1984.10.18生まれと仮定した場合の 衛のバースチャート

天体位置表
太陽 てんびん座 24゜55'
かに座 27゜54'
水星 さそり座 0゜00'
金星 さそり座 27゜25'
火星 やぎ座 9゜01'
木星 やぎ座 6゜43'
土星 さそり座 16゜13'
天王星 いて座 11゜03'
海王星 いて座 29゜03'
冥王星 さそり座 1゜47'
角度は、「度・分」で表示。
最後の R は、逆行を表す。


カスプ表
第1室(ASC) やぎ座 12゜51'
第2室 みずがめ座 22゜16'
第3室 おひつじ座 1゜53'
第4室(IC) おうし座 3゜47'
第5室 おうし座 28゜46'
第6室 ふたご座 20゜30'
第7室(DSC) かに座 12゜51'
第8室 しし座 22゜16'
第9室 てんびん座 1゜53'
第10室(MC) さそり座 3゜47'
第11室 さそり座 28゜46'
第12室 いて座 20゜30'
角度は、「度・分」で表示。
  1. 陰陽(19:7)、クオリティ(C15, F9, M2)、エレメント分析(水14,風5,地5,火2):
     意外にも、内面は極めて「女の子らしい」ことが示されている。水のエレメントが突出しており、火のエレメントが弱いことから、情熱的というよりは感情的な側面が強い。クオリティーから見るとカーディナルが強く、人から言われなくても自分から動くタイプだといえる。

  2. 主要惑星の位置:
     太陽が天秤座に位置していることは、自我が周囲との調和を重視していることを示し、社交的な側面が強い。
     月はその支配星である蟹座に位置している。このために月の持つ感受性・受動性あるいは気分のむらが強く現れやすい。
     知性を象徴する水星が火のサインを持つ蠍座に位置していることから、普段は冷静でも時として激情的になることも。
     金星も蠍座に入っていることで、好き嫌いの念が強く激しい傾向が出てくる。上の水星と合わせて考えると、恋愛関係で感情が爆発した時にはコントロールが利かなくなる可能性も。
     火星が山羊座に入っていることから、火星の象徴する暴力的なエネルギーは適度に無駄なく、目的達成に振り向けられる傾向がある。
     木星も山羊座に入っている。山羊座は土星に支配されていることから、木星の象徴する理想追及の欲望が抑制され、エネルギーは現実的かつ常識的な側面に振り向けられる。伝統的で因習的な一面も。
     土星が蠍座に入っているので、この星座の象徴する感情的な側面が抑制される傾向がある。特に無意識下でのネガティブな感情を抑圧する傾向が強く、恋愛に対する欲望をタブー視する感覚も強い。

  3. アスペクト:
     火星と木星がコンジャンクションすることで、火星の持つ攻撃的なエネルギーが強化される。勇気と肉体的なスタミナが強い。
     月と太陽がスクエアの位置にあることは、性格の中に衝突が多く、望むことと全く矛盾した行動を取る傾向があることを意味する。月と水星もスクエアの位置にあることから、感情と思考の間に分断が起こりやすく、これが上の傾向を加速している。一方、月は金星ともトラインを形成していることから、対女性の関係はスムーズであると予想される。
     水星は海王星とセクスタイル、冥王星とコンジャンクションの位置にある。ゆえにその知性は洞察力・推理力を持ち、それは同情的に用いられる傾向がある。

  4. アセンダンス:
     ASCが山羊座であることから、他人にはやや地味で保守的な印象を与えがち。責任感が強く、約束は守るタイプ。このため、支配星の土星が蠍座の特徴である情念・執着感情を抑圧する傾向が強く現れる。もっとも、火星が上昇していることから、この影響は弱められる可能性はある。

  5. ハウス:
     ハウス7に月が入っていることから、親密な人間関係の相手に「母親」の像を求める傾向がある。
     ハウス10に太陽・水星・金星・土星・冥王星が集まっていることから、基本的に社会的な評価を求める気持ちが強いことがうかがえる。しかしそれは水星と金星のバランスおよび土星の効果から考えて、常識に沿った形で実現を図るタイプといえよう。
     ハウス11の天王星の効果で、過激なかつ理想重視な宗教・思想団体に友人を求める可能性も否定しきれないが、ハウス10の星の効果を考えると、その実現可能性は低そうな気も。
     深層心理を表すハウス12に火星・木星・海王星が集まっている。解釈としては抑圧された攻撃性がポジティブシンキングに転換されているといったところか。
 


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