日記
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2007年6月1日(金) だだだ
 『ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日』第1巻。飛来するアルベルトの小さいシルエット。頭がちゃんとクルクル回転してて、思わず吹き出しました。
 しかしこれ、かつてのOVAシリーズの前編という設定ではないんですかね。セルバンテスを倒したのが太宗ではなくなってますから。えと、ジャイアントロボを大作少年もろとも奪いあう二大組織と、その狭間で正義を実現しようとする第三の集団、という雰囲気でしょうか。しまいには、ジャイアントロボによって二大組織も世界中の軍隊も殲滅して強制的に世界平和とか。ええと、それってガンダム00?
2007年6月2日(土) 多極構造とアニメとか
 思うに、アニメって二項対立や三すくみ程度なら表現できるけど、それ以上の多極構造を描こうとすると、とたんに無理が生じるのかしら。ややこしい関係を示されても、ぼくは視聴者としてついていく自信がありませんが、そもそも映像作品というものは多極構造を扱うのに向いていないのかも。複数チームが登場するスポーツものにしても、部分的には2チームの対決という形式をとります。

 正義のロボットが単体で敵を倒すというのではなく、様々な派閥に属するロボット達がバランス・オブ・パワーで敵を倒すという作品を思いつきましたが、無理ですか。どこかが勢力を伸ばすと、そこ以外のみんなが協力して叩く。悪役を回り持ち。
2007年6月3日(日) ばばあではない
 プリキュア5。かれんの意外な素顔がさらされるの巻。
 増子さんによる追求は相変わらずぬるいのですが、ここまでくるともはや、ほんの一押しがあればほぼ顔バレネタバレで終了ですね。そして急転直下に三枚目へと変貌するかれん様。萌え。
2007年6月4日(月) むぎゅう
 グインサーガ第114巻。あーもう話が進まないー。いや、これはこれで急展開を迎えてはいるのですが、ここまでフロリー中心で進めるのなら、例えばスーティの成長の方向やその契機についても何か具体的に描くとか。そういうバランスは不必要なのでしょうか。グダグダな箇所は半分程度に圧縮してですね。アンダヌスを重しにのっけて。
2007年6月5日(火) 初心忘るる
 唐沢俊一による文章盗用問題。あーあ。大事なことを忘れてしまうと、おたくでなくなっちゃうよ、という話。
2007年6月6日(水) むしろ砂丘で
 馬鹿話。

らむだ「胸の谷間がV字谷かU字谷か、という基準はどうだ。」
美 森「いや、どうだと言われても。懐かしいが。」
らむだ「地理の勉強も意外と役に立つねえ。」
美 森「それじゃ、リアス式なタイプもあるのか。」
らむだ「それは……見たくない……。」
2007年6月7日(木) 眞深ー来訪者
 馬鹿話。

美 森「シューベルトの『魔王』ってあるじゃない。」
らむだ「うん。あの『お父さんお父さん』てやつですか。」
美 森「あれの替え歌で、『お兄ちゃんお兄ちゃん』というのはどうだ。」
らむだ「うわ(笑)でもそれだと、最後に妹が死んじゃうよう……。」
美 森「だったら、こういうシチュならいいだろ。
    通りすがりの女の子を小脇に抱えてかっさらって逃げる途中、『お兄ちゃんお兄ちゃん』と幻聴が。」
らむだ「わー(笑)『あえぐその子をいだきしめ』って、どう見ても犯罪です。」
美 森「んで、背後から迫りくる警察の魔の手が。」
らむだ「ぐは。」

 息絶えぬ。

らむだ「家に戻りついたら、小脇の妹が12人に増えてたってのはどうでしょう。」
美 森「書いとけ。」
2007年6月8日(金) そういやそんな苗字だたか
 馬鹿話。

美 森「農水大臣が自殺したなぁ。」
らむだ「松岡ショックだっけ。」
美 森「それ聞いたとき、『苺ましまろ』の美羽が暴れまわってるんかと思った。」
らむだ「うあ。それってむしろ、まつりちゃんショック。」
2007年6月9日(土) T72神が駆けてくる
 馬鹿話。

美 森「待ってーてごーらーんー。」
らむだ「それ、ハイジのEDだったっけ。」
美 森「そう。」
らむだ「ハイジを待つ場所がゴラン高原だったりしませんか。」
美 森「どこのイスラエル軍だ(笑)。」
2007年6月10日(日) 久々に早朝気象
 電王、いつの間にかライバル出現? でもイマジンとの掛け合いで見事に三枚目。ともかくも、良太郎の成長のきっかけになってますね。

 プリキュア5、うららの家族話。しんみりといい話でしたが、これって母の日前後にやっとくべき話なのでは。いやいいのか、父と祖父への感謝だから父の日仕様なのか。しかし、みんな揃って大食乙女になってしまいました。ダイエット話もいつかやるのかな。
 って、来週もうらら話ですか? あるいは、そう見せかけながら、実はアイドル路線へ着々と。

 料理ノートをコワイナーにされてしまう場面で、『ママトト』のココナ鬼畜ルートを思い出したのはここだけの内緒。
2007年6月11日(月) リプリムきぼんぬ
 長谷川裕一『マップス ネクストシート』第1巻。なるほど「新作」ですかっ。
 今回のポイントは、ヒロインのビメイダーが貧乳であること。前作『マップス』における唯一の瑕瑾をさっそくカバー。あとは長谷川先生が別雑誌で『童羅』みたいな漫画を描き出せば完璧です(違)。
 地球上から消え失せてしまったあの戦いの記憶。この世界がパラレルワールドでないとすれば、本作品でのSF的大技はいったい何なんでしょうか。そして、その謎を解き明かす鍵であるはずの「ネクストシート」とは。ツキメも登場していよいよ読者は、「この読者視点で理解する前作との関連」と、「主人公視点で理解する未知なる作品世界像」とを、重ね合わせながら再び宇宙に飛翔することになります。その二重性こそが、読者にとっての新たな地図(マップス)。
2007年6月12日(火) ライ族とか
 『マップス』といえば、ライ族がたまらなく好きなのですが。「くだらない! 意味がない!」(ダード元気かなあ。)新作では第1話からいきなりライ族全開で最高でした。あれか、あのビメイダーの小さな恋人たちも登場するんだろか。前作最終話でも、少女を肩に座らせるまでに成長した少年の姿がありましたが。
 ライ族の手になるビメイダーということは、リープタイプというよりダードタイプなのですよね。醜く創られたという自己像を突き崩される展開があるのかな。あるいは、もう一つの凶暴な人格が隠されてるとか。
 あ。この地球が存在する銀河系が、じつはブゥアーの記憶を部分的に継承した何者かのイメージというのはどうか。もちろん、全てがサタンの夢であるというデビルマン的展開もありです。
2007年6月13日(水) らいだーとか
 こちらの仮面ライダー二次創作『Hybrid Insector』が面白くて。ってプロの漫画家さんなのですね。雰囲気は平成ライダー、でも登場するのは昭和ライダー。懐かしくて涙が。

 つられてこの作者達による漫画『鉄(くろがね)のラインバレル』第1・2巻読む。いろいろ似ているという前作『無敵番長バクライガ』は未読なので、素直に楽しみました。お話としては王道の、未熟少年成長もの。すなわち逃げないシンジくん。「大事なのは『どうすればいいかじゃない。『僕自身がどうしたいか』だ。』」という言葉はいまのぼくにも向けられたメッセージのごとしですが、実際に問題となるのはその「どうしたいか」が他人にも受け入れられるものかどうかだったり。そこで「何もしない」というのを選ぶのは、SFマガジンの書評「ゼロ年代の想像力」の中でまず批判されていた90年代的態度ですか。ともかくも続きを読もうと思います。
2007年6月14日(木) ぼくらのちきう
 6日の日記について、おどりこさんから「隆起準平原」というネタを掲示板にていただきました。なんてピンポイントな書き逃げ(笑)。
 で、早速ぐぐってみるの巻。つまりその用語を覚えていなかったというぼんくらぶり。いや、調べる前にすでに頭の中は「つるぺたから若干成長しかけ」なイメージがこんこんと湧出してるわけですが。

らむだ「Wikipediaにとりあえずありましたよ。
    おお、『幼年期地形』。そいえばあったあったそういうの。」
美 森「お前が想像してるのとは絶対違うからな。」
らむだ「次は壮年期、老年期……。なんで『少女期地形』がないのかな。」
美 森「あったとしても『少年期』だろう。」
らむだ「『V字谷となり』てのは、ロリ巨乳のことかな。」
美 森「知りません。」
らむだ「『急流や滝を伴う』てのは、おもら」
美 森「もういい。」
2007年6月15日(金) じぇにーくれいじー
 馬鹿話。

らむだ「コンドールマンが戦った敵って、ぼく達や文明社会が生み出してたんだよねえ。」
美 森「いや、むしろいまやお前自身がゴミゴンだろう(笑)」
らむだ「がーん、この部屋を見回すと否定できない。
    あとスモッグドンは、最近だと中国からの光化学スモッグとかから生まれそうだね。」
美 森「むしろスモックドンとか。」
らむだ「うは(笑)ペドロンガーなんかもいるですか。
    しかし今の時代そんなのを相手にしなきゃならないなんて、コンドールマンも大変だな。
    昔は公害なんかの社会悪と戦っていたのに。」
美 森「いや、ペドも立派な社会悪だろ。」
らむだ「あー。」

 正義も少女も助けます。
2007年6月16日(土) 恐怖の夜
 玄関のドアを開けたら、蛾が一羽、飛びこんでしまい……。
2007年6月17日(日) 二段オチ
 眠れぬ夜が無事明けたと思ったら、日曜朝番が全滅……(暗転)
2007年6月18日(月) 失礼談義
 馬鹿話。

美 森「七尾奈留の絵は線が硬いという話をMK2さんがしてたわけだが。」
らむだ「あー、言われてみれば。キャラの性格を想像するときに、そのことが影響してるかも。
    比べてみるといたる絵は線が太いというか、柔らかいのかなぁ。」
美 森「上手い下手はさておきな。」
    で、線の強弱どころか顔の区別さえつけないという新システムを導入したのが西又葵。」
らむだ「うあ(笑)新しいのかそれ。」
美 森「誰も真似できない。」
らむだ「警察のモンタージュ用の絵を、西又葵に頼んだら笑えるよね。」
美 森「書いとけ(笑)」

 ファンの皆様ごめんなさい。

らむだ「もっとも、いたる絵のモンタージュならいいのかという話もあるけど。」

 ファンの(以下略)
2007年6月19日(火) そんな新展開は不要
 馬鹿話。

美 森「『超兄貴』が久々に新作を出すとか、出さないとか。」
らむだ「どっちですか。でも出るとしたら、どんなのかね。」
美 森「ポリゴン格闘か。」
らむだ「むしろADVで、『超兄貴 〜お兄ちゃん大好き〜』とか。」
美 森「12人いるのか(笑)」

 アニキじゃなくて、兄貴。
2007年6月20日(水) 動き出す宇宙
 20年続いたTRPGのキャンペーンが、この日ほぼ大団円を迎えました。ぼくはマスター。
 最初に創造されたPCが一応の主人公でしたが、途中で係累のキャラクター達が主役に躍り出たり、係累そのものが拡張されたり(例えば妹)、その時代ごとの流行などを取り込みながら、ふらふらしたあげくにようやく収束。もうゴールしてもいいよね(違)。
 中途半端に終わった伏線や矛盾など、数えだすと限がないし、プレイヤーを苛立たせたこともしょっちゅうで、正直なところ及第点には程遠いマスタリング。それでも、「やるぞ準備しろ」と言い続けてくれたのは嬉しかったのでした。ここでこっそり感謝しておくの巻。

 ところでその物語は、もうちょっとだけ続くのじゃよ(エンドレス)。
2007年6月21日(木) 異土の山田となるとても
 燦緒へ。そっちは梅雨に入ったんだよね、天気はどう?
 こっちは今日も雨。だけど、気分は昨日よりずっと晴れているよ。
 だって、こんな寂しい旅先でも、僕は妹達に会えたんだから。

 というわけでトップに掲載しましたのは、つい先日ドイツ北部のどこぞの駅構内で偶然にも目撃した可憐&亞里亞ポスターです。
 明らかに天広先生のオリジナル絵で、この撮影時は「もしや、欧米で展覧会とかアニメファン向けイベントとかを開催!?」と思いましたが、発車直前で立ち止まって確認する暇もなく、急いで撮影したとはいえ手ブレも酷すぎ(涙)。航って撮影上手だったなぁ。でも、体調不良などで意気消沈してるときに出会えたこの妹達の姿に、ぼくはどれだけ励まされたことでしょう。直後に風邪でダウンしかけてるわけですが(駄目)。

 それにしても、ドイツなのに春歌じゃないあたりが奥ゆかしいですね。そして、欧州妹じゃないのに可憐が登場してるあたりが恐ろ、じゃない素晴らしいですね。アニプリ第3話分考察でイタリアなどに留学してた可能性を指摘しましたが、しかしさすがは可憐です。

 ところでこれ、アニメイベントのポスターだと思うんですが、どんなイベントなんだろ。どなたか情報ください。
2007年6月22日(金) じゃーまん
 昨日のドイツイベント、掲示板にて猿元さんからConnichi2007ではないかと情報いただきました。どもですー。って何で特定できたんでしょう。日本語版説明もあるのが親切ですね。時期は9月7日から9日まで、場所はカッセルだとか。「カッセルの人々は変わったものに対してとても「寛容」です」というのに笑いました。
 昨年のコスプレ写真も、エマとか翠星石とかちよパパとか。
2007年6月23日(土) あたっちめんと
 うは、噴き出した
2007年6月24日(日) 人生の夏
 いやまあ、無事に済んでよかったよかった(謎)。朝番はまたも観られませんでしたが……。
2007年6月25日(月) うんちー
 NHK教育のアニメ『電脳コイル』。まとめて観せてもらう機会に恵まれたのですが、魔法というか呪術やおまじないの世界に近似した電脳空間の、怪しくも懐かしい居心地よさ。最先端の情報社会と、昔臭い町並みとの狭間に生きる少女・少年たちは、これまた子供と青年のちょうど挟間にあって、そのくすぐったさがたまりません。
 ところで、ネットでは勇子が大人気の模様ですが、そんなに皆さん小学生女王様に踏まれたいですか。気持ちはよく分かります。でも、ぼくは優子が。あのどこか陰を帯びた首筋が。あああ。
2007年6月26日(火) 進歩なし
 「貧乳おかしらつき」というネタを思いついたのだけど、昨年すでに日記にて使用していたことが判明しました。
2007年6月27日(水) ぶんぶーん
 『電脳コイル』観直してますが、「お年玉2年分」とかいう小学生単位がいいなあ。あと、この世界では子供の大半が「眼鏡っ子」になってしまうことに今頃気がつきました。一部の人には天国or地獄。いや、バイザーっ子も少なくないですが。
2007年6月28日(木) 待ちます
 『ローゼンメイデン』第8巻。最終巻じゃないよね。
 収録された3話をあっという間に読み終えてしまったので、英国流に本をさかさまにして読み直しました。今後しばらく会えそうにないけど、あなたは待ちますか? 待ちませんか?

 のり、見送るときは「ジュンくん」じゃなくて「ジュン」でしたね。ジュンが「待ってて」と、久しぶりに姉に向き合ったから。これが本来の弟だから。
2007年6月29日(金) 追い越し
 将棋棋士、森内俊之永世名人おめでとうございます。羽生より早く永世位に……まさかこんなことになるとは、3年前には想像もしておりませんでした。じわっと強いタイプの棋士なので、人気は今一つでもこのまま盤石の地位を保ってくれるといいかも。で、羽生が永世竜王を取った暁に、森内名人に挑戦すると。羽生がまだ永世称号の資格を獲得していないタイトルは、竜王と名人だけ(しかもどちらもあと1期)ですので、7大タイトル永世位制覇をかけて大勝負ですよ。
 まあ、そういう面白い展開にならないのが昨今の将棋界なんですが。
2007年6月30日(土) へへぇ
 なんか頭の中がずっとぼやけた感じなのですが……病気? いつも通りと言われればそれまでなんですけれども。曖昧? それ虎眼ってことかい(違)

 『電脳コイル』。ああ夏祭。ああ浴衣。匂ってきますね。屋台のソース焼きそば(言い訳)。
 ダイチが全速力で青春し始めてるのですが、放送予定を見ると7/28に「ダイチ、発毛す」って……。あれですか、やはり、下の方に。となると優子も始まる(以下削除)

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