西洋占星術による「MOON.」キャラクターの性格分析

猿元 / MFRI

分析方法
 主要キャラクターのうち、天沢郁未についてはテキスト中に「昭和54年1月13日生まれ、山羊座のO型」という台詞がある。しかし巳間晴香と名倉由依については年齢設定(17歳と16歳)しか行われていない様子で、正確な誕生日は不明である。 なお、ホロスコープの作成には「 AstroLogia 」を使用した。


天沢郁未の性格分析

・天沢郁未(1979年1月13日生まれ)の バースチャート

C牡羊座天秤座山羊座蟹座
F獅子座水瓶座牡牛座蠍座
M射手座双子座乙女座魚座
   
Cなし 太水火
Fなし なし
M金海 なし なし

#表の見方は「 占星術による性格判断の原理」を参考。

(解釈)

 陰陽は19:7クオリティは(C17:F3:M6)。 エレメントは火風地水が6:1:13:6。特に山羊座が強いチャートで、現実的かつ自己抑制的な傾向が強い。外向感覚型であり、具体的状況を捉えていれば、どんな問題でも解決できるという実践的な態度を持っている。

 太陽と火星が山羊座でコンジャンクションしており、蟹座の月と衝。これらが天秤座の冥王星とTスクエアを形成している。太陽と火星の位置から見ると、野心家だが現実感覚が強く、忍耐力も強い。現実的な目標に対して積極的に取り組む姿勢を理想だと考えており、かつその素質もある。一方、月の位置から見ると、内面的には母性的かつ共感性が高いが、デリケートで心が不安定な側面が強い。積極的に表舞台に出るというよりは、地味に裏方を務める方。冥王星とのスクエアから判断すると、通常は太陽に象徴される性格が表に出て、月が象徴する部分の多くは無意識下に追い込まれているが、抑圧によって性格の不安定さが拡大される傾向にある。またこのカーディナルTスクエアは、主に対人関係の場における「私」の存在意味を追い求めていることを暗示している。

 金星は射手座で、これが獅子座の木星とセクスタイル。射手座の支配星は木星であることから、金星は木星の性質を強く帯びる。愛情面ではオープンで親切かつ外向的。同情心も厚く、社交性もある。

 水星も山羊座であることから、現実重視で、保守的で浮ついたところのない考え方を尊重するが、これは他人からいいかげんな人と思われたくないという思いから来ているだろうことが、乙女座の土星から推測される。


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