七瀬留美の性格判断

（解釈）

　陰陽は12:14と、ほぼ均衡している。クオリティは(C8:F14:M4）で、他人には流されないが、多少、頑固な側面がある。。エレメントは、火風地水が9:5:3:9で、目の前の現実よりは自分の直感を信じるタイプ。

　太陽は獅子座。この星座の人は良くも悪くも誇り高く、自己顕示欲が強いとされる。しかし生まれつき自信に満ちている訳ではなく、むしろ内面は繊細で内気な要素を持っている。他人に認めてもらいたいという願望が、目立った行動に走らせている。七瀬のケースでは太陽が水星と獅子座でコンジャンクションしているため、このような性格がコミュニケーションの場においても表立って出やすい。また思考も獅子座の影響で自己中心的になりがちで、他人の考えや意見に対する反応が鈍い傾向にある。

　月は蠍座にあり、性格的には誠実なのだが、自尊心が強く、時として辛辣。これが太陽とスクエアの位置にあることは、無意識的な欲望と、自我によって把握された自分の間に葛藤が存在することを暗示する。蠍座は冥王星により支配されることから、これが時として、自分でも理解できないような行動を引き起こす暗示も。

　月・金星・火星はそれぞれ60度ずつ離れて並んでいることから、それぞれの惑星の間にエネルギーがスムーズに流れる。金星は乙女座にあることから、恋愛面は純愛志向が強く、相手にも完全を求める傾向が強い。月と金星のアスペクトは、情緒と美的感覚が豊かな「女性的」な要素を示す。また金星は海王星とスクエアの関係にある。海王星は高度な理想を象徴することから、このアスペクトは恋愛面であまりに高い理想を求めすぎて、不満を抱える結果になりがちなことを暗示する。

　火星の激しいエネルギーは蟹座的な色合いを帯びるため、自分や愛するものを守るために振り向けられる。火星と金星のアスペクトから見ても、「愛する人のためなら、どんな犠牲を払ってもいい」という激しさを内に秘めている。 普段はバランス感覚溢れる金星の影響を受けているため、むしろ家庭的な性格が強く現れるのだが、一旦、火星のエネルギーが全開にされると、感情的かつ不合理な行動に出る暗示も。

　木星と土星は天秤座でコンジャンクションしており、これは20年に1回生じる世代的なもの。意味としては広い交友関係を持ちたいという欲求と、深く他人と関わることに対する恐れを象徴する。ただし、これらの惑星はパーソナルプラネットとアスペクトを作っていないために、どちらかというと太陽や月の象徴する性格が強く表に現れる。

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