・川澄舞の バースチャート。
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#表の見方は「 占星術による性格判断の原理」を参考。
(解釈)
陰陽のバランスは9:17と男性的な要素が強い。クオリティは(C8:F17:M1)と融通がきかず、頑固な面を示す。エレメントは火風地水が1:16:3:6であり、思考とスピードを重視するタイプ。
サンサインは水瓶座。一般にこの星座生まれの人は、他人に対して友好的だがクール、かつ独創的で精神の自由を重視するが、一面で協調性に欠ける。舞のケースでは水星・火星もこの星座に入っていることから、とりわけこのような性格が強調される。この太陽は、天秤座の中でコンジャンクションしている木星と土星の2惑星とトラインの位置関係にある。天秤座は人間関係の調和を象徴し、その中で拡大と抑制のエネルギーが衝突している。これは周囲とうまく付き合って行きたいが、一面で他人に対する恐れもあるといった事情を暗示する。ただし、太陽とのアスペクトから見る限りでは、基本的には自己肯定的であり、困難を前にしても、投げ出さずに前に進もうとする性格の持ち主だとはいえる。
深層心理を象徴する月が蠍座に入っている。本来、感情のエネルギーは有り余るほど持っているのだが、それを表面に出すのを恐れる傾向がある。一方で神秘的なものに対する感覚は鋭い。この月は山羊座の金星とセクスタイル、水瓶座の火星とスクエアに位置する。このために金星が象徴する恋愛面では(山羊座の支配星である土星の作用により)現実的かつムードに欠け、また(蠍座の作用により)欲望の抑圧傾向が強くなる。さらに金星は冥王星とスクエアの位置にあることから、この傾向はより強く現れる。
火星と水星は水瓶座の中でコンジャンクションしている。このために頭の回転が速く、反射神経もよい。ただし水星は天王星とスクエアに位置するため、(水瓶座を支配する)天王星のエキセントリックな側面が悪い方に現れがちになる。しかもそれは火星の暴力的な力とダイレクトに結びつくので、一歩間違うと、破壊的な行動に出ることもある。しかも月と火星がスクエアに位置していることから、本当は臆病なのに、破れかぶれになって大胆な行動に出てしまうことがある。
ただし、一面で火星と水星は海王星とセクスタイル、冥王星とトラインのイージーアスペクトを取っている。このため、知性と力は他人の幸せや、隠された真実を暴くために使おうとする欲求も強い。
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