日記
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2011年12月8日(木) アニマス第1話考察掲載
 さて、おもいっきり久方ぶりの日記なわけですが、皆様おかがお過ごしでしょうか。

 何をしていたかと言いますと、アニマス(アニメ『アイドルマスター』)など鑑賞しておりました。それはもうどっぷりと。
 その結果として、「アニメ『アイドルマスター』におけるアイドルの目的と課題 〜第1話にみるスタートライン〜」を公開するなんてことになりました。はい、これまた久々の考察です。最初は、やよいと伊織についてだけ書こうとしてたんですが……その前提をまとめようとしているうちに、つい……。
 「第1話」と題している以上、今後いちおう継続予定ということです。ただし1話ずつ独立してではなく、次は第2話から第4話(場合によっては第5話)までをまとめて1本になりそう。今回の考察で示したとおり、伊織・雪歩・千早はそれぞれの課題を抱えているわけで、しかも他の仲間たちよりも早急に壁に突き当たる条件が与えられていました。だから第2話から立て続けにメイン話を与えられたということで、なんか「アニプリ第4話がなぜ雛子メインだったのか」という問いの立て方を思い出しますね。

 延々と滞っていたべびプリ公式日記3年目のまとめも、なんとか早めに完成させたい所存です。
2011年8月21日(日) べびプリアニメ鑑賞感想
 アニメ版べびプリ視聴しました。ブルーレイ機器もってないので、3Dじゃなくて2Dの方です。3Dのも同時購入したので、いつかきっと観るのです。おっぱい飛び出すのはちと勘弁ですけど。胸揺れアニメを見てると酔うので(経験あり)。

 冒頭の暮れなずむ街並みを見て、ああ、帰ってきた、というのが最初の実感。ぼくは「トゥルー家族」という表現をあえて使わないファンなのですが(自分の実家族を捨てた気分になるため)、この場面はとりあえず3丁目の夕日的な家路への憧憬を誘っています。ただしぼくにとってはそれだけじゃなくて、プロミストアイランドの1丁目とか、翼多市の街路とか、あの兄妹たちの住む世界を思い出させるものでもありました。ああ、帰ってきました。脳内に流れるアニプリのBGM。

 もちろんシスプリからいろいろと継承しつつ本作品は別要素も取り入れてるわけで、氷柱や麗の反発もそうですし、過剰な色気もそう。基本的におっぱいアニメとして宣伝されていたのも、まぁ原作から大きく逸脱してはいません。なんといっても、揺れる人がいれば揺れない人がいっそう引き立つのですし(特殊な鑑賞態度)。
 真面目な話、ぼくが注目し続けてきた長女と長男のパートナーシップが、部分的に描かれていて嬉しかったです。部分的にというのは、海晴のリーダーシップと長男のそれとが別個に表現されていたから。長女は麗の大騒ぎのさいに笑いを入れて場を和ませたり、夜中にあさひの面倒を見たり、そのついでに三女の始末もつけたり(笑)と、きょうだいの調和を維持するための役に徹していました。この人が担っている責任は、長男が共同生活にしっくりくるまでは過去の比じゃなく大きかったのであり、このアニメ版の段階でもその務めを果たす姿がじつに立派に描かれていたと思います。最初に画面に登場する姉妹がこの海晴というのも、正しい演出です。駅うどん食べてる顔もかわいい。
 ただ、旅行の道中絵で長男の姿が描かれていないことが、撮影担当だからという理由はさておき、個人的にもったいないところでした。長女が妹たちを引率する傍らで、長男は荷物をたくさん持って動いてるはずなのです。しかも、時々は年少者たちの面倒も分担しながら。雑誌連載や公式日記でもたびたび姉の口から語られているように、男手として頼りになる姿が、本作品ではカットされてしまいました。このアニメ版は小説版の設定をほぼ踏襲しているわけですので、この頼れる感じの薄さというのは小説版どおりとも言えますが。航のように内心を吐露することもないですしね(これは作りとして成功)。

 お話としては、ヒカルの天然攻撃と氷柱の素直になれない攻撃にはさまれて長男悶絶というお馴染みの展開で、そこにほかの姉妹全員分の見せ場をちゃんとはさんでるという格好。19人をそれぞれの個性どおり動かした偉業に拍手。わー。青空が走ってるのを観て涙でそうになりました。ところで、麗のおしりをぐりぐりしてる青空の笑顔に「くししし」という笑い声を思い出しましたが、この場面の作画って志田ただしさん担当だったのかしら。この方のお名前もアニメ版シスプリからの継承ですにゃ。
 色気が大盛りとはいえ、玄関の壁にかかった年少者の絵だとか、ヒカルのスクールバッグにぶらさがったピンクのフレディのマスコットだとか、星花と夕凪と真璃の靴の脱ぎ方の違いだとか、一同揃った絵での個々人の行動だとか、細かいところにも配慮が行き届いており、おっぱいを掲げて安息を売る、というふんいき。あんまり心地よいので、年少者の入浴シーンにも興奮しませんでした。しなかったんですってば。何度も巻き戻したけど。

 で、今回いちばん畏怖を感じたひとは、春風さん。イロボケしたみくるまんまの声でしたが(みくるは鍵を閉められて悲鳴をあげ、春風さんは自ら鍵を閉めるというのが相違点)、このお姉ちゃんは旅館バスのなかでただひとり居眠りしてるんですよ。立夏たちがポテチの袋あけて食べてるときに。さすがに旅行の支度や弁当の用意などで疲れたんだろな、と最初は思ったんですが、支度なら年長者全員が分担しているはずであり、弁当はそもそも今回所持してません。だいたい、小説版でヒカルにさえ体力を評価されている春風さんが、その程度で疲れてしまうはずがない。
 すると……そうです、このとき春風さんはすでに、王子様を今夜ひとりじめして朝まできゅんきゅんする決意を心に秘めており、そのための体力を温存していたのです。なんという計画性。いや、あの誘惑シーンは風呂場で全裸長男を直視したゆえの衝動的行動かもしれないのですが、やはり策士と想像しておきたい気分です。ねぇ可憐。

 というわけで、ぼく大満足。久々に日記を書いてしまうくらいに。素晴らしい作品をありがとうございました。
 まだお手元にお持ちでない皆様、ぜひご購入くださいませ。3Dの方も早く観てみたいものですねー。そちらには初回特典として長男アフレコ用の台本も添付されているのですが(陽太郎の声のみ消したアフレコ用トラックもあり)、さすがにぼくがアフレコ遊びすることはないにせよ、考察するのに台詞を聞き取りする手間が大きく省けて助かります。
2011年4月10日(日) 女子中制服とか好きだから
 えー、また日記更新が滞っておりますが。
 『女子中制服百科』全校制服讃、新規コンテンツとして公開しました。
 内容は、MK2さんのとこで教えて&薦めていただいたこちらの本を購入して開いたとたん脳から汁が漏れてきたので、掲載されてる全100校の制服について感想と情景妄想を綴った、というものです。馬鹿です。
 やー、最初の数葉を眺めてるうちに、腹の底から湧きあがる笑いを止められなくなりまして。これMK2さんも指摘されてるような問題意識を感じてのことでもあるんですが、個人的な記憶としては、シスプリの『オフィシャルキャラクターズブック』や『キャラクターコレクション』を初めて開いたときと同じ情動だったんですよ。もうね、嘲笑とか自嘲とかじゃなくて、多幸感そして脳内麻薬過剰分泌。ちょうど消沈していた気分も急転換してもらえたので、恩返しというかヤケというかで挑戦してみた結果がこれです。あー疲れた(満面の笑顔)。ついったーフォロワーの皆様には感謝とお詫びを、どもでした(礼)。

 つまるところは妄想100本勝負なのでして、腕に覚えのある方はぜひ挑んでみてくださいませ。
2011年3月30日(水) 泥なんてなんだい
 べびプリ(3/30)。

 お休みの日は、食事の片づけが終わるとすぐにおやつの時間。蛍も春風もてんてこまいです。台所から離れられないですよねー……勉強する暇もないわけだからたいへん。まぁ家事やらないのに勉強もしない人がいますけど。

>お十時をいただくのは――
>まだまだ体もおなかも小さな、
>まだ学校に行ってない
>チビちゃんたち――

 いっぺんに食事をたくさん摂れないから、10時・3時のおやつで栄養補給するという。遊びに夢中だと、燃料切れでぱったり倒れることもありますから、姉たちのコントロールが肝心。
 さて、さくらが一番乗りとはまた珍しいな、とぼくも思っていましたが。一番おなかが空いていたということじゃなくて、

>「おにわでみつけたの!
>これ、ほんもののおかね――
>さくら、ボキンするの(はぁと)」

 ……泣き虫さくらが鼻の頭に泥をのっけても泣かずに、嬉しそうに駆けてきました。3歳児でも、泣き虫でも、いや泣き虫だからこそ。困って泣いている誰かのために、何かできるのならば、と考えていました。優しい妹、みんないいこ。

 ついったーより。

・あー、宮城県は被災地教員を異動先と兼務させる、と。退職教員を数十名確保したはほんとよかったけど、この兼務は頑張りすぎるリスクを伴うので周囲が要配慮

・こういう心境のときはうんと泣いてしまって、と思うけど、そのためにあの作品この作品を使用するのは気がひける。作品は道具じゃない

・「自分を抑え、こらえ」てる弱者の姿を宣伝に動員して「あの人達も頑張ってるのだから」と強制したのが戦時中。若桑みどり『戦争がつくる女性像――第二次世界大戦下の日本女性動員の視覚的プロパガンダ』ちくま学芸文庫参照。そんな連帯感を美化すんな石原

・被災地に行かれた看護師さんの日記、拝読

・カズすごーいー!!!(サッカー視聴)

・真面目な話、これで関係者へのテロが発生してしまうとかなりやばい。責任追及は絶対必要なんだけど、その過程がぐずぐずになったあげく、我慢できなくなった誰かが凶行に及んだりしたら、ほんとにあの時代を繰り返してしまう

・もひとつ懸念してるのは、責任追及のためには原発をめぐる政治家・企業(+闇世界)・官僚の癒着を暴かなきゃいけないんだけど、それをするはずの民主党政権がぐずぐずに崩壊したのち、自民党・経団連(東電)・官僚の黄金トリオが無反省に復活してしまうこと。もうどっち転んでも、わやや
2011年3月29日(火) 春が来て
 べびプリ綿雪(3/29)。

>ちょっぴり――
>涙が出そうになったけど、
>ぐっとがまん、がまん、です。

>――えへへ。

>ユキ、涙をがまんするのは
>得意なんですよ!

 うんうん(頭なでなで)。

>いつも笑顔を作れば絶対に
>いいことが起きるって――
>ユキが病院にいた頃、
>仲良しの看護婦さんが
>教えてくれました。

 うんうん(体ぎゅー)。

 乳幼児さんから綿雪へ、綿雪から長男へ、笑顔がめぐっていきます。泣きたいときは素直に泣けるように、泣いてもらえるように。


 ついったーより。

・音楽について無知なんだけど、スイートの音楽はOPがポップと勢い、日常BGMが遊園地風、変身・技BGMが子供向け聖歌という感じ。今後たとえばプリキュアの人数が増えてスーパー技が登場したとき、荘厳な曲が流れないかと楽しみ。鍵はあのパイプオルガン

・「お願いです、私も外に出してください」箱の中からそう呼びかける声に、パンドラはいったい誰なのかと尋ねました。「わたしは乳首毛です」

・罰を受けたアトラスが、大地を乳毛でぶら下げている

「サイコロジカル・ファーエイド実施の手引き」 あとで読むこと>自分(あとで読んで納得の内容でした)

「東日本大震災支援全国ネットワーク」ここでボランティア募集情報を継続確認すること。ただし地元の広報もあわせて>自分

・ユニセフの「えほんをおくろう」 絵と文章がそろってる新品。内容は罹災者にとって適切かチェックしとくこと。4/5まで

・いま、べびプリアニメのPVを観たんだけど、さっきみた夢でも19人と会ってたんですよね。こんな雰囲気で、もう少し視点高く。寝る前にG'sのアニメ紹介ページを眺めたのがもろ影響してたんだろなー

・「わんわんにゃんにゃんコーナーです。では男性チームからどうぞ」「えーと」「ちんちん」「まだ何も言ってません」

・「ちんちんかちかちコーナーです」(連想ゲーム・おわり

・こないだ花屋さんに行ったらプリザーブドフラワー売ってて、なんか嬉しくなりました

・ハートキャッチ最終回つぼみが「大親友です!」と叫んだ場面で、ゆりがシプレと視線を交わしてにっこり笑うんだけど、あれがほんと観てて嬉しい。登校時間のはずなのにゆりがシプレたちと一緒にいたのは、早朝に妖精たちとこころの苗木の世話をしに出かけてたのかな、と。あの苗木のまわりに輝く、コロンや父やダークの光とも会いに。シプレとコフレの性格、番組開始時にはあまり差がないのかなーと思ってたけど、終わってみればつぼみ・えりかにそれぞれしっくりするように成長してる。ポプリもいつきにぴったり。妖精とのコンビを成長の面までくるんで描いたのは、シリーズ初といってもいい。お見事でした

・あ、そうか。スイートは、自分とペアを組む妖精による感情サポートも受けられないんだ。うわすごい。初代とSSとハトキャチにはペアがおり、5ではココ&ナッツが日常場面で大人役を務め、フレッシュではタルトが塩梅してシフォンが庇護対象として皆をまとめてた。スイートは挑戦的だ。そこで毎回ケンカですからね、じつはすんごいスリリング。んでだからこそ、響と奏が毎回ちゃんと絆を強めていくってことが、とてつもないことだと感じられる。作品中での説得力については批判したい点もあるけど、基礎体力というか、二人が幼い頃から培ってきたものの厚みに注目していきたい。こないだの話でも、二人で鍵盤タイル?の上をぴょんこぴょんこ跳んでた回想場面があったし。大人視聴者としては、回想場面がないときにも過去を想像しながら楽しんでみたい

・幼馴染ペアとしては、のぞみ&りんというこれまた強力なのが先輩にいて、教師ココの「のぞみはいい子だね」という言葉に「でしょ?」と答えたりんの声が素晴らしかったのです。第7話ね
2011年3月28日(月) 発車のベル高らかに
 べびプリ(3/28)。

 公式日記復活、ももちろん嬉しいことなのですが。
 作品内で考えれば、麗が自らすすんで日記を書いた、ということがまた。

>祈りながら。
>
>今日からはまた
>この日記を書いていきます。

 かつて、この日記の役割をすでに果たしたのだからもうやめてもいいのでは、と書いていた麗が。いま、日記の再開を宣言しています。
 べびプリ考察でも指摘しましたが、この作品はシスプリと比べて「現実世界の出来事が作品世界に過剰に干渉する余地」が大きいのです。今回の大災害で公式日記が停止したというのも、その影響が過酷なかたちで顕著にあらわれていたわけです。自粛という製作者側の姿勢のみならず、この現実をいかに作品世界に適用するかがあまりに困難だったという事情が、そこにはあったと思うのです。
 だけど、日記は戻ってきました。現実を無視して「日常」を綴るのではなく、あくまでも当初の姿勢を、べびプリという作品の独自性を貫いて。

>優しい気持ちが――
>いつもあなたのそばに
>ありますように――

 被災地の方々に届きますように。そこにいないぼくにしっかり届いたよりも、もっともっとつよく。そしてファンの気持ちが、きょうだいたちに、製作関係者の皆様に、届きますように。
 そして、長男に感謝を。麗がこうして筆をとり、再開の口火をきることができるようになったのも、そして「何度も泣」いてきた姉妹がここまで頑張ってこれたのも。同じく衝撃をうけながらも皆を支えようと努力してきた長男の姿が、今日の麗の日記に、長男への語りかけでなく長男について語るでもない日記に、無言のうちに描かれているのです。
 さあ、ぼくたちも彼に倣って。
2011年3月27日(日) ついたより
・なにこのスイート、ただのデート話

・おんぶ!?

・あ、あれ……?おんぶシーンは……? こころの……こころの花が……

・「ねーちゃんたち、仲良しだねぇ」「うらやましいかぎりだぁ」みたいなモブが登場しそう

・謝りあいおったこの二人……もうあとは友達同士の嫉妬心くらいしか……

・奏の机上の本が「..GRISH」となってておやそれは「ENGLISH」の間違いかしらと思う余裕もなく寝間着通信ひかり

・セイレーンが眼鏡っ娘に!?

・ワールド・シェイキングがきてディープ・サブマージがきて、いよいよプルートのデッド・スクリームの番なのか日本

・お相手を迎えに来てた黒髪の 少女がぼくのお昼のおかず

・お出かけ先で「ラーメン おでん あそこ」という看板があって、最後の1行は店名なんだろうけど、暖簾をくぐるなり「あそこください!」と叫ぶ人がこのクラスタに何人いるかいざ尋常に勝負

・りんたろう監督のもと角川が総力を挙げて贈るアニメ映画作品『幻魔大戦』。いま予約チケットをご購入の方に、ミラクルライトをプレゼントしています

・プリキュアも「火」「水」「地」「空」はすでに登場しており、スイートで「音」も充当したとなれば、来年の新作はすなわち「酸」。いまだのりこ、胃液を!

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