その6 自由研究のネタ
1)今回作ったラジオの他に、どんな方式(回路)のラジオがあるのか調べてみよう
(ヒント:「レフレックス」「スーパーヘテロダイン」「超再生」で検索)
2)市販のポリバリコンには足が3本出ているもの(スーパーヘテロダイン用)がある。これらの足2本を使って今回のラジオを作ると低い周波数の放送がチューニングできない。どうしてこういうことが起こるのか、調べてみよう
(ヒント:並列共振回路の共振周波数は、コンデンサの容量が小さくなるほど高くなる)。
3)コイルの巻数(多い方)を変えると、一体どうなるのだろう?友達と一緒に何台か作って比べてみよう(ヒント:巻数が増えるとコイルのインダクタンスは大きくなる)。
4)この本に出ている実体配線図よりも、もっとよい配線方法はないだろうか?
(ヒント:高周波回路は、できるだけ短い距離で部品をつなげた方がよい)。
5)もっと大きな音で聞くには、どうすればいいだろう
(たとえば「スピーカーを鳴らす」とか)。
6)放送の聞こえかたは、毎日同じだろうか。また、同じ日でも時間が変わるとどうだろうか。 天気によって聞こえ方は変わる?
7)ニュース番組で取り上げられた話は、日本ではどれくらい報道されているだろうか
(たとえば、ロシアへの大手自動車企業の進出とか、ベトナムのWTO加盟とか)。
8)Voice Of America(http://www.voanews.com/english/portal.cfm) には、外国人向けに簡単な単語だけを使い、ゆっくりと説明するニュース番組「Special English」がある(webでも聴くことができる)。これを使って英語のヒアリングの練習をしてみよう。
9)
中波ラジオのバーアンテナコイルをFCZコイルに入れ替えると、短波が受信できそうな気がする。これに使用したICは大体、3Mhzぐらいで増幅力が落ちてしまうのだが、実際に組み立ててテストしてみたところ、夜になって電波が強くなってくると、7MH帯でも何かは受信できているようだ。ただし、「その4」で作った再生式ラジオを比べると、選択度はあまりよくない(強い局がかなりの同調範囲で聞こえてしまう)。興味がある人は両方作って、聞こえ方を比べてみよう。