『ベイビー・プリンセス』公式日記における姉妹の相互言及





はじめに

 本論では、『Baby Princess』(以下べびプリ)考察のための基礎作業の一環として、公式日記(WHOLE SWEET LIFE)における姉妹の相互言及を手がかりに、姉妹のなかでの各人の位置づけを概括する。この日記は姉妹がその日の担当者として長男へのメッセージを記すものであり、普通は担当者自身と長男に関わる内容を記すべきものであるがゆえに、その中で他の姉妹についてあえて言及するということは、限定的ながらもその相手との関係の深さを示す指標になると考えられるからである。資料としては、公式日記の最初の1年分(2007/12/24-2008/12/22)を使用し、『電撃G's magazine』(以下本誌)連載内容を適宜参照する。


1.日記全体における姉妹の言及数・被言及数

 期間内の日記において、各人が挙げた姉妹の名を単純に数えると、以下の表のとおりとなる。ある担当日に同じ姉妹の名が複数回挙がっても、言及数・被言及数はそれぞれ1とする。言及人数・被言及人数は、それぞれ自分を除く姉妹18人のうち1度でも担当日記中で言及・被言及している人数を示す。

表1. 公式日記における姉妹の言及数・被言及数 (数字は暫定・確認中)
言及者/被言及者 綿 総言及数(A) 言及人数(C)
海晴 - 1 0 2 1 1 3 2 5 1 2 1 1 1 2 4 2 2 1 32 17
1 - 2 2 2 1 2 3 1 2 2 1 1 1 1 2 3 4 4 35 18
春風 1 1 - 1 3 0 0 0 0 1 0 1 1 0 0 1 2 1 2 15 11
ヒカル 3 3 6 - 9 3 5 2 1 2 2 0 0 2 0 1 4 2 2 47 15
3 3 5 4 - 5 2 2 1 1 4 1 2 3 3 2 4 4 2 51 18
氷柱 3 3 2 2 4 - 4 1 2 1 1 0 7 1 1 2 2 0 0 36 15
立夏 2 3 3 2 2 2 - 1 1 0 0 2 0 1 0 0 0 0 1 20 11
小雨 3 1 2 1 2 2 5 - 8 3 2 2 2 1 2 1 2 2 4 45 18
6 0 3 0 3 2 1 0 - 1 1 0 0 0 0 2 1 1 0 21 10
星花 0 0 1 0 2 2 1 1 2 - 5 1 1 2 2 2 2 1 0 25 14
夕凪 2 3 5 3 4 2 2 1 2 3 - 2 1 0 0 0 0 1 1 32 14
吹雪 1 1 2 2 2 1 1 1 4 1 3 - 2 6 2 4 4 3 0 40 17
綿雪 2 2 3 0 4 6 4 0 2 1 3 2 - 2 1 3 2 4 0 41 15
真璃 1 2 1 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 - 4 2 0 0 0 15 6
観月 1 1 0 1 1 0 0 0 1 0 0 1 0 2 - 1 3 1 0 13 10
さくら 0 1 0 0 0 1 2 0 0 2 1 0 0 1 0 - 0 1 1 10 8
虹子 0 0 2 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 - 4 1 13 8
青空 0 0 0 2 1 0 1 0 1 0 0 0 2 0 0 0 0 - 0 7 5
あさひ 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 2 2
総被言及数(B) 29 25 37 24 46 28 33 15 31 19 26 15 20 24 18 29 31 31 19 500 -
被言及人数(D) 13 13 13 13 16 12 13 10 13 12 11 11 10 13 9 14 12 14 10 - -

 他の姉妹への総言及数(その者が名前を挙げた回数)では、蛍(51)、ヒカル(47)、小雨(45)、綿雪(41)、吹雪(40)が上位に並び、続いて氷柱(36)、霙(35)、海晴・夕凪(各32)、星花(25)、麗(21)、立夏(20)の順となる。年少者は全体として少ないが、年長者では春風(15)のみ目立って少ない。
 他の姉妹からの総被言及数(その者の名前を挙げられた回数)では、蛍(46)、春風(37)、立夏(33)、麗・虹子・青空(各31)が上位に並び、続いて海晴・さくら(各29)、氷柱(28)、夕凪(26)、霙(25)、ヒカル・真璃(24)の順となる。少ない方からは小雨・吹雪(15)、観月(18)、星花・あさひ(19)、綿雪(20)となる。
 言及人数(18名中でその者が名前を挙げた人数)では、霙・蛍・小雨(各18)が姉妹全員の名を最低1度は挙げており、海晴・吹雪(各17)、ヒカル・綿雪(各14)、星花・夕凪(各14)がこれに次ぐ。年少者は全体として少ない。
 被言及人数(18名中でその者の名前を挙げた人数)では、蛍(16)、さくら・青空(各14)の順で、観月(9)、小雨・綿雪・あさひ(10)が少ない。
 特定の姉妹間で5回以上言及しているのは、ヒカルから蛍(9)、小雨から麗(8)、氷柱から綿雪(7)、ヒカルから春風(6)、麗から海晴(6)、吹雪から真璃(6)、綿雪から氷柱(6)、海晴から麗(5)、蛍から春風(5)、蛍から氷柱(5)、星花から夕凪(5)、夕凪から春風(5)、真璃から蛍(5)である。言及人数が少ない中でも真璃や虹子は特定の姉妹への言及数が多く、立夏や麗は年長者に偏っている。言及人数が多い者でも同様に、ヒカル・小雨は特定の姉妹へ言及数を集中させており、また夕凪の言及対象は年長者に、吹雪のそれは年少者に偏っている。相互言及数では、ヒカル(9)&蛍(4)ペアと氷柱(7)&綿雪(6)ペアの各13を最高値として、海晴(5)&麗(6)の11、蛍(5)&氷柱(4)の9、春風(3)&蛍(5)/蛍(4)&夕凪(4)/蛍(3)&真璃(5)/小雨(8)・麗(0)/星花(5)・夕凪(3)の各8、春風(1)・&ヒカル(6)/ヒカル(5)&立夏(2)の各7、の順である。

 なお、本誌連載における言及について一覧すると、以下のとおりである(2008年12月23日現在)。

表2. 本誌連載における姉妹の言及対象
2008年 5月号 氷柱から海晴/小雨から海晴/
6月号 (1st)蛍から海晴、霙、春風、ヒカル、氷柱、立夏、麗、さくら/
(2nd)吹雪から霙、真璃、観月、さくら、虹子、青空、あさひ/
(その他)小雨から立夏/さくらから蛍/
7月号 さくらから小雨、綿雪、虹子、青空/夕凪から海晴、霙/春風から(なし)/
8月号 (1st)麗から海晴、霙、春風、ヒカル、蛍、氷柱、立夏、小雨、星花、夕凪/
(2nd)綿雪から霙、氷柱/氷柱から綿雪/
9月号 (1st)氷柱から海晴、霙、春風、ヒカル、蛍、立夏、麗、吹雪、綿雪、真璃、さくら、青空、あさひ/
(2nd)春風から観月、さくら、虹子、青空、あさひ/
(その他)小雨から氷柱、立夏、綿雪/麗から(なし)/星花から立夏/
10月号 (1st)霙から海晴、春風、ヒカル、立夏、麗、夕凪、虹子、青空、あさひ/
(2nd)夕凪から春風、氷柱、星花、吹雪/
(その他)小雨から麗/
11月号 (1st)ヒカルから海晴、春風、蛍、氷柱、立夏、あさひ/
(2nd)星花から春風、蛍/蛍から吹雪、綿雪、真璃/
(その他)氷柱からヒカル/綿雪から蛍/
12月号 (1st)海晴から霙、春風、ヒカル、蛍、氷柱、立夏、小雨、麗、虹子、青空/
(2nd)小雨から海晴、霙、蛍、立夏、麗、綿雪、さくら/
2009年 1月号 (全)立夏から海晴、霙、春風、ヒカル、蛍、氷柱、小雨、麗、夕凪、虹子、あさひ/
(その他)蛍から氷柱/

 1st day・2nd dayのみならず、各人のコメント欄などでも姉妹に言及する者がいることが分かる。その一方、1ページや大枠を与えられても姉妹に言及しない春風、麗がいる。


2.日記あたりの頻度としての言及度

 各人の日記数にはばらつきがあり、とくに罰当番が多い麗のみ突出しているため、姉妹の比較を行うには日記あたりの頻度を確認する必要がある。

表3.公式日記における姉妹の言及度
総言及数
(A)
日記数
(E)
日記当
言及度
(G)=(A/E)
被言及数
(B)
他姉妹
日記数
(F)
他日記当
被言及度
(H)=(B*18/F)
相互言及度
(G+H)
言及度差
(G-H)
言及
人数
(C)
被言及
人数
(D)
言及
人数差
(C-D)
海晴 32 12 2.67 29 251 2.08 4.75 0.59 17 13 4
35 13 2.69 25 250 1.80 4.49 0.89 18 13 5
春風 15 13 1.15 37 250 2.66 3.81 -1.51 11 13 -2
ヒカル 47 15 3.13 24 248 1.74 4.87 1.39 15 13 2
51 14 3.64 46 249 3.33 6.97 0.31 18 16 2
氷柱 36 14 2.57 28 249 2.02 4.59 0.55 15 12 3
立夏 20 14 1.43 33 249 2.39 3.82 -0.96 11 13 -2
小雨 45 13 3.46 15 250 1.08 4.54 2.38 18 10 8
21 22 0.95 31 241 2.32 3.27 -1.37 10 13 -3
星花 25 14 1.79 19 249 1.37 3.16 0.42 14 12 2
夕凪 32 14 2.29 26 249 1.88 4.17 0.41 14 11 3
吹雪 40 14 2.86 15 249 1.08 3.94 1.78 17 11 6
綿雪 41 13 3.15 20 250 1.44 4.59 1.71 15 10 5
真璃 15 13 1.15 24 250 1.73 2.88 -0.58 6 13 -7
観月 13 13 1.00 18 250 1.30 2.30 -0.30 10 9 1
さくら 10 13 0.77 29 250 2.09 2.86 -1.32 8 14 -6
虹子 13 13 1.00 31 250 2.23 3.23 -1.23 8 12 -4
青空 7 13 0.54 31 250 2.23 2.77 -1.69 5 14 -9
あさひ 2 13 0.15 19 250 1.37 1.52 -1.22 2 10 -8
計 500 計 263 平均 1.90 計 500 延 4734 平均 1.90 平均 3.80 平均 12.2

 日記あたり言及度(A/E)の上位は蛍(3.64)、小雨(3.46)、綿雪(3.15)、ヒカル(3.13)であり、下位はあさひ(0.15)、青空(0.54)、さくら(0.77)、麗(0.95)である。
 他の姉妹の日記あたり被言及度(B*18/F)の上位は蛍(3.33)、春風(2.66)、立夏(2.39)、麗(2.32)であり、下位は小雨・吹雪(各1.08)、観月(1.30)、星花・あさひ(各1.37)、綿雪(1.44)である。

 この2つの値を合計したものを相互言及度として捉えてみるならば、蛍(6.97)が群を抜いており、ヒカル(4.87)、海晴(4.75)、氷柱・綿雪(各4.59)、小雨(4.54)、霙(4.49)、夕凪(4.17)と続く。ただし、以下に見るように、霙やヒカル、小雨、綿雪は言及度の値がきわめて高いための結果である。この点でも蛍の相互性が圧倒的であると分かる。
 言及度差、つまり言及度と被言及度の差について、正に大きいのはとくに小雨、吹雪、綿雪、ヒカルであり、姉妹への一方的な配慮や観察といった態度の強さを示す。逆に、負に大きいのはとくに青空、春風、麗、さくら、あさひ、虹子であり、保護・観察対象であることや、日記中での姉妹にあまり関心をもたない態度を示す。

 言及人数差が正に大きいのが小雨(8)、吹雪(6)、霙・綿雪(各5)、海晴(4)の順であり、負に大きいのが観月以外の乳幼児と麗(-3)、春風・立夏(各-2)である。差が小さい姉妹のうち、例えば蛍(2)は言及人数と被言及人数がともに大きく(18-16)、観月はともに小さい(10-9)。


3.言及数・言及度に基づく姉妹のタイプ分類

 以上の公式日記データをもとに、姉妹をいくつかのタイプに区分してみよう。なお、上の表1.と表3.を参照用ファイルに転載したので、別画面で開いていただきたい。

(1)母性的保護者=姉タイプ(海晴、蛍、氷柱)

 他の姉妹への言及度が高く、他の姉妹からの被言及度が平均値を越え、言及人数が大きく、言及人数差が正の値を示す者。みなの面倒を見ながら、まとわりつかれるタイプ。
 このうタイプの典型は蛍である。彼女は言及人数差以外のあらゆる項目で高い値を示しており、姉妹の誰からも頼られ、誰をも気遣う存在であると分かる。海晴は、被言及度が低い一方で言及人数差がやや大きく、次の(2)のタイプとも近い。氷柱がここに分類されるのはやや意外かもしれないが、彼女は綿雪に特化した姉タイプであり、それ以外の面では(4)のタイプに近い。一方、本来ならここに区分されるように思われる春風は、(5)にいる。

(2)父性的保護者=男役タイプ(霙、ヒカル)

 他の姉妹への言及度が高く、他の姉妹からの被言及度が平均値未満で、言及人数が大きく、言及人数差が正の値を示す者。みなの面倒を見ながら、超然とするタイプ。
 このタイプの典型は霙とヒカルである。霙は、姉妹全員に目配りしつつ、全体から適度な距離を保っている。ヒカルもほぼ同様だが、全員への目配りとともに春風・蛍の元同部屋姉妹への言及が目立つ。両者は海晴不在時に姉妹の秩序と安全を守り、とくに霙は病気などに対応、ヒカルは落雷や不審人物などに対応と、緊急時・不安惹起時の役割を分担している。

(3)観察者タイプ(小雨、吹雪、綿雪)

 他の姉妹への言及度が高く、他の姉妹からの被言及度が低く、言及人数が大きく、言及人数差が正の値を示す者。父性的保護者=男役タイプと同じ傾向だが、日記内容によって区別される。みなの様子を見ながら、落ち着いていたり籠もっていたりするタイプ。
 このタイプの典型は小雨である。姉妹全員に目配りしつつ、当人は良くも悪くも目立たない。また、小雨は麗、吹雪は真璃、綿雪は氷柱といった、特定の仲の良い姉妹や気遣いたくなる姉妹がおり、その相手方は当人よりも自主的・活動的である。

(4)バランスタイプ(星花)

 いずれの値もほどほどで、年上にも年下にも同じ程度に言及・被言及のある者。姉・妹としてそれなりにうまくやっているタイプ。
 星花のみがこのタイプに分類されたが、彼女の場合は日記で三国志ネタに走ることが多いため言及度・被言及度が平均値未満であり、次のタイプに近い。

(5)関心事優先タイプ(春風、立夏、麗、夕凪、乳幼児)

 他の姉妹への言及度が低く、言及人数が小さく、言及人数差が負の値を示す者。長男独占欲求の強いお姫様タイプやお子様タイプか、わが道を行くタイプ。
 春風は年長者であり妹達からの信望も厚いが、自らの日記では自分と弟の関係についてばかりきゅんきゅん記している。かつてヒカルや蛍よりも妹らしかった姿を思い起こさせなくもない。立夏や乳幼児も兄への語りかけが中心である。とくに立夏は年中者であるにもかかわらず姉への言及が妹へのそれを大きく上回っており、妹的な意識が垣間見える。麗は兄というより鉄道趣味についての独白が記述の多くを占めており、自分を叱った姉(海晴、春風、氷柱)への言及を除けばほとんど姉妹について言及していない。
 このタイプの中では、夕凪と観月がやや異質である。夕凪は言及度が平均値を越えているが、これは吹雪が倒れたとき(3/10)に姉妹を13名も挙げているためであり、その分を除くと言及度も被言及度と同じく低い。観月は家族の霊的守護者であるとともに、麗のコンクール応募の顛末を兄に語り聞かせる(9/17)など、やや観察者的な役割を果たしているため、幼児にしては言及人数が多く、このタイプの中では例外的に言及人数差が正の値を示している。

 以上、おおよそ(1)と(2)が年長者的な集団、(3)から(5)までが年少者的な集団と言える。
 例えば、春風と蛍は同じく日々の食卓を担う母親的な存在であるはずだが、こうして相互言及の度合いを調べてみれば、母性的で頼れる蛍と、妹的な性格も強い春風との対比が明らかとなる。また、観察者タイプの3人は、各人の事情に応じて兄の存在に刺激を受け、それぞれの成長の道として他のタイプを選びつつあると推測できる。夕凪の騒動については、論者は自らの日記(11/29)にて、長男が夕凪の欲求不満を解消させることと同時に「夕凪が姉としても振る舞えるように支えてやる」ことを要求したが、本論の結果に基づけば、それは(5)から(4)へのタイプ移行を、つまり仲良しの星花を見習わせて安定化を図る措置ということになる。その他、公式日記中の事件や姉妹の変化の一部を解釈するために、これらの数値やタイプ区分はさしあたりの手がかりとなるだろう。


4.姉妹各人についての分析

 ここでは、姉妹の一人ひとりについて、各数値とタイプ分類をもとに、日記内容にも踏み込みつつより詳しく検討してみよう。

 海晴は母性的保護者=姉タイプだが、言及度は第7位、被言及度はほぼ平均値であり、蛍と霙・ヒカルの中間に位置する。母親的役割と父親的役割の両方を、つまり保護者総体としての役割を担っていると言える。言及人数のとおり、長女として妹達全員に配慮しているが、仕事に就いていることもあり、蛍やヒカルほどに手間をかける余裕がない。それゆえ、麗への言及数が最多であるように、姉妹の中で問題があると感じられたときに重点的に叱り役を務めている。長男との関係では麗と同様に氷柱も当初問題だったはずだが、この六女には蛍が適度なフォローを入れており、また綿雪という共通の妹を媒介として兄・姉としての関係を作ることもできていた。それでもホワイトデーのときは、氷柱の行きすぎた強情さを海晴が直接粉砕し、決定的な転回点に至らしめている。完璧なリーダーではあるが、公正さを維持する行動のなかに個人的欲求が混入してしまうとき、妹達の反発を招くことがある。

 霙は父性的保護者=男役タイプであり、言及度に比べて被言及度が低い。姉妹全員に配慮しつつ、一定の距離を保っている。叱り役というより、妹達の病気など不慮の事態にも冷静に対処できるという点で、いざというときにこそ頼れる存在である。逆に言えば、その役割を十全に務められるようにと、本来の感受性をあえて抑制しているとも考えられる。つねに否定的・虚無的な思考を日記に残すのは、その我慢の表れでもあり、また長男に共感してもらいつつその役割を委ねようとしている態度でもある。また、霙はもともと悪戯好きであるため、かつての「オヤツ食い逃げ」はさすがに無理ではあるが、麗の頑なさをほぐそうとする配慮に重ね合わせたり長男の風呂場を覗いたり(10月号1st day)などして、ときどきガス抜きをしている。

 春風は本来、母性的保護者=姉タイプであり、本誌連載でも乳幼児の世話をみたり(9月号2nd day)星花から台所の「ボス」と呼ばれたりしている(11月号2nd day)。このように妹達から姉として認められているにもかかわらず、日記上では関心事優先タイプとなっている。これは、きゅんきゅんと頭に春風が吹いて、長男のことばかり記しているためである。料理のことなど妹達からの被言及が多く、またヒカルと蛍の元同室メンバーからもその名を挙げられやすい一方、春風からの言及はごく少なく、ヒカルと蛍に対しても姉としてではなく同い年か妹のような親しみ方・甘え方をしている。幼児期の臆病さにも見られたような乙女心が、弟の登場とともに全力発動したと言える。1つ下の弟を王子様と思うことで、意識的には年齢が逆転しているのかもしれない。しかしまた、文化祭(11月号2nd day)では星花に長男を連れ出してきてもらい、擬似デートを体験しておきながら、写真には二人きりではなく星花も一緒に入ることを望む。王子様の夢を描きながら、その実現が不可能であるがゆえ、また姉妹への感謝のゆえに自己抑制を忘れないのは、さすがの姉らしさではある。

 ヒカルは父性的保護者=男役タイプであり、言及度と言及度差が大きい。姉妹全員の保護を担いつつも、趣味が専門的なスポーツであるために小学生以下には言及しにくいのかもしれないが、それでも年長・年少を問わず姉妹からまんべんなく言及されてはいるので、姉妹全員に普段の男役として頼りにされているのだろう(危機的状況では霙や海晴の出番だが)。一方、吹雪や綿雪に言及がないのは、活動的な自分よりも相応しい年長者に世話を委ねるという、彼女のこっそりと抑制的な姿勢の表れである。霙と同様、今まで男役として我慢してきたわけだが、パフェの件をはじめとして、長男の登場によってしだいにその抑制が弛みつつある。しかもその表出の仕方が霙のようには自己制御できていないため、後で慌てふためくさまがかえって乙女らしさをいっそう強く醸している。

 蛍は自他共に認める完璧な母性的保護者=姉タイプであり、相互言及度をはじめあらゆる尺度において群を抜いている。ヒカルからの被言及が多いのは、仲良しということもあり、またこれまで両者がペアで兄・姉の役割を演じることが多かったということもあるだろう。一方、完璧なママ役である蛍や春風に対してさくらが直接言及していないように、その存在と役割があまりに当たり前かつ立派すぎてしまっているという向きもある。本人は叱れないのが弱点と言っているが、無駄遣いにはけっこう厳しく、真璃が新しい靴を買ってもらうときに数々の約束をさせられていた。おそらく財布の紐を持たせておくと最強である。家事好きなのは自分の性格に合っているとはいえ、それでも溜まるストレスや個人的な欲求は趣味のコスプレで発散している。ひな祭りなどでこの趣味を姉妹+長男全員に楽しんで受け入れてもらえているのは、蛍にとって非常に幸運である。

 氷柱は数値的には海晴に近い母性的保護者=姉タイプだが、その母性は綿雪にかなり特化しており、それ以外では姉達との関係の方が親密である。1つ違いの蛍からの他、小学生からの被言及が揃っているのはさほど目立つ部分でもないが、この年齢の妹達にとって最も怖い叱り屋であるすぐ年上の姉は、間違いなくこの氷柱なのだろう。なお、綿雪との言及・被言及を除くと言及度は平均値に大きく接近し、全体としてバランス型っぽくなる。ただし、日記内容では姉妹に言及しながら長男を独占しようとする態度が見え隠れするので、隠れ関心事優先タイプであるとも言える。正々堂々関心事優先タイプである春風が、このような氷柱に言及していないということに、三寒四温の戦いを感じないでもない。もう一つ問題なのは、綿雪と長男と氷柱の三角関係であり、これについては綿雪の箇所で述べる。

 立夏は関心事優先タイプであり、姉達からはやや騒動屋として、観察者タイプの妹達からはその対象として言及されている。これに対して姉妹への言及は平均値を割り込んでおり、日記上では長男との関わりを優先していることが分かる。ただし、本誌連載でも姉らしい振る舞いといえば夕凪・虹子を引き連れての魔法少女ごっこ(9月号星花の項)のほか目立っておらず、これにしてもどちらかと言えば年少者の行動であろうし、また本誌連載(1月号)ではクリスマス準備のさいにも氷柱には叱られ麗には呆れられるなど、妹・子供としての位置にあり続けている。姉達には世話を焼かせ、妹達にはその面倒をみるのでなく自分の暴走に巻き込んでいくのだと考えれば、しかしこれはこれで姉妹の中にしっくり馴染んでいるとも言える。とくに一歩引いた場所にいる姉妹を勢いで真ん中に連れ出すとき、プール話(9月号1st day)の氷柱に対するように、そのあけすけな態度が真価を発揮する。

 小雨は観察者タイプの筆頭であり、言及度差が最も大きい。また、姉妹全員に言及しているのは蛍と小雨だけである。同部屋の立夏と麗への言及が多く、本誌連載や各人コメントでもこの傾向は変わらない。当初は買い物も満足にできない小心者だったが、兄の参入により積極性に目覚めた結果、小6という最高学年で迎えた運動会では、姉らしく妹達に目配りし、また組体操でも頑張りぬいて姉達から褒められており、本誌連載(12月号2nd day)の七五三の折りには麗にも一目置かれるようになってきた。姉妹の中で最も成長した者の一人であり、方向性としては女性的保護者=姉タイプに近い。手芸が得意だが現時点では蛍と被り、また読書も綿雪と重なるため、被言及度を上げて頼れる姉の地位を確立するためには、何か固有の分野へと組みかえるのも手である。

 麗は関心事優先タイプであり、言及度が低く、被言及度が高い。数値とその傾向がほとんど虹子並みであるように、実際の立ち位置を見ても妹的である。これは、3人部屋の最年少で居続けていること、頑なで融通の利かない性格や鉄道趣味が姉達を心配させつつからかいやすくしていること、姉妹のなかで目立つような女性的趣味を持っていないこと、などが影響している。日記内容では、直前に叱られて日記の罰当番を命じられたときにその叱り役の姉に言及するほかは、ほとんど誰も登場させずに鉄道趣味のことだけを記す。このことは、もしも長男がこの鉄道趣味についてある程度の親しみを持ち始めたなら、一気に固有の絆としての、しかも男の子趣味における働きを持つことになる。つまり、他の姉妹をおのずと排除する力がそこに生じるのである。麗が天然なのでその可能性に気づいてはいないものの、いったんそうなったときの反応が期待される。

 星花はバランスタイプだが、言及度は低い。それゆえむしろ関心事優先タイプに近いのだが、しかしそのタイプとしては被言及度も低い。つまり、一見すると姉妹のなかで関わりを求めていないし与えられてもいないかの如くだが、実際には三国志やカンフーという趣味が男の子向きであるため、最初から長男と親密であると感じやすいのである。そのため、日記上ではそのネタを綴って長男との関わりを強く求めているのであり、日常生活では言及対象が年長・年少にまんべんなく広がっているように、姉達とも妹達ともごくまともに関われている。ラブレター騒動のさいは姉妹がこぞって偵察に来たほか、本誌連載(11月号2nd day)では春風が星花に依頼しているように、性格的には誠実で思いやりがあり、海晴が言うようにけっこう理詰めで思考できるため、さすが三国志ファンと言いたくなるような頼れる人徳者である。3人部屋の最年長ということもあるかもしれない、しかもすぐ上の3人は頼りにならないので余計に。このまま成長すれば、おそらくヒカルのような父性的保護者=男役タイプになり得るだろう。

 夕凪は関心事優先タイプであり、姉妹の名を列挙した1日を除くと言及度が低い。しかし、このタイプとしては例外的に、被言及度も平均値を割っている。ヒカルが言うように夕凪が望むほどにはかまってもらえていない状況がうかがえる。また、長男との関係についても、星花のように男の子趣味ではなくマホウという女の子趣味であるためそう強くは接近できない。さらに、日記を書きたくてたまらないのに、麗の罰当番などのため、思うに任せない。このことと、夕凪本来の活発で衝動的な性格をあわせて考えると、11月の長男独占行為は、以上の要因による欲求不満が衝動的に爆発したものとして理解できる。夕凪のマホウは長男と二人きりの世界を現実に創造できなければならなかったのだ。また、その3日間の日記中で、ヒカル介入前に唯一言及されたのが春風であるが、この姉が立夏のように魔法少女ごっこに参加しない一方で長男に恋のおまじないだの言いそうな気配であるがゆえ、夕凪の側にほんのり対抗意識が生まれつつあるのだろうか。マホウを捨てないまま、料理のマホウや花のマホウなど実用面へ展開するかもしれない。トリックスター・ムードメーカー的な方向へ進めば、霙の明朗ヴァージョンか立夏である。

 吹雪は観察者タイプの中では最も言及度が低い。数理系の発想を媒介にして長男へ語りかけるという日記が多いため、その面では関心事優先タイプにも近い。ただし、麗のコンクールのときのように新たな問題の発生を直観したときには、非常に心配する姿勢を示しており、また熱暴走しがちであるために、姉達からも配慮されている。綿雪にとっての氷柱のような、特定の姉とのつながりは薄い。麗と遊んでいる姿は自己言及されているが、はたから見ていると麗の「偏愛」を受容して遊んでやっているような雰囲気もある。総じて年長者よりも年中・年少者への言及が多く、とくに接近されたくない妹達にも意外と言及している。真璃への言及が突出しているのは、本誌連載(6月号2nd day)にもあるとおりこの妹が乳幼児を吹雪に近づけさせない役目をはたしているからでもある。本来なら氷柱あたりと知的な会話が楽しめるはずだが、この姉は綿雪専属であるため、もっぱら読書により知的好奇心を満たしていたが、最近はその対象が長男に絞られた。この探究のため、人肌に慣れる意思を持ち始めたほか、視線が上向きになって姉達を以前より意識するようになるかもしれない。

 綿雪は観察者タイプであり、氷柱がいるにもかかわらず被言及度が低い。言及度はきわめて高いが、スポーツという外向的すぎる趣味をもつヒカルと、内向的すぎる小雨には言及がないというあたり、姉妹の接点の難しさを感じさせられる。氷柱との関係は、本作品におけるお互いを配慮しあえる姉妹の典型であるが、綿雪としては氷柱に叱られてもみたいという、もっと普通の姉妹らしい関わりを求めている。ここで長男が登場したことで、綿雪はそれ以前の悲観的な自己像や当初の頑張りすぎた段階を一応越えて、少しずつ生命力と意志を強めつつある時期に入った。現在、氷柱は綿雪に変わらぬ愛情を注ぎながら、しかし長男に対する個人的欲求も高まっている。ここで氷柱は、綿雪を長男に取られたくないという嫉妬心と、長男を他の姉妹に(綿雪にさえ)独占されたくないという嫉妬心を獲得してしまい、自分と長男を責めるほかない。そんな姉を好きだからこそ、綿雪は氷柱の背中をそっとひと押しし、綿雪自身も姉離れを少々試みようとする。それは、生きることに意味と幸福を見出した綿雪が、不安を秘めながらきょうだい関係の中に自分の立ち位置を定めようとする、次なる自立に向かう勇気の瞬間でもある。

 真璃は関心事優先タイプであり、言及度が低く被言及度が平均値に近い。幼児の中で言及度が高めなのは、姉達とくに蛍に甘え上手でよく裁縫のお世話になっていることと、1つ下で意外に仲の良い観月への言及が多いことによる。被言及では吹雪からのものが突出している以外はなだらかである。マリー妄想によって自分をより女性的価値の高い存在に見せるための努力を惜しまず、日記でもそのことと長男への誘惑を中心に据えているが、日常生活では吹雪への配慮などを含めて妹達の面倒をよく見ており(6月号2nd day)、王子様きゅんの春風のような姉タイプであるとも言える。年下の虹子に兄をめぐって一歩も引かないあたりも、雷が怖いこともおそらく似ている。ただし、なわとびの腕前やさくらの評価のとおり才色兼備であるとはいえ、料理や手芸などの方面に向かうかどうかは分からないため、その押し出しの強さからしても春風・蛍より海晴のようなリーダー的成長を遂げそうではある。

 観月は関心事優先タイプであり、言及度・被言及度ともに低い。幼児の中でただ一人、言及人数差が正であるが、麗のコンクール絵騒動の日が例外的に多くの姉妹(5名)に言及しているため、これを除くと他の幼児並みとなる。被言及度と被言及人数の低さを見れば、姉妹からの関わりが薄いようにも感じられるが、実際には真璃とも仲が良く、また虹子の気持を優先してあげるだけの配慮ができるなど年相応以上の姉らしい落ち着きを身につけているため(6月号2nd day)、あまり世話を焼かせないということの表れでもある。また、キュウビの存在をはじめ霊的世界とのコンタクトを有し、そのことを海晴にも冗談めかしながら認められている。それゆえ、観月はヒカルのような保護者=男役タイプへの成長条件を霊的保護者という独特の姿で備えているとともに、キュウビを見ることができる長男との固有の絆が最初から確定されている。このように恵まれている観月だが、妹達を気遣うあまり自分が一歩引くことが多く、その結果たまる欲求不満を、幼児として素直になれる場面で長男にぶつけ、遊んでもらおうとする。

 さくらは関心事優先タイプであり、言及度が姉妹の中で最も低く、被言及度が平均値をやや上回る。さくらにとって日記の中で最もこだわるのは、もちろん長男との関わりのとではあるが、それと並んで重要な主題なのは、自分がこのままでいいのかという不安・疑問である。春風・蛍の名を直接挙げないまでも、自分が飲み物をこぼしたりしたときにいつも姉達に面倒をみてもらうことを最近恥ずかしく思うようになってきており、また自分が悪い子と思いたくなくて隠そうとし、その行為を自ら恥じたりもする。駄目っ子スパイラルに陥りそうなさくらは、長男に好かれたくもあって頑張って数字を覚えたり、自分の身の世話を自分でできるように励んだりしている。また、最近は真璃という同じ幼稚園児の姉のすごさに目覚めて、自分の遠い努力目標にしようと焦っている。小雨と似たような成長への契機が(子猫騒動も含めて)ここにあるが、しかしその反面で食い意地その他の欲求・衝動をしだいに自制することも覚えねばならない。近視眼的な欲求を成長への欲求に転換していくという課題であるが、その歩みはさくららしいペースでかまわない。

 虹子は関心事優先タイプであり、言及度が低く被言及度が高い。基本的に、長男の気をひいたり遊んでもらいたがったりする日記内容がほとんどだが、その中でも青空への言及が多いことに示されているように、姉としてふるまうことを自覚的に追求し始めている。これは、年長者達をモデルとする模倣衝動の表れであり、また手のかかるさくら・青空・あさひという直近の姉妹に向けられる姉達のまなざしがそれだけ自分に注がれないことに対して、立派なおねえさんとして行動することで周囲からの評価と関心を獲得し、自己肯定感を支えるという成長戦略でもある。当然その評価主体には長男という決定的な要素が入った。その結果、雷の日にはさくらを慰めておそらくこの姉を焦らせたりもしているのだが、その虹子本人も雷の夜には他の幼児ともどもヒカルの布団に逃げ込んでいるのであり、別に我慢強いわけではない。ただ、青空がまったく恐れないのを見て、負けまいとしているということは想像できる。その負けん気の強さは、長男をめぐって真璃とも真っ向勝負するなど(6月号2nd day)、たんに幼児ゆえのわがままというだけではない。

 青空は関心事優先タイプであり、言及度が低く被言及度が高い。元気で目立つために乳幼児の代表として名を挙げられることが多い一方、日記上で姉妹に言及することはさほどない。長男との関わりを中心に記していることはもちろん、1歳児としてやはり日常のもろもろにまず注意をひかれている。外遊びなどでの日々の発見を兄に教えてくれるのは、この妹の活発さゆえである。性格的にはヒカルの幼児期を思い出させるものだが(12月号1st day)、長男の登場によって青空がいきなり結んだ固有の絆は、おちんちんである。つまり、自分もおちんちんが欲しい、と感じ始めたことで、男の子趣味どころか身体的水準での絆を結んだのだ。おちんちんがないことに対する青空の女児らしいコンプレックスを、霙が本当はあるのでこれから育ってくるのだと説明することで解消させてしまったことにより(6月号2nd day)、男女の差を跳躍したのである。このため、青空は長男を成長モデルに選び、ヒカルよりも男の子っぽくなっていくかもしれない。雷をうるさいと笑うほどの豪胆な性格なので、その基盤はしっかり備わっている。

 あさひは関心事優先タイプであり、赤子であるために言及度は最低、被言及度は年長者からのものが多い。ようやく他者の区別がつきつつある成長段階で、長男を「にゃーにゃ」と呼ぶことができる。また、自己活動を喜び好む活発な性格で、成長すれば青空といいコンビになるかもしれない。じつは、成長と永遠という本作品の主題の葛藤が最も極端なかたちで露呈している妹であるため、いつ明瞭な言葉を話すのか論者も固唾を飲んで見守っている。


終わりに

 以上に見てきたように、公式日記における姉妹の相互言及データは、べびプリ姉妹各人の個性や姉妹間の関わりよう、またそれらにおける問題状況や展開可能性などを理解するための手がかりとして、一定の有効性を持つことが明らかとなった。この意味において、公式日記の叙述は、姉妹の基本的設定と長男の参入によるその変化を、読者にゆるぎなく伝えてきている。個々の姉妹からの視点で日常を綴りながら、共同生活の全体像を描き出すというこの日記の特徴は、各人の視点の主観性という限界によって読者の側に想像の予知を広く残しているとともに、その想像のための確固とした基礎を、このように保証しているのである。
 ただし、本論では分析の対象を公式日記のみとし、解釈のさいに本誌連載などを参照するにとどめた。シスプリについては猿元氏「『シスター・プリンセス〜リピュア〜における』人間関係」において社会ネットワーク分析の手法を用いた分析を行っているが、アニメ版が未だ与えられていないべびプリについてこれと同様の検討を試みるためには、双方向的・空間共有的な関係に注目したデータを収集する必要がある。そのためには、例えば本誌連載における公式イラストが不可欠の分析対象となるだろう。



(2008年12月23日公開・2008年12月27日最終修正 くるぶしあんよ著)

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