天体位置表 |
太陽 |
おひつじ座 |
13゜49' |
月 |
ふたご座 |
19゜42' |
水星 |
うお座 |
17゜28' |
金星 |
うお座 |
7゜42' |
火星 |
おうし座 |
28゜56' |
木星 |
おひつじ座 |
7゜47' |
土星 |
いて座 |
21゜09' R |
天王星 |
いて座 |
26゜43' R |
海王星 |
やぎ座 |
8゜00' |
冥王星 |
さそり座 |
9゜16' R |
角度は、「度・分」で表示。 最後の R は、逆行を表す。 |
カスプ表 |
第1室(ASC) |
かに座 |
29゜48' |
第2室 |
しし座 |
21゜21' |
第3室 |
おとめ座 |
16゜51' |
第4室(IC) |
てんびん座 |
18゜04' |
第5室 |
さそり座 |
23゜44' |
第6室 |
いて座 |
28゜51' |
第7室(DSC) |
やぎ座 |
29゜48' |
第8室 |
みずがめ座 |
21゜21' |
第9室 |
うお座 |
16゜51' |
第10室(MC) |
おひつじ座 |
18゜04' |
第11室 |
おうし座 |
23゜44' |
第12室 |
ふたご座 |
28゜51' |
角度は、「度・分」で表示。 |
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- 陰陽(8:15)、クオリティ(C8, F4, M14)、エレメント分析(水7,風5,地4,火10):
基本的には能動的だが、ミュータティブの性質が強い。エレメントは対立する要素のバランスが取れている
- 主要惑星の位置:
極めて意外なことに、太陽と木星が牡羊座に入っている。太陽は自我を、牡羊座は男性的な力強さ・意思の強さを、それぞれ象徴する。木星はこれらの作用を拡大する方向に働く。典型的なヒーロータイプだが、病弱系という思想が背景にあれば、それはしっかりと確立された自我という風に捕らえるべきか。
月は双子座に入っている。これは咲耶・雛子と同様で、性格的には愛想がよい。ただし神経のバランスを崩しやすい傾向がある。
水星はデトリメントの位置である魚座に入っている。この星座のもつ消極的・感受的な性質が知的判断に影響を与えることで、フィーリング重視・他人に影響されやすいといった性格が強まる。この配置も繊細で神経を病みやすい方向に働く。
金星も魚座に入っている。この位置はエゼキテーションにあたるので、恋愛に関して非常にロマンティックで感激しやすいナイーブさが出てくる。愛情表現は同情的になりがちだが、自己犠牲的なところも。
火星が牡牛座に入っていることから、活動力は制限されるが、じっと耐えて地道に目的を目指す傾向がある。
木星については上に記した。火星の力が牡牛座の象徴する土星の力で抑制されていることから、木星によって拡張された自我は直接的に外部に向けられることはないと思う。
土星が射手座に入っており、かつこれが月とオポジションの位置にある。多分、これが最も性格形成に影響しているものと思われる。
- アスペクト:
まず目につくのは、前述の土星・月のオポジションである。土星が射手座に入ると、この星座が象徴する「未来への期待」が抑制されることで、人生に対する希望が弱められがちになる。一方、感情を象徴する月がこの位置にくると、土星の悪影響をもろに受けることになり、常にsage進行で、何かやろうとしても自信を持てない傾向がある。また体質的(特に神経面)が弱いことも多い。
月は水星とスクエアの関係にあることで、感情と知性の間のエネルギーの流れはスムーズである。しかし、水星のエネルギーそのものが魚座の影響を受けている上、月のエネルギーも土星の影響を受けているため、これが相乗的に働くことで、感受性が強く、自信のない性格が形成される。
木星と海王星がトラインの位置にある。海王星のエネルギーは自他境界を溶かす働きがあり、これが木星の作用で強められると、他人に対して同情的で、強い感受性を持つ性格が出てくる。
金星は海王星とセクスタイルの関係にあることから、恋愛は現実的というよりは「純愛」を志向する傾向が強まる。ただし「死と再生」を象徴する冥王星が、金星のスクエアの位置に来ていることから、恋愛によりそれまでの価値観が一転する可能性がある。
- アセンダンス:
ASCは蟹座である。この星座は「自己の感情の保護」を象徴することから、表面的には人見知りがちに見えることが多く、特に周りの雰囲気には敏感に反応する傾向が強い。。しかし蟹座の支配星の月が双子座に入っていることから、一度、仲良くなると、親切で世話好きな面も。
- ハウス:
ハウス4に冥王星が入っている。これは幼少期のトラウマやコンプレックスが無意識下に抑圧されていることを暗示する。
ハウス5に土星と天王星が入っている。土星の影響の方を強く見るならば、個性や創造性を表現するのにためらいを持ち、それが原因で落ち込むことがありがちな星の配置だといえる。
ハウス6に海王星が入ると、過敏体質で心身の病気になりやすい傾向がある。
ハウス8の金星は、相手を安心させたり、リラックスさせる力を与える。
ハウス9には太陽・木星・水星が集まっている。これは人生の意味を探るための知性への関心が強いことを暗示するが、問題は上に書いた、水星の力の制限であろう。
ハウス11には月と火星が入っている。この二つの星はセミスクエアの位置にあることから、内面で友人と共にいることで安心感を求める気持ちと、逆に攻撃性を持つ気持ちが対立している可能性がある。
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