日記
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2004年6月1日(火) もう一度点検せよ
 下宿に光回線が通じて、ずいぶんと便利になっていたのですが。以前なら電話代滞納の結果、回線が閉じていましたが、これからは家賃滞納の結果として回線が不通になるのかどうか。
 結論が不明なまま、今月の家賃を滞納しつつ月末に至った昨日、帰宅後に確認すると見事に繋がらず。こうして家賃とネットの連動スイッチがオンになったのでした。
 と思っていたら、実はたんなるネットワークトラブルの影響だったことが後に判明。だまされた。慌てて入金した滞納分家賃返せ(払うのが当然です)。

 子どもが子どもを殺す。小6の頃を思い出す。そりゃもう、なんでこんな奴がこの世にいるんだ、とか真剣だったりするわけですよ。だけど。

 明後日には考察公開できそう。6月に入ってしまいましたが。
2004年6月2日(水) 夏は近い
 ONAさん(6/2分)、企画名称案を参考にしていただきありがとうございます。そして早速、可憐ですか(笑)。

 やりませんっ。薔薇キュアですか。

 それより何より、アニプリ考察同人誌をようやく作る気に。旬はとっくに過ぎている風味ですけど、自分のシスプリ愛をひとまず本というかたちにまとめておきたいのです。
 装丁は基本的に地味にしようと考えてます(文字ばかりなので)が、栗本規司さんにいただいたアニプリ可憐絵の転載を許していただく、というのもひそかに考えてたり(身勝手)。
2004年6月3日(木) 考察書き上がり
 というわけで、『シスター・プリンセス・メーカー』における妹の可能性(4)、ようやっと掲載しました。5月に何も長文アップできなかったのは今年が初めてですよ、とほほ。
 今回分で、4部にわたる「St.Valentine's stories」参加作品考察も終了。これまでも色々主観的なことも記してきましたが、今回はとくに最後ということで、「おわりに」にてあれこれ綴っております。詳細はそちらで、ということで、あらためて。
 クリエイターの皆様、企画者の皆様、いい作品と企画をありがとうございました。目一杯楽しませていただきました。

 さて、それでは続きまして、マリみて関係の文章やくらなどの感想を書いて、そしてシュヴェスターに、アニプリ考察本の作業。…終わるのかしら。
2004年6月4日(金) 皮算にょう
 『■ちぇき。■』さん『カトゆー家断絶』さん(6/4分)、やおろずさん(6/3分)、貴也さん(6/3分)、よつばねぎさん(6/4分)、考察の紹介ありがとうございます。

 Zoroさん(6/3分)どもです。考察同人誌、夏コミには間に合うようにしたいです。
 とりあえず、アニプリ考察テキストをB5サイズでまとめてみるテスト。8ポイント、52字×55行という書式で、補論まであわせて230ページ。むむ。リピュア考察まで含めれば330ページ。むむむ。原稿用紙で2400枚相当、我ながらよく書いた&馬鹿だ。これに若干のおまけ(解説、索引など)をつけて、350ページ程度でどないでしょうか。
 しかし値段は勉強するとしても、コミケで買うには重たすぎるような。今のところ、郵送による頒布も考えてますが、買ってくださるという方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。前に、幾人かの方々からご厚意を頂戴しましたが、その方々の分は取り置き確定。そのうえで、50部も刷れば十分余りそう。

 「web拍手」というものがありますが、「web踏みつけ」とかないのかな。罵倒コメントとともに、ハイヒールがぐりぐりと。

 あの夏
2004年6月5日(土) 一休み
 うさだるまさん(6/3分)、ユーマさん(6/4分)、東雲大尉さん(6/5分)、星倫吾さん6/5分)、考察の紹介ありがとうございます。
 「信仰」というものの扱いはご指摘の通り難しいわけで、シスプリらしい曖昧さに留めていくのが一番いいとは思います。
2004年6月6日(日) ばすぼーのるまんぢー
 26さん(6/4分)、不二さん(6/5分)、天煌純一さん(6/5分)、御児勇馬さん(6/4分)、のあらさん(6/4分)、考察の紹介ありがとうございました。

 シスプリメ考察も一段落ということで、その間に各所で公開されたネオシス創作を拝読。例えば乃彩ちゃんキャラコレ第1話。特技=兄との固有の絆のなれそめと、その延長にあるいまの妹の想いが優しく描かれています。他の方々の作品も、シスプリメ作品リンクからジャンプするなどして読みまくりです。

 秋ヶ瀬さんからメールにて、イラスト考察についての大きなヒントを頂戴する。思わず膝をうちました。ありがとうございました、編集作業と並行して少しずつ書き進めていきます。

 その同人誌編集、図表を描き直す手間でえらい往生しています。誰だ、あんなに作ったのは(自分です)などと一人ツッコミする余裕もなく、第3話分考察で既にぐったり。それって一番初めのでは。
 図表はおいといて、第20話分までチェック。文章は微修正のみ。例えば、千影の台詞に3点リーダを4つ正しく付け直したり。文中リンクの一部は脚注に置き換える。2段組にしようかと思いつつ、キャラの台詞や図表がうまくはまりそうにないので今のところ断念。全体構成は、一応は2作品分一括を前提にして、
  表紙
  はじめに
  目次
  第1部 アニプリ考察
       考察時点での状況説明
       考察 序論〜結論、補論1〜3
  第2部 リピュア考察
       考察時点での状況説明
       考察1〜8、補論1
  あとがき
  解説
  参考文献・サイト一覧
  索引
  奥付
という感じ。「解説」をどなたにお願いするかは謎です。しかし、やっぱり2分冊の方がいいのかなあ。でも、その方が結局高くつきそうだし…。持ち運ぶには軽い方が絶対いいわけですけど。
 あと、紙面がすごい殺風景です。どなたかカットを描いていただけるなら、もう平伏いたします。

 とらさんから、『ブラックエンジェルス』第1話について。懐かしいどころか、鮮明に覚えていますとも。あの女性、非道な刑事の犠牲になるんですよね。で、その兄がついに我慢の限界で刑事に襲いかかり、返り討ちに合う、という。その後でこの刑事が当然、主人公の手で処刑されるわけですが、あれも(いやな話でしたが)兄妹物と言えばそうでした。
 ちなみに当時のぼくは省略された場面を想像して、ちんちんかちかち(最悪)。ド外道とはぼくのことでした。

 プリキュア感想は追記予定。
2004年6月7日(月) いつの日記か
 延々と日記更新せずにきております、ごめんなさい。考察本の編集に追われています。
 重複箇所の削除などのほか、大きい修正予定箇所は次の通り。

・「あとがき」(「おわりに」の方がいいのか)を書く。
・アニプリ考察補論2で、山田の第3話での行動について加筆修正する。
・リピュア考察7と8をつないでBパート分を1つにするため、まとめ部分を修正する。

 目次や索引も可能なだけ作成して、ただいま335ページなり。
 ところで、解説はいつごろ書き上がりますでしょうか>某氏。
2004年6月8日(火) 魔・どーる
 仕事の面倒をみている新人の顔が、誰かに似ているなーとずっと思っていたのですが。
 とあるプレゼンのとき、「ああ、オリエント工業のあの人形だ」と気づいて、思わず声を上げそうになりました。
2004年6月9日(水) 締め切りけてい
 ここのところ、日記を更新する前に、編集作業中に寝落ちしてばかり。いけませぬ。
 その編集ですが、脚注をつけたり、文章をいじったり。ページを無理に減らす必要はもはやない(開き直り)ので、気が楽です。
 考察本について印刷屋さんに相談。B5版、360ページ、表紙か口絵カラー、厚さ18mm、一応50部予定。締め切りは7月7日、実質的には今月いっぱいというところ。さあて、がんばるぞー。

 長崎の加害女子、アイスピック使用も検討…。ぼくも黒可憐ネタでよく用いているアニプリ由来の道具ですが、凶器は凶器だよなあ。なお、考察を書き換えることはしません。それが凶器であることも、『マジカルヒナ』で既に示してあります。

 『The ガッツ!』アニメ化(爆)。り、利休さん!

 前日分までの日記は後で更新します。
2004年6月10日(木) たむい・しんま
 考察本、ヘッダの付け方とかで悩んでいます。あうー。
 Zoroさんのとこもスク水雛子だったりするのに、ぼくはぼくは。モタモタしてると、夏が終わっちゃうよ(by衛)。

 それにしても、自分の文章を自分で何度も読み返していると、もうお腹一杯だと叫びたくなります。タイムマシンがあったら、2年前のぼくを捕まえて「もっと短く書け」と命令するところです。そしてその直後に2年後のぼくが現れて「仕事しろ」と引きずられていくのだった(完)。
2004年6月11日(金) じょんじょん
 おお、いつの間にか次の週に…(17日に書いてます)。ゆんゆんと追いつかねば。

 この日は仕事で終わり。下の者の面倒を見てぐったり。でも、疲れる中に6月特有の高揚感があって、ああまたこの季節に何かできそうなんだなー、と一安心。この春はなかなかこんな波が来なくて、もう駄目かと思っておりました。
 このえねるぎーを仕事にも振り分けないと、やばげ。
2004年6月12日(土) やっつけ
 雑用、一段落。じつは全然片づいていないのだけど、関係者達がそのことに気付いていないので、ごちゃごちゃする前に逃走。人のプレゼンを聞きながら、頭の中は作業予定でいっぱいでした。
2004年6月13日(日) (空欄)
 (プリキュア追記予定)
2004年6月14日(月) 修正32コンボ
ジェリド「YO! YO! カミーユ! お前は俺の…」(爆散)

 鍵ゼータ。訳分かりません。もちろん芽衣はロザミア・バダム。

 逢ちゃんの日記にある「もっと身近な言葉やひとこと」とか、「『できるかぎり』の違いが、何かのひずみを生み出しちゃうかもしれない」こととか。ぼくをこれを思いながら考察を書いたり、日記と考察とを使い分けられないか、と模索したり。
 考察本の編集してて、自分のシスプリを語る言葉がどんどん堅苦しくなってきていないかしら、と悩んだり。
2004年6月15日(火) かうんとだうん
 グインサーガ第95巻。年内に100巻とはいかなそうですけど、待ち遠しいような、グインはどこいった(文章支離滅裂)。あと、「豹頭王の花嫁」がフロリーだったらどうしよう。

 眞深だー(嬉)。
2004年6月16日(水) それは重たく分厚すぎた
 考察本、編集作業継続中。表作成がいいかげん上手くいかないので、いっそ罫線でやっつけよう、と思い立ったらこっちの方がずっと便利でした。えらく時間を無駄にしました、あうー。
 だいたいの修正を終えたので、全ページ試し刷り。B5用紙がみるみる消えていき、最後に溜まった印刷物の厚さは実に30mm。ぎゃわー。片面印刷・表紙等なしでこれですから、両面なら確かに18mmくらいにはなりますね。しかし、校正作業のやる気を出すために印刷したところが、かえってその重さで嫌になるという罠。

 ガルバンだー(6/15分)。
2004年6月17日(木) また更新停滞
 考察本、校正中。終わらない…。そして、本当にあちこちに間違いが見つかる…。台詞の引用を間違えてるってどういうことですか一昨年の自分。作品にきっちりあたっているというのがウリだというのに。
2004年6月18日(金) 移ろい
 実家がしばらく前に店じまいしていた模様。今頃これを伝えられるというのも、自分はずいぶんな息子なのだなあと感慨深いですが、それはこちらに原因があるのでともかく。前からその予定は聞いてましたし。
 まだ記憶もない頃から、父の業務用車に乗せられていたこととか。幼い頃、店先で馬鹿なことをやってたらしいこととか。店の手伝いをし始めた頃のこととか。商う品々を頭でっかちに批判し始めた頃のこととか。売り場を広げたとき、バブルがはじけたとき、近所にコンビニができて客入りががっくり落ちたときのこととか。
 おかげさまで、ここまで育ちました。その育ち方には、我ながら問題おおありではありますが。暮れには帰省して、たぶんガランとしているあの場所を、掃除させてもらいます。
2004年6月19日(土) まこみし
 ガンタンクな方も参加されてるまこみし文庫を、ようやく購入しました。しかし秋の巻だけ入手できず、あうー。内容はこれがもう、真琴と美汐さんへの愛が存分に詰まった創作の数々、しかも春の巻にはカバーの下にまでおまけつき(笑)。同人ってすごい。そして、ある作品を愛するファン同人として、ぼくも同じように胸を張りたい。
2004年6月20日(日) 校正やっと四分の一
 『妹ゲーム大全』買いました。本屋に並んでたので即時。
 本田透氏YU-SHOW氏にと、凄まじい執筆陣です。内容もその通りの質と量。これは妹萌えを探求する者必携書といってよろしいかと思います。ただし、本物の実妹萌えの方は、おそらくこの執筆陣にはいないのかな、とも感じました。業が深いようでも、視線が冷静だったので。

 先日、考察本の表紙絵師に、あまのさんが名乗り出てくださいました。どうかよろしくお願いいたします。
2004年6月21日(月) 時の結び目
 四葉誕生日。『BRAINSTORM』さんにてお祝い補足。Zoroさんトップの「流された三角」絵や、ALINEさん(6/21分)の四葉GIFアニメなど、各所さまざまに楽しませていただきましたが。
 今回はよつばねぎさんのが最強でした。完璧に四葉キャラコレ、そして四葉のあの空虚を埋め合わせる−過去と「いま」とを結びつける−お話です。正直、その構想と表現力に感動しました。
2004年6月22日(火) ぎょえて
 今木さんの日記から、「『ウィルヘルム・マイスター』のミニヨンが萌え泣きっ娘」という話題。『修業時代』はろくすっぽ読んでいないという体たらくですが、手元の本をめくったら、小塩節「ゲーテ『ミニヨン』覚書」(しんせい会編『教養小説の展望と諸相』所収、三修社、1977年)なんてのが出てきました。

「『ミニヨン』とは、十四世紀のフランスの宮廷で、王侯の「稚児」の意味で用いられたフランス語である。これをゲーテが「少年の服をまとった少女」の意味で用いた。そのため、ゲーテ以後はヨーロッパ各国語で、男児名ではなく女性名詞として使われるようになった。」(p.184)

 今の日本で言うと、衛でしょうか。全然違いますか。でも、ミニヨンの一人称は「わたし」じゃなくて「ボク」と訳したいところかも。
 で、ネタバレするとこのミニヨン、実の兄妹の間に生まれた子であり、しかも「ふたなり疑惑」がつきまとっているのですが、これに対して小塩の反論が素直に胸に響きます。

「わたしはむしろ、そういったデモーニッシュなミニヨンなればこそ、きわめて強い、深く女性的な愛がもえたと見たいのである。その意味でわたしはまた、ミニヨンは生涯子供であり続けたのではない、彼女にはWerdenがあったと、つよく言いたいのである。」(p.192)

「与えられた運命のなかで、なおも人間になっていった一少女の歩み」(p.194)

 そう、その歩みを読者に見せつけてこそ。
2004年6月23日(水) 滞納記録
 いま、7月7日です。ここまで日記をためたのは初めてです。で、勢いで現時点まで書きつづる作戦開始。その日に起きたことかどうかさえ不明瞭になりながら。

 6月23日の状態。原稿校正残り、アニプリ序論、第1・2話分、補論2、結論。リピュア考察1の図作成。「おわりに」(「むすびに」か)は手つかず、たぶん締め切り前日の夜に作成。某氏の解説は却下(爆)。代替案は3日以降に。表紙と裏表紙、あまのさんのラフ絵に感激。こちらも完成は3日以降、謹んで待つ。

 要確認。アニプリ第20話で、可憐が咲耶に兄の引き留め役をお願いしたのは何日のことか。もし21日だったのなら、それすなわち咲耶の誕生日。

 予定。360ページ以内、表裏表紙カラー、100部印刷。
2004年6月24日(木) 愛のろりーた
 くらなどの感想が完璧なゆっこさんから、プレゼントをいただく。ありがとうございますー。封筒の中に3冊の本。とりあえず、一番分厚いのから引っ張り出してみる。きっとえろまんがでは…。
 笑林寺炎『LAP☆TOP』でした。初めて見る漫画家の作品。4コマ漫画なのですが、1ページ目から壊れる。おむちゅなちぃちゃい双子。ばんざーいばんざーい。もったいないので少しずつ読むことにする。
 続いて、一番大きい冊子を取る。映画『綿の国星』パンフレット。うひぇーっ(喜悦)。あの作品、もう大好きで大好きで。まさにあんよぷらぷら。冨永みーな。先日たまたま文庫本を再購入しちゃったりしてたので、クリーンヒットでございました。
 落ち着いたあたりで、最後にやはりパンフ的な大きさの、いや若干小さめの冊子をぐいっと。

 『ななこSOS』アニメ化記念同人誌『ななこ賛』(昭和58年)。
 ……ぐはっ(吐血)。
 昭和50年代といえば、吾妻ひでおの黄金時代だったわけで、ぼくも『ふたりと5人』以来の大ファンだったわけですが、この年だともう純文学シリーズも発表されてた頃ですか。懐かしい。『ななこ』は当時は読んでいなかったものの、大学時代に古本屋で全巻見つけ揃えました。それにしても、なにゆえこのような同人誌を所持されていたのでしょうか。さすがはゆっこさん、恐るべし。
 ページを開くと、冒頭のファンコメントがのっけから内山亜紀。わーお。カットの絵柄がまさにこの頃(『あんどろトリオ』末期)のものですね、などと内山評論家きどり。続いて谷口敬、新井素子、と凄まじいラインナップ。さらに谷山浩子、蛭児神建、原良枝などなど。
 古きよき同人誌でした。

 3冊通して、なんとなく懐かしさにひたったりもして。考察編集に追われるところで思わぬ癒し、ゆっこさんに感謝です。
2004年6月25日(金) 負けん気
 いつの間にか羽生が、名人も森内に奪われる事態に。まさに森内捲土重来。

 Zoroさんサイト再開準備中。お体にもお気をつけ下さいませ。

 よつばねぎさんこないだの四葉誕生日話については、自分自身が感動したわけですが。この作品に対する他のファンサイト管理者の方々の反応が、また何とも興味深いものでした。触発されまくり。同じ二次創作者としては、「負けた」というorz感がずんどこなのでしょうかね。などと人ごとのようなぼくもまた、キャラ考察をかたちにするという点では、考察者としての意地をはりたくもなろうというものです。
 そういう気持ちがあるうちは、まだまだいけそう。
2004年6月26日(土) 忘却
 このへん、もう記憶がない。おそらくは考察本の編集、加筆修正などなどにかまけていたに決まってますが、そんなことを書いても仕方がない。でも、翌週の土日に何もできないことがあらかじめ分かっていたので、頑張ったんだよ。
2004年6月27日(日) 踏み台としての死
 プリキュア。キリヤ、おそらく消滅。しかも自分からプリズムストーンを手放して。
 この解決というか結末は、一つの納得しうるものではあるのですけれども。結局、キリヤはおのれの定めを越えることができなかった。姉をプリキュアに倒されたことの恨み節も漏らさずに、ほのかの純粋な気持ちが、つまりその強さと弱さとが分かってしまっているからこそ、何も言えないままに消え去るしかない。キリヤとしては、こうするほかなかったし、それがいまの彼にとってせめてもの納得しうる主体的な行為だった。自滅するという主体性。
 で、それを受けてほのかは涙する。どうにもならなかったことに直面して、自分の気持ちが通じたにもかかわらず大切な友人を救えなかったことに涙する。唐突にやってきた破局は、彼女にきちんと向き合ってくれたキリヤの想いを包み込めないまま、ほのかを独りぼっちにしてしまう。
 で、それを受けてなぎさは。
 二度とこんなことがないように、彼の死を無駄にしないように、と優しく諭す。
 え?
 そうか、なぎさはそういうふうに言えちゃう子だったんだ。
 それは、ほのかに必要な言葉だったかもしれないけど、このとき、あっというまにキリヤは今後の展開のための手段的犠牲として位置づけられてしまった。早っ。今回のウェットなほのかに比べて、なぎさのドライさ加減がはっきり出ていて、ちょっとイメージが変わりました。
2004年6月28日(月) むねもしゅね
 いやもう全然記憶なし。
2004年6月29日(火) あむねしあ
 いやもう全然記憶なし。
 こればっかだといい加減怒られるので、じつに久々に妄言を書き連ねてみる。いつだって妄言ばかりだとか、そういう野暮は無視。

 ほのか下ぼーぼー説について。
 もしもとんでもない水準でぼーぼーであるとすると、例えば、膝枕してもらったときに、ついうかつにうつぶせになっちゃったりすると、下の毛が不意に顔面を襲ってちくちく。ちくちくだけならまだしも、「おわー」などと声を上げようものなら、その開いた口腔に毛がわんさと躍り込む恐怖。古代、楊貴妃は着物の裾からのぞくほどに下の毛が長かったと言われていますが、貴人は指の爪にしても毛にしても伸ばしっぱなし。わたしぱなしのキュアホワイト。剃れよ。いえ、剃らせてくだちい。ふるーつさらだじょりじょり。そしてもずく。閑話休題。口の中に侵入した下の毛は、歯と歯の間にするりと入り込んで歯間をきゅきゅっ。すなわちこれデンタルフロス。ちぢれ具合が歯にびとぅぃーん。歯医者さんが選んだ下の毛です。上野の隣の国は下の毛(失礼)。いや、この文章全体が失礼だ。閑話休題。でもあんまりこれで歯間を磨きすぎると歯茎や唇をずたずたに切り刻んでしまう罠。罠に落ちそう。キッスは毛にして。ひげくじらのひげもあんなふうにちぢれてるのかしら。だったら「ひげ」くじらって呼ばないよね。お母さん、おまたにおひげが生えてるよ。いや前言撤回。命名者は子供心の持ち主なのかもしれません。科学的批判精神発揚。こんなことのために科学は進歩してきたのかと思うとやりきれません。だがそれがいい。つか、それ科学でも何でもない。つまり哲学。フィロソフィアとは、そふぃあたんハァハァという観念論的萌えのきわみなのだー。きわみたんハァハァ。だが下の毛には負ける。下部構造の勝利。頭で考え、下半身で行動する資本主義。妹が頭で兄が下半身です。よく5体合体ロボとかで、腹とか足だけのメカに乗ってるやつがいるけど、その搭乗員も腹だけとか足だけとかだったらすごいね。そして下の毛だけのキャラも存在。1クール目で登場の主役メカは未成年。2クール目から思春期に入って、下の毛メカが新たにドッキング。3クール目にはもう1体の巨大ロボが登場して2体でドッキング。合体技だ、だだっだー。ガ・キーンってすごい作品でした。閑話休題。口の傷がしみたらしみてくと。すなわち尿。ゆばりーひるずこっぷ。コップ1杯の尿。尿作品爆殺。
2004年6月30日(水) 追記
 なぎさが吹き出したぽてちのカスが、ほのかの顔面にくっつきまくり、ほのかがそれをつまんで口に入れるというお茶の間の姿。

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