの、二度と試す気になれません。

 ずいぶん前に『ランス6』とか遊んでたわけですが。ランスシリーズのTRPGルールってどこかにないものですか、といつも思います。元々の設定では、キャンペーンが終わるたびにレベルが戻る仕掛けなので、人間関係などの「財産」をどう活かすかがマスターの腕の見せ所。あとサテラ。

 こないだ、実妹の名前そのままなキャラが登場する兄妹もの漫画を発見しました。何というか、やりとげた気分。可憐、分かってくれるよね。
2004年11月16日(火) おでんたべたい
 デンセンさんのとこの『がらがら(仮)』シリーズを読んでたら、風邪がだいぶ治りました。

 それでも大事をとって早めに帰宅したところ、リビングの床の上、瑞佳の頭が伏せっている。すわ風邪をうつしたか救急車かと慌てて駆け寄ると、うつぶせになった妻が雛子ちゃんに足の裏を踏んでもらっているだけだと分かる。おかえりー、あーそのへん、と微妙な鼻声を聞けば、色っぽさもぎりぎり5割。なんだいおばさんくさい、と笑って鞄を投げ出すと、瑞佳の向こうから「おかえりなさいー」とくぐもった声。

 可憐、お前もか。

 スウェットに着替えた姿で、妻の横に寝ころぶ妹。寒くなってきたので足が余計にむくむ、それはまあ分かる。しかし、こうして並んでごろごろしている姿というのは、どうにもみっともなくはありませんかあなたたち。いうなれば水揚げ。

「あー、ひどいこと言ってるよー」

 お前ら、すっかりおばさんだなあ。

「お兄ちゃんだって、おじさんのくせに」

 ……あ、そうか。

 納得ついでにこちらも横になり、腰のあたりに娘を乗せる。はしゃいで飛び跳ねようとする未来を抑えつつ、上へ下へと足指ぐりぐり。そのうち可憐の手招きで、未来はそっちに移ってしまうのだけれど、ホットカーペットの温もりが全身にじわっと染みこんできて、口から空気を抜きながら深く深く沈んでいく。

 雛子ちゃんがスカートばきだったことに気づいたのは、夕飯を終えた後のことでした。
2004年11月17日(水) 大陸の右脇腹
 粋な元総統。もっぱら漢塾塾長・江田島平八ではないかとの噂ですが、あの漫画の第1話では零戦飛んでたりするんですけどー。台湾軍の訓練に旧日本軍人が寄与してるから、歴史的には問題ないのか。
 いや、もしかしたらコスプレネタは外道校長・東堂源三郎かも。台湾も日本漫画・アニメ文化圏内ですから、やがてはネコミミモードの総統が出現たりして。

 あと枢斬暗屯子がいません。立小便乙女の純愛(ニカッ)。
2004年11月18日(木) 1週間ぶり
 それにしても、プリキュアCMの子役が可愛い。

美 森「だが、その子達もやがて松本引っ越しセンターの子のように……」
らむだ「ひっ……ち、違うもん! この子達はずっとこのまんまだもん!」
美 森「いや、時の流れは残酷なものだぞ」
らむだ「あーおへそおへそー(逃避)」
2004年11月19日(金) じゃすてぃ
 しずしずと冬到来。秋はどこにいたのか。春美120%(意味不明)。いや、岡崎つぐお好きだったんですよ。

 クリスマスに向けて、自分へのプレゼントを何にするか考える。そこ、寂しいとか言わない。要するに、まとまった金額の無駄遣いに言い訳したいだけなのですが、今年は「冬コミ用の考察本再版」で決定しそう。印刷部数などはまだ微妙に悩んでます。
2004年11月20日(土) 石炭
 それは黒いダイヤモンド。ということで、浦和レッズ優勝っ。おめでとうございます。
 レッズが最下位近辺を彷徨っていたその昔、浦和のとあるファストフードでは、「レッズが勝利したらサービス」というまことに不届き千万なキャンペーンを開いていたものでした。結局シリーズ中に3回ぐらいしかサービスチャンスがなかったのでさらに涙。そんな不遇の時代を抜けてついにこのときがやって参りました、横浜ともいい試合を期待してます。

 レッズが優勝して大喜びしてる子供の姿を見ると、ほのぼのすると同時に「キミの年齢ではあの屈辱の日々を知らないくせに」とつい屈折したりして。そんな漫画を番外地貢が描いてたなあ。あれは阪神優勝のときでしたけど。
2004年11月21日(日) 計画的
 プリキュア。お友達に来てもらえば、という祖母の勧めに、にっこり笑顔のほのか。その言葉を待っていた、というところでしょうか。シホ達も来てしまったのは予定外というかなぎさったら困ったさんというか。
 いや、ほのかにこれだけの友達が増えたわけです(部長とは前からのつきあいにしても)。そして、こんなときに「先方の迷惑」などとためらわずに招くことができるなぎさという親友は、ほのかが心に秘め続けているキリヤの影をちゃんと受け止めてくれるわけで。ひとつのベッドに入りながら。ってええーっ!? 瞬時に脳内ふぃーばー突入ぴららららぴらららら。
 最後はやっぱり手を繋いで寝てるし。祖母ならずともあらまあうふふ。なぎさの寝相の悪さが寝返りにまで及んでいなかったのは残念でした。放送延長も決まったし、来年だ来年。
2004年11月22日(月) やっしょまかしょ
 『ドラえもん』メインキャラの声優が替わるそうで。
 幼稚園に行く直前、「はぁドラドラ」というTV主題歌を聴いていたぼくとしては、あの作品は6巻できちんと終わっているので、いつまでも続くことの方がどうかなー、とは思います。でもまあ、全員2代目というのは面白い状況下も。さっそく理想的・ネタ的後継者があれこれ挙げられてますが、
  ドラえもん:神崎ちろ
  のび太:水樹奈々
  ジャイアン:望月久代
  スネ夫:半場友恵
  しずか:桑谷夏子
  ドラミ:川澄綾子
  小池さん:山口勝平
でいかがでしょう。

美 森「ジャイアンリサイタルはみなみお姉さんだろう」
らむだ「あー。」

 ぴっちの誰かでもよさげです。
2004年11月23日(火) 兄妹拳
 とらさんから反応いただく。うは、兄妹同系統ですか(笑)。フィクションの同名キャラに萎えるか萌えるかが勝負だとしても、えろ系はなかなか。

 がんすり第4巻読む。ぼくもリコにちんちんはありだと思いました。っていきなり。「クラエス、今日はちんちんを付けてみよう」釣り針がフクロに引っかかって、涙があふれそうなのに泣けません(感想文は明後日まで)。
 ええと、にも書いた文章が、今でもほとんどそのまま適用できそう。地獄の底に投げ込まれるあたりも。
 リコって、事件までは普通に生きていた(と思しき)ヘンリエッタなどとは違って、生きることそのものが彼女にとって奇跡のように与えられた贈り物。だから逆に、リコがそれ以上の何かを求め始めたとき、ジャンはそれに向き合うことができるかどうか分からない。

 漫画と一緒に、BUMP OF CHICKENのアルバムも届きました。じつはこの人達の歌声を初めて聴くのです。
2004年11月24日(水) プロトドラえもん
 やっぱりドラえもん:ちろが合いますか。他のはほとんどネタでしたが、これだけは教育テレビなど見ててもよさげに思います。あと、神崎ちろさんの声は独特の味わいがあるので、長いこと声優を続けてくれたらいいな、とも。

 薫さんの『スレイヤーズ』話に関係してるようでしてない話。ぼくは和製ファンタジーというか『ロードス島』や『スレイヤーズ』を読まず嫌いしてきており、その延長でライトノベルも避けてきました。いわゆる古典ファンタジーやSFへのコンプレックスがそうさせたものと考えてますが、そのわりにはハヤカワFTのザンスシリーズやベルガリアードなどは読んでたり。翻訳物なら最近のでもいい、というあたりは岩波コンプレックスというべきか。こういう傾向って、特定世代に見いだせるものなんですかね。
 なお、ゲームブックやTRPGも初期のブームの頃のまま脳内が止まってます。
2004年11月25日(木) ぐずぐず
 風邪、絶賛ぶりかえし中。
 体の中にかぜたんがいて、いっぱいふえて、わーとかにゃーとかいいながらのどのおくをちくちくしてる、という妄想でしのごうかと思いましたが、抵抗力がますます無くなりそうなので止めました。
 体の中にかぜぐすりたんが(以下略)
 おびえるかぜぐすりたんを剥いて口の中に(以下略)
 おびえるざやくたんを(以下略)
2004年11月26日(金) もう一度、あのそら
 届いたCD聴きながら、「S」を口ずさんでみる。いや、音痴のうえ風邪で喉がガラガラなので、そのフリをするだけですが。
 放りっぱなしに思えたあの結末が、登場人物の全てを収束させながら、もう一度目の前に蘇る。そんな感情がわき上がってくる。久々に震える。

 音楽で震える、というのは、元々その方面に弱いぼくにはあまりないことで。最近だと、他にはアニメ版『D.C.』オープニングの冒頭を思い出したとき。アニプリでもそうだったけど、不意に背筋がぞわわっとするのです。はじまりとおわりをあわせもった物語へのかなしい悦び。

 しかしこの日から3日後までは、もっぱら悪寒に襲われてた罠。今度の風邪が一番酷いー。
2004年11月27日(土) げほげほ
 風邪に倒れたこの土曜日。
 問題は、考察本の再版が無事なるかということです。再版というより改訂新版というべきなのに、新規分のテキストがまだ書けてないのです。やばいです。

 ともかく、体調が戻らないと何もできないので、鉄と亜鉛の錠剤その他を飲んでます。なぜそんなサプリメントかというと、昔立ち読みした柘植サバイバル本の中で、この2種類の錠剤で風邪は治る、と書いてあったからです。医学的にどうかは知らず、取り急ぎプラシーボ期待。そんな自覚的なプラシーボがありますか。

 頭痛と吐き気にさいなまされながら、ああこないだのプリキュアでほのかは布団を干してたし、確か夜の場面の冒頭で畳んだままの布団がちらっと映っていたけど、あれはつまりほのかは普通に別々の布団で寝ようとしていたのに、なぎさが「友達の家にお泊まりなら一緒に寝る」という公式にのっとってほのかの寝床になだれ込んだのかなー。それともなぎさがラクロス仲間の家に泊まったときにそうやって一つの布団で寝たことを夕飯時に知ったほのかが、なら私もと発憤したのかなー。などと思いは千々に乱れる。
 こんなことで悩んでいる場合ではない、いやこれこそ悩むべき問題ではないのか、と煩悶するうちに再びぐったり寝入る。
 夢の中で、常磐線らしき列車に乗り、どこぞの中途半端な駅で降り、レシートっぽい「お米引換券」を手にバスに乗る。どこまでいっても引き替え場所に着かず、いつの間にか元の駅に戻ってしまっている。分析したくないし、しなくてもだいたい見当のつく内容。そして夢の中でふと、「これずいぶん前にも来た」とげんなり。同じルートを辿ったのは何度目なのかしら。
2004年11月28日(日) おえ
 美森氏より、よき後継者を得たり。いや、なんなんだこの事件。

 まだ厳しい体調ながら、校正作業。

 プリキュア(見る体力はあるのか)。いつか、先輩の引退試合が描かれるときがくるのかな。あ、来年はなぎさのそれだ。
 いずみのさんの予想を読んで、ぼくも考えてみる。
 「主役は3人以上の複数人、でも同時に変身できるのはふたりまで。
  敵はプリキュアの正体を知らないのだが、なぎさ達が怪しいとは睨んでいる。
  で、なぎさ達が捕まるときは、別の者達がプリキュアとして登場、
  こうして正体がばれないままに戦いは続く。」

 ……これって『けっこう仮面』ですね。
2004年11月29日(月) 熱ひいた
 ゴジラも酷いみたいで。デビルマン、ゴジラ、次は……あわわ。あれだ厄払いとして、逆にこういった致命的な映画作品をノベライズしたり漫画化したりというのはいかがでしょう。なお、これでゴジラが本当に終わってしまうかどうかは、今後「ごじらたん」が登場するか否かで決まります。優は元気だよー。

 『パンジーSEED』で花穂ガンダム、とかふと。コロニーがお花でいっぱいになっちゃうよぉ。でもラクスたちはもともと頭に花が咲いてる人なので問題なしです。あははうふふ。Destinyは咲耶か千影か。

 そんなおつむで突貫作業に吶喊。
2004年11月30日(火) せーふかも
 本日締め切りのアニプリ考察本再版原稿提出、なんとかぎりぎり間に合いました。たぶん。近々、宣伝ページも更新する予定です。
 夏からずっとシスプリまわりで下り坂だったのですが、間際でようやくあのときの激情が蘇ってきたみたい。この勢いで、次はシュヴェスターだ。おー。

 他にもお返事せねばメールや更新せねばコンテンツなど溜めてまして、いつもながらすみません。

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