TV版『ネギま!』が原作準公式設定なら、こっちはアニプリ準拠設定だ!
21世紀の劈頭を飾る二大萌え作品、ここに夢の仮契約(パクティオー)!




このパロディコンテンツは、『アニメ シスター・プリンセス』(アニプリ)の構成と雰囲気に基づき、
『魔法先生ネギま!』アニメ全26話を、独自に独善的に再構成したものです。
アニプリをご存じなら、いっそう楽しめます。(サブタイトル一覧考察

本企画とは逆向きのパロディである「妹達の仮契約カード」は
よつばねぎさんこち

タイトル原案:水野夢絵さん『CCSF』5/14

オープニング主題歌:『Magi Destiny』。歌う声優は第3話までOP映像にも登場。

アイキャッチ:のどかの本が開き、各話に関連する絵が浮かんでいる。

作画水準:TV放映時はアニプリ並み。DVD収録時に激しく修正。


<主要登場人物>
名 前 アニメにおける変更点
ネギ 原作よりややヘタレに。学園への着任も強制執行。父親の話はあまり表に出ない。
少女達 2-Aの春からネギを迎える。明日菜もやや子供に。各人の課題もさほど強調されない。
カモ アーニャのスパイとして潜入するも、次第にネギ側に。
教師達 基本的に変更なし。
アーニャ このシリーズの裏ヒロイン。ネギをウェールズに呼び戻そうと陰で画策することに。
山田太郎 アニメ版オリジナルキャラとしてネギと同時に着任する新任教師。2chで「山田氏ね」と大人気。


<全26話 各話内容>
 話数と題名 放映日 (DVD収録巻)
 内            容
 第1話 「僕のグラデュエーション」 1/5 (第1巻)
 魔法学校を首席卒業することになった10歳の少年ネギは、幼馴染みのアーニャといきなり引き離されて、黒服の従者達に拉致される。無理矢理に日本語を学ばされ連れ去られた先は、なんと日本の麻帆良学園。ネギは真の卒業試験として、ここの中等部の英語教師をするはめになったのだ。しかも魔法をなるべく隠しながら。「そんな馬鹿な!?」と叫ぶネギを、タカミチは励まし、山田は見下し、学園長はネギの同居人として明日菜と木乃香を紹介する。だが、タカミチの前で挙動不審な明日菜を無思慮にかまい、つい口論してしまったネギは、一人で散策しようとして迷子になってしまう。路地裏にしゃがみこみ、遠い異国で孤独にべそかくネギを、町中探し回った明日菜がようやく見つけ出した。安堵の涙をこぼして、ネギは明日菜に謝り、女子寮に連れられて木乃香の作った夕飯を3人で囲むのだった。
 第2話 「ネギせんせー、大好き」 1/12 (第1巻)
 初めて2-A教室で紹介されたネギは、31人もの生徒達と対面する。さっそく歓声を浴びからかわれるネギを、明日菜は仕方なくかばってやるが面倒で仕方がない。そのうえ、ネギのくしゃみでなぜか制服が破け散ってしまったところをタカミチに見られ、気分がどん底に。その放課後、のどかが階段を転げ落ちる瞬間、ネギが魔法で救うのを明日菜は目撃してしまう。ネギを問いつめた明日菜は、ネギ歓迎会の合間にタカミチの本心を魔法で聞き出してもらおうとして失敗し、さらに落ち込む。だがネギの励ましと自らの夢を追う姿勢にいくぶん元気を取り戻し、逆にからかい返しているところをあやかに目撃されてからまれるのだった。その頃、女性用下着を餌にアーニャのスパイとして雇われたカモは、女子寮に潜入するも下着に気を取られて木乃香に発見され、捕まった結果ペットと間違われて一緒に住み着くことになった。
 第3話 「ネギ君といっしょ」 1/19 (第2巻)
 新学期が始まり、慣れない教師稼業や生徒達の元気のよさに圧倒されて、ネギの心労はますます悪化していく。エヴァの素性に気づいて恐怖し、指導主任にもお叱りを受けたうえ、頑張って指導しようとした明日菜にまで逆に怒られて、ネギはすっかり自信をなくしてしまう。山田やカモの唆しに、ついに学園を去ろうと決心したネギは、早朝にこっそりと荷物をまとめて女子寮を出ていく。だが、夜明け前の町中を走り回って新聞配達する明日菜の姿を目の当たりにして、ネギは足を止める。そのひたむきな姿に姉の影を重ね、自分も頑張ろうと思い直すと、ネギは明日菜の足を魔法で少しだけ軽くしてやり、寮に戻る。しかし学園での授業中、明日菜の居眠りは今日も新米教師ネギを困らせるのだった。
 第4話 「くまさんどこ?」 1/26 (第2巻)
 おちゃめな双子の鳴滝姉妹が、放課後ネギをひっぱっていく。史伽が夢に見たくまさんを探して、さんぽ部として探索するというのだ。ちょうど学園の中を巡回したかったネギも快く同行し、部活や名所などを2人に紹介してもらう。風香にさんざんからかわれながらの探索も、ネギにとっては歳の近い子との気安いひとときであり、夕暮れに染まる世界樹のうえから眺める学園の景色に、ネギは感動する。そこで双子にほっぺキスされたりしつつ、結局くまさんを見つけられないまま女子寮に戻ると、向こうから明日菜がやってくる。そのときたまたまネギのくしゃみが炸裂し、突風でめくれた明日菜のパンツは、それは見事なくま模様。「見つけたー」と喜ぶ3人を、たちまち怒りの形相で追いかけ始める明日菜であった。
 第5話 「ネギ君とメール\(^O^)/」 2/2 (第2巻)
 柿崎、円に連絡をとろうとして、ネギは活動中のチア部を訪問するが、からかわれて恥ずかしくなってしまう。仕方なく携帯電話のメアドを教えてもらったネギは、桜子経由で逆に自分の連絡先をクラスの生徒達に広められてしまう。その結果、翌日にはあやかからのラブメッセージをはじめ、生徒達からのメールがわんさかと押し寄せた。カモに発破をかけられて、教師として全てにきちんと返信しようと無理を重ね、ネギは疲れ果ててしまう。そんなネギを癒したのは、郵便受けに差し込まれたのどかからの可愛い手紙だった。ネギは姉からのエアメールを横に並べてしばし回想に浸り、今度は生徒達の顔を思い浮かべながら、心を込めた返事を送信していくのだった。
 第6話 「ネギ先生は王子様」 2/9 (第3巻)
 学園劇を行うことになったクラスでは、何を演じるのかなかなか決まらない。そんな中、のどかが「ネギせんせーは何がいいと思いますか」と尋ねたのを機に、本来不参加のはずのネギは何の役かで話が盛り上がる。委員長の後押しでネギの王子役が決定した直後、王子とのキスシーンもありうる姫役をめぐって、熾烈な争いが繰り広げられる。結局決着がつかないまま、勝負はなんとそのまま舞台の上に持ち越されることに。台本もなくアドリブで進んでいく劇は美しいほどにアグレッシヴ。疲れ果てた生徒達が舞台上に横たわる中、王子様のキスで目覚める姫は誰か、とカモのナレーションが響き渡る。期待に満ちた少女達の無言の声に怯え焦りまくるネギは、ついに「一人だけなんて選べないよ」と叫び、その誠意と勢いに、観客は思わず拍手喝采を贈るのだった。
 第7話 「恋する季節」
2/16 (第3巻)
 家庭科の課題で衣装をこしらえることになったクラスメート達。木乃香が縫い上げたウェディングドレスに皆の注目が集まり、試着で盛り上がる。無理矢理に着せられた明日菜にドレスのサイズはぴったりで、はやしたてられる明日菜も内心タカミチとの結婚式を想像してしまい面はゆい。そんな花嫁姿を、ネギは褒めながらも「馬子にも衣装、でしたっけ」などと不慣れな日本語表現を誤用して、明日菜の心を思わず傷つけてしまう。その原因を指摘されたネギは、慌てふためいて手を尽くして詫びまくり、その真剣さに明日菜も苦笑する。そんなとき、明日菜の目の前に偶然現れたタカミチが「きれいだね」と微笑み、驚き赤面し動けない明日菜の耳に、遠いウェールズの鐘の音が鳴り響いた。
 第8話 「いつの日かふたりで」
2/23 (第3巻)
 ネギに片思いだが勇気のでないのどかのために、親友のハルナと夕映はネギを古書祭に連れ出し、偶然を装ってのどかとのデートを演出する。まき絵やあやか達の乱入をこっそり撃退しつつ、二人っきりの場を守り抜くハルナ達。しかし、照れながらも嬉しそうなのどかの姿に、夕映は胸に小さな痛みを覚える。いつものジュースも我慢してデートの支援を続けているうちに、夕映は水分不足で倒れ、その騒ぎをネギ達に見つかってしまう。気が付くと夕映はネギに介抱され、心配そうに顔をのぞきこまれていた。やがて人を呼んで戻ってきたのどかに、夕映は詫びて慌てて立ち去ろうとするが、ネギは皆でお茶を飲もうと呼びかける。その好意にハルナともども甘えながら、夕映はさきほどネギと二人っきりになれた寸時のデートを、心の中で反芻するのだった。
 第9話 「夏がきました」 3/2 (第4巻)
 魔法学校では泳ぎが苦手ではなかったはずのネギだが、プールでは生徒達が大いにはしゃぐのに対処する中で、鳴滝姉妹に足を引っ張られたのに気づかず溺れ、自分の下手さに愕然とする。これでは水の季節に生徒を守れない、と焦ったネギは、たまたま川で修業していた楓に、水に沈まない術を伝授してもらおうと頭を下げる。しかし楓の忍術は真似するだけでも命がけなうえ、ここでも鳴滝姉妹のお茶目ないたずらが入り、這々の体で学園に戻る始末。疲れた体を引きずってやむなくプールに向かうと、そこでは水泳部のホープであるアキラが、美しい泳法を繰り広げていた。その姿に感嘆したネギは、今度は正統派の泳ぎ方をコツコツ学ぶべく、真面目に毎日プールへ通うことにした。
 第10話 「頑張って、ネギ先生!」 3/9 (第4巻)
 ネギの水泳特訓が続く中、その情報を聞きつけたあやか達がプールに押し寄せ、水泳部の邪魔になってしまう。そして以前のようにうまく泳げないと感じたネギは、カモの助言でこっそり魔法を使ってみるものの、暴走して皆の水着を脱がしてしまうなど、失敗ばかり。アキラの恩にあだで返している状況に申し訳なくなったネギは、次第にプールから遠のいてしまう。だがある日の散歩道、風邪などの併発と魔力不足で体のバランスを崩して橋から転落し、川に沈んでいこうとするエヴァを見て、ネギは咄嗟に飛び込む。駆けつけた茶々丸と明日菜が救助に向かったとき、ネギはエヴァを背負いながら一生懸命に水をかき、見事な犬かきを修得していた。翌日のプールで、お礼とばかりに犬かきなどの泳ぎを披露するネギを、アキラ達は「……可愛い」と微笑ましく見守るのだった。
 第11話 「ネギ先生とシークレットツアー」 3/16 (第4巻)
 連休を利用して、あやかの島へ赴くネギとクラスメート。ネギとのバカンスを邪魔されて憤るあやかをよそに、生徒達ははしゃぎまくる。ネギもまた子どもに戻り、皆にかまわれながら羽を伸ばし、そんな姿を明日菜達に笑われる。カモも本来の役目を忘れて遊び倒す始末。だが、葉加瀬の発明した潜航艇に乗り込んで海中探索に向かったとき、突然の荒天と機関不良で一同は大ピンチに陥る。魔法を一時的に封じていたネギが、生徒を守るためにと素手で浸水に立ち向かい、皆を勇気づけるものの、ついに力尽きて気絶してしまう。やがて目覚めたとき、座礁した潜航艇の周辺に、カモ以外の者達の姿はなかった。
 第12話 「バカンスはラブですわっ」 3/23 (第5巻)
 海岸を捜索するネギはウニを踏んでしまい足をつらせて溺れかけるが、その脳裏に何か邪悪な存在の気配を感じ取る。ちょうど駆けつけた明日菜達のおかげで救われたネギは、そのかすかな感覚を頼りに、島の入江の洞窟へと踏み込んでいく。そこに待っていたのは、邪悪な意志を持つ巨大な魔法ウニだった。背後に居並ぶ魔法アコヤガイの中に生徒達はとじこめられ、人型真珠の素材に使われようとしていたのだ。魔法封印が解除したネギも、中の少女達に害が及ぶことを恐れて手が出せず、ウニの攻撃をかばわれて明日菜にケガをさせてしまう。そんなとき、貝の合わせ目にガンケースを挟み込んでいた龍宮がカモと明日菜の協力で脱出し、続いて助け出された古菲と龍宮の技が、化け物を次々と粉砕する。ウニを撃破したネギは、無事救出された裸の一同に抱きつかれて目を回す。やがて一同は、海に沈む夕陽に見とれながら、ウニ海鮮丼をおいしくいただくのだった。
 第13話 「ネギ先生との夏」 3/30 (第5巻)
 夏休みももう終わり。特別補習の講師を務めるネギは、バカレンジャーの指導を終えた後も学園を巡回しながら、生徒達との思い出を振り返る。行く先々で生徒達が笑顔で手を振り、ネギも彼女達に楽しい新学期を約束しながら、一人一人のメモを手帳につけていく。やがて一日が過ぎようとする頃、遅い家路につくネギの足を止めたのは、屋台「超包子」からただようスープの匂いだった。つい立ち寄ったネギに、五月はいたわりの言葉をかけながら、おいしい特別メニューを仕度する。美味に舌鼓をうちながら、いつの間にか疲れが出て寝入ってしまったネギを、明日菜と木乃香が迎えに来る。ぶつくさ言いながらネギをおんぶして帰る明日菜達の後ろ姿を、五月は微笑んで見送るのだった。
 第14話 「本当のキモチ」 (ここでなぜか監督交代) 4/6 (第5巻)
 幼馴染みの刹那と、この1年半打ち解けられなかった木乃香。その悩みを知ったネギは、二人の仲直りの機会を作ってあげようと明日菜・カモとともに画策し、彼女と刹那に買い物を依頼する。不本意ながら木乃香に同行する刹那をもっと接近させるべく、ネギ達は道すがらフォローを入れるがなかなか上手くいかない。世界樹の近辺まで来たとき、我慢ならず逃げ去りかけた刹那を無理にでも引き留めようと放った魔法が大失敗し、出現した怪物が暴走してしまう。訳も分からず危地に陥った木乃香をかばったのは、真剣を手に怪物を見据え「私のお嬢様に触れるな」と叫ぶ刹那だった。ネギの陰からの支援もあって、懸命の戦いの末に怪物を倒した刹那は、我に返って慌てて立ち去ろうとするが、その手を握って引き寄せた木乃香は、昔のように幸せな気持ちで「せっちゃん」と微笑めた。
 第15話 「ちうのおリボン」 4/13 (第6巻)
 今日も教室でストレスをため込んだ千雨は、学園から駆け戻り自室に閉じこもると、いつものように「ちう」にコスプレしてサイトの更新を開始する。デジカメ撮影のために日光を入れようと窓を開けたとき、偶然強い風が吹いて、千雨のこの日の衣装のためのリボンが飛ばされる。急いで階下に出て、枝に引っかかったリボンを回収しようとするが、なぜかそこに空中回転で飛びこんだザジの体に引っかかり、そのまま運び去られてしまう。驚愕した千雨は我に返ると、アクロバットで飛び回るザジを、罵声を浴びせながら町中追いかけ、行く先々でクラスメートの視線を浴びるも気づかない。さんざん走り回ったあげく、ようやくザジの体から外れて落ちたリボンを掴み取ったとき、千雨の目の前に立っていたのは、よりにもよってネギだった。その姿に悲鳴をあげた千雨は、周囲から群がり出てくるクラスメートの好奇の目にたまらず逃げだしながら、ネギの「かわいいですよ」という素直な言葉を思い返して、罵声を吐きながら頬を染めるのだった。
 第16話 「まき絵、がんばっちゃう!」 4/20 (第6巻)
 新体操の大会選手選抜に備えるまき絵は、職員室で顧問が自分の演技を批判するのを盗み聞きしてしまい、ショックのあまり自信喪失する。そんなとき、ネギが独り修行に邁進する姿を偶然見て心ときめき、ネギの応援をしようと志す。だが、かえって修業の邪魔ばかりしてしまい、自分に何もできないとますます泣きべそをかく。そこで噂に聞いた図書館島の秘宝が願いをかなえてくれると知り、まき絵は図書館探検部の4人を巻き込んで探索に赴く。行く手を阻む罠をくぐり抜け、やっとその秘宝が置かれた部屋までたどり着いたが、気が急いたまき絵の一歩が最後の罠を発動させてしまい、5人は危機に陥る。そこに飛び込んできたネギが辛くも罠を魔法で解除し、皆は何とか無事に地上に戻ることができた。気がつけば自分を抱えてくれているネギの優しくもたくましい横顔に、まき絵は惚れ直し、そのつよさに自分も負けまいとして、一皮むけた演技へと成長するのだった。
 第17話 「おクスリですわ…ポッ」 4/27 (第6巻)
 台風の備えに雨の中を飛び回っていたネギは、翌日に風邪で倒れてしまう。心配した生徒達はお見舞いにひっきりなく訪問し、ネギを喜ばせる一方で、やかましく騒ぎ立てて明日菜を苛立たせる。また、各人が持ち来たった風邪の特効薬を次々と飲まされた結果、かえって病状が悪化して前後不覚となったネギは、熱を測ろうとした明日菜を姉と間違えてキスしてしまい、動揺した明日菜に思い切り殴られる。そんなバタバタがようやく一段落した夕方、最後に訪れた千鶴と夏美は、明日菜と木乃香が買い物に行く間、しばらく留守番を頼まれる。かいがいしい看病に安心して眠るも、未だ高熱の引かないネギをうつぶせにして、「最後の手段ね」とつぶやく千鶴の目が怪しく光る。その手に握られた長葱が、夏美のおびえる横でネギのおしりにぷっすりと刺さると、布を裂くような少年の悲鳴が女子寮に轟くのだった。
 第18話 「…永久の…ともだち…」 5/4 (第7巻)
 誰にも認識されないまま長い年月を過ごしてきたさよは、授業中にたまたまネギに名前を呼ばれ、ほのかに想いを寄せる。教室の壁に張り出された記念写真に自分の姿がないことに、さよは慣れていたはずなのに悲しくなってしまう。今年こそは先生と一緒に写りたい、先生の隣に並んで座ってみたい、と願うさよは、思いの強さのあまりに、女子寮で眠るネギの魂を思わず霊界に引き込んでしまう。ネギの魔力に惹かれて群がる亡霊から、ネギとさよは必死に逃げまどう。2人の逃避行を、その姿が偶然写真に現れたことで気づいた朝倉は、半信半疑のまま、各所の写真に浮かび上がるメッセージに従ってネギの肉体を教室まで運び込み、蘇らせる準備を整える。ぎりぎりセーフで肉体に戻ることのできたネギに、さよは大いにしょげかえり、教室から永遠に離れようと悲しい決意を固める。そんなさよをネギは大切な生徒の一人として笑顔で引き留め、朝倉もまたさよのために一肌脱ぎ、ネギとのツーショットを合成してやる。その翌日、朝倉の机の上には、「ありがとう、おともだち」という真っ赤な血文字が記されていた。
 第19話 「愛のお弁当やねん」 5/11 (第7巻)
 カモが通販で購入した年齢詐称薬を試しに飲んでみたネギは、凛々しい青年に姿を変える。そのまま戸外を歩くネギを見て、先生とは気づかず亜子は一目惚れしてしまう。勇気をふるってデートを申し込み、勢いに任せて青年ネギの了解を得たはいいものの、舞い上がってしまって当日の作戦が決まらない。運動部連中の意見を参考に色々と案を練ってみるが、裕奈やまき絵のアイディアはどれもやりすぎ色気振りまきすぎで問題外。にわかエステなどでいい加減疲れた頃に、裕奈が開いた少女向け雑誌に従い、ごく普通に手作り弁当アタックをかけることに決めた。デート当日、裕奈達が陰から見守る中、亜子は青年ネギの前にバスケットを開くが、そこにはネギの苦手な食べ物がてんこもり。亜子の期待に満ちたまなざしにネギは頑張って箸を口に運ぶが、ついにのけぞり魔法暴発。突風が吹き荒れる中、飛ばされそうになる亜子を抱き留める青年ネギは少年に戻ってしまい、意識を取り戻した亜子はなぜかネギを膝枕していた。翌日、失恋の痛みも吹っ切ろうと、亜子は特訓中のネギに弁当を差し入れる。恐る恐る開いた箱の中には、子供っぽい大好物が勢揃いしていた。
 第20話 「Christmas Magi Destiny」 5/18 (第7巻)
 二学期も終わろうとする忙しい時期に、ネギは毎日放課後あやかに、クリスマスの準備たけなわの街を連れ回される。お茶にショッピングに名所案内と、楽しい時間を過ごさせてもらいながらも、ネギはなぜ今こんなことを、と疑問に思うが、あやかがごまかして答えない。女子寮に戻っても、明日菜はますます早朝に起き出して早晩寝入り、木乃香も何やら隠し事をしている。気になりながらも成績づけなどに心労を重ねていたネギは、終業式の終わったクリスマス当日、カモの手引きで学園の礼拝堂に導かれる。そこに歩み行ったネギを迎えたのは、今までネギに内緒で放課後に練習していた生徒達の、暖かく響き渡る歌声だった。皆の真心こもった贈り物が、美空の伴奏とともにネギの胸を熱く震わせ、ネギも皆のためにこっそり魔法を使い、初雪のプレゼントを贈るのだった。
 第21話 「ネギ坊主にme two\(^O^)/〜」 5/25 (第8巻)
 学園の天才児、超と葉加瀬の実験は今日も大騒ぎを引き起こすが、毎度のことながらさっぱり反省の色がない。指導に困ったネギはカモの助言を容れて、超達の行動を理解するために実験につきあうことにした。しかし、葉加瀬のマッドサイエンティストぶりは並大抵のものでなく、大惨事寸前の事態にネギも目を回してしまう。それでも生徒を守るのが教師の務めとばかりに、ネギは他の教師に追われる超をかばって身を挺する。その誠意に教師達も今回は見逃すことにし、超は珍しくしおらしい態度でネギの指導を受けいれる。そのとき、超はためらいながら、ネギにだけ知っていてほしい、と自分の過去を告白する。それは超が世界の秩序を揺るがすような生まれと生い立ちの持ち主であるという驚天動地の内容だった。衝撃の告白を真に受けて絶句するネギは、それでも超は自分の生徒だと言い切るが、そんなネギの真剣さに超は「冗談あるよ」と舌を出しながら、親愛なる者への微笑みを浮かべるのだった。
 第22話 「ネギ先生、お茶です」 6/1 (第8巻)
 エヴァの不調を心配する茶々丸は、マスターの姿に寂しさらしき感情を見て取る。そこで茶々丸は一計を案じ、「吸血鬼現る」という怪事件をでっちあげて、その濡れ衣をエヴァに着せる。そうと知らないネギは、エヴァの退学処分を防ぐためにせめて自首させようとエヴァを追いかけ回す。無実の罪を着せられたエヴァは、学園中を逃げ回るのもしまいに馬鹿らしくなり、ネギにその憤懣をぶち当てる。魔法と魔法が激しくぶつかり合い、通りがかった山田を巻き添えにし、とうとうネギも圧倒されるが、エヴァもまた制限下での力を思うがままに発揮し、鬱屈していた気分もすっかり晴れた。結局その事件はデマだったと知ったネギは、翌日の学園でも徹夜のまま授業を終えてへたりこむが、そこに静かに近づいた茶々丸は、ネギにそっとお茶を差し出す。理由も分からないままお茶をすすったネギは、そのおいしさと心遣いに感謝するが、茶々丸はなぜか顔を赤らめてうつむくのだった。
 第23話 「はじめてのお客様」 6/8 (第8巻)
 この1年を振り返りながら、ネギはさんざん世話になった明日菜と木乃香へのお礼をしようと考える。欲しいものを何気なく尋ねようとしたとき、明日菜の髪飾りの鈴にふと惹かれたネギは、それがタカミチからの幼い頃のプレゼントだったことを聞かされる。そういえば、とネギは自分にも幼馴染みからもらった初心者用の魔法杖があったことを思い出し、荷物の中から探し出して昔を懐かしむ。休日、2人への贈り物を決めかねて買い物から手ぶらで戻ってくると、そこには当の幼馴染みのアーニャがいきなり現れ、ネギを待っていた。可愛い少女の訪れに、生徒達ははしゃぎ群がり学園中を案内して回るが、その喧噪を猫っかぶりで堪えていたアーニャは、やがてネギと二人っきりになった瞬間を逃さずに、持ってきた秘密のお土産を突きつける。それは、ネギへの魔法大学特進を告げる通知だった。学園生活を終わらせてウェールズに戻ってこい、と言うのだ。
 第24話 「さよならの予感」 6/15 (第9巻)
 唐突に帰還の機会を得て、ネギは手放しに喜ぶこともできず、しかし生徒達に相談することもできない。思い悩むネギはカモに助言を求めるが、最初はスパイとして潜入したカモもネギと暮らす中で共感してしまい、ネギのために力を貸そうとする。だがその機先を制して、アーニャはカモを下着餌で釣り直し、再び手先として陰謀に取り込む。一方、ネギの様子に気づいた明日菜は、それとなくネギを皆から引き離し、何だか知らないけどいつも通りのあんたでいなよ、と励ます。その笑顔に後押しされたネギは、自分の気持ちを確かめるため数日だけ帰国することを決意した。生徒達に内緒で早朝の駅に向かったネギを、新聞配達の合間に駆けつけた明日菜がこっそり差し招く。アーニャから生徒達の注意をそらすよう命令されていたカモは、明日菜にだけこの旅立ちの予定を伝え、アーニャに内緒でここまで案内してきたのだ。男子トイレでひとたびの別れの挨拶を交わすネギと明日菜を、カモは罠にはめて無理矢理にキスさせ、仮契約(パクティオー)の証を得る。騒ぎ立てる明日菜はアーニャに見つかり、アーニャはカモの過失に辛い言葉を浴びせると、明日菜に一瞥だけくれてネギの手をつかみ、列車に乗り込んでしまう。一緒に飛び乗ろうとしたカモは、列車に張られた結界に阻まれてはじき飛ばされ、その体を抱き取った明日菜は、消えゆく列車の影をただ見つめるのだった。
 第25話 「あいたい…ネギせんせー」 6/22 (第9巻)
 生徒達の携帯電話に、ネギからの一時不在のメールが入る。じきに戻ってくるよ、と笑う明日菜をよそに、級友の表情はさえない。ネギのいない学園をあやかは寂しげに彷徨い、のどかは宛先のない手紙を書いては止め、他の生徒達も元気ない日々を過ごす。カモはなけなしの魔法でウェールズの様子を探るが、いかんせん力が足りず、ついにネギを追いかけて単身旅立つことを決意する。強がる明日菜もまた、机の上に置かれていたネギからのオルゴールの贈り物に素直に喜べず、毎朝自分の布団に入り込んでいるネギの温もりがないことに寂しさを覚え、木乃香の「子供、嫌いだったんとちゃう?」と問いかける微笑みを、じっと見つめ返す。翌早朝の新聞配達、街角のあちこちにネギの影を感じ、ふと振り返ると、そこにはエヴァが立っていた。ネギの周囲にまとわりつく暗い気配を察知したことを、明日菜に教えに来たのだ。ネギを心の底から心配する明日菜の姿に、エヴァは、カモからの伝言を告げる。それは、ネギとのパクティオーによって得られた力についての情報だった。それだけを伝えると、エヴァは「坊やの血は、坊やだけのものではないのでな」と言い残して姿を消し、後にはカードを手にした明日菜が遠い空を見つめていた。
 その頃ウェールズでは、アーニャの勢いに負けて魔法大学の門をくぐる支度を整えるネギは、いつの間にか薬を盛られて意識を混濁させられた隙に、手に持つ杖を呪符でぐるぐる巻きに封印され、さらに魔法をかけられて深い催眠状態に追いやられる。アーニャからすれば、既に日本の世俗社会に染まってしまったネギを元に戻すには、ここまで強引な手段を尽くしてもやむを得ないことだった。以前の気持ちに戻ったネギと、再び一緒にこの魔法社会で学びたい。そう願うアーニャの心は、魔法使いのルールを破ることの恐れにも、必死に立ち向かおうとする。そしてアーニャがついにネギを魔法大学の結界へと引き込もうとしたとき、その手を振り払い押しとどめたのは、ようやくここにたどり着いたカモだった。
 第26話 「約束の杖」 6/29 (第9巻)
 カモの裏切りを許すまいと、アーニャは不慣れな召還魔法を用いて、巨大な魔物を呼び出し襲いかからせる。その隙にネギを結界の中に歩ませようとしたとき、ネギの影の中から突如エヴァが現れる。学園外でほとんど魔力を封じられながら、エヴァはネギをかばい、アーニャをあしらい、魔物をも圧倒しかける。だが、真祖の脅威に反応して近隣の魔法防護結界が活性化したため、エヴァは完全に力を失い、アーニャの制御を離れた魔物は凶暴化して、エヴァをアーニャもろとも踏みにじろうと雄叫びをあげる。絶体絶命の状況で、満身創痍のカモが最後の力を振り絞ってネギの杖の封印を食いちぎったその瞬間、眠っていたネギの魂を光が包み、少女の優しい声が遠く呼びかける。薄く開いた目に映るのは、父の姿と、それに重なる麻帆良学園。そこはかつて父が訪れた、エヴァとの約束の場所だった。そしてその場所はまた、ネギと明日菜達、ネギを待つ少女達との約束の場所でもあった。ネギの携帯メッセージへの数多の返信が、生徒達の声で響き渡る。あやか、まき絵、木乃香、のどか、そして……。自分の居場所を確信して、ネギは目を見開く。
 眼前の危機に、ネギは魔法を使う間もなく、二人の少女を抱きかかえてかばおうとする。防護結界を蹴破って魔物が三人を踏みつぶそうとしたとき、その足裏を打ち抜いて粉砕したのは、アーティファクトのハリセンを手にした明日菜だった。カードでの召喚がぎりぎりで間に合った彼女も、魔物に次第に押されていくが、ネギ達を守るべく一歩も下がらない。その背中に大切な何かを見いだしたネギは、エヴァとアーニャが寄り添うまま、杖を構えて最強の呪文を唱え始める。実戦で初めて使う強大な呪文に全ての魔力を吸い取られ、ついにネギの精神力が尽きようとするとき、消えゆく意識の中で、ネギは、そしてエヴァは、確かに父ナギの声を聞いた。力強く構え直された杖からほとばしった電撃は、魔物をあとかたもなく消滅させ、ネギも懐かしい温もりに抱かれて、静かに意識を失った。その手に明日菜がそっと握らせた、のどかからの手紙を胸にして。
 そして数日後。学園に戻ったネギはのどか達にもみくちゃにされながら、自分の素直な気持ちを確かめる。やがて迎えた新年度、同じ生徒達が揃った3-Aの教壇に立つネギの腰を抜かせたのは、しずな先生と一緒に入ってきた、転校生アーニャの照れくさそうな制服姿だった。反省のために人間世界のことを学ぶよう、麻帆良学園に送られてきたのだ。うつむくアーニャに「早く席に着いたらどうだ」とぶしつけな声がかかる。アーニャが顔を上げると、目を逸らすエヴァの横に、茶々丸が新しい机と椅子を運んできたところだった。驚くアーニャにネギは微笑みかけ、明日菜達はさっそく歓迎会だと歓声を上げ、委員長の叱る声やネギのあわあわする声と混じり合って学園の空に響き渡るのだった。(最後のアイキャッチは、アーニャも含めた新クラスの記念写真)



その他のパロディコンテンツ:『魔法のシスター マジカル☆ヒナ』  『シスター・プリンセス Wake Up !!』  『精霊姫神シュヴェスター』


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